事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社および関係会社)は当社、子会社53社、関連会社7社およびその他の関係会社1社(2024年3月31日現在)で構成され、半導体関連材料、高機能プラスチック、クオリティオブライフ関連製品の製造および販売等の事業活動を行っております。 当社グループの事業における各社の位置付けおよびセグメントとの関連は次のとおりであります。 2024年3月31日現在 区分 主要製品 サービス 主要な関係会社の位置づけ 製造・加工 およびその販売 他社品の販売 半導体関連材料 半導体封止用エポキシ樹脂成形材料、感光性ウェハーコート用液状樹脂、半導体用液状樹脂、半導体基板材料 九州住友ベークライト㈱ Sumitomo Bakelite Singapore Pte.Ltd. 台湾住友培科股份有限公司 蘇州住友電木有限公司 Sumitomo Bakelite Europe (Ghent) NV Sumitomo Bakelite (Thailand) Co., Ltd. 住友倍克(香港)有限公司 Sumitomo Plastics America, Inc. Sumitomo Bakelite Europe (Ghent) NV 高機能プラスチック フェノール樹脂成形材料、工業用フェノール樹脂、成形品、合成樹脂接着剤、フェノール樹脂銅張積層板、エポキシ樹脂銅張積層板、航空機内装部品 秋田住友ベーク㈱ ㈱サンベーク 山六化成工業㈱ SumiDurez Singapore Pte. Ltd. SNC Industrial Laminates Sdn. Bhd. P.T. Indopherin Jaya 上海住友電木有限公司 南通住友電木有限公司 住友倍克澳門有限公司 威派塑胶模具(東莞)有限公司 Durez Corporation Sumitomo Bakelite North America, Inc. Vaupell Holdings, Inc. Durez Canada Co., Ltd. Sumitomo Bakelite Europe NV Sumitomo Bakelite Europe (Ghent) NV Sumitomo Bakelite Europe (Barcelona), S.L.U. Sumitomo Bakelite (Thailand) Co.,Ltd. クオリティオブライフ関連製品 医療機器製品・医薬品、メラミン樹脂化粧板・化粧シート、ビニル樹脂シートおよび複合シート、鮮度保持フィルム、ポリカーボネート樹脂板、塩化ビニル樹脂板、防水工事の設計ならびに施工請負、バイオ関連製品 秋田住友ベーク㈱ SBカワスミ㈱ 住ベシート防水㈱ 住ベテクノプラスチック㈱ 北海太洋プラスチック㈱ 筒中興産㈱ P.T.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループは、社会・環境の急激な変化にも適応できるよう、これまで以上に経営基盤を強化するとともに、社会課題の変化を成長機会に結びつけることで将来につながるサステナブルな経営を推進するべく、2021年度から3か年の中期経営計画に取り組んでまいりました。2023年度は、2022年度に上方修正しました数値目標(売上収益3,000億円、事業利益300億円、ROE10%)には届きませんでしたが、過去最高益の事業利益274億58百万円を達成しました。 これまでの3年間の総括を踏まえ、2030年ありたい姿からのバックキャストにより、2024年度から2026年度の新たな中期経営計画を策定するとともに、経営の重要課題(マテリアリティ)についても見直しを行いました。その骨子は、次のとおりであります。 2030年 ありたい姿 (数値目標) 事業利益 :550億円 事業利益率 :13% ROE :10% ビジョン お客様との価値創造を通じて 「未来に夢を提供する会社」 中期方針 “ニッチ&トップシェア”を目指し、 価値創造につながるポートフォリオ改革に挑戦する 中期戦略 ①製品構成を最適化し、既存事業の収益力を強化 ②SDGsに則した環境的・社会的価値を有する 新商品/新ソリューションを創出 ③個人の自律性と組織の一体感を高め、全社力を最大化 2026年度 数値目標 (中期経営計画 最終年度) 事業利益 :400億円 事業利益率 :11.5% ROE :9% 経営の重要課題 (マテリアリティ) 環境・社会価値の創造 「価値創造のアクセル」 顧客との共創、人的資本(人材の活躍)経営、イノベーション、DX 「事業を継続する基盤」 安全衛生、製品責任、コンプライアンス、サイバーセキュリティ、 人権尊重、サステナブル調達、コーポレート・ガバナンス 新たな中期経営計画の初年度である2024年度における事業分野別の取り組みは次のとおりであります。