株式会社IHI

証券コード: 7013 / 対象年度: 2024 / 提出日: 2024-06-26
業種 機械

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械、航空・宇宙・防衛の4つの主要事業を展開する総合重工業メーカーです。航空エンジンやロケット、クリーンエネルギー(アンモニア等)への投資を強化しており、技術力を活かして多岐にわたる製品・サービスを提供しています。

主な事業領域

資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械、航空・宇宙・防衛の4つの主要事業を展開。航空エンジンやロケット、クリーンエネルギー分野での成長を重視する。

主な製品・サービス

  • 原動機(陸用・舶用)
  • カーボンソリューション(ボイラ、貯蔵設備)
  • 原子力機器
  • 橋梁・水門
  • 交通システム
  • シールドシステム
  • コンクリート建材
  • 都市開発
  • 車両過給機
  • 回転機械
  • 熱・表面処理
  • 運搬機械
  • 物流・産業システム
  • 航空エンジン
  • ロケットシステム・宇宙利用
  • 防衛機器システム

ビジネスモデル

製造、販売、サービス提供のほか、ライフサイクルを通じた価値提供とバリューチェーン構築による付加価値向上により収益を得る。

セグメント・事業構成

1.資源・エネルギー・環境、2.社会基盤、3.産業システム・汎用機械、4.航空・宇宙・防衛。その他(通信・電子等)を含む。

戦略・方向性

「グループ経営方針2023」に基づき、成長事業(航空エンジン・ロケット)、育成事業(クリーンエネルギー/アンモニア)、中核事業の変革を推進。ESG経営を軸にデジタル基盤強化と人財育成を行う。

強みとして読み取れる点

  • 高度な技術力を背景とした多岐にわたる製品群
  • 航空エンジンやロケットにおける高い技術力
  • アンモニア燃料などのクリーンエネルギー分野での世界的なリード

課題として読み取れる点

  • 一部の事業(原動機)における不適切な記録修正への対応と信頼回復
  • 特定の航空エンジンに関する追加検査プログラムによる損失計上
  • 変動する自動車市場や地政学的リスクへの対応

確認ポイント

  • 航空・宇宙・防衛分野での成長加速の推移
  • クリーンエネルギー(アンモニア)バリューチェーン構築の進捗
  • コンプライアンス体制の強化と信頼回復の進捗

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、経営戦略、課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

コンプライアンス面では、子会社の機械式駐車装置における独占禁止法違反の疑いによる調査や、船舶・陸上用エンジンの試運転記録への不適切な修正が判明しており、これらに対する再発防止策の徹底と信頼回復が課題。事業運営面では、地政学リスク(中東、ウクライナ、台湾等)や経済安全保障に伴うサプライチェーン制約、為替・金利動向による財務影響、および大型プロジェクトにおけるコスト超過や納期遅延のリスクがある。また、PW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラムに伴う費用負担や、原材料価格の変動、人財不足への対応が求められている。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

航空エンジン、ロケット、クリーンエネルギー(特にアンモニア)を成長・育成の柱とし、既存事業の効率化で捻出した資源を戦略的に再配分する。過去の不備に対するガバナンス強化と、カーボンニュートラルへの対応が中長期的な競争力の源泉となる。

成長方針

「グループ経営方針2023」に基づき、航空エンジン・ロケット分野を成長事業、アンモニア等のクリーンエネルギー分野を育成事業、その他を中核事業と定義。資源配分を大胆にシフトし、カーボンニュートラルへの対応や防衛・宇宙分野の拡大を推進。

資本政策

安定配当を基本方針として連結配当性向30%を目指す。成長・育成事業への投資と、株主還元のバランスを取りながら、資本コストの最小化と効率的な資金調達(サステナブル・ファイナンス等)を実施。

リスク対応方針

リスク管理を経営最重要課題とし、コンプライアンス、品質保証、経済安全保障、人権尊重、情報セキュリティ等の重点項目を設定。過去の不適切事案に対する再発防止策の徹底と、地政学リスクやサプライチェーン寸断への対応体制(BCP)を強化。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

IHIは航空エンジン、ロケット、クリーンエネルギー(特にアンモニア)の分野で強力な技術基盤を持ち、戦略的な資源配分により成長・育成事業への投資を加速させている。一部の製品に関する品質管理上の課題や一時的な損失計上はあるものの、カーボンニュートラルと防衛分野での強固なポジションを確立しており、DXによる生産性向上も推進している。

設備投資の方向性

成長事業(航空エンジン・ロケット)および育成事業(クリーンエネルギー、特にアンモニアバリューチェーン)への大胆な資源シフトと設備投資の強化。また、既存の中核事業におけるDX推進による生産性向上。

