事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約501文字
3【事業の内容】 当グループは、当社、子会社16社で構成され、電子部品実装ロボットならびに工作機械の製造販売を主業務として事業活動を展開しております。 当グループの事業に係わる位置づけとセグメントとの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称 主な製品 主な会社 ロボット ソリューション 電子部品実装ロボット 半導体製造装置 当社、㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム ファスフォードテクノロジ㈱ フジ アメリカ コーポレイション フジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハー 富社(上海)商貿有限公司 昆山之富士機械製造有限公司 フジ ド ブラジル マキナス インダストリアイス リミターダ フジ インディア コーポレイション プライベート リミテッド フジ マシン アジア プライベート リミテッド マシンツール 工作機械 当社、㈱アドテック富士 フジ マシン アメリカ コーポレイション 昆山之富士機械製造有限公司 その他 制御機器 電子機器 画像処理開発 ㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム、FUJIリニア㈱ 事業系統図(当社及び子会社)は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2330文字
(2) 経営戦略、目標とする経営指標等 当グループは、ロボット技術で未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本としており、常に新しい価値の創造に挑戦し続けます。 主力の電子部品実装ロボットやロボット搬送システムを駆使した工作機械の分野で独創的な製品をタイムリーに市場に提供し続けるとともに、ロボット技術を軸に時代を捉え変革にチャレンジすることでものづくりを極め、ロボットメーカーとして躍進してまいります。 さらに、事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値向上につなげていくため、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した経営を推進してまいります。 当社は、事業活動における収益性や資本効率の向上を図るため、営業利益を重視しております。また、2022年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定し、『半導体後工程チェーンにおけるFAブランドとして業界No.1へ』をビジョンとして掲げ、さらなる事業の成長を目指しております。中期経営計画の方針および事業ごとの方針は以下のとおりです。 中期経営計画方針 ①デジタル技術を活用した事業戦略の推進 ロボットソリューション事業におきましては、ECサイトの活用拡大や無人化工場実現への挑戦、AGVやロボットなどの導入およびDXを活用した生産スケジュール管理による生産効率化を推し進めてまいります。マシンツール事業におきましては、仕様検討・見積りのオンライン化を推進し、WEB活用による商社・代理店とのビジネスを加速させるとともに、デジタル技術による加工シミュレーションの進化を図ってまいります。 また、調達・在庫・生産・販売・原価・会計など、社内におけるデータの一元管理及び有効活用に向けて基幹システムの再構築を進めていきます。これにより、全体的な業務の最適化を図り、企業体質の強化に努めてまいります。 ②SDGsに根差した事業展開 持続可能な社会の実現に向け、電子部品実装ロボット、工作機械の開発を通じて自動化への貢献に努めるとともに、介護ロボット・宅配ロッカーシステム・プラズマ装置などの既存技術の強みを活かした独創性の高い製品の市場投入を進めてまいります。 ③旗艦機種の市場浸透 主力のロボットソリューション事業におきましては、世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデル「NXTR」、「変種変量生産」のニーズにも応えるべく新たに開発・発表された拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」などの主力機種の拡販に努めるとともに、製品仕様・コスト・品質の面での完成度をより一層高めてまいります。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1082文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当グループは「半導体後工程チェーンにおけるFAブランドとして業界No.1へ」をビジョンとして掲げ、2021年度にスタートさせた新中期経営計画を軸に、以下のような取り組みを行ってまいります。 ①デジタル技術を活用した事業戦略の推進 ②SDGsに根差した事業展開 ③旗艦機種の市場浸透 ④コストの徹底追求による利益体質の改善 ⑤健康経営の促進 事業ごとおよび財務面における対処すべき課題については、それぞれ以下のとおりです。 ロボットソリューション事業 ハイエンドモデル「NXTR」によるお客様の生産自動化・省人化の実現を目指すとともに、「変種変量生産」のニーズにも応えるべく、新たに拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」を開発・発表いたしました。これら主力機種の拡販に取り組み、市場シェアの拡大を図ってまいります。DX・自動化の推進として、ECサイトの充実、既存製品への自動化機能の追加、AGVやロボットなどの導入およびDXを活用した生産スケジュール管理による生産効率化を図り、利益率向上を目指してまいります。また、「FUJI Smart Factory」を中心とするトータルソリューションやサービスの提案も推進してまいります。さらに、ファスフォードテクノロジ株式会社の持つ半導体関連技術と当社の電子部品実装ロボットで培った独自技術の融合により、両分野にまたがる新しい事業領域において新たな価値を創造し、シナジー効果を追求します。