事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約820文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社5社(※1)で構成されており、主に「CRIWARE®(シーアールアイウェア)」及び「OPTPiX(オプトピクス)」というブランドでソフトウェア製品の許諾販売を行っております。また、許諾販売に関連する受託開発や音響制作、ゲーム開発・運営等も行っております。 各セグメントの事業内容と主要な関係会社は以下のとおりであります。 (ゲーム事業) 主にゲーム業界向けに、ゲーム開発をスムーズかつ効率的に行うための音声・映像関連ミドルウェア(※2)の提供や、画像最適化ソリューションの提供、音響制作、ゲーム開発・運営等を行っております。 取り扱う主な会社:当社、株式会社ツーファイブ、株式会社アールフォース・エンターテインメント、上海希艾維信息科技有限公司 (エンタープライズ事業) ゲーム事業で培った音声・映像関連の技術を活かし、主にゲーム業界以外の業界向けに、音声・映像関連ミドルウェアやソリューションの提供、関連する受託開発等を行っております。特にモビリティ機器やカラオケ機器、家電・IoT機器などの組込み分野や、Web動画市場やオンラインイベント市場などの新規分野に注力しております。 取り扱う主な会社:当社 ※1 株式会社ウェブテクノロジは、2021年10月1日付にて、当社と合併いたしました。 ※2 ミドルウェアとは、ハードウェアやOSと、アプリケーションソフトウェアとの中間(ミドル)に位置するソフトウェアをいいます。ミドルウェアは、ハードウェアやOSの特性を押さえながら違いを吸収し、その上で実行されるアプリケーションソフトウェアの動作や開発をスムーズにし、クオリティの向上、開発工数の削減、開発期間の短縮、開発難易度の低減などの効果を生みます。また、アプリケーションを多くのプラットフォームに展開し易くし、顧客のビジネス拡大にも貢献します。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約437文字
(2) 経営戦略 当社は、設立以来、主に音声・映像関連の技術を得意として研究開発を行い、「CRIWARE」として、エンターテインメント分野を中心に展開してきました。今後は、近年のスマートフォンゲーム市場の拡大など、環境の変化に柔軟に対応していくとともに、海外市場における顧客獲得に注力いたします。 また、エンターテインメント以外の市場の開拓にも積極的に取り組み、従来の延長線上にない事業拡大を図り、収益力を高めていく方針です。これからも研究開発型の企業として新技術・新製品の開発に積極的に取り組み、グローバルスタンダードなプロダクトラインナップをめざします。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、中長期的な事業拡大と企業価値向上をめざしており、売上高の持続的な成長と20%程度の営業利益率を重要な経営指標としております。ただし、当面はCRI TeleXusへの研究開発投資や、モビリティへのソフトウェア投資を優先して行うため、営業利益率は一時的に低下する見込みです。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1013文字
(4) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、技術革新のスピードが速く、最新のトレンドが目まぐるしく変化する厳しい環境です。また、海外の経済・物価動向、今後のウクライナ情勢の展開や資源価格の動向、内外の感染症の動向やその影響など、わが国経済を巡る不確実性はきわめて高く、予断を許さない状況が続いております。 このような環境の中、当社グループは、ゲーム事業で得られた技術やノウハウ、知見、資金を、エンタープライズ事業の研究開発や営業強化に投下することで、事業領域を拡げ、グループ全体で飛躍的な成長をめざします。また、テレウェア構想の実現のために、オンラインコミュニケーションプラットフォーム「CRI TeleXus(シーアールアイ テレクサス)」への技術開発投資を継続するとともに、将来の事業の柱として期待する「モビリティビジネス」に対しても技術開発投資を継続いたします。 セグメント別には、次の課題に取り組みます。 ① ゲーム事業 前期第4四半期にオンラインコミュニケーションプラットフォーム「CRI TeleXus(シーアールアイ テレクサス)」の一部機能として先行リリースした「空間オーディオ対応ボイスチャット」の採用実績獲得に注力するとともに、AI通訳等の機能拡充を推し進めます。 海外向けは、新作ゲームの認可再開やロックダウン解除により復調しつつある中国市場に引き続き注力し、現地子会社と連携した販促強化により受注拡大を目論見ます。 また、赤字が続いているゲーム開発/運営子会社は、経営改善や収益構造見直しにより、黒字転換を図ります。 ② エンタープライズ事業 組込み分野につきましては、モビリティビジネスの拡大に向け、新製品「CRI Glassco(シーアールアイ グラスコ)」への開発投資を継続いたします。