研究開発・商品開発

研究開発費393億円を投入。特に成長・育成分野(250億円)に重点配分。燃料アンモニアの燃焼技術、ガスタービン開発、e-メタン製造、カーボンニュリートランスフォーメーションに向けた高度な技術開発を実施。

投資・変化テーマ

  • アンモニアバリューチェーン
  • 航空エンジン・ロケット
  • カーボンニュートラル技術
  • 水素推進技術
  • 防衛装備品
  • インフラメンテナンス

関連キーワード

  • 燃料アンモニア
  • ガスタービン
  • e-メタン
  • バイオマス
  • 高度情報マネジメント
  • DX
  • 自動化
  • 航空機エンジン
  • ロケットシステム
  • カーボンソリューション

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2023-04-01 〜 2024-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2024-06-26

財務情報

業績

収益

1.32兆円
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収益
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営業利益

-701.38億円
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-722.8億円
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-682.14億円
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財政状態・流動性

総資産

2.1兆円
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資本

4,022.68億円
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親会社所有者帰属持分

3,759.89億円
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現金及び現金同等物

1,388.05億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+621.17億円
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-25.69億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
relation state
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

-899.06億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
正式ラベル
経常利益又は経常損失
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確認事項

開示上の確認事項

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文書情報を確認
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S100TTMU
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2023-04-01 〜 2024-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約2845文字

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(連結子会社143社,持分法適用関連会社28社(2024年3月31日現在))においては,資源・エネルギー・環境,社会基盤,産業システム・汎用機械及び航空・宇宙・防衛の4つの事業を主として行なっており,その製品は多岐にわたっています。各事業の主な事業内容及びグループ各社の位置付け等は次のとおりです。 なお,次の4事業は第5「経理の状況」1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記「6.セグメント情報」に記載の報告セグメントの区分と同一です。 (資源・エネルギー・環境) 当事業においては,原動機(陸用原動機プラント,舶用原動機),カーボンソリューション(ボイラ,貯蔵設備),原子力(原子力機器)等の製造,販売,サービスの提供等を行なっています。 [主な関係会社] ㈱IHIプラント,寿鉄工㈱,㈱IHI原動機(注①),ニコ精密機器㈱,青森プラント㈱, JURONG ENGINEERING LIMITED及びその子会社19社(注②),ISHI POWER SDN.BHD., PT IHI POWER SERVICE INDONESIA,NIIGATA POWER SYSTEMS(SINGAPORE)PTE. LTD., IHI E&C International Corporation及びその子会社1社, IHI POWER SYSTEM MALAYSIA SDN.BHD.,Steinmüller Engineering GmbH及びその子会社1社, IHI Power System(Thailand)Co.,Ltd.,IHI Power Generation Corporation及びその子会社4社, IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.,IHI Terrasun Solutions Inc.,IHI Energy Solutions Inc., 他1社 (社会基盤) 当事業においては,橋梁・水門,交通システム,シールドシステム,コンクリート建材,都市開発(不動産販売・賃貸)等の製造,販売,サービスの提供等を行なっています。なお当連結会計年度より,セグメント名称を 「 社会基盤・海洋 」 から 「 社会基盤 」 へ変更しています 。 [主な関係会社] ㈱IHIインフラシステム,㈱IHIインフラ建設,㈱IHI建材工業,ジャパントンネルシステムズ㈱, ㈱三越,新潟トランシス㈱,JIMテクノロジー㈱, IHI INFRASTRUCTURE ASIA CO.,LTD.,IHI California Inc.,I&H Engineering Co.,Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3870文字