そのほか、電子部品実装ロボット以外のロボット製品の拡販に取り組み、市場拡大を目指してまいります。 マシンツール事業 先ずは黒字化に向け、これまで以上にコスト削減や経費の見直しを進めつつ、既存モデルのバージョンアップ、新機種開発、DX・省エネ対応を進めてまいります。一方、主力機種である「CS」「TN」シリーズの拡販を進めつつ、販売網の拡充と汎用機ビジネスの確立、ターンキービジネスの開拓、更には半導体・医療など成長分野への深耕なども進めてまいります。 財務面 高水準の研究開発投資を継続するとともに、将来の成長に向けた周辺事業、新規事業への戦略的投資や設備投資も積極的に実施していくことで、企業価値の増大を目指してまいります。また、持続可能な社会の形成に向けた活動として、ESG投資を積極的に推進してまいります。さらに株主価値向上の観点から、収益性や資本効率の向上、継続的な株主還元にも経営の最重要政策として取り組み、2023年度より配当性向50%を基本とするよう努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約5111文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 (1) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出の不振などを背景に一部弱さが見られたものの、コロナ禍からの挽回消費で個人消費が持ち直し、企業の設備投資は緩やかに増加しました。世界経済は、北米および欧州では高インフレや金融引き締めにより景気減速した一方、中国ではゼロコロナ政策の解除を機に景気は回復傾向に転じました。しかしながら、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとしたサプライチェーンの混乱により、製造業における生産・販売活動は先行き不透明な状態が続いております。 このような環境のなかで、当グループは「人々の 心豊かな 暮らしのために」をパーパスに掲げ、ロボティクスと自動化技術を礎に、製造・介護・物流などの分野において、驚きと感動を与える商品・サービスをお届けすることで社会に新しい価値を創造し、人々の笑顔があふれるサステナブルで心豊かな社会の実現を目指しています。主力事業である電子部品実装ロボットの分野では、ハイエンドモデルである「NXTR」によるお客様の生産自動化・省人化の実現を目指すとともに、「変種変量生産」のご要望にも応えるべく、新たに拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」を開発、発表しました。また、工作機械の分野では、主力機種「CS」「TN」シリーズの拡販を進めつつ、ガソリン車から電気自動車(EV)への転換を見据え、モーター部品加工に強みがある「ANW」シリーズをバージョンアップしました。さらにお客様のご要求に応える「ターンキー技術」、「ロボットシステムによる自動化」の強化に努めてまいりました。そのほか、全社を挙げて、カーボンニュートラルに向けて環境に配慮した省エネ設計、ものづくりの効率化を推進してまいりました。 当グループの当連結会計年度の経営成績は、ロボットソリューションセグメント、マシンツールセグメント共に売上を伸ばした結果、売上高は153,326百万円と、前連結会計年度と比べて5,198百万円(3.5%)増加しました。 海外売上高は、車載・産業機器関連を中心とする欧米市場が伸長したため、137,942百万円と、前連結会計年度と比べて6,057百万円(4.6%)増加しました。売上高に占める海外売上高の割合は90.0%(中国29.7%、他アジア25.8%、米国14.2%、欧州11.3%、その他9.0%)と、前連結会計年度と比べて1.0ポイント上昇しました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約938文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 ロボット ソリューション マシンツール 売上高 外部顧客への売上高 136,863 8,106 144,969 3,159 148,128 セグメント間の内部売上高 又は振替高 12 12 184 197 136,875 8,106 144,982 3,343 148,325 セグメント利益又は損失(△) 32,617 △ 852 31,765 68 31,833 セグメント資産 154,521 16,465 170,986 3,131 174,118 その他の項目 減価償却費 7,279 529 7,809 102 7,911 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 9,030 2,113 11,143 161 11,305 (注) その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、制御機器製造、電子機器製造及び画像処理開発等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 ロボット ソリューション マシンツール 売上高 外部顧客への売上高 139,879 10,261 150,141 3,185 153,326 セグメント間の内部売上高 又は振替高 26 26 155 182 139,905 10,261 150,167 3,341 153,509 セグメント利益又は損失(△) 31,399 △ 644 30,754 △ 38 30,715 セグメント資産 162,853 19,409 182,262 2,888 185,150 その他の項目 減価償却費 7,852 494 8,346 117 8,463 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 9,228 623 9,851 236 10,088 (注) その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、制御機器製造、電子機器製造及び画像処理開発等を含んでおります。