事業の内容
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/ 原文長 約2174文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社18社、持分法適用関連会社3社により構成されており、国内鉄鋼事業、海外鉄鋼事業、環境リサイクル事業を主たる事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)国内鉄鋼事業…………国内鉄鋼事業におきましては、電気炉を使用して鉄スクラップを溶融し、精錬・圧延成形を施して土木・建設用鋼材を中心とした鉄鋼製品を製造し、販売しております。主要な製品は異形棒鋼、構造用棒鋼、平鋼、山形鋼、I形鋼、ネジ節鉄筋(タフネジバー ® )、ビレット(半製品)、鉄筋加工製品等であります。また、鉄鋼製品の仕入販売及び鉄鋼製品の運搬事業も行っております。 ① 鉄鋼製品の製造販売事業…………… 枚方事業所及び連結子会社の関東スチール株式会社にて異形棒鋼の製造販売、名古屋事業所にて異形棒鋼、ネジ節鉄筋(タフネジバー ® )の製造販売、山口事業所にて異形棒鋼、構造用棒鋼、平鋼、山形鋼、I形鋼の製造販売、枚方事業所、山口事業所及び名古屋事業所にてビレット(半製品)の製造販売を行っております。 ② 鉄鋼製品の仕入販売事業…………… 連結子会社である共英産業株式会社及び共英加工販売株式会社にて鉄鋼製品の仕入販売及び鉄筋加工製品の製造販売を行っております。 ③ 鉄鋼製品の運搬事業………………… 連結子会社である共英産業株式会社にて鉄鋼製品の運搬事業を行っております。 <主要な会社> 当社、関東スチール株式会社、共英産業株式会社、共英加工販売株式会社 (2)海外鉄鋼事業…………海外鉄鋼事業におきましては、自社電気炉にて鉄スクラップを溶融・精錬した半製品、または外部より購入した半製品に圧延成形を施して土木・建設・鉱石粉砕用鋼材を中心とした鉄鋼製品を製造し、販売しております。主要な製品は異形棒鋼、ネジ節鉄筋、線材、鉱石粉砕用丸鋼、鉱石粉砕鉄球用丸鋼、ビレット(半製品)であります。 ① 鉄鋼製品の製造販売事業…………… ビナ・キョウエイ・スチール社にて異形棒鋼、ネジ節鉄筋、線材の製造販売、キョウエイ・スチール・ベトナム社及びベトナム・イタリー・スチール社にて異形棒鋼、線材の製造販売、ビントン・スチール社にて異形棒鋼、鉱石粉砕鉄球用丸鋼の製造販売、アルタ・スチール社にて異形棒鋼、鉱石粉砕用丸鋼、鉱石粉砕鉄球用丸鋼の製造販売、ベトナム・イタリー・スチール社にてビレット(半製品)の製造販売を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3709文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、鉄鋼事業を中核とした資源循環型事業を通じて社会と共生し、日本経済と地域社会の発展に貢献することを経営理念に定めています。この理念の実現を目指し、安全とコンプライアンスを徹底する経営風土を作り出すこと、進取と変革に挑戦する企業風土を醸成すること、メーカーの原点である現場重視の経営体制を構築することを行動指針とし、グループ一丸となって取り組んでいます。 中期経営計画「NeXuS 2023」について 当社グループは、2021年4月、2023年度を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画「NeXuS 2023」を策定・公表しました。 (1) 環境認識 新型コロナウイルスの世界的な蔓延が社会経済に多大な影響を与え、従来の社会構造や価値観を大きく変容させつつあります。国内外で「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みが急務であるとの意識が高まり、カーボンニュートラル社会、資源循環型社会の実現に向けた企業行動が強く求められるようになりました。また、海外に依存するサプライチェーンの脆弱性の顕在化により「地産地消ビジネス」への注目が高まっています。同時に、従来の株主重視の経営から従業員や地域社会など多様なステークホルダーとの関係を重視し、企業活動を通じこれらへの貢献を目指すというステークホルダー資本主義の考え方も普及してきています。さらには、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが加速化しています。 事業環境については、世界の鉄鋼需要は、新興国のインフラ投資による建設需要拡大などにより、今後とも高水準での推移が予想されています。一方、わが国の鉄鋼需要は、人口減少による住宅投資や自動車生産の減少によって、中長期的に縮小に向かうと予想されています。 (2) 本中期経営計画策定にあたっての基本的考え方 当社は創業以来「鉄づくりを通じて社会に貢献する」ことを基本理念として、業容を拡大してきました。当社グループの中核である電炉事業は、鉄スクラップを再び製品として社会に送り出す資源循環型事業であり、持続可能な社会の実現に貢献しうる存在です。当社は「100年企業」に向け、創業の精神である“Spirit of Challenge”という経営理念の下、「世界のインフラづくりや地球の環境保全に貢献する企業」「すべてのステークホルダーに貢献する企業」「安全で働きやすい職場づくりを進める企業」「コンプライアンスや品質を重視する信頼性の高い企業」をありたい姿とし、社会の発展と地球環境との調和に貢献する「エッセンシャル・カンパニー」を目指します。 