事業の内容
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3【事業の内容】 当グループは、当社、子会社11社で構成され、電子部品実装ロボットならびに工作機械の製造販売を主業務として事業活動を展開しております。 当グループの事業に係わる位置づけとセグメントとの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称 主な製品 主な会社 ロボット ソリューション 電子部品実装ロボット 半導体製造装置 当社、㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム ファスフォードテクノロジ㈱ フジ アメリカ コーポレイション フジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハー 富社(上海)商貿有限公司 昆山之富士機械製造有限公司 フジ ド ブラジル マキナス インダストリアイス リミターダ フジ インディア コーポレイション プライベート リミテッド マシンツール 工作機械 当社、㈱アドテック富士 フジ マシン アメリカ コーポレイション 昆山之富士機械製造有限公司 その他 制御機器 電子機器 画像処理開発 ㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム、FUJIリニア㈱ 事業系統図(当社及び子会社)は次のとおりであります。 (注)連結子会社でありましたタワーファクトリー ゲーエムベーハーは、2020年8月24日付で連結子会社であるフジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハーを存続会社とする吸収合併により消滅したため、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営戦略、目標とする経営指標等 当グループは、ロボット技術で未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本としており、常に新しい価値の創造に挑戦し続けます。 主力の電子部品実装ロボットやロボット搬送システムを駆使した工作機械の分野で独創的な製品をタイムリーに市場に提供し続けるとともに、ロボット技術を軸に時代を捉え変革にチャレンジすることでものづくりを極め、ロボットメーカーとして躍進してまいります。 さらに、事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値向上につなげていくため、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した経営を推進してまいります。 当社は、事業活動における収益性や資本効率の向上を図るため、営業利益を重視しております。また、2022年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を新たに策定し、『デジタル革命を先取りした次世代型商品の開発ならびに生産・販売革新により業界No.1ブランドを築く』のコーポレートビジョンのもと、さらなる事業の成長を目指しております。中期経営計画の方針および事業ごとの方針は以下のとおりです。 中期経営計画方針 ①DXを活用した事業戦略の推進 ロボットソリューション事業におきましては、 ECサイトの活用拡大や無人化工場実現への挑戦、自動化によるものづくりの効率化、DXを活用した生産スケジュール管理を推し進めてまいります。 マシンツール事業におきましては、仕様検討・見積りのオンライン化を推進し、WEB活用による商社・代理店とのビジネスを加速させるとともに、デジタル技術による加工シミュレーションの進化を図ってまいります。 また、販売・会計・原価・調達・在庫・生産など、社内におけるデータの一元管理及び有効活用に向けて基幹システムの再構築を進めていきます。これにより、全体的な業務の最適化を図り、企業体質の強化に努めてまいります。 ②SDGsを意識した事業展開 持続可能な社会の実現に向け、電子部品実装ロボット、工作機械の開発を通じて自動化への貢献に努めるとともに、介護ロボット・宅配ロッカーシステム・プラズマ装置などの既存技術の強みを活かした独創性の高い製品の市場投入を進めてまいります。 ③旗艦機種の市場浸透 主力のロボットソリューション事業におきましては、世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデル「NXTR」の拡販に努めるとともに、製品仕様・コスト・品質の面での完成度をより一層高めてまいります。マシンツール事業におきましては、ロボット付き複合加工機「GYROFLEX T4000」の販売を加速させ、当社主力市場である自動車関連以外での新規顧客獲得に注力します。 ④コストの徹底追求 徹底的かつ継続的なコストダウンにより原価改善に努めるとともに、固定費の削減にもより一層取り組んでいきます。…
対処すべき課題
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(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当グループは「デジタル革命を先取りした次世代型商品の開発ならびに生産・販売革新により業界No.1ブランドを築く」をコーポレートビジョンとして掲げ、2021年度にスタートさせた新中期経営計画を軸に、以下のような取り組みを行ってまいります。 ①DXを活用した事業戦略の推進 ②SDGsを意識した事業展開 ③旗艦機種の浸透 ④コストの徹底追求 ⑤健康経営の促進 事業ごとおよび財務面における対処すべき課題については、それぞれ以下のとおりです。 ロボットソリューション事業 ハイエンドモデル「NXTR」をはじめとする旗艦機種の拡販に取り組み、市場シェアの拡大を図ってまいります。DX・自動化の推進として、ECサイトの充実、既存製品への自動化機能の追加、AGVやロボットなどの導入による生産の効率化や、DXを活用した生産スケジュール管理による利益率向上を目指してまいります。