全社取り組みの詳細については、「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 (半導体関連材料) 回復、成長が見込まれる半導体市況を見据え、中国および台湾の新生産ライン増設により封止材のグローバル供給体制を強化して拡販を進め、グローバルシェアのさらなる拡大を目指します。研究開発においては、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)やパワーデバイスをはじめとする次世代半導体向けの材料開発や環境対応の推進を目的に、社外協業・共創の場となるオープンラボの拡充を図ってまいります。…
対処すべき課題
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(2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループは、社会・環境の急激な変化にも適応できるよう、これまで以上に経営基盤を強化するとともに、社会課題の変化を成長機会に結びつけることで将来につながるサステナブルな経営を推進するべく、2021年度から3か年の中期経営計画に取り組んでまいりました。2023年度は、2022年度に上方修正しました数値目標(売上収益3,000億円、事業利益300億円、ROE10%)には届きませんでしたが、過去最高益の事業利益274億58百万円を達成しました。 これまでの3年間の総括を踏まえ、2030年ありたい姿からのバックキャストにより、2024年度から2026年度の新たな中期経営計画を策定するとともに、経営の重要課題(マテリアリティ)についても見直しを行いました。その骨子は、次のとおりであります。 2030年 ありたい姿 (数値目標) 事業利益 :550億円 事業利益率 :13% ROE :10% ビジョン お客様との価値創造を通じて 「未来に夢を提供する会社」 中期方針 “ニッチ&トップシェア”を目指し、 価値創造につながるポートフォリオ改革に挑戦する 中期戦略 ①製品構成を最適化し、既存事業の収益力を強化 ②SDGsに則した環境的・社会的価値を有する 新商品/新ソリューションを創出 ③個人の自律性と組織の一体感を高め、全社力を最大化 2026年度 数値目標 (中期経営計画 最終年度) 事業利益 :400億円 事業利益率 :11.5% ROE :9% 経営の重要課題 (マテリアリティ) 環境・社会価値の創造 「価値創造のアクセル」 顧客との共創、人的資本(人材の活躍)経営、イノベーション、DX 「事業を継続する基盤」 安全衛生、製品責任、コンプライアンス、サイバーセキュリティ、 人権尊重、サステナブル調達、コーポレート・ガバナンス 新たな中期経営計画の初年度である2024年度における事業分野別の取り組みは次のとおりであります。全社取り組みの詳細については、「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 (半導体関連材料) 回復、成長が見込まれる半導体市況を見据え、中国および台湾の新生産ライン増設により封止材のグローバル供給体制を強化して拡販を進め、グローバルシェアのさらなる拡大を目指します。研究開発においては、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)やパワーデバイスをはじめとする次世代半導体向けの材料開発や環境対応の推進を目的に、社外協業・共創の場となるオープンラボの拡充を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況) (1) 当期の経営成績の状況 当期の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の収束により経済活動は回復に向かいましたが、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の悪化による物価上昇や、主要国の金利引き上げにより回復は鈍化しました。米国では個人消費が堅調に推移しましたが、金融の引き締めの継続により企業の生産活動は回復には至りませんでした。欧州では、インフレによる個人消費の冷え込みにより、景気の回復が停滞しました。中国では輸出入に回復の兆しが見えるものの、不動産不況を背景とする景気悪化が継続し、内需の回復には至りませんでした。為替相場は第3四半期末に一時的に円高・ドル安方向に変動しましたが足元では反転し、近年にない円安・ドル高の水準になっております。 