この目標に向かって、2021年4月、中期経営計画「NeXuS 2023」(以下「本中期経営計画」といいます。)を策定しました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3709文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、鉄鋼事業を中核とした資源循環型事業を通じて社会と共生し、日本経済と地域社会の発展に貢献することを経営理念に定めています。この理念の実現を目指し、安全とコンプライアンスを徹底する経営風土を作り出すこと、進取と変革に挑戦する企業風土を醸成すること、メーカーの原点である現場重視の経営体制を構築することを行動指針とし、グループ一丸となって取り組んでいます。 中期経営計画「NeXuS 2023」について 当社グループは、2021年4月、2023年度を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画「NeXuS 2023」を策定・公表しました。 (1) 環境認識 新型コロナウイルスの世界的な蔓延が社会経済に多大な影響を与え、従来の社会構造や価値観を大きく変容させつつあります。国内外で「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みが急務であるとの意識が高まり、カーボンニュートラル社会、資源循環型社会の実現に向けた企業行動が強く求められるようになりました。また、海外に依存するサプライチェーンの脆弱性の顕在化により「地産地消ビジネス」への注目が高まっています。同時に、従来の株主重視の経営から従業員や地域社会など多様なステークホルダーとの関係を重視し、企業活動を通じこれらへの貢献を目指すというステークホルダー資本主義の考え方も普及してきています。さらには、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが加速化しています。 事業環境については、世界の鉄鋼需要は、新興国のインフラ投資による建設需要拡大などにより、今後とも高水準での推移が予想されています。一方、わが国の鉄鋼需要は、人口減少による住宅投資や自動車生産の減少によって、中長期的に縮小に向かうと予想されています。 (2) 本中期経営計画策定にあたっての基本的考え方 当社は創業以来「鉄づくりを通じて社会に貢献する」ことを基本理念として、業容を拡大してきました。当社グループの中核である電炉事業は、鉄スクラップを再び製品として社会に送り出す資源循環型事業であり、持続可能な社会の実現に貢献しうる存在です。当社は「100年企業」に向け、創業の精神である“Spirit of Challenge”という経営理念の下、「世界のインフラづくりや地球の環境保全に貢献する企業」「すべてのステークホルダーに貢献する企業」「安全で働きやすい職場づくりを進める企業」「コンプライアンスや品質を重視する信頼性の高い企業」をありたい姿とし、社会の発展と地球環境との調和に貢献する「エッセンシャル・カンパニー」を目指します。 この目標に向かって、2021年4月、中期経営計画「NeXuS 2023」(以下「本中期経営計画」といいます。)を策定しました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3587文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a. 財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて24,126百万円(14.2%)増加し、194,020百万円となりました。これは、売掛金が12,046百万円、電子記録債権が3,166百万円、商品及び製品が16,227百万円、原材料及び貯蔵品が5,311百万円、流動資産その他が3,095百万円増加し、現金及び預金が15,621百万円減少したこと等によります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて7,795百万円(6.9%)増加し、120,183百万円となりました。これは、建物及び構築物が2,285百万円、機械装置及び運搬具が2,706百万円、土地が913百万円、無形固定資産その他が674百万円、投資有価証券が494百万円、退職給付に係る資産が1,632百万円増加し、建設仮勘定が1,401百万円減少したこと等によります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて31,921百万円(11.3%)増加し、314,203百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて12,171百万円(15.1%)増加し、92,793百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が3,729百万円、短期借入金が9,749百万円増加し、1年内返済予定の長期借入金が883百万円、未払法人税等が1,216百万円減少したこと等によります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて8,644百万円(23.3%)増加し、45,721百万円となりました。これは、社債が10,000百万円、繰延税金負債が1,330百万円増加し、長期借入金が2,702百万円減少したこと等によります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて20,816百万円(17.7%)増加し、138,515百万円となりました。なお、グループ全体の当連結会計年度末の借入金は、前期末から6,163百万円増加して84,492百万円、社債は、前期末から10,000百万円増加して10,000百万円となり、純有利子負債自己資本比率(ネットDEレシオ)は0.27となっております。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて11,106百万円(6.7%)増加し、175,689百万円となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約983文字
