事業の内容
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/ 原文長 約1184文字
3 【事業の内容】 連結財務諸表提出会社 (以下、当社という。) は、IFRSに準拠して連結財務諸表を作成しており、関係会社の範囲についてもIFRSの定義に基づいています。「第2 事業の状況」および「第3 設備の状況」においても同様です。 当社および当社の関係会社 (子会社544社および関連会社169社 (2021年3月31日現在) により構成) においては、自動車事業を中心に、金融事業およびその他の事業を行っています。 なお、次の3つに区分された事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記5」に掲げるセグメント情報の区分と同様です。 自動車 当事業においては、セダン、ミニバン、2BOX、スポーツユーティリティビークル、トラック等の自動車とその関連部品・用品の設計、製造および販売を行っています。自動車は、当社、日野自動車㈱およびダイハツ工業㈱が主に製造していますが、一部については、トヨタ車体㈱等に生産委託しており、海外においては、トヨタ モーター マニュファクチャリング ケンタッキー㈱等が製造しています。自動車部品は、当社および㈱デンソー等が製造しています。これらの製品は、国内では、トヨタモビリティ東京㈱等の全国の販売店を通じて顧客に販売するとともに、一部大口顧客に対しては当社が直接販売を行っています。一方、海外においては、米国トヨタ自動車販売㈱等の販売会社を通じて販売しています。 自動車事業における主な製品は次のとおりです。 主な製品の種類 LS、RX、クラウン、RAV4、カローラ、ヤリス、ハイラックス、カムリ、ハイランダー、 タコマ、C-HR、ハイエース、アルファード 、ハリアー、ライズ、ルーミー、シエンタ ヴォクシー、プロフィア、タント ほか 金融 当事業においては、主として当社および当社の関係会社が製造する自動車および他の製品の販売を補完するための金融ならびに車両のリース事業を行っています。国内では、トヨタファイナンス㈱等が、海外では、トヨタ モーター クレジット㈱等が、これらの販売金融サービスを提供しています。 その他 その他の事業では、情報通信事業等を行っています。 (事業系統図) 主な事業の状況の概要図および主要な会社名は次のとおりです。 上記以外の主要な会社としては、北米の製造・販売会社の統括および渉外・広報・調査活動を行うトヨタ モーター ノース アメリカ㈱、欧州の製造・販売会社の統括および渉外・広報・調査活動を行うトヨタ モーター ヨーロッパ㈱、金融会社を統括するトヨタファイナンシャルサービス㈱、ソフトウェアを中心とした様々なモビリティの開発を担うウーブン・プラネット・ホールディングス㈱があります。 (注) アイシン精機㈱は、2021年4月1日付で㈱アイシンに社名変更しています。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約967文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は2021年3月31日現在において判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 トヨタは経営の基本方針を「トヨタ基本理念」として掲げており、その実現に向けた努力が、企業価値の増大につながるものと考えています。その内容は次のとおりです。 1. 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす 2. 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する 3. クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む 4. 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する 5. 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる 6. グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす 7. 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する (2) トヨタフィロソフィー トヨタはモビリティカンパニーへの変革を進めるために、改めて歩んできた道を振り返り、未来への道標となる「トヨタフィロソフィー」をまとめました。 トヨタはモビリティカンパニーとして移動にまつわる課題に取り組むことで、人や企業、コミュニティの可能性を広げ、「幸せを量産」することを使命としています。そのために、モノづくりへの徹底したこだわりに加えて、人と社会に対するイマジネーションを大切にし、様々なパートナーと共に、唯一無二の価値を生み出してまいります。 「トヨタフィロソフィー」 MISSION わたしたちは、幸せを量産する。 技術でつかみとった未来の便利と幸福を 手の届く形であらゆる人に還元する。 VISION 可動性(モビリティ)を社会の可能性に変える。 人、企業、自治体、コミュニティが できることをふやし、人類と地球の 持続可能な共生を実現する。 VALUE ソフト、ハード、パートナーの 3つの強みを融合し、唯一無二の 価値を生み出す。
対処すべき課題
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/ 原文長 約4076文字
(3) 会社の対処すべき課題 自動車産業が100年に一度の大変革期を迎え、改めて創業の理念に立ち返り、先の見通しにくい時代の道標として、豊田綱領から続く精神を「トヨタフィロソフィー」としてまとめました。私たちの使命を「幸せの量産」と定義し、つくるモノが変わったとしても、お客様の幸せを追求することは変わらないという考えを明確にしています。そして、「可動性 (モビリティ) を社会の可能性に変える」というビジョンの実現に向けて行動することが、ホームタウン、ホームカントリーと同じように「ホームプラネット」を大切にすることであり、SDGsの「誰ひとり取り残さない」という精神で「より良い世界づくり」に持続的に取り組むことにつながると考えています。 私たちは、カーボンニュートラルなど社会課題への取り組みや、自動運転、コネクティッドなど、急速な技術革新への対応を加速させています。また、多くの企業とオープンに協業を進めるための基盤として、デジタル化を推進し、必要な時に、必要な情報が得られる環境を整備していきます。特に強化していく分野の取り組みについて紹介します。 ①電動化 カーボンニュートラルへの対応には、クルマの電動化の推進が不可欠です。当社グループは、国、地域ごとのエネルギー事情やインフラ整備の状況、クルマの使い方の違いなど、お客様のニーズに合わせて、ハイブリッド車 (HEV) 、プラグインハイブリッド車 (PHEV) 、電気自動車 (BEV) 、燃料電池車 (FCEV) という様々な選択肢を用意し、より電動車を普及させることで、CO2削減に貢献します。