事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社55社及び関連会社34社より構成され、コンポーネント事業、センサー・コミュニケーション事業、モビリティ事業、その他の4事業区分に関係する事業を行っています。 なお、当連結会計年度より「モジュール・システム事業」としていたセグメント名称を「モビリティ事業」へ変更しています。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」を参照ください。 主な製品及び事業の内容は以下のとおりです。 セグメントの名称 主な製品及び事業の内容 コンポーネント事業 スイッチ類、アクチュエーター、haptic reactor等 センサー・コミュニケーション事業 センサー、通信デバイス等 モビリティ事業 車載モジュール、情報通信機器(インフォテインメント、ディスプレイ)、サウンド等 その他 システム開発、オフィスサービス、金融・リース事業、旅行業等 当社グループの主要な会社の位置づけ及びセグメントの情報は、以下のとおりです。 主要な会社 セグメントの名称 コンポーネント事業 センサー・コミュニケーション事業 モビリティ事業 その他 国内 アルプスアルパイン(株) アルパインマーケティング(株) アルプスシステムインテグレーション(株) (株)アルプスビジネスクリエーション アルプス・トラベル・サービス(株) 海外 ALPS ALPINE NORTH AMERICA, INC. ALCOM ELECTRONICOS DE MEXICO, S.A. DE C.V. ALPS ALPINE EUROPE GmbH ALPS ELECTRIC CZECH, s.r.o. ALPINE ELECTRONICS MANUFACTURING OF EUROPE, LTD. ALPS ALPINE (CHINA) CO., LTD. ALPS (SHANGHAI) INTERNATIONAL TRADING CO., LTD. DALIAN ALPS ELECTRONICS CO., LTD. NINGBO ALPS ELECTRONICS CO., LTD. WUXI ALPS ELECTRONICS CO., LTD. DONGGUAN ALPS ELECTRONICS CO., LTD. DALIAN ALPINE ELECTRONICS CO., LTD. TAICANG ALPINE ELECTRONICS CO., LTD. ALPS ELECTRONICS TAIWAN CO., LTD. ALPS ELECTRIC KOREA CO., LTD. ALPS ELECTRIC (MALAYSIA) SDN. BHD. ALPS ALPINE ASIA CO., LTD.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2227文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、企業理念「アルプスアルパインは人と地球に喜ばれる新たな価値を創造します」の実現及び継続のため、創業期制定の社訓をベースとした「価値の追究」「地球との調和」「社会への貢献」「個の尊重」「公正な経営」の5つの経営姿勢をグループ共通の価値観として、各社が連携して経営計画を推進し、企業価値の最大化を図っていきます。 (2)中長期的な経営戦略と目標とする経営指標 当社は、目指す将来像としてビジョン2035「人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」を掲げました。「感動・安全・環境」の価値提供により、人の感性とものがシームレスにつながる世界で、期待を超えるイノベーションを生み出し、持続可能な社会を実現していきます。このビジョン2035の実現のため、2028年3月までの中期経営計画2027では、取り組むべき基本方針を計画しました。 <中期経営計画2027 基本方針> 1.高付加価値の追求 モビリティ事業の収益改善を最重要テーマとし、従来のモジュール・システム事業をモビリティ事業へ一本化した上で、デジタルキャビン領域を中心に高付加価値製品へのシフトを進めます。併せて、不採算製品の撤退や、製品ポートフォリオの選択と集中、生産拠点の再編、更にはROICを基軸とした投資判断の徹底等、収益構造の抜本的な見直しを推進していきます。 2.次の主力事業仕込み センサー領域を中心とした資本及び人的投資の強化を図るとともに、新たな成長領域を明確に定め、マーケティング機能との連携や外部パートナーとの協業体制を強化します。これにより、当社のコア技術をベースとした新製品の開発と拡販を積極的に推進します。 3.経営基盤の強化 国内生産拠点のコスト競争力向上に向け、戦略的な設備投資や機能再編、人財への投資を含む構造改革を継続し進めることで、持続可能な経営基盤の確立を図ります。更に、業績予想の精度向上及び資本効率を高める経営の実現に向けた施策にも取り組んでいきます。 これらの取り組みを通じて、2027年3月期でPBR1倍以上、2028年3月期にROE10%の達成を目指します。 (3)会社の経営環境と対処すべき課題 当社は日本をはじめ北米、欧州、中国、その他アジアを中心に23の国と地域に183拠点を持ち、約15,000種類の製品・サービスを車載市場、モバイル市場、民生市場向けに販売しています。