事業の内容
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3【事業の内容】 当グループは、当社、子会社12社で構成され、電子部品実装ロボットならびに工作機械の製造販売を主業務として事業活動を展開しております。 当グループの事業に係わる位置づけとセグメントとの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称 主な製品 主な会社 ロボット ソリューション 電子部品実装ロボット 半導体製造装置 当社、㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム ファスフォードテクノロジ㈱ フジ アメリカ コーポレイション フジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハー タワーファクトリー ゲーエムベーハー 富社(上海)商貿有限公司 昆山之富士機械製造有限公司 フジ ド ブラジル マキナス インダストリアイス リミターダ フジ インディア コーポレイション プライベート リミテッド マシンツール 工作機械 当社、㈱アドテック富士 フジ マシン アメリカ コーポレイション 昆山之富士機械製造有限公司 その他 制御機器 電子機器 画像処理開発 ㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム、FUJIリニア㈱ 事業系統図(当社及び子会社)は次のとおりであります。 (注)1.2019年12月19日付でフジ インディア コーポレイション プライベート リミテッドを新たに設立し、当連結会計年度より、同社を連結の範囲に含めております。 2.2020年2月13日付でFUJIリニア㈱を新たに設立し、当連結会計年度より、同社を連結の範囲に含めております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営戦略、目標とする経営指標等 当グループは、ロボット技術で未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本としており、常に新しい価値の創造に挑戦し続けます。 主力の電子部品実装ロボットやロボット搬送システムを駆使した工作機械の分野で独創的な製品をタイムリーに市場に提供し続けるとともに、ロボット技術を軸に時代を捉え変革にチャレンジすることでものづくりを極め、ロボットメーカーとして躍進してまいります。 さらに、事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値向上につなげていくため、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した経営を推進してまいります。 当社は、事業活動における収益性や資本効率の向上を図るため、営業利益を重視しております。また、2018年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定し、『デジタル革命を先取りした次世代型商品の開発ならびに生産・販売革新により業界No.1ブランドを築く』のコーポレートビジョンのもと、さらなる事業の成長を目指しております。事業ごとの方針は以下のとおりです。 ロボットソリューション ロボットメーカーとして業界No.1ブランドを築き、その体制を確固たるものとしていきます。そのために新機種の市場投入や生産ラインの前後工程を含めたFUJIブランド商品の充実を図るとともに、トータルソリューションの提案、IoTを活用したスマートファクトリーの実現等、新しいものづくり体制の構築に重点的に取り組んでまいります。 マシンツール 安定的な収益の確保が出来る体質の構築に取り組んでまいります。そのために販売・技術・生産の各機能と当社豊田事業所・中国・北米の各拠点の連携を強めることで事業価値を高め、自動車関連のみならず新市場・新規顧客の開拓を推し進めます。また、2019年4月に竣工した豊田事業所の新工場棟を活用し、IoTによる生産性向上や徹底したコストダウンに重点的に取り組んでまいります。 当グループは、こうした基本戦略を通して、全てのステークホルダー(株主様、お客様、お取引先、従業員、地域社会等)の皆様と利益を共有し、共に夢のある未来を創っていくことを目指してまいります。 (3) 経営環境 当グループを取り巻く環境は、設備の自動化・省人化のニーズは高まっているものの、米中貿易摩擦の一段の激化、英国のEU離脱問題に加え、いまだ世界的な広がりを見せる新型コロナウイルスの経済への影響等もあり、先行きは非常に不透明であり、景気の底割れが懸念されます。…
対処すべき課題
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(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当グループは「デジタル革命を先取りした次世代型商品の開発ならびに生産・販売革新により業界No.1ブランドを築く」をコーポレートビジョンとして掲げ、独創性の高い製品のタイムリーな市場投入、開発スピードの向上、熾烈化するグローバル競争への対応を事業上の対処すべき課題として位置付けております。 主力のロボットソリューション事業におきましては、電子部品実装ロボットに加えて前後工程を含めた生産ライン全体のトータルソリューションを提供することにより、マーケットシェアの拡大を目指します。また、次世代通信規格である5Gの関連分野、車載、半導体関連等の成長市場での顧客獲得に注力します。 開発面では、新機種の市場投入、ソフトウェアや基幹ユニットの品質向上に引き続き取り組むとともに、統合生産システム「Nexim」の機能を強化し、当社が推進する「FUJI Smart Factory」による顧客の電子部品製造ライン全体の最適化ソリューションを提供してまいります。また、2018年8月に新たにグループに加わったファスフォードテクノロジ株式会社の持つ半導体関連技術と当社の電子部品実装ロボットで培った独自技術の連携により、両分野にまたがる新しい事業領域において新たな価値を創造し、シナジー効果を追求します。 