また、「FUJI Smart Factory」を中心とするトータルソリューションやサービスの提案も推進してまいります。さらに、ファスフォードテクノロジ株式会社の持つ半導体関連技術と当社の電子部品実装ロボットで培った独自技術の融合により、両分野にまたがる新しい事業領域において新たな価値を創造し、シナジー効果を追求します。そのほか、電子部品実装ロボット以外のロボット製品の拡販に取り組み、市場拡大を目指してまいります。 マシンツール事業 ロボット付き複合加工機「GYROFLEX T4000」をはじめとする新機種の市場投入を推し進め、製品ラインアップの拡充を図るとともに、新規顧客獲得に注力します。当社豊田事業所・中国・北米の各拠点の連携強化および日本、アジア、欧州地域における商社活用に重点的に取り組んでまいります。また、デジタルツールを活用することで、新たな販路や市場の拡大を目指してまいります。 財務面 高水準の研究開発投資を継続するとともに、将来の成長に向けた周辺事業、新規事業への戦略的投資や設備投資も積極的に実施していくことで、企業価値の増大を目指してまいります。また、持続可能な社会の形成に向けた活動として、ESG投資を積極的に推進してまいります。さらに株主価値向上の観点から、収益性や資本効率の向上、継続的な株主還元にも経営の最重要政策として取り組み、安定的に配当性向30%を維持・継続できるよう努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 (1) 当連結会計年度の 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気は大幅に下押しされ、企業収益の悪化とともに設備投資は減少しました。なおも先行き不透明な状況が続く一方、製造業には持ち直しの動きも見られました。世界経済は、中国では景気の回復傾向が続きましたが、欧州および北米においては新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気は依然として厳しい状況で推移し、製造業の設備投資は低迷しました。 このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。来たるべき未来を見据えた魅力ある製品の開発に取り組み、主力の電子部品実装ロボットの分野では、電子部品実装工程の全自動化を目指し世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデル「NXTR」の市場投入を推し進め、工作機械の分野では工作機械の切削および自動化における高い技術を集結させたロボット付き複合加工機「GYROFLEX T4000(呼称 ジャイロフレックス)」を発表しました。また、コロナ禍の中、「WEB EXPO」の同時開催など万全な感染対策を施した上での内覧会開催に加え、対面営業に頼らない「WEB面談」の推進など新しい営業手法にも積極的に取り組み、マーケットシェアの拡大に努めてまいりました。そのほか、コストと効率を同時に追求した生産体制を構築するとともに、ニューノーマル時代を踏まえたDXを積極的に取り入れることでペーパーレス化やWEB会議、テレワークの推進をはじめとする業務改革により固定費の一層の削減などに取り組み、収益性の向上を目指してまいりました。 当グループの当連結会計年度の経営成績は、ロボットソリューション セグメント 、マシンツール セグメント 共に減収となり、 売上高は 136,161百万円 と、 前連結会計年度と比べて 4,806百万円 (3.4%)減少 しました。 海外売上高は、新型コロナウイルス感染拡大により、車載関連を中心とする欧米市場での設備投資が軟調に推移したため、 122,506百万円と、前連結会計年度と比べて3,681百万円(2.9%)減少しました。売上高に占める海外売上高の割合は90.0%(中国52.7%、他アジア22.3%、欧州7.2%、米国5.4%、その他2.…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 ロボット ソリューション マシンツール 売上高 外部顧客への売上高 127,763 10,839 138,602 2,364 140,967 セグメント間の内部売上高 又は振替高 10 10 124 134 127,773 10,839 138,613 2,489 141,102 セグメント利益又は損失(△) 23,353 △ 636 22,716 △ 0 22,716 セグメント資産 130,144 15,689 145,833 3,034 148,867 その他の項目 減価償却費 5,987 631 6,618 74 6,693 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 7,441 843 8,284 98 8,383 (注) その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、制御機器製造、電子機器製造及び画像処理開発等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 ロボット ソリューション マシンツール 売上高 外部顧客への売上高 125,569 7,866 133,436 2,725 136,161 セグメント間の内部売上高 又は振替高 10 10 170 181 125,580 7,866 133,446 2,896 136,343 セグメント利益又は損失(△) 26,307 △ 1,324 24,982 △ 3 24,978 セグメント資産 139,491 12,979 152,470 3,141 155,611 その他の項目 減価償却費 6,348 681 7,029 110 7,140 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 7,301 397 7,699 95 7,795 (注) その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、制御機器製造、電子機器製造及び画像処理開発等を含んでおります。