事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社2社及び関連会社1社で構成され、文具及びロボットの製造販売を主たる事業内容としております。 文具のうち主に筆記具関連は当社で製造販売をしておりますが、一部を持分法適用関連会社株式会社サンライズ貿易より仕入れております。なお、主要株主であるプラス株式会社の子会社で国内文具販売会社「コーラス株式会社」に国内文具営業の業務を委託しております。海外における販売会社として連結子会社のSailor Pen Europe SASがあります。 ロボットのうち標準機(プラスチック射出成形品用自動取出ロボット)及び、特注機(プラスチック射出成形品の二次、三次工程の自動化、ストック装置、プラスチック射出成形工場のFA化システム等のオーダーメード装置)につきましては、当社で設計、製造及び販売を行っております。海外における販売会社として連結子会社の THE SAILOR(THAILAND)CO.,LTD.があります。 上記の企業集団の状況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1596文字
(2) 経営戦略 セーラー万年筆は、新たに策定した「コーポレート・アイデンティティ」あるいは「ものづくり思想」といった 企業ビジョン を具体的な企業活動に反映し、安定的に一定額以上の収益を確保するために、全員一致協力し、努力を続けます。 1.収益に関する方針 ①2022年度、文具事業・ロボット機器事業双方で二年連続での事業営業利益を確保します。 ②新工場建設後も事業の健全な運営に必要なキャッシュ(運転資金)を確保し、更なる成長のための投資が行える資金を創出します。 ③文具事業・ロボット機器事業双方で海外事業の育成に努め、将来の事業成長を担う収益の源泉とします。 ④万年筆のアンテナショップであるancoraなど、メーカーが消費者に対して直接接点を設け商品を販売するD2Cビジネスを強化していきます。 ⑤文具事業・ロボット機器事業双方で製造原価低減のため、生産/在庫計画・工程管理・原価管理のプロセスを改革と製品付加価値の向上を行います。 ⑥プラスグループ各社との連携を強化し、文具事業・ロボット機器事業双方でシナジー効果による利益を拡大していきます。 2.未来に向けた投資に関する方針 ①広島工場建替え:2022年度稼働開始、生産性の向上を図り、災害リスクに備えた工場とします。 ②広島工場の製造設備の更新と増設を行い製造能力の増強と品質の向上を図ります。 ③研究設備を整えるとともに、研究要員の増強を図り将来に向けた研究開発を促進します。 ④プラス(株)及びぺんてる(株)との連携を強化し、ロボット事業の技術開発力を高めます。 ⑤デジタルトランスフォーメーションを実現する情報インフラへの投資を積極的に進め、経理業務や勤怠管理業務のクラウド化、営業システムのコーラス(株)との連携を始動させます。 3.「働きがい」に関する方針 新しい賃金制度を導入し、職務内容や業績に連動した報酬が得られる制度に改定します。また、人事考課制度を見直し、職務による成果や業務に対する行動が評価基準となり、その評価が昇給や昇格、賞与の金額に反映される仕組みを作ります。 4.社内の意識改革に関する方針 ①事業計画を全社員で共有し、一度決めた目標を、不屈の精神と創意工夫を持って最後まで粘り強くやり遂げる「執着心」を醸成します。 ②社員ひとりひとりが自らに枠を設けず、勇気をもって新たなことに挑戦し続けるチャレンジ精神を大切にします。 ③プラスグループとの人材交流を活発に行い、社内に新しい感覚や風土を取り入れ、また出向先で新しい空気を吸収することで、セーラー万年筆社員の内なる変革を促します。 5.SDGsに関する方針 SDGsを意識した経営を行います。特に、以下の項目に積極的に取り組んで行きます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1340文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社のグループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 『経営理念』 社是 進歩的で高品質なセーラー商品により会社を興隆し社会・文化の発展に貢献すること 社訓 責任に生きよ 行動理念 お客様の満足度を最大化します 活気ある職場をつくります 革新的な技術開発を行います 永続性のある企業経営を目指します 独創性に富む商品を提供します 信頼される企業集団になります コーポレートアイデンティティ セーラー万年筆のコーポレート・アイデンティティを構成する三つの言葉 真・技・美の三位一体 真( “本物” だけを愚直に追い続ける。逆に本物でないものを捨てる勇気を持つ。)、技(何度向き合っても「完成」はない。それが「技」と「作業」の違いである。伝統に裏打ちされながらも常に高みへの挑戦を続ける姿勢。)、美(日本の美意識をすべての製品と企業活動に昇華させる。使う人、持つ人の心を震わす美を求め続ける。)の三位一体をもって、唯一無二の万年筆メーカーを目指します。 新たなビジュアル・アイデンティティ 信頼と希望の象徴である「錨」。「Anchor」の語源となる古代ギリシャ語は「曲がった腕」を意味し、船を力強く繋ぎ止める錨に、 古代の人々は目に見えない神秘的なエネルギーや神の加護を感じてきました。 これまでも、これからも、セーラー万年筆の象徴として。希望・信頼の象徴である「錨」モチーフはそのままに、技術力の力強さと繊細で日本的な美意識をロゴマークに込めることで創業初期の精神を伴ったまま現代に昇華させ、そして未来へつなげていきます。 ロゴタイプはセーラー万年筆の創業当時の魂が宿る初期の美しいグラフィックの元に、簡素化することで美を見出す日本の美意識を込めました。 また、新CIカラーとして、「SAILOR BLUE – 黎明」を設定しました。長く大陸文化を受け入れてきた港町・呉において、創業者・阪田久五郎の見た景色―。