1【経営方針,経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針,経営環境及び対処すべき課題等は,以下のとおりです。 なお,文中の将来に関する事項は,当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは,社会とともに発展するよき企業市民であることを第一義とし「技術をもって社会の発展に貢献する」,「人材こそが最大かつ唯一の財産である」との経営理念のもと,「自然と技術が調和する社会を創る」ことを将来のありたい姿とするESG経営を推進しています。人権を尊重し,多様な人財が活躍する企業風土を原動力として,事業活動を通じて気候変動問題を解決することで,サステナブルな社会の実現を目指していきます。 (2)会社の経営戦略及び経営指標 当社グループは,2023年度を初年度とする3か年の中期経営計画「グループ経営方針2023」に基づき,持続的な高成長を実現する事業変革をより具体的かつ本格的に進めると同時に,劇的な環境変化へ対応可能な企業体質への変革を加速していきます。 「グループ経営方針2023」の取り組み,経営目標 ① 持続的な高成長を実現する事業の変革 事業を通じて社会課題を解決し,社会と当社グループの持続的な高成長を両立するためには,お客さま事業のライフサイクルを通じた価値の提供と,バリューチェーン全体を構築することによる価値の向上が重要となります。「グループ経営方針2023」では,事業を次の3つに区分し,いずれについてもライフサイクルとバリューチェーンを強く意識しながら取り組んでいきます。 a. 成長事業:航空エンジン・ロケット分野 航空エンジン・ロケット分野は,当社グループの成長を牽引する事業と位置付けました。 航空旅客需要増加に伴う民間向け航空エンジン事業の拡大を基盤としつつ,防衛力の抜本的強化の政府方針を受けて防衛事業を拡大させると共に,長期的な成長ドライバーとして宇宙事業を推進することで,持続的な成長を目指します。カーボンニュートラルに向けた電動化・水素推進の技術開発や,民間・防衛における技術・経験のシナジーによる新たな事業創出にも取り組んでいきます。 b. 育成事業:クリーンエネルギー分野 クリーンエネルギー分野は,航空エンジン・ロケット分野と双璧をなし,当社グループの成長を牽引する事業に育成すべく取り組んでいきます。 当社グループはアンモニアの燃焼技術において世界をリードする位置にありますが,今後は,貯蔵や輸送も含めたアンモニアバリューチェーン全体を構築し価値向上を図ることで,社会やお客さまに貢献できるように努めます。また,燃料製造プロジェクトへの投資など,新たなビジネスモデルの構築にも取り組んでいきます。 c.…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3870文字

1【経営方針,経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針,経営環境及び対処すべき課題等は,以下のとおりです。 なお,文中の将来に関する事項は,当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは,社会とともに発展するよき企業市民であることを第一義とし「技術をもって社会の発展に貢献する」,「人材こそが最大かつ唯一の財産である」との経営理念のもと,「自然と技術が調和する社会を創る」ことを将来のありたい姿とするESG経営を推進しています。人権を尊重し,多様な人財が活躍する企業風土を原動力として,事業活動を通じて気候変動問題を解決することで,サステナブルな社会の実現を目指していきます。 (2)会社の経営戦略及び経営指標 当社グループは,2023年度を初年度とする3か年の中期経営計画「グループ経営方針2023」に基づき,持続的な高成長を実現する事業変革をより具体的かつ本格的に進めると同時に,劇的な環境変化へ対応可能な企業体質への変革を加速していきます。 「グループ経営方針2023」の取り組み,経営目標 ① 持続的な高成長を実現する事業の変革 事業を通じて社会課題を解決し,社会と当社グループの持続的な高成長を両立するためには,お客さま事業のライフサイクルを通じた価値の提供と,バリューチェーン全体を構築することによる価値の向上が重要となります。「グループ経営方針2023」では,事業を次の3つに区分し,いずれについてもライフサイクルとバリューチェーンを強く意識しながら取り組んでいきます。 a. 成長事業:航空エンジン・ロケット分野 航空エンジン・ロケット分野は,当社グループの成長を牽引する事業と位置付けました。 航空旅客需要増加に伴う民間向け航空エンジン事業の拡大を基盤としつつ,防衛力の抜本的強化の政府方針を受けて防衛事業を拡大させると共に,長期的な成長ドライバーとして宇宙事業を推進することで,持続的な成長を目指します。カーボンニュートラルに向けた電動化・水素推進の技術開発や,民間・防衛における技術・経験のシナジーによる新たな事業創出にも取り組んでいきます。 b. 育成事業:クリーンエネルギー分野 クリーンエネルギー分野は,航空エンジン・ロケット分野と双璧をなし,当社グループの成長を牽引する事業に育成すべく取り組んでいきます。 当社グループはアンモニアの燃焼技術において世界をリードする位置にありますが,今後は,貯蔵や輸送も含めたアンモニアバリューチェーン全体を構築し価値向上を図ることで,社会やお客さまに貢献できるように努めます。また,燃料製造プロジェクトへの投資など,新たなビジネスモデルの構築にも取り組んでいきます。 c.…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約6695文字

