事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約389文字
3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社及び製造子会社6社で構成され、自動車焼結製品、鉄道焼結製品、油圧機器製品の製造販売を主な事業内容としており、関連当事者(その他の関係会社)であるトヨタ自動車㈱には継続的に自動車焼結製品を販売しております。 当グループの事業に係る位置づけ、及び事業の種類別セグメントとの関連は次の通りであります。ファインシンター東北㈱は当社の自動車焼結製品の製造を行っており、またファインシンター三信㈱、タイファインシンター㈱、アメリカンファインシンター㈱、精密焼結合金(無錫)有限公司、及びファインシンターインドネシア㈱は、自動車焼結製品の製造及び販売を事業内容としております。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表(セグメント情報等)」をご参照ください。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4029文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 〔基本理念〕 ものつくりを通し、すみよい社会と人々の幸せに貢献する 〔長期方針〕 ① 21世紀に勝ち残る企業基盤を確立する ・品質第一に徹し、魅力ある商品・技術の実現 ② 良い社風を築き、地域に信頼される企業を目指す ③ 明るく働きがいのある職場を築く 〔サステナビリティ方針〕 ものつくりを通し、すみよい社会と人々の幸せに貢献する (基本理念がSDGsのアジェンダと重なり、グローバル・グループ内に浸透していることからサステナビリティ方針と位置付けております。) (2)目標とする経営指標 当社は、事業領域の拡大による売上高の伸張と、事業基盤の強化・付加価値の向上による売上高営業利益率、及び株主資本利益率(ROE)、モビリティの脱炭素化への貢献のためCO 2 排出量の削減率を重要な経営指標としております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社グループの主要顧客である自動車産業は、100年に一度の大変革が進行中であり、気候危機・食糧難・水不足などの社会課題の国際的な取り組み、AI・デジタル技術の変化など、当社を取り巻く環境は大きく変動しております。 当社としては、持続的成長と企業価値向上の為に2030年ビジョンと中期経営計画2025を策定し、取組みを進めてまいります。 1.FINE SINTER VISION 2030 2.経営目標 2025年度の経営目標として、売上高は新型コロナウイルス感染拡大前の400億円レベルでも、8%の営業利益、10%のROEを達成し、さらに将来の成長につなげることを目指します。具体的には、モノづくり革新などで競争力を強化し、成長投資を行うことで将来の成長に向けた事業構造の変革を進めるとともに、持続的成長に向けESG経営を推進します。 3.基本戦略 <競争力の強化> ①デジタル技術と匠の技の融合によるモノづくりの革新 AI・IoT技術による24時間無人稼働化、全工程自動搬送などによる品質向上、製品1個1個へのQRコード付与による製品単位での品質保証、匠の技の段替ノウハウの設備機構への落とし込み、現場オペレーター作業の標準化、段替短縮のDX化に取り組みます。「未来Factory」と名付けたコンセプトを春日井工場から順次グローバルに展開していく計画です。 ②ロスの撲滅とムダの排除による生産性工場 モノづくりの革新と併行して、地道なロス低減とTPSの考え方に沿ったムダの排除による生産性向上で、現場力を高めてまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4029文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 〔基本理念〕 ものつくりを通し、すみよい社会と人々の幸せに貢献する 〔長期方針〕 ① 21世紀に勝ち残る企業基盤を確立する ・品質第一に徹し、魅力ある商品・技術の実現 ② 良い社風を築き、地域に信頼される企業を目指す ③ 明るく働きがいのある職場を築く 〔サステナビリティ方針〕 ものつくりを通し、すみよい社会と人々の幸せに貢献する (基本理念がSDGsのアジェンダと重なり、グローバル・グループ内に浸透していることからサステナビリティ方針と位置付けております。) (2)目標とする経営指標 当社は、事業領域の拡大による売上高の伸張と、事業基盤の強化・付加価値の向上による売上高営業利益率、及び株主資本利益率(ROE)、モビリティの脱炭素化への貢献のためCO 2 排出量の削減率を重要な経営指標としております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社グループの主要顧客である自動車産業は、100年に一度の大変革が進行中であり、気候危機・食糧難・水不足などの社会課題の国際的な取り組み、AI・デジタル技術の変化など、当社を取り巻く環境は大きく変動しております。 当社としては、持続的成長と企業価値向上の為に2030年ビジョンと中期経営計画2025を策定し、取組みを進めてまいります。 1.FINE SINTER VISION 2030 2.経営目標 2025年度の経営目標として、売上高は新型コロナウイルス感染拡大前の400億円レベルでも、8%の営業利益、10%のROEを達成し、さらに将来の成長につなげることを目指します。具体的には、モノづくり革新などで競争力を強化し、成長投資を行うことで将来の成長に向けた事業構造の変革を進めるとともに、持続的成長に向けESG経営を推進します。 3.基本戦略 <競争力の強化> ①デジタル技術と匠の技の融合によるモノづくりの革新 AI・IoT技術による24時間無人稼働化、全工程自動搬送などによる品質向上、製品1個1個へのQRコード付与による製品単位での品質保証、匠の技の段替ノウハウの設備機構への落とし込み、現場オペレーター作業の標準化、段替短縮のDX化に取り組みます。「未来Factory」と名付けたコンセプトを春日井工場から順次グローバルに展開していく計画です。 ②ロスの撲滅とムダの排除による生産性工場 モノづくりの革新と併行して、地道なロス低減とTPSの考え方に沿ったムダの排除による生産性向上で、現場力を高めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2377文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (経営成績等の状況の概要) (1) 業績 当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大からの回復が一部見られるものの、経済活動が正常化したとは言い難い状況で推移しました。 