事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約750文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、連結財務諸表提出会社(以下「当社」という。)および子会社30社、関連会社11社により構成されております。 事業の内容の区分とセグメント区分は同一であり、当社および関係会社の当該事業に係る位置付けならびに各セグメントの関連は、次のとおりであります。 区分 主要製品・事業 事業を構成する会社 基礎化学品 当社、 (メラミン、硫酸、硝酸、アンモニア等) その他会社 2社 化学品事業 ファインケミカル (封止材用等特殊エポキシ、難燃剤、殺菌 消毒剤等) (会社総数 3社) ディスプレイ材料 当社、 (液晶表示用材料ポリイミド等) NCK Co., Ltd.、 機能性材料 半導体材料 Nissan Chemical America Corporation、 事業 (半導体用反射防止コーティング材等) その他会社 2社 無機コロイド (電子材料用研磨剤、各種表面処理剤等) (会社総数 5社) 農薬 当社、 農業化学品 (除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺虫殺菌剤、 Nissan Chemical Europe S.A.S. 事業 植物成長調整剤) その他会社 10社 動物用医薬品原薬 (会社総数 12社) 医薬品事業 高コレステロール血症治療薬原薬 当社 ファインテック(課題解決型受託事業) (会社総数 1社) 卸売事業 化学品の卸売等 日星産業㈱、 その他会社 9社 (会社総数 10社) 日本肥糧㈱、日産物流㈱、日産緑化㈱、 その他の 事業 肥料(高度化成等)、造園緑化、 運送、プラントエンジニアリング等 日産エンジニアリング㈱、 その他会社 10社 (会社総数 14社) 以上の当社グループについて図示すると、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2406文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略並びに会社の対処すべき課題 当社グループは、2016年4月に2030年を見据えた長期経営計画「Progress2030」並びに6ヵ年の中期経営計画「Vista2021」を始動しました。Vista2021の後半3ヵ年(2019年度~2021年度)のStageⅡでは、基本戦略である「成長の源泉となる製品の利益拡大」、「新製品創出力の強化」、「社会および市場の変化への対応力向上」に基づく諸施策を着実に実行し、多くの成果を獲得してきました。そして、最終年度となる2021年度の営業利益は、目標を80億円上回る、510億円となり、8年連続で最高益を更新、Progress2030で掲げた目標営業利益を、9年前倒しで達成しました。足元の業績は好調ですが、Progress2030のあるべき姿を実現する新規事業の創出には、未だ至っていないと言わざるを得ません。加えて、新型コロナウィルスの世界的感染拡大、カーボンニュートラル社会の実現への取り組み等により、社会構造、事業環境は急激に変化しています。 そこで、大きな事業環境変化を踏まえ、企業理念に立ち返り、2050年に視座を高めた長期経営計画「Atelier2050」、そしてその通過点となる2027年の姿を示す中期経営計画「Vista2027」を、本年4月よりスタートさせました。 まず、当社グループが目指す方向性と存在意義を明確化するため、企業理念(存在意義・パーパス)の表現を見直し、次の通り再定義しました。 「社会が求める価値を提供し、地球環境の保護、人類の生存と発展に貢献する」 「Atelier2050」では、カーボンニュートラルの達成、食糧問題の解決をはじめ、社会からの様々な要請に応え、次の100年に向けて成長し続ける企業グループを目指します。更に、企業発展の原動力として、社内外の知を融合し、挑戦し続ける企業文化を醸成します。これらを踏まえ、2050年のあるべき姿を次の様に描きました。 「人と自然の豊かさを希求し成長する未来創造企業」 「強い情熱で変革に挑む共創者集団」 事業領域は、「情報通信」、「ライフサイエンス」、「環境エネルギー」の成長事業に、基盤事業である「素材・サービス」を加えた4つとします。新しいコア技術を獲得し既存コア技術と融合、深化させることで、新製品、新規事業を創出、成長路線を築きます。また、社会課題解決に貢献する製品・サービスの拡大に加え、地球環境への負荷軽減に根差した経営により、地域を含め社会全体からの信用と評価の獲得を図ります。そして、あるべき姿を実現していく当社グループ社員の基本姿勢を定め、未来の創出に挑みます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2406文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略並びに会社の対処すべき課題 当社グループは、2016年4月に2030年を見据えた長期経営計画「Progress2030」並びに6ヵ年の中期経営計画「Vista2021」を始動しました。Vista2021の後半3ヵ年(2019年度~2021年度)のStageⅡでは、基本戦略である「成長の源泉となる製品の利益拡大」、「新製品創出力の強化」、「社会および市場の変化への対応力向上」に基づく諸施策を着実に実行し、多くの成果を獲得してきました。そして、最終年度となる2021年度の営業利益は、目標を80億円上回る、510億円となり、8年連続で最高益を更新、Progress2030で掲げた目標営業利益を、9年前倒しで達成しました。足元の業績は好調ですが、Progress2030のあるべき姿を実現する新規事業の創出には、未だ至っていないと言わざるを得ません。加えて、新型コロナウィルスの世界的感染拡大、カーボンニュートラル社会の実現への取り組み等により、社会構造、事業環境は急激に変化しています。 そこで、大きな事業環境変化を踏まえ、企業理念に立ち返り、2050年に視座を高めた長期経営計画「Atelier2050」、そしてその通過点となる2027年の姿を示す中期経営計画「Vista2027」を、本年4月よりスタートさせました。 まず、当社グループが目指す方向性と存在意義を明確化するため、企業理念(存在意義・パーパス)の表現を見直し、次の通り再定義しました。 「社会が求める価値を提供し、地球環境の保護、人類の生存と発展に貢献する」 「Atelier2050」では、カーボンニュートラルの達成、食糧問題の解決をはじめ、社会からの様々な要請に応え、次の100年に向けて成長し続ける企業グループを目指します。