生産面では、IoTを活用して生産工程の自動化・省人化を加速させ、品質の安定及び生産効率の向上に努めてまいります。 マシンツール事業におきましては、販売・技術・生産の各機能と当社豊田事業所・中国・北米の各拠点の総合連携力を強めることで事業価値を高めてまいります。また、当社主力市場である自動車関連以外での新規顧客獲得に注力します。 開発面では、販売戦略と連動した新製品開発や既存機種の機能向上に取り組みます。 生産面では、IoTを活用した業務の効率化により、生産性向上を推し進めるとともに、徹底的なコストダウンに注力してまいります。 基礎研究分野においては、要素技術の発展に努め、各事業部の新製品開発やイノベーションを支援してまいります。また、新規事業の開発を積極的に推進していくとともに、将来を見据えた新規事業のビジネス化を目指してまいります。 財務面では、高水準の研究開発投資を継続し、生産・販売革新によって業界No.1ブランドを築くとともに、将来の成長に向けた周辺事業、新規事業への戦略的投資や設備投資も積極的に進めていくことで、企業価値の増大を目指してまいります。さらに株主価値向上の観点から、資本効率の向上、継続的な株主還元にも経営の最重要政策として取り組み、常に安定的な配当の維持・継続に努めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 当連結会計年度の 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出の低迷を背景に景気に足踏み感が見られておりましたが、今年に入ってからは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響から経済活動が停滞し、企業業績の悪化懸念から設備投資に対する慎重な姿勢が見られました。世界経済においても、米中貿易摩擦の激化に加え新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、景気の減速感が一段と強まり、製造業の設備投資は伸び悩みました。 このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。主力の電子部品実装ロボットや工作機械の分野でこれまで培ってきた自動化技術をさらに醸成させた独創的な製品の開発に取り組み、電子部品実装工程の全自動化を目指し世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデルNXTRを発表しました。また、グループ会社間の連携による国内外の販売・技術サポート体制の強化やトータルソリューションの推進、顧客満足度の向上により、継続的なマーケットシェアの拡大に努めるとともに、IoTを活用したより効率的で無駄のない生産環境の整備と充実を進め、収益性の向上を目指してまいりました。 なお、当社は、電子部品実装ロボットの市場規模が年々拡大しているインドにおいて、現地代理店のサポートを強化することで顧客満足度を向上させ、さらなる拡販を推し進めるため、2019年12月19日付でフジ インディア コーポレイション プライベート リミテッドを設立しました。また、今後需要の拡大が見込まれるリニアモータの製造子会社として、2020年2月13日付でFUJIリニア株式会社を設立しました。 当グループの当連結会計年度の経営成績は、既存のロボットソリューション事業において売上を伸ばしたことに加え、2018年9月30日をみなし取得日としてファスフォードテクノロジ株式会社 (以下「FFT」といいます。) を連結の範囲に含めた影響により 、 売上高は 140,967百万円 と、 前連結会計年度と比べて 11,863百万円 (9.2%)増加 しました。…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 ロボット ソリューション マシンツール 売上高 外部顧客への売上高 111,536 15,660 127,196 1,907 129,104 セグメント間の内部売上高 又は振替高 45 47 70 117 111,582 15,662 127,244 1,978 129,222 セグメント利益又は損失(△) 25,017 1,661 26,678 △ 88 26,590 セグメント資産 123,952 20,230 144,182 2,250 146,433 その他の項目 減価償却費 5,470 366 5,837 89 5,926 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 7,305 3,685 10,991 90 11,081 (注) その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、制御機器製造、電子機器製造及び画像処理開発等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 ロボット ソリューション マシンツール 売上高 外部顧客への売上高 127,763 10,839 138,602 2,364 140,967 セグメント間の内部売上高 又は振替高 10 10 124 134 127,773 10,839 138,613 2,489 141,102 セグメント利益又は損失(△) 23,353 △ 636 22,716 △ 0 22,716 セグメント資産 130,144 15,689 145,833 3,034 148,867 その他の項目 減価償却費 5,987 631 6,618 74 6,693 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 7,441 843 8,284 98 8,383 (注) その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、制御機器製造、電子機器製造及び画像処理開発等を含んでおります。