事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約842文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社10社(連結子会社4社、非連結子会社6社)並びに関連会社3社で構成されております。 主な事業内容は、天然ガスの開発から需要家へのガスの供給までをグループ内で一貫して行うガス事業、天然ガスの生産に付随するかん水を利用したヨウ素事業であります。当社グループの営んでいる事業内容と各社の位置付けは次のとおりであり、記載区分は事業の種類別セグメントと同一であります。 また、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 (1) ガス事業 当事業には、連結子会社2社(関東天然瓦斯開発㈱、大多喜ガス㈱)及び非連結子会社2社等が関わっており、主な事業としては関東天然瓦斯開発㈱が天然ガスの開発・採取・販売を、大多喜ガス㈱が都市ガスの供給・販売、LPガスの販売、圧縮天然ガスの製造・販売を行っております。 関東天然瓦斯開発㈱は、大多喜ガス㈱に対してガスを販売しております。 (2) ヨウ素事業 当事業には、連結子会社2社(関東天然瓦斯開発㈱、K&Oヨウ素㈱)が関わっており、関東天然瓦斯開発㈱がヨウ素の原料となるかん水の販売を、K&Oヨウ素㈱がヨウ素及びヨウ素化合物の製造・販売を行っております。 関東天然瓦斯開発㈱は、K&Oヨウ素㈱に対して、かん水を販売しております。 (3) その他 その他の事業には、連結子会社3社(関東天然瓦斯開発㈱、大多喜ガス㈱、㈱WELMA)及び非連結子会社6社(KNG AMERICA, INC.、ほか5社)等が関わっており、電気の供給・販売、土木工事やガスの販売に伴う配管工事等を行う建設事業、ガス機器等の販売、地熱井等の掘削事業、地質・水質調査事業、米国内における石油・ガス開発事業等を行っております。 当社グループを事業の種類別セグメントごとに図示すると次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2603文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 ロシアによるウクライナ侵攻等を受け、世界中でエネルギーセキュリティやエネルギーの安定供給に対する重要性が再認識されるなかでも、脱炭素社会の実現に向けた動きは引き続き加速しています。わが国においても、「GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向けた基本方針」のもと、2050年カーボンニュートラルや2030年度の温室効果ガス削減目標の実現に向けた対応に加え、国民生活や経済活動の基盤となる安定的で安価なエネルギー供給を確保するとともに、経済成長を同時に実現するための取り組みが進められています。 こうした状況下において、当社グループが操業する南関東ガス田における水溶性天然ガスは、貴重な国産エネルギー資源であるとともに、化石燃料の中で最も温室効果ガスの排出が少ないという特長を持つことから、脱炭素社会に向けたトランジション(移行)期における主力エネルギー源の一つとして引き続き重要な役割を担っており、安定的な開発・生産を推進していく必要があります。また、ガス事業者は地域に根ざしたエネルギー事業者として、地域のお客さまが求めるエネルギーやサービスを提供することに加え、エネルギーの安定供給の確保や、自治体や地域企業との連携による地域創生やSDGsへの貢献、さらには再生可能エネルギー等の地域資源を活用した脱炭素化への貢献といった取り組みが期待されており、当社グループもこれらの期待に応えていく必要があります。さらに、ヨウ素は、医療分野から電子産業分野まで需要が拡大しており、今後も新興国を中心に安定的に市場が拡大していくことが見込まれております。加えて、再生可能エネルギーに関する次世代技術として、開発・実装が進められているペロブスカイト太陽電池の主要な原料として、注目を浴びています。ヨウ素資源は主にチリと日本に偏在しており、ヨウ素及びヨウ素化合物の需要の拡大に見合う供給が求められています。 また企業の役割として、将来の事業構想を踏まえた中長期的な人材戦略を展開し、社会環境の変化に対応できる人材の採用・開発を強化することにより、企業だけでなく個人として持続的な成長を図ることや、持続可能な企業グループとして成長するための経営基盤の強化やガバナンスの向上を実現することが求められています。 こうした事業環境をふまえ、当社グループは、「2030年に向けた経営方針」と長期経営ビジョン「VISION2030」を踏まえ、「中期経営計画(中計2024)」に取り組み、単年度実行計画を着実に達成していくことにより、マテリアリティ(重要な社会課題)を解決し、地域社会の発展及び持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業グループとしてさらなる成長を目指します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2603文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 ロシアによるウクライナ侵攻等を受け、世界中でエネルギーセキュリティやエネルギーの安定供給に対する重要性が再認識されるなかでも、脱炭素社会の実現に向けた動きは引き続き加速しています。わが国においても、「GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向けた基本方針」のもと、2050年カーボンニュートラルや2030年度の温室効果ガス削減目標の実現に向けた対応に加え、国民生活や経済活動の基盤となる安定的で安価なエネルギー供給を確保するとともに、経済成長を同時に実現するための取り組みが進められています。 こうした状況下において、当社グループが操業する南関東ガス田における水溶性天然ガスは、貴重な国産エネルギー資源であるとともに、化石燃料の中で最も温室効果ガスの排出が少ないという特長を持つことから、脱炭素社会に向けたトランジション(移行)期における主力エネルギー源の一つとして引き続き重要な役割を担っており、安定的な開発・生産を推進していく必要があります。