初代「プリウス」の投入以降、HEVという1つの技術で終わらせることなく、電動車のフルラインアップに取り組み、今やグローバルでHEV45車種、PHEV4車種、BEV4車種、FCEV2車種と幅広く展開しています。 電動車の主力であるHEVは、トヨタハイブリッドシステムを高性能化するとともに、ハイパワー型、簡易型など多様なタイプを開発し、様々なニーズに合わせて商品ラインアップを拡充していきます。また、電動化システムの販売拡大に向け、㈱BluE Nexusと連携し、電動化関連商材の競争力と、お客様に提供する技術サポートやサービスの強化を図ります。 BEVでは、新たなビジネスモデルの構築を目指し、日本で2人乗りタイプの超小型BEV「C+pod」を法人ユーザーや自治体などを対象に販売を開始し、BEVならではの新たなサービスを実証的に提供していきます。中国では、トヨタブランドとして初の「C-HR EV」「IZOA EV」の販売を開始しました。今後、新型BEV「TOYOTA bZシリーズ」7車種を含む15車種を2025年までにグローバルに投入する計画です。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約25138文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 第1四半期連結累計期間より、従来の米国会計基準に替えてIFRSを適用しており、前連結会計年度の数値もIFRSベースに組み替えて比較・分析を行っています。 (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、前連結会計年度から続く新型コロナウイルスの影響により、4月から6月にかけて急激に減速しました。7月以降は各国の経済活動再開や景気対策により緩やかに回復したものの、年度を通じてはマイナス成長となりました。 自動車市場においても、世界的な工場の稼働停止や販売店の営業停止などの影響もあり、中国などの感染影響が限定的だった一部地域を除き、多くの地域で大幅な前年実績割れとなりました。 このような経営環境の中、トヨタは、現場での改善活動を中心に、今やるべきことに取り組みました。生産現場では、生産ラインが停止した時間を使い、モノづくりの力やTPS (トヨタ生産方式) を活かして、マスクやフェイスシールド、足踏み式消毒スタンドなどを生産しました。販売現場では、オンライン販売として、非接触でのお客様との関係づくりを、全世界で推進しました。オンライン環境で、世界中の関係者と経営トップのコミュニケーションが可能となり、各地の状況のタイムリーな情報共有、迅速な意思決定に繋がりました。 また、当たり前のことを当たり前にやろう、という考えの下、当連結会計年度は予定通り多数のモデルを発売しました。新時代のSUVを目指した新型「ハリアー」は、実用性や数値一辺倒ではない、見て乗って走り出した瞬間に心が動く感性品質を重視しました。新型「MIRAI」はゼロエミッションでありながら、感性に訴えるデザイン、唯一無二の走り、一歩先を行くあふれる先進性、安心の航続距離を備えるコンセプトで、将来の水素社会実現に向けた、新たな出発点となるクルマです。レクサスブランドでは、レクサスの電気自動車(BEV) ならではの上質な走りと静粛性、ハイブリッドで培った電動化技術の高い信頼性と利便性、「UX」譲りの個性的なデザインや高い機能性を実現した「UX300e」を発売しました。また、「GRヤリス」はモータースポーツ用の車両を市販化するという逆転の発想で開発したトヨタ初のモデルです。モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりとして、開発初期からドライバーモリゾウと社外プロドライバーが評価し、東京オートサロン2020で披露した後も、サーキットで何度も評価と改善のサイクルを繰り返し、発売に至りました。 当連結会計年度における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、764万6千台と、前連結会計年度に比べて130万9千台(14.6%) の減少となりました。…
セグメント関連
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(2) 報告セグメントに関する情報 移行日 (2019年4月1日現在) (単位:百万円) 自動車 金融 その他 消去又は 全社 連結 資産合計 18,743,549 24,366,422 2,323,909 7,982,524 53,416,405 持分法で会計処理 されている投資 3,340,218 5,118 36,211 85,695 3,467,242 前連結会計年度 ( 2020年3月31日 現在あるいは同日に終了した1年間) (単位:百万円) 自動車 金融 その他 消去又は 全社 連結 営業収益 外部顧客への営業収益 26,770,379 2,172,854 923,314 29,866,547 セグメント間の 営業収益 29,364 20,316 581,606 △ 631,286 26,799,743 2,193,170 1,504,920 △ 631,286 29,866,547 営業費用 24,786,609 1,909,429 1,401,564 △ 630,287 27,467,315 営業利益 2,013,134 283,742 103,356 △ 999 2,399,232 資産合計 19,450,102 25,390,541 2,119,951 7,011,769 53,972,363 持分法で会計処理 されている投資 3,810,310 65,471 283,355 138,428 4,297,564 減価償却費及び償却費 821,958 739,484 33,905 1,595,347 資本的支出 1,437,932 2,061,334 68,363 14,818 3,582,448 当連結会計年度 ( 2021年3月31日 現在あるいは同日に終了した1年間) (単位:百万円) 自動車 金融 その他 消去又は 全社 連結 営業収益 外部顧客への営業収益 24,597,846 2,137,195 479,553 27,214,594 セグメント間の 営業収益 53,706 25,042 572,812 △ 651,560 24,651,552 2,162,237 1,052,365 △ 651,560 27,214,594 営業費用 23,044,391 1,666,645 967,015 △ 661,205 25,016,845 営業利益 1,607,161 495,593 85,350 9,645 2,197,748 資産合計 21,412,034 28,275,239 2,720,720 9,859,147 62,267,140 持分法で会計処理 されている投資 3,698,990 71,336 248,814 141,664 4,160,803 減価償却費及び償却費 893,704 715,757 34,829 1,…