サステナビリティ
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/ 原文長 約4848文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは,「技術をもって社会の発展に貢献する」「人材こそが最大かつ唯一の財産である」を経営理念に掲げ,1853年の創業以来,時代時代における社会課題の解決に貢献してきました。持続可能な社会の実現と企業として持続的に成長することを目指し,変わりゆく社会課題に向き合い,従前以上に自然環境や社会に配慮しながら,その解決に事業機会を見出すことを「IHIグループのESG経営」として,2021年11月に表明しました。 当社グループでは,地球環境とそこに暮らす人びとが持続可能であるために,未来世代も含めたあらゆる人びとが,豊かに安心して暮らすことができる社会―「自然と技術が調和する社会」を創ることをありたい姿としています。そのために,「気候変動への対策」,「人権の尊重」,「多様な人財の活躍」,「ステークホルダーからの信頼の獲得」を優先的に取り組むべき重要な課題として特定しました。 なお,文中の将来に関する事項は,当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)ガバナンス 当社グループは,持続可能な社会を実現するために,環境と社会に対する貢献と責任,それらを実現するためのガバナンスに関して,明確な価値観を示した「ESG経営」を行なう必要があると考えています。 「ESG経営」において重要と考える事項を重要課題として特定し,取組み方針,推進体制及び実行計画について協議・決定する場として,ESG経営推進会議を設置しています。ESG経営推進会議はCEOが議長を務め,執行役員以上の全役員を構成員として,原則年2回開催しています。 環境,人権やコンプライアンスなど,全社に通じる課題については,適宜,全社委員会を設置することで,委員会で審議・決定した方針が各部門の具体的な施策に反映される体制にしています。これら会議や委員会における議論のうち,経営上の重要な意思決定に関わるものについては,経営執行における意思決定機関である経営会議での審議を経て,取締役会に付議しています。 また,ESG経営の推進を目的として,取締役(社外取締役を除く)の業績連動賞与の評価指標である役員ごとのミッションに応じた個別評価指標に,温室効果ガスの削減,従業員エンゲージメントの向上,ダイバーシティ,エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進の取組みを含めています。…
研究開発活動
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/ 原文長 約2837文字
6【研究開発活動】 当社グループ(当社及び連結子会社)は,「グループ経営方針2023」に基づき,IHIグループの技術と叡智でお客さま・産業・社会が抱える課題の解決を目指すべく,研究開発に取り組んできました。事業部門である,資源・エネルギー・環境,社会基盤,産業システム・汎用機械,航空・宇宙・防衛の各セグメントは,製品の競争力強化,及び今後の事業拡大・創造につながる研究開発を推進し,本社部門である戦略技術統括本部,技術開発本部,高度情報マネジメント統括本部,並びに事業開発統括本部は,相互に密接に連携・協力し,基礎的な研究開発から事業拡大・創造の足掛かりとなる研究開発を推進しています。加えて,国内外の企業,大学や研究機関との産学官連携による共同研究にも積極的に取り組んでいます。 「グループ経営方針2023」では,成長事業として航空エンジン・ロケット分野,育成事業としてアンモニアなどのクリーンエネルギー分野,中核事業として資源・エネルギー・環境,社会基盤,産業システム・汎用機械分野の3つの区分を定義し,リソース配分を最適化しながら,研究開発に取り組んでいます。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は 393 億円であり,そのうち,成長事業と育成事業創出に向けた研究開発費は250億円です。なお,成長事業と育成事業に係る研究開発費は,事業との関連状況に応じて,関係する事業部門及び本社部門を横断して発生しています。 各セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりです。 (1)資源・エネルギー・環境 資源・エネルギー・環境事業領域では,グループの中核を担うカーボンソリューション,原動機,原子力の各分野において,ライフサイクルやバリューチェーンを意識した事業の拡大を目指しています。資源・エネルギー・環境事業領域と事業開発統括本部,戦略技術統括本部並びに技術開発本部では,今後,成長が期待されるクリーンエネルギー分野への投資を進めており,特に燃料アンモニアについては,既存の石炭火力発電設備のアンモニア燃料転換への実証を進め,アンモニア専焼ガスタービンの開発なども含め,早期の実現に向けて取り組んでいます。 当連結会計年度の主な成果として,碧南火力発電所における大規模な燃料転換技術の確立に向けたアンモニア転換実証事業の着手,2030年までにアンモニア専焼ガスタービン燃焼システム技術開発を目指すIHIとGE Vernova間の協業合意,インド火力発電所におけるアンモニア燃焼技術適用に向けた燃焼試験の開始,火力発電用ボイラ向け専焼バーナのアンモニア火炎可視化の成功などがあります。…
設備投資等の概要
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/ 原文長 約2357文字
2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末における当社グループ(当社及び連結子会社)の主要な設備の状況は,以下のとおりです。 (注)以下の表に記載の金額は単位未満を四捨五入表示しています。 (1)提出会社 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 使用権資産 その他 (注1) 合 計 相生工場 (兵庫県相生市) 資源・ エネルギー ・環境 ボイラ・ 貯蔵設備 生産設備 1,030 1,541 194 (229) 169 2,941 364 横浜工場 (横浜市磯子区) 資源・ エネルギー ・環境 原子力機器・ 航空エンジン 生産設備 2,664 1,468 1,106 (227) 274 1,151 6,663 275 瑞穂工場 (東京都西多摩郡) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 4,327 3,596 2,321 (201) 914 4,287 15,445 1,471 相馬工場 (福島県相馬市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 5,035 5,410 3,597 (374) 14,162 13,276 41,480 901 呉第二工場 (広島県呉市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 生産設備 1,370 1,253 57 (48) 694 214 3,588 474 鶴ヶ島工場 (埼玉県鶴ヶ島市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 整備設備 7,336 3,023 7,105 (136) 2,063 462 19,989 258 本社 (東京都江東区他) (注2,3) その他 その他設備 16,953 6,017 8,119 (129,926) 43,304 156,343 230,736 3,270 (注)1. 帳簿価額のうち「その他」は,投資不動産,工具器具備品,ソフトウェア及び建設仮勘定の合計です。 2. 本社の土地の帳簿価額には,愛知県知多市所在,鹿児島市所在及びブラジル国内保有土地等を含みます。 3. 帳簿価額には社会基盤セグメントに属する資産(主に投資不動産)の帳簿価額137,133百万円を含みます。…