事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約993文字
3【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下、「当社」という。)、連結子会社48社および持分法適用会社2社で構成され、その事業内容を医薬品事業とその他事業に区分しています。医薬品事業では、医療用医薬品、一般用医薬品等の研究開発・製造・販売を行っており、医薬品事業を構成する日本、アメリカス(北米)、中国、EMEA(欧州、中東、アフリカ、ロシア、オセアニア)、アジア・ラテンアメリカ(韓国、台湾、香港、インド、アセアン、中南米等)、一般用医薬品等(日本)の6つの事業セグメントを報告セグメントとしています。 事業区分、主要製品等および主要な会社の関係は、次のとおりです。 事業区分 主要製品等 主要な会社 医薬品事業 医療用医薬品 一般用医薬品 (日本) 当社 株式会社カン研究所 エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 EAファーマ株式会社 (北米) Eisai Corporation of North America (米国) Eisai Inc. (米国) H3 Biomedicine Inc. (米国) (中国) 衛材(中国)投資有限公司 衛材(中国)薬業有限公司 衛材(蘇州)貿易有限公司 (欧州) Eisai Europe Ltd. (英国) Eisai Ltd. (英国) Eisai Manufacturing Ltd. (英国) Eisai GmbH (ドイツ) Eisai S.A.S. (フランス) Eisai Farmacéutica S.A. (スペイン) (アジア他) Eisai Asia Regional Services Pte. Ltd. (シンガポール) 衛采製薬股份有限公司(台湾) Eisai (Thailand) Marketing Co., Ltd. (タイ) Eisai Korea Inc. (韓国) Eisai Pharmaceuticals India Pvt. Ltd. (インド) その他事業 ライセンス 医薬品原料 物流サービス 業務サービス (日本) 当社 エーザイ物流株式会社 株式会社サンプラネット 上記における事業区分は、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、連結財務諸表注記、5. セグメント情報」における事業区分と同一です。 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約7713文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当期末現在において当社グループが判断したものです。 (1)企業理念 当社グループは、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献することを企業理念としています。この理念のもとですべての役員および従業員が一丸となり、世界のヘルスケアの多様なニーズを充足し、いかなる医療システム下においても存在意義のあるヒューマン・ヘルスケア( hhc )企業となることをめざしています。当社グループの使命は、患者様満足の増大であり、その結果として売上や利益がもたらされ、この使命と結果の順序を重要と考えています。 当社グループは、この hhc 理念の実現に向けて、主要なステークホルダーズである患者様と生活者の皆様、株主の皆様および社員との信頼関係の構築につとめるとともに、コンプライアンス(法令と倫理の遵守)を日々実践し、企業価値の向上に取り組んでいます。本企業理念は、定款に定め、株主の皆様と共有化をはかっています。 当社グループは、 hhc 理念に基づき、「健康憂慮の解消」と「医療較差の是正」という社会善について、互いの強みを活かすパートナーシップを用いて効率的に実現することをめざします。 (2)経営環境、経営方針・経営戦略、ならびに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題等 超高齢化が先進国だけでなくグローバルに進展する中で、AIなどのデジタル、ネットワーク技術等の革新のもと、製薬を含むヘルスケア産業においては、従来の一貫したサプライチェーンモデルからスタートアップ企業をはじめとする様々なプレイヤーによる水平分業へとその産業構造が大きく変化しています。このような変化に対応すべく、当社グループは、2016年度にスタートした中期経営計画「EWAY Current」に続く、新たな中期経営計画として「EWAY Future & Beyond」を2021年4月よりスタートしました。 ① 中期経営計画「EWAY Future & Beyond」 「EWAY Future & Beyond」では、2021年度からの5年間を「EWAY Future」、2026年度以降を「EWAY Beyond」とし、当社が貢献すべき主役を「患者様とそのご家族」から「患者様と生活者の皆様」に拡大します。患者様と生活者の皆様の「生ききるを支える」という想いとともに、当社グループが最も強みを持つニューロロジー(神経)領域とオンコロジー(がん)領域に立脚し、サイエンスに基づくソリューション創出を推進します。これらの活動により人々の健康憂慮の解消と医療較差の是正という社会善を効率的に実現します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約7713文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当期末現在において当社グループが判断したものです。 (1)企業理念 当社グループは、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献することを企業理念としています。この理念のもとですべての役員および従業員が一丸となり、世界のヘルスケアの多様なニーズを充足し、いかなる医療システム下においても存在意義のあるヒューマン・ヘルスケア( hhc )企業となることをめざしています。当社グループの使命は、患者様満足の増大であり、その結果として売上や利益がもたらされ、この使命と結果の順序を重要と考えています。 当社グループは、この hhc 理念の実現に向けて、主要なステークホルダーズである患者様と生活者の皆様、株主の皆様および社員との信頼関係の構築につとめるとともに、コンプライアンス(法令と倫理の遵守)を日々実践し、企業価値の向上に取り組んでいます。本企業理念は、定款に定め、株主の皆様と共有化をはかっています。 当社グループは、 hhc 理念に基づき、「健康憂慮の解消」と「医療較差の是正」という社会善について、互いの強みを活かすパートナーシップを用いて効率的に実現することをめざします。 (2)経営環境、経営方針・経営戦略、ならびに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題等 超高齢化が先進国だけでなくグローバルに進展する中で、AIなどのデジタル、ネットワーク技術等の革新のもと、製薬を含むヘルスケア産業においては、従来の一貫したサプライチェーンモデルからスタートアップ企業をはじめとする様々なプレイヤーによる水平分業へとその産業構造が大きく変化しています。このような変化に対応すべく、当社グループは、2016年度にスタートした中期経営計画「EWAY Current」に続く、新たな中期経営計画として「EWAY Future & Beyond」を2021年4月よりスタートしました。 ① 中期経営計画「EWAY Future & Beyond」 「EWAY Future & Beyond」では、2021年度からの5年間を「EWAY Future」、2026年度以降を「EWAY Beyond」とし、当社が貢献すべき主役を「患者様とそのご家族」から「患者様と生活者の皆様」に拡大します。患者様と生活者の皆様の「生ききるを支える」という想いとともに、当社グループが最も強みを持つニューロロジー(神経)領域とオンコロジー(がん)領域に立脚し、サイエンスに基づくソリューション創出を推進します。これらの活動により人々の健康憂慮の解消と医療較差の是正という社会善を効率的に実現します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約8124文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当期末現在において当社グループが判断したものです。 (1)事業の概況 ○ 当社グループは2021年4月よりスタートした中期経営計画「EWAY Future & Beyond」に基づき、「患者様とそのご家族」から「患者様と生活者の皆様」に視点を拡大し、人々の健康憂慮解消に向けたソリューションをお届けすべく、他産業との協業によるエコシステムの構築をめざしています。 ○ ニューロロジー領域では、抗アミロイドβプロトフィブリル抗体レカネマブ(一般名)について、2022年5月に、米国における生物製剤ライセンスの段階的申請を完了し、同年内の迅速承認取得を追求しています。早期アルツハイマー病(AD)を対象としたClarity AD(フェーズⅢ試験)については、2022年秋に主要評価項目の結果取得をめざしています。プレクリニカル(無症状期)ADを対象としたAHEAD 3-45(フェーズⅢ試験)についても順調に患者様の登録が進んでいます。また、不眠症治療剤「デエビゴ」(英名「Dayvigo」)については発売国の拡大、抗てんかん剤「フィコンパ」(英名「Fycompa」)については新適応の追加が進展しています。さらに、中国において、京東健康との協業により、認知症を対象としたワンストップオンライン健康プラットフォームを構築し、中国全土での高質な医薬品・医療サービスの提供をめざしています。 ○ オンコロジー領域では、抗がん剤「レンビマ」と、米メルク社の抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(一般名)との併用による腎細胞がん、子宮内膜がんに係る適応が日本・米国・欧州・アジア等で承認され、患者様貢献が拡大した結果、「レンビマ」の売上収益は1,923億円と前期から大きく成長しました。また、当社が創製した抗体薬物複合体「MORAb-202」(開発品コード)について、BMS社とグローバルな独占的戦略的提携契約を締結し、共同開発を行っています。 (2)経営成績の状況 ○ 当期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結業績は、次のとおりです。 (単位:億円、%) 2020年度 2021年度 前期比 売上収益 6,459 7,562 117.1 売上原価 1,613 1,748 108.4 売上総利益 4,846 5,814 120.0 販売費及び一般管理費 2,816 3,664 130.1 研究開発費 1,503 1,717 114.2 その他の収益 15 146 1009.8 営業利益 515 537 104.3 税引前当期利益 523 545 104.1 当期利益 423 457 108.1 親会社の所有者に帰属する当期利益 419 480 114.3 当期包括利益 709 908 128.…
セグメント関連
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/ 原文長 約5299文字
(2) 報告セグメントに関する情報 (単位:百万円) 当連結会計年度 (自 2021年4月 1日 至 2022年3月31日) 前連結会計年度 (自 2020年4月 1日 至 2021年3月31日) 売上収益 セグメント利益 売上収益 セグメント利益 医薬品事業 日本 214,046 61,225 231,899 83,869 アメリカス 172,016 79,201 142,801 64,679 中国 106,420 55,445 85,080 40,396 EMEA 59,339 40,931 55,240 25,695 アジア・ラテンアメリカ 50,632 20,800 45,889 18,639 一般用医薬品等 23,829 4,702 25,150 5,075 報告セグメント計 626,281 262,305 586,060 238,354 その他事業(注1) 129,945 121,649 59,881 51,485 事業計 756,226 383,954 645,942 289,838 研究開発費(注2)(注3) △ 171,738 △ 150,319 親会社の本社管理費等(注3)(注4) △ 158,466 △ 88,007 連結損益計算書の営業利益 53,750 51,511 (注1) その他事業は、親会社のライセンス収入及び医薬品原料などに係る事業です。当連結会計年度の売上収益及びセグ メント利益には、BMS社との抗体薬物複合体「MORAb-202」に関する戦略的提携の契約一時金49,649百万円及び米メルク社との抗がん剤「レンビマ」に関する戦略的提携のマイルストン69,171百万円を含めています。また、前連結会計年度の売上収益及びセグメント利益には、米メルク社との抗がん剤「レンビマ」に関する戦略的提携のオプション権行使に伴う一時金12,885百万円及びマイルストン20,700百万円を含めています。 (注2) 当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分していません。 (注3) 「クラウドコンピューティング契約にかかる導入費用(IAS第38号に関連)」に係る会計方針の変更を遡及適用したことにより、遡及適用を行う前と比べて、前連結会計年度における研究開発費が20百万円増加し、親会社の本社管理費等が234百万円増加しています。 (注4) 親会社の本社管理費等は、当社グループ全体の運営に係る費用等であり、パートナーとの戦略的提携に伴う利益及 び費用の折半金額を含めています。当連結会計年度の親会社の本社管理費等には、当社グループが米メルク社に支払う抗がん剤「レンビマ」の折半利益90,705百万円(前連結会計年度は60,219百万円)を含めています。…