事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1063文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社127社並びに持分法適用関連会社6社で構成され、工作機械(マシニングセンタ、ターニングセンタ、複合加工機、5軸加工機及びその他の製品)、ソフトウエア(ユーザーインタフェース、テクノロジーサイクル、組込ソフトウエア等)、計測装置、修理復旧サポート、アプリケーション、エンジニアリングを包括したトータルソリューションの提供を行っております。当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 連結子会社及び持分法適用関連会社の事業内容は次のとおりであります。 なお、次の2部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.事業セグメント」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 1.マシンツール(工作機械の製造及び販売) 連結子会社 工作機械の製造及び販売 DECKEL MAHO Pfronten GmbH、 DECKEL MAHO Seebach GmbH、GILDEMEISTER Drehmaschinen GmbH、 GRAZIANO Tortona S.r.l.、 SAUER GmbH、FAMOT Pleszew Sp.z o.o.、GILDEMEISTER Italiana S.p.A.、 REALIZER GmbH、Ulyanovsk Machine Tools ooo、DMG MORI MANUFACTURING USA, INC.、 DMG森精機(天津)機床有限公司、株式会社太陽工機、他2社 関係会社の統括等 DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT、他2社 その他 5社 持分法適用関連会社 1社 2.インダストリアル・サービス(工作機械に関連するサービスやソリューションの提供) 連結子会社 工作機械等の販売及びサービス DMG MORI Italia S.R.L.、DMG MORI FRANCE SAS、DMG MORI Stuttgart GmbH、DMG MORI USA, INC.、 DMG MORI Management GmbH、DMG森精機セールスアンドサービス株式会社、他55社 関係会社の統括等 DMG MORI GmbH、DMG MORI Europe AG、 他8社 計測装置の製造及び販売 株式会社マグネスケール、他2社 ソフトウエア、画像処理等ハードウエアの開発及び販売 ビー・ユー・ジーDMG森精機株式会社 その他 30社 持分法適用関連会社 5社
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1640文字
(2) 経営戦略及び経営環境 2020年(以下、「来期」)の全社受注を4,200億円と2019年(以下、「当期」)の4,094億円の実績に対し2.6%増を見込んでおります。新型コロナウイルスの影響が拡大している状況ではありますが、地域別には米国が回復の足取りを示している他、東南アジアも大底から脱しつつあります。一方、日本、欧州は2018年まで大きく伸張した反動もあり、来期は横ばい圏で推移するものと計画しております。中国は短期的には不透明でありますが、工程集約機、自動化等の潜在需要が旺盛なことから年度後半には回復していくものと期待しております。業種別には引き続き航空・宇宙関連、医療関連、金型関連が堅調に推移する他、半導体製造装置関連の寄与度も高まっていくものと考えております。一方で、自動車関連は引き続き低調に推移するものと見込んでおります。 当社は、自動化、5軸化・複合化、ソフトウエア、先端技術を今後の事業テーマとするとともに、当期より導入したカンパニー制により利益と業務の厳格な管理と経営者育成を進めてまいります。 自動化につきましては、自動化システムの受注に占める比率が年々増加しており、自動化システムを構成する各機器をモジュール化、規格等を統一し導入時のリードタイム短縮や短期間でのレイアウト変更を可能とするプログラミング不要のロボットシステム「MATRIS」を開発する等の対応を行っております。 5軸化・複合化につきましては、複雑形状の加工を可能とする5軸加工機・複合加工機の受注が60%超を占めるまでとなりましたが、国内におけるさらなる普及を目的としてDMG MORI 5軸加工研究会を発足させ、お客様への機械貸出やプライベートレッスン実施によるオペレーター養成を行っております。 ソフトウエアにつきましては、当社開発のオペレーションシステムCELOSを通じて、アプリケーションによるお客様の利便性向上を図り、スマートファクトリーを進めてまいります。 先端技術につきましては、アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形、以下、「AM」)や超音波等の技術の用途拡大を進めてまいります。 当社は、業界のリーディング・カンパニーとして、幅広いステークホルダーの期待に応えるべく、SDGs(Sustainable Development Goals)への取り組みを強化しております。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1801文字