4【経営者による財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は,欧州経済は金融引き締めやエネルギー情勢の影響等を受けて低迷,中国経済は不動産市場の停滞に伴い減速した一方で,米国経済は金融引き締めが維持された環境の中でも底堅い雇用・所得環境に支えられ堅調に推移しました。わが国経済については,雇用・所得環境が改善する中で,世界的なインフレの影響は受けつつも,景気は緩やかに回復しています。 当社グループは,第2四半期連結会計期間において,出荷済みのPW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラム及び海外連結子会社における訴訟の和解合意により多額の損失を計上しました。 出荷済みのPW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラムについては,地上駐機(※)に対する補償費用や追加整備費用等の発生が見込まれますが,当第4四半期連結会計期間においてその前提条件に変更はありません。現在,プログラムパートナーとともに整備能力増強を図り,地上駐機数の低減に向けた対応を進めています。お客さまであるエアラインへの負担軽減及び信頼回復に取り組んでまいります。 (※)地上駐機:エンジン追加検査のための計画外エンジン取り下ろしに起因して機体が運航不能となること。 また,原動機事業で発生したエンジンの試運転記録に係る不適切行為については,対象となる製品を納入したお客さまに真摯に対応するとともに,原因究明や再発防止策の策定などを進めてまいります。 当社グループの主力事業である民間向け航空エンジンは,旅客需要の回復に伴って,エンジン本体及びスペアパーツ販売が堅調に推移しています。また,防衛装備品については,防衛力の抜本的強化の政府方針のもと,防衛予算が大きく増加しており,受注が拡大しています。今後見込まれる民間向け航空エンジンや防衛装備品の需要拡大に応えていくため,増産に向けた能力増強を進めるとともに,世界トップレベルの生産効率実現への取組みを推進しています。 車両過給機においては,自動車市場全体の傾向として,半導体部品等の供給制約改善や中国の販売促進策の影響もあり生産台数は年初予想を大きく上回る結果となりました。電気自動車の普及は進みつつあるものの,そのスピードは未だ流動的です。市場の変化に対応しながらも,当社グループは確実に需要に応えるため,事業構造改革を含め供給体制の維持・整備を進めています。 また,カーボンソリューション事業では,省エネ法改正による脱炭素電源導入の促進や,海外での再エネ技術の需要が増加の傾向にあります。燃料転換をはじめとしたお客さまプラントの価値向上への貢献とともに,ライフサイクルビジネスの拡大を図っています。…

セグメント関連

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2.「その他」の区分は,報告セグメントに含まれない事業で,検査・計測事業及び関連する機器等の製造,販売,その他サービス業等を含んでいます。 3.調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額は,セグメント間取引に関わる調整額△621百万円,各報告セグメントに配分していない全社費用△16,629百万円です。全社費用は,主に各セグメントに帰属しない一般管理費です。 (2)セグメント資産の調整額39,977百万円には,現金及び現金同等物,有形固定資産,その他の金融資産のうち,セグメント間の債権債務消去△199,966百万円,各報告セグメントに帰属しない全社資産239,943百万円が含まれています。その主なものは当社における現預金等の余資運用資産及び有価証券等です。 (3)減価償却費及び償却費の調整額は,各報告セグメントに配分していない減価償却費及び償却費です。 (4)資本的支出の調整額は,各報告セグメントに配分していない全社の資本的支出です。 4.セグメント利益又は損失(△)は,連結損益計算書の営業利益又は損失(△)と調整を行なっています。 (3)製品及びサービスに関する情報 報告セグメントと同一区分のため,記載を省略しています。 (4)地域別に関する情報 外部顧客への売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下のとおりです。 外部顧客への売上収益 外部顧客への売上収益の地域別内訳については,注記「28.売上収益」に記載のとおりです。 非流動資産 (単位:百万円) 前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日) 日本 545,251 546,601 北米 11,528 12,513 アジア 19,983 23,237 ヨーロッパ 22,604 23,758 その他 870 693 合計 600,236 606,802 (注)非流動資産は資産の所在地を基礎とし,国又は地域に分類しています。 また,金融商品,繰延税金資産及び退職給付に係る資産を含んでいません。 (5)主要な顧客に関する情報 主要な顧客に対する売上収益は以下のとおりです。 (単位:百万円) 顧客の名称又は氏名 関連する主な 報告セグメント 前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (一財)日本航空機エンジン協会 航空・宇宙・防衛 157,344 34,331 (注)当連結会計年度における(一財)日本航空機エンジン協会向けの売上収益は,出荷済みのPW1100G-JMエン ジンに関する追加検査プログラムの影響による減少を含んでいます。…