5 「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」の調整額637百万円は、報告セグメントに帰属しない提出会社本社の総務部門等管理部門に係るものであります。 6 「セグメント利益又は損失(△)」は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 ,3,4,5 連結 財務諸表 計上額 (注)6 国内 鉄鋼事業 海外 鉄鋼事業 環境 リサイクル 事業 売上高 顧客との契約から生じる収益 128,957 152,008 7,288 288,254 4,465 292,719 外部顧客への売上高 128,957 152,008 7,288 288,254 4,465 292,719 セグメント間の内部売上高又は振替高 351 353 903 △ 1,256 128,959 152,008 7,639 288,607 5,368 △ 1,256 292,719 セグメント利益 2,622 5,233 2,044 9,899 50 △ 1,130 8,819 セグメント資産 135,455 123,259 7,052 265,766 11,866 36,571 314,203 その他の項目 減価償却費 3,654 4,355 242 8,251 344 245 8,840 のれん償却額 224 224 224 減損損失 150 154 154 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 7,738 3,639 140 11,517 712 742 12,971 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、港湾事業、鋳物事業、土木資材販売業、保険代理店業等であります。 2 「セグメント利益」の調整額△1,130百万円には、セグメント間取引消去10百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,141百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない提出会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。 3 「セグメント資産」の調整額36,571百万円は、提出会社での余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3950文字
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。 主要な原材料価格及び販売価格の変動については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、当連結会計年度より、2023年度を最終年度とする中期経営計画「NeXuS 2023」に基づき、最終年度である2023年度の売上高2,900億円、経常利益180億円、売上高経常利益率(ROS)6%以上、純資産利益率(ROE)7%以上などを目標として掲げ、その達成に向けてグループ一丸となって取り組んでいます。その初年度となる当連結会計年度においては、連結売上高2,600億円、連結経常利益100億円、製品出荷量360万トン(国内163万トン、海外198万トン)、ROS3.8%、ROE4.0%を目標として設定し、様々な施策を進めました。その結果、売上高、経常利益についてはそれぞれ292,719百万円、10,549百万円と計画を達成しましたが、製品出荷量は332万トン、ROSは3.6%と未達となりました。なお、ROEは、計画の4.0%に達しました。 2021年度 2023年度 中期経営計画 実績 中期経営計画 売上高 2,600億円 2,927億円 2,900億円 経常利益 100億円 105億円 180億円 製品出荷量 360万トン 332万トン 400万トン (国内) 163万トン 158万トン 170万トン (海外) 198万トン 174万トン 230万トン ROS 3.8% 3.6% 6%以上 ROE 4.0% 4.0% 7%以上 配当性向 29.0% 27.5% 30%程度 国内鉄鋼事業については、新型コロナウイルスの影響等により建設需要が停滞する中、異形棒鋼をはじめとする当社グループの製品出荷量は微増となりました。一方、鉄スクラップ価格は、世界的な鉄不足やカーボンニュートラルの影響を受け、ほぼ年間を通じて上昇基調で推移しました。これを受けて、当社グループでは製品価格の引き上げに努めましたが、期中において鉄スクラップ価格上昇分を吸収できず、利益の源泉となる売買価格差(製品価格と原材料価格の差異)は前期対比大幅に縮小し、収益目標を大きく下回ることとなりました。 海外鉄鋼事業については、全体として過去最高益を計上しました。…