車載市場は、主に日本・北米・欧州の大手自動車メーカー向けに直接販売するTier1ビジネスを中心に、世界中の自動車部品メーカー向けに販売するTier2ビジネスも行っています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2227文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、企業理念「アルプスアルパインは人と地球に喜ばれる新たな価値を創造します」の実現及び継続のため、創業期制定の社訓をベースとした「価値の追究」「地球との調和」「社会への貢献」「個の尊重」「公正な経営」の5つの経営姿勢をグループ共通の価値観として、各社が連携して経営計画を推進し、企業価値の最大化を図っていきます。 (2)中長期的な経営戦略と目標とする経営指標 当社は、目指す将来像としてビジョン2035「人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」を掲げました。「感動・安全・環境」の価値提供により、人の感性とものがシームレスにつながる世界で、期待を超えるイノベーションを生み出し、持続可能な社会を実現していきます。このビジョン2035の実現のため、2028年3月までの中期経営計画2027では、取り組むべき基本方針を計画しました。 <中期経営計画2027 基本方針> 1.高付加価値の追求 モビリティ事業の収益改善を最重要テーマとし、従来のモジュール・システム事業をモビリティ事業へ一本化した上で、デジタルキャビン領域を中心に高付加価値製品へのシフトを進めます。併せて、不採算製品の撤退や、製品ポートフォリオの選択と集中、生産拠点の再編、更にはROICを基軸とした投資判断の徹底等、収益構造の抜本的な見直しを推進していきます。 2.次の主力事業仕込み センサー領域を中心とした資本及び人的投資の強化を図るとともに、新たな成長領域を明確に定め、マーケティング機能との連携や外部パートナーとの協業体制を強化します。これにより、当社のコア技術をベースとした新製品の開発と拡販を積極的に推進します。 3.経営基盤の強化 国内生産拠点のコスト競争力向上に向け、戦略的な設備投資や機能再編、人財への投資を含む構造改革を継続し進めることで、持続可能な経営基盤の確立を図ります。更に、業績予想の精度向上及び資本効率を高める経営の実現に向けた施策にも取り組んでいきます。 これらの取り組みを通じて、2027年3月期でPBR1倍以上、2028年3月期にROE10%の達成を目指します。 (3)会社の経営環境と対処すべき課題 当社は日本をはじめ北米、欧州、中国、その他アジアを中心に23の国と地域に183拠点を持ち、約15,000種類の製品・サービスを車載市場、モバイル市場、民生市場向けに販売しています。車載市場は、主に日本・北米・欧州の大手自動車メーカー向けに直接販売するTier1ビジネスを中心に、世界中の自動車部品メーカー向けに販売するTier2ビジネスも行っています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3782文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、 前連結会計年度末と比べ424億円増加 の 7,831億円 、自己資本は335億円増加の 4,475億円 となり、自己資本比率は 57.1% となりました。 流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の増加と、その他流動資産の減少等により、 前連結会計年度末と比べ57億円増加 の 5,007億円 となりました。 固定資産は、建設仮勘定、無形固定資産の増加等により、 前連結会計年度末と比べ366億円増加 の 2,824億円 となりました。 流動負債は、その他流動負債の増加と、短期借入金の減少等により、 前連結会計年度末と比べ138億円増加 の 2,407億円 となりました。 固定負債は、退職給付に係る負債の減少と、繰延税金負債の増加等により、 前連結会計年度末と比べ53億円減少 の 930億円 となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、各国の金融・通商政策の動向や地政学リスクの高まり、米国による追加関税等の影響を受け、不確実性の高い状況で推移しました。北米では、個人消費は比較的底堅く推移したものの、通商政策を巡る不透明感が景気の先行きに対する懸念材料となりました。欧州では、雇用環境が比較的良好に推移した一方、景気回復の動きは緩やかにとどまりました。中国では、輸出は一定の回復を示したものの、不動産市場の低迷が継続し、景気回復は限定的なものにとどまりました。日本では、内需の下支えによる景気回復が緩やかに進んだものの、各国の通商政策等を背景とする経済・物価動向の不確実性もあり、不透明感を伴う状況で推移しました。 当社の車載市場向けビジネスには、完成車メーカーとの受託開発に基づいた専用設計製品を納入するTier1ビジネスと、Tier1メーカー向けに、顧客との受託開発に基づいた専用設計製品、及び当社開発の標準品を供給するTier2ビジネスがあります。当連結会計年度における事業環境は、車載市場において、Tier1ビジネスでは、当社主要顧客である日本・北米・欧州の自動車メーカー向けが、前期に中国市場での競争激化に伴う減産の影響を受けた後、今期は回復が依然として限定的な状況にある中、前期比でやや持ち直しの傾向が見られました。一方、Tier2ビジネスは、当社製品に対する幅広い引き合いが伸長し、引き続き堅調に推移しました。