事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1197文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社および関係会社15社(連結子会社10社、持分法非適用非連結子会社4社、持分法非適用関連会社1社)により構成され、印刷セグメント(印刷事業、半導体関連マスク事業)と物販セグメント(物販事業)という2つのセグメントを持っております。主な会社の、それぞれの事業との関わりは次のとおりです。 ①印刷セグメント a.印刷事業 当社が商業印刷(カタログ、チラシ他)を中心とする印刷物の制作・印刷や、印刷物を起点とした顧客の販売促進支援事業等を、日栄印刷紙工株式会社が紙器類の製造及びラベル・シール類の印刷を、株式会社光風企画が印刷物の企画・デザインを担当しており、東海プリントメディア株式会社は、日刊新聞の印刷を行っております。また、上海竹田包装印務技術有限公司が、中国における包装材・紙器類の企画・販売を、大連光華軟件技術有限公司が、印刷用データの制作を、それぞれ担当しております。株式会社千代田プリントメディアは、商業印刷物、出版印刷物等の企画・制作を行っております。TAKEDA PRINTING (Thailand) CO.,LTD.は、本年1月にタイに設立され、包装用資材及び印刷物の企画・製造・販売を行っております。 b.半導体関連マスク事業 当社がICパッケージや各種基板用他のスクリーンマスク、フォトマスクの設計・製造等を、株式会社プロセス・ラボ・ミクロンがプリント基板への電子部品表面実装用他のメタルマスクの設計・製造等を、東京プロセスサービス株式会社が、各種電子部品用のスクリーンマスク、フォトマスクの設計・製造等を、株式会社トープロケミカルが、東京プロセスサービス株式会社のマスク製造に必要な資材の購入を、それぞれ行っております。富来宝米可龍(蘇州)精密科技有限公司は、中国の顧客向けに、電子部品表面実装用等のメタルマスクの製造を行っております。PROCESS LAB.MICRON VIETNAM CO.,LTD.は、ベトナムの顧客向けに、電子部品表面実装用等のメタルマスクの製造を行っております。TOKYO PROCESS SERVICE(Thailand)CO.,LTD.は、タイにおける精密工業写真製版、スクリーン製版及び製版用資機材の製造販売を目的に本年1月に設立され、現在は操業開始に向けた準備を行っております。 ②物販セグメント:物販事業 株式会社光文堂が、印刷機械、その周辺機器及び印刷資材の仕入・販売を、株式会社ウィルジャパンが、事務用品類等の企画・販売をそれぞれ担当しております。 当社グループにおける事業の系統図は次頁のとおりです。 当社グループにおける事業の系統図 (注)1. 無印は連結子会社、*は持分法非適用非連結子会社、**は持分法非適用関連会社であります。 2. → は製品、商品及びサービスの流れを示しています。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3241文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末において当社グループが判断しているものです。 (1)会社経営の基本方針 当社は「Hard+Soft+Heart」を経営理念に掲げ、顧客に満足いただける製品を生み出すためのハードウエア(Hard)と、それに付加されるサービスやアフターサポート、ソリューション提案などのソフトウエア(Soft)に加え、全ての活動に心を込めて顧客に感動やよろこびをお届けしようというハート(Heart)を、何より大切にしております。 (2)経営環境 当社グループが身を置く印刷業界は、デジタル化の進展による紙媒体の縮小、競争の激化、価格の低迷という構図が長期にわたり継続していることに加えまして、印刷用紙の値上げによる原材料価格の高騰も重なり、市場全体として大変厳しい状況が続いております。日本国内における印刷製品出荷額は、1991年の8兆9,287億円をピークとして減少傾向にありましたが、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災以降その傾向が一段と加速し、2017年での出荷額は5兆2,378億円まで落ち込んでおります。(出典:「日本印刷技術協会発行 印刷白書2019」) また、当事業年度末からの新型コロナウイルス感染拡大に伴う全国的な活動自粛により、当初予定しておりましたイベントプロモーション受託などでも案件の中止や延期が続きました。その後も、当社顧客におけるテレワーク勤務、工場の操業停止、イベント開催などの販売促進活動が中止・延期となるなど、先行きが不透明となっております。以下に記載の今後の見通しや取り組みについては、新型コロナウイルス感染症の2020年中の収束を前提としております。 印刷事業では冒頭に記載しましたとおり、市場環境の悪化に伴い印刷物(紙媒体)の受注が減少を続けており、価格も低下あるいは低位で推移する状況が長期化し、反転することが考えにくい市場環境となっております。そのため、今後は単なる印刷物の提供に留まらず、顧客の課題に対して様々なソリューションをワンストップで提供する「ワンストップソリューション」のビジネスモデルへの転換を急いでおります。 半導体関連マスク事業では、デジタル化の進展により電子部品業界の市場拡大が続いており、今後も第5世代移動通信システム(5G)の需要や企業でのテレワークの浸透によりパソコンなどのデジタル情報端末や周辺機器における需要が見込まれます。米中貿易摩擦の行方、世界経済の回復、そして今回の新型コロナウイルス感染症の収束という不確定要素はありますが、市場環境は今後も順調に推移していくものと見込んでおります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3241文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末において当社グループが判断しているものです。 (1)会社経営の基本方針 当社は「Hard+Soft+Heart」を経営理念に掲げ、顧客に満足いただける製品を生み出すためのハードウエア(Hard)と、それに付加されるサービスやアフターサポート、ソリューション提案などのソフトウエア(Soft)に加え、全ての活動に心を込めて顧客に感動やよろこびをお届けしようというハート(Heart)を、何より大切にしております。 (2)経営環境 当社グループが身を置く印刷業界は、デジタル化の進展による紙媒体の縮小、競争の激化、価格の低迷という構図が長期にわたり継続していることに加えまして、印刷用紙の値上げによる原材料価格の高騰も重なり、市場全体として大変厳しい状況が続いております。日本国内における印刷製品出荷額は、1991年の8兆9,287億円をピークとして減少傾向にありましたが、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災以降その傾向が一段と加速し、2017年での出荷額は5兆2,378億円まで落ち込んでおります。(出典:「日本印刷技術協会発行 印刷白書2019」) また、当事業年度末からの新型コロナウイルス感染拡大に伴う全国的な活動自粛により、当初予定しておりましたイベントプロモーション受託などでも案件の中止や延期が続きました。その後も、当社顧客におけるテレワーク勤務、工場の操業停止、イベント開催などの販売促進活動が中止・延期となるなど、先行きが不透明となっております。以下に記載の今後の見通しや取り組みについては、新型コロナウイルス感染症の2020年中の収束を前提としております。 印刷事業では冒頭に記載しましたとおり、市場環境の悪化に伴い印刷物(紙媒体)の受注が減少を続けており、価格も低下あるいは低位で推移する状況が長期化し、反転することが考えにくい市場環境となっております。そのため、今後は単なる印刷物の提供に留まらず、顧客の課題に対して様々なソリューションをワンストップで提供する「ワンストップソリューション」のビジネスモデルへの転換を急いでおります。 半導体関連マスク事業では、デジタル化の進展により電子部品業界の市場拡大が続いており、今後も第5世代移動通信システム(5G)の需要や企業でのテレワークの浸透によりパソコンなどのデジタル情報端末や周辺機器における需要が見込まれます。米中貿易摩擦の行方、世界経済の回復、そして今回の新型コロナウイルス感染症の収束という不確定要素はありますが、市場環境は今後も順調に推移していくものと見込んでおります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約12242文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善し、設備投資意欲も高まるなど緩やかな回復基調にありましたが、米中貿易摩擦の激化などによる中国経済の減速が鮮明となるなど、先行き不透明な状況で推移しました。さらに、年度末における新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、国内外にて急速な景気減速が懸念されており、先行きは一段と見通せない状況となっております。 このような状況の中、当社グループが主力としております印刷業界につきましては、デジタル化の進展による紙媒体の縮小、競争の激化、価格の低迷という構図が長期にわたり継続していることに加えまして、印刷用紙の値上げによる原材料価格の高騰も重なり、大変厳しい状況にあります。 そのような状況の下でも業績を向上させるべく、当社では「Hard+Soft+Heart」を経営理念に掲げ、顧客に満足いただける製品を生み出すためのハードウエア(Hard)と、それに付加されるサービスやアフターサポート、ソリューション提案などのソフトウエア(Soft)に加え、全ての活動に心を込めて顧客に感動やよろこびをお届けしようというハート(Heart)を、何より大切にしております。 また、長期ビジョンとして「顧客の圧倒的支持を得るワンストップソリューションを提供し、ロイヤルカスタマー比率を高め続ける」を掲げ、顧客第一の基本方針のもと健全な危機感を持ち、売上の確保、コスト・経費の削減はもちろんのこと、顧客にとっての価値(顧客価値)を創出する、または増大させる課題解決(ソリューション)提案、すなわち安易な価格競争に巻き込まれないビジネスモデルへの転換を進めております。 こうした取り組みの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a. 財政状態 当連結会計年度の資産の部は、商品及び製品、土地、その他資産(うち未収入金)が増加致しましたが、現金及び預金、受取手形及び売掛金、投資有価証券の減少などにより、前連結会計年度末に比べ1億55百万円減少し、309億56百万円となりました。 負債の部は、長期借入金が増加致しましたが、一年以内返済予定の長期借入金や支払手形及び買掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ3億57百万円減少し、157億29百万円となりました。 純資産の部は、利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べ2億2百万円増の152億26百万円となり、自己資本比率は48.8%となりました。 b.…
セグメント関連
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(2) セグメント資産の調整額△242百万円は、セグメント間債権の相殺消去△730百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産488百万円が含まれております。全社資産は、主に長期投資資産(投資有価証券)であります。 (3) 減価償却費の調整額△3百万円は、セグメント間取引消去であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 印刷 物販 売上高 (1) 外部顧客への売上高 23,097 12,554 35,651 35,651 (2) セグメント間の内部売上高又は振替高 645 650 △ 650 23,102 13,199 36,302 △ 650 35,651 セグメント利益 221 265 486 15 502 セグメント資産 23,307 8,016 31,323 △ 366 30,956 その他の項目 減価償却費 782 68 851 △ 2 848 のれんの償却額 11 11 11 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 940 54 994 △ 8 985 (注) 1.調整額は、以下の通りであります。 (1) セグメント利益の調整額15百万円は、セグメント間取引消去であります。