「黎明」は夜明けの意味と共に、新しいことが始まる時を指します。夜明け前の瀬戸内の海に見たであろう、これから来る今日への希望。その目に映った希望の姿を我々も見続けること。原点へ思いを馳せながら日本の手仕事による確かな技術と美意識を以ってその海の先に広がる世界へ向けて出航します。 ものづくり思想 あまたある筆記具の中から、セーラー万年筆を選んでくださるお客さまがいます。 “お客さまに喜んでいただきたい”という私たちの思いは、ときに型破りな発想や、遊び心を引き出し、さらなる機能の追求へと駆り立ててきました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4434文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次の通りであります。 (1) 財政状態及び経営成績 当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症流行の影響が収まらず、各国で行動制限やロックダウンが行われたものの、各国政府による経済政策等により、景気は徐々に回復していく状況となりました。日本国内においても、2021年後半には感染者数が減少し、経済は回復方向で推移しましたが、新たな変異株が発生したことから、先行きが不透明な状況で推移しました。 このような状況のもと、当社グループは、文具事業においては、前年度に引き続き国内営業をプラスグループの文具販売会社であるコーラス株式会社に委託して拡販に取り組むとともに、万年筆生産能力の拡大及び生産性向上に取り組みました。更に、懸案であった文具事業の広島工場新工場棟建設に着手しております。また、ロボット機器事業につきましては、医療機器関連の製造装置に注力するなど、積極的な取り組みを行いました。この結果、当連結会計年度は売上高53億8千9百万円(前期比12.3%増)、営業利益1億8百万円(前期営業損失7千5百万円)となりました。さらに営業外収益及び費用の受取賃貸料、支払利息の計上等により経常利益1億2百万円(前期経常損失1億2千4百万円)、減損損失等の特別損失1千3百万円の計上などにより親会社株主に帰属する当期純利益5千3百万円(前期親会社株主に帰属する当期純損失1億3千6百万円)となり、4期ぶりの親会社株主に帰属する当期純利益を計上することができました。 セグメントの業績は次の通りであります。 (文具事業) 文具事業の状況につきましては、主力製品の万年筆及び万年筆のカラーインクが、国内だけでなく海外でも好調に推移し、苦戦を続けているボールペンなどの販売減少を補った結果、売上高35億6千万円(前期比10.3%増)となりました。利益につきましては、セグメント利益2千5百万円(前期セグメント損失1億3千7百万円)となっております。 (ロボット機器事業) ロボット機器事業につきましては、海外における医療機器関係の製造装置、国内では医療機器や食品容器の製造装置が堅調で、売上高18億2千8百万円(前期比16.4%増)セグメント利益8千3百万円(同34.2%増)となっております。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて4億6千3百万円減少し、23億7千7百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、1億3千2百万円の増加(前期は1億7千9百万円の減少)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約969文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額 (注2) 文具事業 ロボット機器 事業 売上高 外部顧客への売上高 3,227,580 1,571,328 4,798,908 4,798,908 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,227,580 1,571,328 4,798,908 4,798,908 セグメント利益又は損失(△) △ 137,317 62,106 △ 75,210 △ 75,210 セグメント資産 5,512,449 1,271,563 6,784,013 158,161 6,942,175 その他の項目 減価償却費 19,802 25,764 45,566 45,566 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 261,001 8,106 269,108 269,108 (注)1.セグメント資産の調整額には全社資産が含まれております。 2.セグメント利益又は損失(△)は連結損益計算書の営業損失と一致しております。 当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額 (注2) 文具事業 ロボット機器 事業 売上高 外部顧客への売上高 3,560,946 1,828,462 5,389,408 5,389,408 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,560,946 1,828,462 5,389,408 5,389,408 セグメント利益 25,624 83,353 108,978 108,978 セグメント資産 5,719,847 1,219,124 6,938,971 126,571 7,065,543 その他の項目 減価償却費 51,577 21,075 72,653 72,653 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 507,912 25,631 533,544 533,544 (注)1.セグメント資産の調整額には全社資産が含まれております。 2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。