主要な顧客・販売先

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3. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 一般財団法人 日本航空機エンジン協会 157,344 11.6 34,331 2.6 4. 金額及び比率は単位未満を四捨五入表示しています。 (2)経営者による財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は,IFRSに準拠して作成されています。連結財務諸表の作成に当たり,見積りが必要となる事項については,合理的な基準に基づき,会計上の見積りを行なっています。 詳細については,第5「経理の状況」1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記「3.重要性のある会計方針」,及び注記「4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しています。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループ及びセグメントごとの経営成績の状況は(1)経営成績等の状況の概要の①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりです。 当社グループは,2023年度を初年度とする3か年の中期経営計画「グループ経営方針2023」に基づく取り組みを進めています。劇的な環境変化へ対応し,持続的な高成長を実現する事業へ変革するため,成長をけん引する航空エンジン・ロケット分野の成長事業と,将来の事業の柱として期待されるクリーンエネルギー分野の育成事業へ,経営資源を大胆にシフトし,重点的に投資を実行していきます。 成長事業である航空エンジン・ロケット分野では,今後確実に世界の航空機需要の伸びが予想される中で,民間向け航空エンジンにおける小型~大型・超大型クラスのベストセラーエンジンの開発・量産事業に参画しており,新製エンジンやアフターマーケットの需要拡大に応えていきます。また,成長が見込まれる防衛関連事業や宇宙関連事業の拡大を目指し,生産能力の強化や必要な技術開発を進めていきます。当連結会計年度においては,出荷済みのPW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラムによる損失を計上しましたが,民間向け航空エンジン事業は成長局面へ移行し,かつ防衛・宇宙/民間MRO(Maintenance Repair and Overhaul)も堅調に拡大しました。 育成事業であるクリーンエネルギー分野については,当社グループの技術力を活かしながら,燃料アンモニアに関する製造から貯蔵・輸送及び利活用に至るまでのバリューチェーンの構築を進め,カーボンフリーな世界の実現に貢献していきます。当連結会計年度においては,JERA碧南火力発電所にて世界初の燃料アンモニア20%転換の実証試験を開始するなど,燃料アンモニアバリューチェーン事業の開発が順調に進捗しました。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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3【事業等のリスク】 (1)リスク管理に関する当社グループの基本方針 当社グループでは,リスク管理を経営の最重要課題の一つととらえ,グループ全体で強化に取り組んでいます。 リスク管理の基本目的は,事業の継続,役員並びに従業員とその家族の安全確保,経営資源の保全,社会的信用の確保です。そして,次のとおり行動指針を定め,これに沿ったリスク管理を行なっています。 ①IHIグループの事業継続を図ること ②IHIグループの社会的評価を高めること ③IHIグループの経営資源保全を図ること ④ステークホルダーの利益を損なわないこと ⑤被害が生じた場合には,速やかに回復を図ること ⑥事態が発生した場合には,責任ある行動をとること ⑦リスクに関する社会的要請を反映すること (2)当社グループのリスク管理体制 当社グループでは,リスク管理全般にかかわる重要事項を検討する機関として,CEOを議長とするリスク管理会議を設置し,取り組み方針や年次計画,是正措置などの重要事項を検討しています。 重点的に対処すべきリスクを「IHIグループリスク管理活動重点方針」として定め,当社の各部門及び海外を含む関係会社は,この方針に沿って主体的・自立的にリスク管理活動を進めています。 グループ全体に共通するリスクについては,主に当社のコーポレート部門から構成されるグループリスク統括部門が専門性を活かした情報提供や教育を実施し,各部門のリスク管理活動を支援しています。また,内部監査部門は,グループのリスク管理体制の整備状況及び運用状況について監査を実施し,適正性確保に努めています。 また,強固なリスク管理を行なうため,内部監査部門・コーポレート部門・事業領域・事業部門(関係会社を含む)の役割と責任を明確化したリスク管理体制を構築しています。関係会社を含む事業部門は,リスクの特定と直接対応にあたり,事業領域は,事業部門のリスク管理活動に対する監視及び指示と,新しいリスクの予兆検知を担当します。当社のコーポレート部門は,事業部門,事業領域によるリスク管理活動に対する評価及び助言,未認識リスクへの注意喚起,新しいリスクの予兆検知,顕在化したリスク事象の水平展開を担当し,内部監査部門はそれらリスク管理機能の保証を担当します。 (3)2024年度のリスク管理活動 2024年度の「IHIグループリスク管理活動重点方針」では,重点テーマとして,次の事項について注力することとしています。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは,「技術をもって社会の発展に貢献する」「人材こそが最大かつ唯一の財産である」を経営理念に掲げ,1853年の創業以来,時代時代における社会課題の解決に貢献してきました。持続可能な社会の実現と企業として持続的に成長することを目指し,変わりゆく社会課題に向き合い,従前以上に自然環境や社会に配慮しながら,その解決に事業機会を見出すことを「IHIグループのESG経営」として,2021年11月に表明しました。 当社グループでは,地球環境とそこに暮らす人びとが持続可能であるために,未来世代も含めたあらゆる人びとが,豊かに安心して暮らすことができる社会―「自然と技術が調和する社会」を創ることをありたい姿としています。そのために,「気候変動への対策」,「人権の尊重」,「多様な人財の活躍」,「ステークホルダーからの信頼の獲得」を優先的に取り組むべき重要な課題として特定しました。 なお,文中の将来に関する事項は,当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)ガバナンス 当社グループは,持続可能な社会を実現するために,環境と社会に対する貢献と責任,それらを実現するためのガバナンスに関して,明確な価値観を示した「ESG経営」を行なう必要があると考えています。 「ESG経営」において重要と考える事項を重要課題として特定し,取組み方針,推進体制及び実行計画について協議・決定する場として,ESG経営推進会議を設置しています。ESG経営推進会議はCEOが議長を務め,執行役員以上の全役員を構成員として,原則年2回開催しています。 環境,人権やコンプライアンスなど,全社に通じる課題については,適宜,全社委員会を設置することで,委員会で審議・決定した方針が各部門の具体的な施策に反映される体制にしています。これら会議や委員会における議論のうち,経営上の重要な意思決定に関わるものについては,経営執行における意思決定機関である経営会議での審議を経て,取締役会に付議しています。 また,ESG経営の推進を目的として,取締役(社外取締役を除く)の業績連動賞与の評価指標である役員ごとのミッションに応じた個別評価指標に,温室効果ガスの削減,従業員エンゲージメントの向上,ダイバーシティ,エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進の取組みを含めています。…