当社グループ製品の主要市場である自動車産業においては、世界的な半導体不足、東南アジアからの部品供給難に伴う生産停滞に見舞われました。 このような状況の中、当連結会計年度の業績は、売上高は 389億57百万円 (前年度比 12.5%増 )となり、営業利益は 4億35百万円 (前年度比 105.8%増 )、経常利益は 7億24百万円 (前年度比 451.9%増 )、親会社株主に帰属する当期純利益は 2億8百万円 (前年度は親会社株主に帰属する当期純損失2憶25百万円)となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、「粉末冶金製品事業」を「自動車焼結事業」及び「鉄道焼結事業」の2区分へ変更しております。 ①自動車焼結事業 当第3四半期以降の国内、米国を中心とした、半導体不足及び東南アジアからの部品供給停滞に伴う得意先での生産調整による売上減、原材料価格の高騰、米国子会社での要員不足による生産ロス等はあったものの、総じて前年度からの新型コロナウィルス感染拡大による売上減少から大幅に回復し、トヨタハイブリッド車用インバーター部品の売上増(既存品の増産及び新型ハイブリッド車用新規品の生産開始)、原価改善及び休業日設定を含む柔軟な稼働対応などの取組みで増収増益となりました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は 352億93百万円 と前年度と比べ 38億30百万円 ( 12.2 %)の増収となり、セグメント利益につきましては、 15億39百万円 と前年度と比べ 29百万円 ( 2.0 %)の増益となりました。 ②鉄道焼結事業 新幹線用ブレーキライニング及び新幹線用すり板の搭載車両増加が売上に寄与しておりますが、前連結会計年度第2四半期以降の新型コロナウイルス感染拡大に伴う減便の影響により、売上減少となりました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は 15億15百万円 と前年度と比べ 2億51百万円 ( 14.2 %)の減収となり、セグメント利益につきましては、 1億28百万円 と前年度と比べ 13百万円 ( 9.5 %)の減益となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1842文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注1) 総合計 調整額 (注2) 連結財務諸表 計上額 (注3) 自動車 焼結事業 鉄道 焼結事業 油圧機器 製品事業 売上高 外部顧客への売上高 31,462,881 1,767,140 1,403,159 34,633,180 8,281 34,641,462 34,641,462 セグメント間の内部 売上高又は振替高 31,462,881 1,767,140 1,403,159 34,633,180 8,281 34,641,462 34,641,462 セグメント利益 1,509,778 142,353 326,885 1,979,017 4,001 1,983,019 △ 1,771,510 211,508 セグメント資産 39,737,324 1,802,784 1,213,472 42,753,580 31,994 42,785,575 6,967,012 49,752,587 その他の項目 減価償却費 3,577,228 136,178 40,934 3,754,341 4,280 3,758,621 118,279 3,876,901 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 3,148,230 17,720 60,452 3,226,404 3,226,404 247,773 3,474,177 (注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、発電及び売電に関する事業です。 (注)2 調整額は、以下の通りであります。 (1)セグメント利益の調整額△ 1,771,510 千円は、全社費用であります。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額 6,967,012 千円の主なものは、親会社での余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。 (注)3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2988文字
(3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%) 自動車焼結事業 35,293,251 12.2 鉄道焼結事業 1,515,627 △14.2 油圧機器製品事業 2,139,831 52.5 その他 8,562 3.4 合計 38,957,272 12.5 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) トヨタ自動車㈱ 7,924,982 22.9 7,993,604 20.5 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 財政状態の分析 (資産) 資産は 510億52百万円 となり、前連結会計年度末に比べ、 12億99百万円 増加いたしました。原料価格の高騰などに伴う原材料及び貯蔵品の増加(前連結会計年度末比 6億57百万円増 )、売上回復に伴う受取手形及び売掛金の増加(前連結会計年度末比 2億95百万円増 )、株価回復に伴う評価額の上昇による投資有価証券の増加(前連結会計年度末比 2億36百万円増 )によるものであります。 (負債) 負債は 301億64百万円 となり、前連結会計年度末に比べ、 9百万円 増加いたしました。これは、新型コロナウイルス感染拡大に起因する生産減からの回復に伴う仕入増加及び原料価格高騰による電子記録債務の増加( 前連結会計年度末比 6億14百万円増 )の一方、新型コロナウイルスのリスクへの備えとして調達した資金の一部返済による短期借入金の減少(前連結会計年度末比 2億77百万円減 )及び長期借入金の減少(前連結会計年度末比 4億46百万円減 )によるものであります。 (純資産) 純資産は 208億88百万円 となり、前連結会計年度末に比べ、 12億90百万円増加 いたしました。これは、主に円安進行に伴う為替換算調整勘定の増加による、その他の包括利益累計額の増加(前連結会計年度末比 8億36百万円増 )によるものであります (2) 経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 当社グループは、「中期経営計画2025」の達成に向け、グループ一丸となり「競争力の強化」「事業構造変革」「ESG経営」に取り組んでおります。…