音響ビジネスは、本格始動したカラオケ案件に注力いたします。遊技機ビジネスは、業界としてスマート遊技機への入れ替えが進む中で、当社技術の貢献範囲拡大を狙います。 新規分野につきましては、アパレルや自動車、通販業界に対し、引き続きWeb動画ソリューション及びWeb画像軽量化ソリューションの拡販を進めるとともに、ファンエンゲージメント向上支援や採用関連など、従来とは異なる分野に技術提供を行い、拡大を目論見ます。また、他企業と協業することで、当社単独では難しかった領域への進出を図ります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約6206文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、資源高の影響などを受けつつも、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで、企業収益は全体として高水準で推移し、業況感は横ばいとなっており、基調としては持ち直しております。 当社グループを取り巻く事業環境については、新型コロナウイルス感染症の影響によりライフスタイルが大きく変容し、ボイスチャットやWeb会議ツールなどオンラインコミュニケーションツールの活用は常態化しております。また、メタバースと呼ばれる仮想空間が注目を集めるとともに、テレワークやオンライン授業、ライブコマースなど、さまざまな分野でデジタル変革が進行しており、音声・映像を活用したオンラインサービスへの要求水準も高度化してきております。 これらの状況下、当社グループは、オンラインコミュニケーションプラットフォーム「CRI TeleXus(シーアールアイ テレクサス)」の開発を行うとともに、今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力いたしました。 当連結会計年度の業績は、売上高2,840,897千円(前期比1.8%減)、営業利益97,424千円(前期比65.8%減)、経常利益138,506千円(前期比58.7%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は、特別損失の計上により339,600千円(前期は199,702千円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 セグメント毎の経営成績は、次のとおりであります。 (ゲーム事業) 当社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」等のライセンス売上は、第1四半期において大手顧客からの一括ライセンス契約の受注があったものの、スマートフォン向けF2P売上減等により、国内は減少いたしました。また、海外は、中国におけるロックダウンの影響等によるコンテンツ制作の受注減が響き、減少いたしました。株式会社ツーファイブが行う音響制作は、第3四半期で大型案件を受注したこと等により、増加いたしました。株式会社アールフォース・エンターテインメントが行うゲーム開発/運営は、第4四半期に新規案件の売上が計上されたものの、既存アプリ運営の赤字幅増加により、増収減益となりました。当セグメントの売上高は2,164,074千円(前期比0.4%増)、セグメント利益は153,762千円(前期比52.6%減)となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約759文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日 ) (単位:千円) 報告セグメント 連結損益計算書計上額 ゲーム事業 エンター プライズ事業 売上高 外部顧客への売上高 2,155,398 737,152 2,892,550 2,892,550 セグメント間の内部売上高 又は振替高 2,155,398 737,152 2,892,550 2,892,550 セグメント利益又はセグメント損失(△) 324,464 △ 40,000 284,463 284,463 その他の項目 減価償却費 56,386 65,559 121,945 121,945 のれんの償却額 6,651 6,651 6,651 (注) セグメント利益又はセグメント損失(△)は連結損益計算書の営業利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日 ) (単位:千円) 報告セグメント 連結損益計算書計上額 ゲーム事業 エンター プライズ事業 売上高 外部顧客への売上高 2,164,074 676,822 2,840,897 2,840,897 セグメント間の内部売上高 又は振替高 2,164,074 676,822 2,840,897 2,840,897 セグメント利益又はセグメント損失(△) 153,762 △ 56,338 97,424 97,424 その他の項目 減価償却費 69,817 61,974 131,792 131,792 のれんの償却額 6,651 6,651 6,651 (注) セグメント利益又はセグメント損失(△)は連結損益計算書の営業利益と一致しております。