研究開発活動

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6【研究開発活動】 当社グループ(当社及び連結子会社)は,「グループ経営方針2023」に基づき,IHIグループの技術と叡智でお客さま・産業・社会が抱える課題の解決を目指すべく,研究開発に取り組んできました。事業部門である,資源・エネルギー・環境,社会基盤,産業システム・汎用機械,航空・宇宙・防衛の各セグメントは,製品の競争力強化,及び今後の事業拡大・創造につながる研究開発を推進し,本社部門である戦略技術統括本部,技術開発本部,高度情報マネジメント統括本部,並びに事業開発統括本部は,相互に密接に連携・協力し,基礎的な研究開発から事業拡大・創造の足掛かりとなる研究開発を推進しています。加えて,国内外の企業,大学や研究機関との産学官連携による共同研究にも積極的に取り組んでいます。 「グループ経営方針2023」では,成長事業として航空エンジン・ロケット分野,育成事業としてアンモニアなどのクリーンエネルギー分野,中核事業として資源・エネルギー・環境,社会基盤,産業システム・汎用機械分野の3つの区分を定義し,リソース配分を最適化しながら,研究開発に取り組んでいます。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は 393 億円であり,そのうち,成長事業と育成事業創出に向けた研究開発費は250億円です。なお,成長事業と育成事業に係る研究開発費は,事業との関連状況に応じて,関係する事業部門及び本社部門を横断して発生しています。 各セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりです。 (1)資源・エネルギー・環境 資源・エネルギー・環境事業領域では,グループの中核を担うカーボンソリューション,原動機,原子力の各分野において,ライフサイクルやバリューチェーンを意識した事業の拡大を目指しています。資源・エネルギー・環境事業領域と事業開発統括本部,戦略技術統括本部並びに技術開発本部では,今後,成長が期待されるクリーンエネルギー分野への投資を進めており,特に燃料アンモニアについては,既存の石炭火力発電設備のアンモニア燃料転換への実証を進め,アンモニア専焼ガスタービンの開発なども含め,早期の実現に向けて取り組んでいます。 当連結会計年度の主な成果として,碧南火力発電所における大規模な燃料転換技術の確立に向けたアンモニア転換実証事業の着手,2030年までにアンモニア専焼ガスタービン燃焼システム技術開発を目指すIHIとGE Vernova間の協業合意,インド火力発電所におけるアンモニア燃焼技術適用に向けた燃焼試験の開始,火力発電用ボイラ向け専焼バーナのアンモニア火炎可視化の成功などがあります。…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末における当社グループ(当社及び連結子会社)の主要な設備の状況は,以下のとおりです。 (注)以下の表に記載の金額は単位未満を四捨五入表示しています。 (1)提出会社 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 使用権資産 その他 (注1) 合 計 相生工場 (兵庫県相生市) 資源・ エネルギー ・環境 ボイラ・ 貯蔵設備 生産設備 1,030 1,541 194 (229) 169 2,941 364 横浜工場 (横浜市磯子区) 資源・ エネルギー ・環境 原子力機器・ 航空エンジン 生産設備 2,664 1,468 1,106 (227) 274 1,151 6,663 275 瑞穂工場 (東京都西多摩郡) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 4,327 3,596 2,321 (201) 914 4,287 15,445 1,471 相馬工場 (福島県相馬市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 5,035 5,410 3,597 (374) 14,162 13,276 41,480 901 呉第二工場 (広島県呉市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 生産設備 1,370 1,253 57 (48) 694 214 3,588 474 鶴ヶ島工場 (埼玉県鶴ヶ島市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 整備設備 7,336 3,023 7,105 (136) 2,063 462 19,989 258 本社 (東京都江東区他) (注2,3) その他 その他設備 16,953 6,017 8,119 (129,926) 43,304 156,343 230,736 3,270 (注)1. 帳簿価額のうち「その他」は,投資不動産,工具器具備品,ソフトウェア及び建設仮勘定の合計です。 2. 本社の土地の帳簿価額には,愛知県知多市所在,鹿児島市所在及びブラジル国内保有土地等を含みます。 3. 帳簿価額には社会基盤セグメントに属する資産(主に投資不動産)の帳簿価額137,133百万円を含みます。…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