モバイル市場では、大手スマートフォンメーカー向けが堅調に推移しました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2028文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 コンポーネント事業 センサー・コミュニケーション事業 モビリティ事業 売上高 外部顧客への売上高 (注)4 348,013 84,199 537,202 969,415 20,992 990,407 990,407 セグメント間の内部売上高又は振替高 294 22 37 353 10,489 10,843 △ 10,843 348,307 84,221 537,240 969,769 31,481 1,001,251 △ 10,843 990,407 セグメント利益又は損失(△) 30,397 △ 3,360 5,606 32,642 1,516 34,159 △ 52 34,106 セグメント資産 146,707 46,307 244,205 437,220 49,400 486,621 254,093 740,715 その他の項目 減価償却費 17,115 3,585 13,534 34,235 945 35,180 △ 36 35,143 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 17,293 7,519 25,456 50,269 1,711 51,981 △ 95 51,886 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システムの開発、オフィスサービス、金融・リース事業等を含んでいます。 2.調整額は、以下のとおりです。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額 △52百万円 は、セグメント間取引消去です。 (2)セグメント資産の調整額 254,093百万円 は、全社資産 280,628百万円 、セグメント間取引消去 △26,534百万円 です。全社資産の主なものは、当社及び一部グループ会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、土地等です。 3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っています。 4. 外部顧客への売上高は、顧客との契約から生じる収益及びその他の収益が含まれています。その他の収益は主に金融・リース事業に係るものであり、その金額に重要性はありません 。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3160文字
2.主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、下記のとおりです。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) Apple Inc. 228,631 23.1 236,625 23.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されています。 この連結財務諸表の作成に際し、連結決算日における資産・負債の数値及び連結会計年度の収益・費用の数値に影響を与える会計上の見積りを用いています。 当社は、特に以下の会計上の見積りが、当社グループの連結財務諸表に重要な影響を与えるものと考えています。 1)棚卸資産の評価 棚卸資産は取得原価又は正味売却価額のいずれか低い金額で評価しています。正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、取得原価と正味売却価額との差額について評価損を計上しています。正味売却価額は、主に顧客との販売契約に基づく予定売価を基に見積もっています。また、一定の保有期間を超えた場合、滞留又は陳腐化しているとみなし、評価損を計上しています。更に、保有期間にかかわらず将来廃却が見込まれる棚卸資産についても評価損を計上しています。 市場環境の悪化による顧客の需要減少や製品ライフサイクルの変化等に伴い、棚卸資産の収益性の低下、滞留、陳腐化が生じた場合、将来において追加の評価損の計上が必要となる可能性があります。 2)繰延税金資産 繰延税金資産については、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対して、将来の収益力に基づく翌期の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を判断しています。課税所得の見積りは、事業計画及びグループ会社間の取引価格を基礎としています。また、中国市場における当社主要顧客である日本・北米・欧州自動車メーカーの販売戦略の見直し等に起因する販売数量及び製品構成の変化、部材高騰の長期化やインフレの継続といった事業環境下における目標とする原価改善の達成状況についても考慮しています。グループ会社間の取引価格は、各国の移転価格税制を考慮し、連結子会社ごとに設定しています。 将来において、事業環境の変化による顧客の需要減少や、移転価格を含む税務関連の動向の変化等により課税所得が予想を下回り、すでに計上されている繰延税金資産の全部又は一部を回収できないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産を取崩し、税金費用が計上される可能性があります。…