また、ガス事業者は地域に根ざしたエネルギー事業者として、地域のお客さまが求めるエネルギーやサービスを提供することに加え、エネルギーの安定供給の確保や、自治体や地域企業との連携による地域創生やSDGsへの貢献、さらには再生可能エネルギー等の地域資源を活用した脱炭素化への貢献といった取り組みが期待されており、当社グループもこれらの期待に応えていく必要があります。さらに、ヨウ素は、医療分野から電子産業分野まで需要が拡大しており、今後も新興国を中心に安定的に市場が拡大していくことが見込まれております。加えて、再生可能エネルギーに関する次世代技術として、開発・実装が進められているペロブスカイト太陽電池の主要な原料として、注目を浴びています。ヨウ素資源は主にチリと日本に偏在しており、ヨウ素及びヨウ素化合物の需要の拡大に見合う供給が求められています。 また企業の役割として、将来の事業構想を踏まえた中長期的な人材戦略を展開し、社会環境の変化に対応できる人材の採用・開発を強化することにより、企業だけでなく個人として持続的な成長を図ることや、持続可能な企業グループとして成長するための経営基盤の強化やガバナンスの向上を実現することが求められています。 こうした事業環境をふまえ、当社グループは、「2030年に向けた経営方針」と長期経営ビジョン「VISION2030」を踏まえ、「中期経営計画(中計2024)」に取り組み、単年度実行計画を着実に達成していくことにより、マテリアリティ(重要な社会課題)を解決し、地域社会の発展及び持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業グループとしてさらなる成長を目指します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4167文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の規制が緩和され、社会経済活動の正常化が進み、緩やかな持ち直しの動きがみられました。一方、世界的な金融引き締めや物価上昇による影響もあり、依然として先行き不透明な状況が続きました。 こうしたなか、当連結会計年度の売上高については、主に販売量の減少によってガス事業の売上高が減少したことなどにより、9.3%減少の96,298百万円となりました。一方、好調な市況を背景としたヨウ素販売価格の上昇などにより、営業利益は32.4%増加の9,668百万円、経常利益については31.2%増加の10,408百万円、親会社株主に帰属する当期純利益については35.6%増加の6,464百万円となりました。 なお、増減の比較については、全て「前連結会計年度」との比較であります。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 <ガス事業> 発電用途のガス販売量が減少したことなどにより、売上高については15.7%減少の75,880百万円、営業利益については3.9%減少の5,092百万円となりました。 <ヨウ素事業> 好調な市況を背景に、ヨウ素販売価格が上昇したことに加え、為替相場も円安で推移したため、売上高については37.3%増加の12,210百万円、営業利益については47.1%増加の6,950百万円となりました。 <その他> 建設事業・電力事業の売上高が増加したことなどにより、売上高については12.2%増加の8,207百万円、営業利益については109.0%増加の1,096百万円となりました。 (2) 財政状態の分析 当連結会計年度末の資産、負債及び純資産の状況は、次のとおりであります。 増減の比較については、全て「前連結会計年度末」との比較であります。 <資産の部> 流動資産は有価証券の増加などにより、3.3%増加の44,371百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2055文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 ガス事業 ヨウ素事業 売上高 顧客との契約 から生じる収益 89,993 8,892 98,886 7,313 106,200 106,200 外部顧客への 売上高 89,993 8,892 98,886 7,313 106,200 106,200 セグメント間の 内部売上高 又は振替高 312 138 451 108 559 △ 559 90,306 9,031 99,337 7,422 106,759 △ 559 106,200 セグメント利益 5,300 4,724 10,024 524 10,548 △ 3,244 7,304 セグメント資産 42,802 10,008 52,811 4,117 56,928 52,895 109,823 その他の項目 減価償却費 4,333 861 5,195 92 5,288 127 5,416 のれんの償却額 56 56 56 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 5,421 1,200 6,621 447 7,069 129 7,198 (注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業及び器具販売事業等を含んでおります。 2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額 △3,244百万円 には、各報告セグメントに配分していない全社費用 △3,358百万円 が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額 52,895百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金(現預金及び有価証券)及び長期投資資金(投資有価証券)であります。 (3)減価償却費の調整額 127百万円 には、各報告セグメントに配分していない全社資産の償却費 128百万円 が含まれております。 (4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 129百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…