(4) 対処すべき課題 ①製品開発 当期にR&Dカンパニーを発足し、要素技術、新機種開発、既存機種の改善改良、マニュアル、知財からなる組織構成で運営しております。 要素技術に関しては自動化・省人化を実現するために自動化システムの開発を強化するとともに、自動化システムで重要になる切り屑処理、プロセスモニタリング、機上計測、機械の稼働状況モニタリング、長時間にわたる運転での精度維持等の技術開発を、新機種開発においては複合加工機、5軸加工機とAM機の強化を進めております。全体では約30件の開発プロジェクトを当期から進行させており、来期にその大部分を製品化するとともに、来期も同程度の新規開発プロジェクトを追加いたします。 複合加工機、5軸加工機、自動化システム機を効率的に運用するための重要な要素であるマニュアルの電子化を進めております。電子化したマニュアルは、お客様専用サイトの「my DMG MORI」から閲覧していただくことができ、冊子での保管が不要で、必要な項目の検索性も大幅に改善しております。来期は動画も導入し、さらに検索性にすぐれ一目で理解いただけるマニュアルを提供いたします。知財戦略にも積極的に取り組み、特許出願件数は当期に前期比64%増、さらに来期には当期比40%増とすることで独自技術の権利化を進めてまいります。 ②品質 経営理念の「独創的で、精度良く、頑丈で、故障しない機械を最善のサービスとコストでお客様に供給することを通して、ターニングセンタ、マシニングセンタ、複合加工機、研削盤で、グローバルワンを目指す」を基本方針として、品質=お客様満足を合言葉に、全社一丸となって製品や修理復旧の品質向上に努めております。最近では、5軸化、複合化、自動化、IoT、レーザ加工やAM等の最先端加工法の活用等をお客様ニーズといち早くとらえ、これらのお客様の期待に応える工作機械や周辺装置、アプリケーションソフトウエアの提供に注力しております。また、お客様満足活動をはじめとするCS活動を通じて得たお客様の声を真摯に受け止め、製品や修理復旧の徹底的な改善改良を計画するとともに、再発防止を確実に行うことにより、お客様の信頼を獲得することを行動の基本としております。 ③安全保障貿易管理 近年、世界の安全保障環境の不安定化が益々顕著になってきたことに伴い、大量破壊兵器の不拡散や通常兵器の過度の蓄積防止に対する国際的な関心が一段と高まっております。このような環境の中、当社グループにおいては、輸出関連法規の遵守に関する内部規程(コンプライアンス・プログラム)を定め、厳正に適用しております。さらに、当社製品には、不正な輸出を防止する目的で、据付場所からの移設を検知すると稼働できなくする装置を搭載し、厳格な輸出管理を実践しております。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7452文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度(当期)における業績は、売上収益が485,778百万円(3,978,527千EUR)(前期比3.1%減)、営業利益が37,339百万円(305,809千EUR)(前期比3.0%増)、税引前当期利益が31,451百万円(257,587千EUR)(前期比0.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が17,995百万円(147,379千EUR)(前期比2.8%減)となりました。 工作機械が使用される製造現場では10年毎に飛躍的な技術革新が起こっており、当社は、新時代の技術要求に応えられる生産設備をお客様に提供すべく、5軸・複合加工機やAM機をプラットフォームとした自動化・デジタル化の促進を事業戦略として掲げております。5軸・複合加工機によって生産工程が集約されることで、搬送や計測の自動化の需要が高まり、その帰結として、デジタル技術を活用したセンシングやAIを用いたデータ解析が進み、そこから学習された結果が工作機械本体のさらなる高性能化をもたらすという好循環を生みます。デジタル化による付加価値をお客様に直接提供するサービスとして、ポータルサイト「my DMG MORI」を導入し、お客様が事業所毎の保有機の基本情報やマニュアル、出張修理復旧の履歴を確認することを可能とし、写真や動画を添付して修理復旧をオンラインで直接依頼することやスペアパーツの発送状況を把握することが可能となりました。そしてAMは、従来の切削加工では不可能だった複雑形状や軽量化を実現できる点で、導入したお客様にとって新たなビジネスチャンスとなります。当社には、テクノロジーサイクルやDMQP(DMG森精機認定周辺機器)等の取り組みを通じて、これまでに蓄積してきた加工技術や周辺機器に関する豊富なノウハウがあります。また、11月に発表した株式会社ニコンとの包括的な業務提携は、同社の持つ計測やカメラ技術を適用することによって工作機械の高度化を可能にします。さらに、グローバルな販売・修理復旧体制の構築によりお客様との直接のコンタクトを重視してきた当社は、古い工作機械のリプレイス需要や国境を越えた設備投資のご相談に対し、いち早く対応してまいりました。7月には伊賀事業所に最新の倉庫管理システムを取り入れたグローバルパーツセンタを開所しております。こうした知見を強みに上述の好循環を加速化し、工場全体の稼働率を向上させるトータルソリューションプロバイダーを目指してまいります。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約51539文字
(3) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結損益計算書計上額 マシンツール インダストリアル・ サービス 合計 全社機能 消去 売上収益 外部顧客からの売上収益 373,348 127,875 501,223 24 501,248 セグメント間の売上収益 194,835 17,969 212,804 1,918 △ 214,722 合計 568,183 145,844 714,027 1,943 △ 214,722 501,248 セグメント利益 40,163 12,938 53,101 △ 16,444 △ 228 36,429 金融収益 470 金融費用 △ 5,624 税引前当期利益 31,275 セグメント資産 724,941 503,325 1,228,267 399,242 △ 1,099,086 528,423 その他の項目 減価償却費及び償却費 8,832 5,759 14,591 3,907 18,499 持分法適用会社への投資額 427 2,903 3,331 3,331 資本的支出 12,104 2,209 14,314 5,227 △ 262 19,278 (注)1.セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去及び全社機能に係る損益が含まれております。 2.セグメント資産の調整額には、事業セグメントに帰属しない全社資産及びセグメント間の債権の相殺消去等が含まれております。…