更に、企業発展の原動力として、社内外の知を融合し、挑戦し続ける企業文化を醸成します。これらを踏まえ、2050年のあるべき姿を次の様に描きました。 「人と自然の豊かさを希求し成長する未来創造企業」 「強い情熱で変革に挑む共創者集団」 事業領域は、「情報通信」、「ライフサイエンス」、「環境エネルギー」の成長事業に、基盤事業である「素材・サービス」を加えた4つとします。新しいコア技術を獲得し既存コア技術と融合、深化させることで、新製品、新規事業を創出、成長路線を築きます。また、社会課題解決に貢献する製品・サービスの拡大に加え、地球環境への負荷軽減に根差した経営により、地域を含め社会全体からの信用と評価の獲得を図ります。そして、あるべき姿を実現していく当社グループ社員の基本姿勢を定め、未来の創出に挑みます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4280文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の国内景気は、個人消費の一時的な回復基調がみられましたが、新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言の再発令等の影響で本格的な回復に至りませんでした。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品セグメントは、基礎化学品とファインケミカルともに売上が増加しました。機能性材料セグメントは、ディスプレイ材料、半導体材料、無機コロイドが全て順調に推移しました。農業化学品セグメントは、増収となりました。医薬品セグメントは、「ファインテック」(課題解決型受託事業)は増収でしたが、創薬事業は減収となりました。 この結果、当期間における業績は以下の結果となり、営業利益、経常利益は8年連続、親会社株主に帰属する当期純利益は9年連続で、それぞれ過去最高益を更新し、2月に発表した業績予想値を上回りました。 (単位:百万円、百万円未満切捨て) 2021年3月期 (実績) 2022年3月期 (実績) 前年比増減 2022年3月期 (業績予想) 業績予想比 増減 売上高 209,121 207,972 △1,149 208,300 △328 営業利益 42,530 50,959 +8,429 50,000 +959 経常利益 43,893 53,690 +9,797 51,800 +1,890 親会社株主に帰属する 当期純利益 33,470 38,776 +5,306 37,300 +1,476 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用して おります。 財政状態及び経営成績に与える影響の詳細については、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項 会計方針の変更」をご参照ください。 セグメント別概況は以下のとおりであります。 化学品セグメント 基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)や尿素・「アドブルー ® *」(高品位尿素水)、高純度硫酸(半導体用洗浄剤)の売上が増加しました。ファインケミカルにおいても、「テピック」(粉体塗料硬化剤、封止材等)や環境化学品のシアヌル酸(消毒・殺菌剤原料)が好調でした。 この結果、当セグメントの売上高は376億48百万円(前年同期比57億39百万円増)、営業利益は37億96百万円(同23億13百万円増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2256文字
4 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注) 1 連結財 務諸表 計上額 化学品 事業 機能性 材料 事業 農業 化学品 事業 医薬品 事業 卸売 事業 その他の事業 売上高 (1)外部顧客に対する 売上高 21,867 62,600 57,541 6,609 50,833 9,657 209,109 12 209,121 (2)セグメント間の 内部売上高又は振替高 10,041 9,047 6,306 43 18,987 14,106 58,533 △ 58,533 31,908 71,648 63,848 6,652 69,820 23,763 267,642 △ 58,521 209,121 セグメント利益 (営業利益) 1,482 22,416 18,202 357 2,498 831 45,790 △ 3,260 42,530 セグメント資産 30,763 51,014 82,822 9,646 26,205 12,789 213,241 52,268 265,509 その他の項目 減価償却費 2,241 4,477 2,527 517 80 311 10,155 191 10,346 のれんの償却額 77 78 78 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 4,903 3,174 6,426 475 137 388 15,504 296 15,800 (注) 1. 調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント利益の調整額△3,260百万円には、セグメント間取引消去33百万円、各報告セグメントに帰属していない売上高12百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△3,305百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額52,268百万円には、セグメント間取引消去△12,958百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産65,226百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産であります。 (3)減価償却費の調整額191百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用です。 (4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額296百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産であります。…