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3【配当政策】 当社は,多様な社会課題の解決にお客さまと共に取り組むことにより,企業価値の向上を図り,持続可能な社会の実現に貢献していくことを経営方針としています。 この経営方針の下,配当については,安定的に実施することを基本に,当社グループの成長に応じて,持続的に増加することを目指します。 配当金額については,企業価値の向上のための投資と自己資本の充実,強化などを総合的に勘案しつつ,連結配当性向30%程度を目安としてまいります。 年間の配当回数は,中間配当及び期末配当の2回を基本的な方針としており,配当の決定機関は,中間配当は取締役会,期末配当は定時株主総会です。なお,定款において,「取締役会の決議によって,毎年9月30日を基準日として,中間配当を行なうことができる。」旨を定めています。 当期の配当金については,当事業年度の業績並びに今後の事業展開等を勘案し,1株当たり中間配当50円,期末配当50円としています。内部留保については,経営基盤の一層の強化・充実並びに今後の事業展開に有効活用し,長期的に株主利益の向上に努めていきます。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2023年11月7日 取締役会決議 7,595 50 2024年6月26日 定時株主総会決議 7,595 50 (注) 金額は単位未満を四捨五入表示しています。

従業員の状況

抜粋表示 / 原文長 約2300文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2024年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) 資源・エネルギー・環境 6,434 社会基盤 2,396 産業システム・汎用機械 9,574 航空・宇宙・防衛 7,111 報告セグメント 計 25,515 その他 1,624 全社(共通) 1,098 合計 28,237 (注) 従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き,グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり,臨時従業員数については,従業員数の100分の10未満であるため記載していません。 (2)提出会社の状況 2024年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 7,840 41.8 16.6 8,364,344 セグメントの名称 従業員数(人) 資源・エネルギー・環境 1,832 社会基盤 100 産業システム・汎用機械 524 航空・宇宙・防衛 4,286 報告セグメント 計 6,742 その他 全社(共通) 1,098 合計 7,840 (注)1. 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き,社外から当社への出向者を含む。)であり,臨時従業員数については,従業員数の100分の10未満であるため記載していません。 2. 平均年間給与は,賞与及び基準外賃金を含んでいます。 (3)多様性に関する指標 女性活躍推進法,育児・介護休業法の規定に基づく,当連結会計年度の多様性に関する指標は,以下のとおりです。 会社名 管理職に占める女性従業員の割合(%) 従業員の男女の賃金の差異(%) 全従業員 従業員 臨時従業員 提出会社 5.3 65.9 76.6 35.4 IHI運搬機械㈱ 1.5 77.0 77.9 58.1 ㈱IHI原動機 1.3 67.9 70.5 34.3 ㈱IHI回転機械エンジニアリング 3.5 62.9 68.1 46.4 ㈱IHIビジネスサポート 8.1 64.6 81.2 49.3 ㈱IHIジェットサービス 0.9 45.8 59.7 22.5 ㈱IHIインフラシステム 69.7 78.2 47.0 ㈱IHIインフラ建設 64.2 68.5 56.8 ㈱IHIターボ 1.8 67.3 78.2 78.1 ㈱IHIエスキューブ 4.3 77.7 80.9 109.0 ㈱IHIアグリテック 6.3 80.7 84.5 76.1 ㈱IHIプラント 1.2 68.8 64.1 92.0 ㈱IHI物流産業システム 0.8 79.5 79.2 71.7 ㈱IHIキャスティングス 2.9 77.9 99.1 15.1 新潟トランシス㈱ 1.7 76.5 79.6 58.4 ㈱IHI検査計測 7.6 75.5 74.9 92.6 明星電気㈱ 4.0 81.…