このような情勢のもと、当社グループの売上収益は、円安為替評価による海外売上の増加に加え、原料価格上昇に対応して製品価格改定を行った結果、前期と比べ0.8%増(以下の比率はこれに同じ)の2,872億67百万円となりました。事業利益は、販売品種の高付加価値品へのシフトや価格改定などの収益構造の改善により、7.9%増の274億58百万円、営業利益は、9.6%増の272億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、受取利息の増加、為替差益等により7.6%増の218億31百万円となり、いずれも過去最高益となりました。 ROEにつきましては、分子である親会社の所有者に帰属する当期利益が前期と比べ増加したものの、為替変動の影響により分母である親会社の所有者に帰属する持分の増加額が上回った結果、0.6%減の7.8%となりました。 (セグメント別販売状況) ① 半導体関連材料 [売上収益 82,917百万円(前期比 4.2%増)、事業利益 16,139百万円(同 5.3%増)] 半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、パソコン、スマートフォンなどの需要が世界的に低迷していることから、情報通信機器向けの販売の苦戦が続いておりますが、モビリティ用途ではEV向けの需要が鈍化したものの、HV向けの販売増により販売数量・売上収益は前期を上回りました。 感光性ウェハーコート用液状樹脂は、DRAM向けに回復の兆しが見えてきた一方、昨年の秋から在庫調整の局面に入り、売上収益は前期を下回りました。 半導体用ダイボンディングペーストは、LED向けの販売増加等、中国での拡販活動の成果が出始めたものの、台湾などの情報通信機器向けの販売不調により売上収益は前期を下回りました。 半導体パッケージ基板材料「LαZ®」シリーズは、中国製スマートフォン向けの販売が順調に伸び、売上収益は前期を上回りました。 ② 高機能プラスチック [売上収益 101,401百万円(前期比 0.…
セグメント関連
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(1) 報告セグメントの概要 当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、取り扱う製品・サービス別に事業を区分し、生産・販売・研究を一体的に運営する事業部門制を採用しております。各事業部門は、取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 当社グループは、主に事業部門を基礎とした製品・サービス別の事業セグメントから構成されており、これらの事業セグメントを基礎に製品の市場における主要用途および事業の類似性を勘案し、「半導体関連材料」、「高機能プラスチック」、および「クオリティオブライフ関連製品」の3つを報告セグメントとしております。 各報告セグメントに属する主な製品およびサービスの内容は次のとおりであります。 報告セグメント 主要な製品・サービス 半導体関連材料 半導体封止用エポキシ樹脂成形材料、感光性ウェハーコート用液状樹脂、半導体用液状樹脂、半導体基板材料 高機能プラスチック フェノール樹脂成形材料、工業用フェノール樹脂、成形品、合成樹脂接着剤、フェノール樹脂銅張積層板、エポキシ樹脂銅張積層板、航空機内装部品 クオリティオブライフ関連製品 医療機器製品・医薬品、メラミン樹脂化粧板・化粧シート、ビニル樹脂シートおよび複合シート、鮮度保持フィルム、ポリカーボネート樹脂板、塩化ビニル樹脂板、防水工事の設計ならびに施工請負、バイオ関連製品 (2) セグメント収益および業績 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)2 合計 調整額 (注)3 連結財務 諸表計上額 半導体 関連材料 高機能 プラス チック クオリティ オブライフ 関連製品 売上収益 外部顧客への売上収益 79,540 102,351 102,273 775 284,939 284,939 セグメント間の内部 売上収益又は振替高 179 179 △ 179 79,540 102,530 102,274 775 285,119 △ 179 284,939 セグメント損益 (事業利益)(注)1 15,323 4,637 9,210 219 29,389 △ 3,941 25,448 セグメント資産 118,389 120,988 118,801 1,169 359,347 19,111 378,457 その他の項目 減価償却費及び 償却費(注)4 3,559 4,921 4,595 36 13,110 663 13,774 資本的支出(注)4 6,525 7,122 3,988 56 17,691 62…