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約6633文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① 企業統治の体制 (ア)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は,コーポレート・ガバナンスを,当社が本来有する力を最大限に発揮するように経営の効率性を高め,持続的成長と企業価値の最大化を担保するシステムと定義しています。当社は,この実現のため,経営監視監督機能と業務執行機能を明確に区分して企業内意思決定の効率化と適正化を図るとともに,関連諸規定の整備やそれを運用する体制を構築して,当社グループ全体における業務の適正を確保しています。 当社は,コーポレート・ガバナンスの不断の改善を進め,株主をはじめとするステークホルダーの皆さまに長期にわたって信頼され,ご愛顧いただくことを目指します。 当社は,次の基本方針に沿って,コーポレート・ガバナンスの充実に取り組みます。 ・株主の権利を尊重し,平等性を確保します。 ・株主をはじめとするステークホルダーとの適切な協働に努めます。 ・会社に関する情報を適切かつ積極的に開示し,ステークホルダーへの説明責任を果たすとともに,透明性を確保します。 ・取締役会,監査役及び監査役会が経営監視監督機能を充分に果たせるよう,それぞれの役割・責務を明確化します。 ・中長期的な株主の利益と合致する投資方針を有する株主との間で建設的な対話を行ないます。 (イ)企業統治の体制の概要 ・当社は監査役会設置会社であり,取締役の職務の執行を監査するため監査役5名(うち独立社外監査役3名)を選任しています。なお,監査役会の議長は常勤監査役の丸山 誠司です。監査役の氏名については,(2)役員の状況に記載のとおりです。 ・取締役会は,取締役12名(うち独立社外取締役4名)で構成され,当社経営上の重要事項及びグループ経営上の重要事項に関する意思決定を行なうとともに,取締役の職務執行について監督を行なっています。なお,独立社外取締役は,経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有する者及び高度な専門知識と多面的な経験を有する者を選任しており,業務執行を行なう経営陣から独立した立場にて,取締役会の意思決定に参加するとともに,当社経営に対して助言・提言を行なっています。なお,取締役会の議長は取締役会長の満岡 次郎です。取締役の氏名については,(2)役員の状況に記載のとおりです。 ・取締役会による経営に対する監視・監督機能の強化及び業務執行に関する意思決定の迅速化を図るため執行役員制度を導入しています。執行役員は,取締役会の決議をもって任命されています(23名,うち取締役兼務者7名)。最高経営責任者(CEO)は執行役員の職務を統括し,指揮監督するものとし,執行役員はこれに従い,担当職務を執行します。執行役員の氏名については,(2)役員の状況に記載のとおりです。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約854文字

5【経営上の重要な契約等】 技術導入契約 契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目 契約内容 契約期間 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 T700-401C, T700-701Cターボ シャフトエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1989年9月26日から 2025年4月30日まで 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 F110-129ターボ ファンエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1996年9月27日から 2030年4月30日まで 当社 Rolls-Royce Corporation 米国 T56-A ターボプロップ エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2008年11月7日から 2028年10月31日まで 当社 Rolls-Royce Corporation 米国 T56-A-427A ターボプロップ エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2019年9月16日から 2029年9月30日まで 当社 RTX Corporation 米国 F100ターボ ファンエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1978年5月18日から 2026年3月31日まで 当社 RTX Corporation 米国 F135ターボ ファンエンジン 契約品目の日本における非独占製造権 2013年10月17日から 2027年9月30日まで ㈱IHI回転機械 エンジニアリング (連結子会社) Turbo Systems Switzerland Ltd. スイス ターボ過給機 契約品目の日本における独占製造権 1998年9月24日から JV終了日まで ㈱IHIエアロ スペース (連結子会社) Lockheed Martin Corporation 米国 多連装ロケット システム 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1993年1月20日から 2033年8月31日まで

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約2764文字

(6)【大株主の状況】 2024年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂一丁目8番1号 23,366 15.38 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 8,589 5.65 NORTHERN TRUST GLOBAL SERVICES SE, LUXEMBOURG RE LUDU RE: UCITS CLIENTS 15.315 PCT NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 10 RUE DU CHATEAU D'EAUL-3364 LEUDELANGE GRANDDUCHY OF LUXEMBOURG (東京都中央区日本橋三丁目11番1号) 4,189 2.75 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 東京都中央区晴海一丁目8番12号 3,218 2.11 IHI共栄会 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 2,891 1.90 IHI従業員持株会 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 2,717 1.78 第一生命保険株式会社 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 2,703 1.77 住友生命保険相互会社 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 2,284 1.50 BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NEW YORK 10286 U.S.A. (東京都千代田区丸の内二丁目7番1号) 1,772 1.16 STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) 1,680 1.10 53,413 35.16 (注)1. 株式数及び持株比率は単位未満を切捨て表示しているため,各株主の合計と「計」で表示している値が一致しない場合があります。 2. 提出会社の所有株式数は2,777千株です。 3. 上記のうち,以下の所有株式は,当該各社の信託業務に係る株式です。 ・日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) ・株式会社日本カストディ銀行(信託口) ・みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 4.…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
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技術情報

分析バージョン
2024
使用モデル
gemma4:12b

このページについて

本ページは、有価証券報告書の内容をもとに自動生成した企業理解用のページです。 内容の正確性・完全性を保証するものではありません。

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