アンジェス株式会社

証券コード: 4563 / 対象年度: 2017 / 提出日: 2018-03-30
業種 医薬品

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事業の概要

アンジェス株式会社は、遺伝子医薬品(HGF遺伝子治療薬、核酸医薬品など)や治療ワクチンを中心とした医薬品の研究開発および販売を行うバイオベンチャー企業です。特に重症虚血肢に対するHGF遺伝子治療薬や、アレルギー・自己免疫疾患を対象としたNF-κBデコイオリゴDNAの開発に注力しており、製薬会社との提携を通じてリスク低減と事業拡大を目指しています。

主な事業領域

遺伝子医薬品(遺伝子治療、核酸医薬品)および治療ワクチンなどの医薬品の研究開発と販売

主な製品・サービス

  • HGF遺伝子治療薬
  • NF-κBデコイオリゴDNA
  • 治療ワクチン

ビジネスモデル

研究開発成果を製薬企業と提携し、契約金、マイルストーン、ロイヤリティを受け取ることでリスクを低減するモデル。また、一部製品の販売による収益も得ている。

セグメント・事業構成

医薬品事業(単一セグメント)

戦略・方向性

「2025年ビジョン」に基づき、遺伝子医薬のグローバルリーダーを目指す。提携を通じたリスク低減と、選択と集中による開発対象の選別、および機動的な資金調達により継続企業の前提への疑義解消を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 独自の遺伝子治療・核酸医薬品技術
  • 製薬大手との販売権契約(田辺三菱医師)

課題として読み取れる点

  • 多額の先行投資と長期の開発期間による資金不足(継続企業の前提に関する重要な疑議)
  • 開発成功率の不確実性

確認ポイント

  • 主要プロジェクト(HGF、NF-κBデコイオリゴDNA)の臨床試験進捗
  • 提携先の確保状況
  • 資金調達とキャッシュフローの改善

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、戦略、課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報がある。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

事業の継続に関する重要な不確実性(ゴーイング・コンサーン)があり、全プロジェクトを継続するための十分な資金が不足している。また、主要な開発案件における臨床試験の失敗や遅延による承認取得困難のリスク、製造委託への依存による供給リスク、知的財産権の侵害または確保の不確実性、および特定の重要人物(代表取締役等)への高い依存による経営への影響がある。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

遺伝子医薬品のグローバルリーダーを目指すバイオベンチャー。HGF、NF-κBデコイオリゴDNA等の主要プロジェクトを大手製薬企業と提携しつつ開発。現在は先行投資期であり、資金調達と事業選別による継続性の確保が課題。

成長方針

遺伝子医薬のグローバルリーダーを目指す「2025年ビジョン」に基づき、HGF遺伝子治療薬、NF-κBデコイオリゴDNA、DNAワクチン等の主要プロジェクトを推進。提携先との連携によるリスク低減と収益確保。

資本政策

研究開発への先行投資を優先し、当面は配当を行わない方針。将来的な利益還元も重要課題と認識。

リスク対応方針

開発の遅延や失敗、特許侵害、製造委託への依存などのリスクに対し、製薬大手との提携(マイルストーン・ロイヤリティ等)により財務的・事業的なリスクを分散。継続企業の前提に関する懸念については、選択と集中および資金調達による対応。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

アンジェスは、HGF遺伝子治療薬やNF-κBデコイオリゴDNAといった高度なバイオテクノロジーを基盤とした革新的な医薬品開発を行う。大手製薬企業との提携を通じたライセンスアウト戦略により、研究開発の継続性を確保しつつ、将来的な高成長を目指す。資金不足による継続企業の懸念はあるものの、強固な知財と独自の技術領域での優位性が競争力を支える。

設備投資の方向性

研究開発活動の拡充に向けた研究所内研究開発機器への投資を継続。設備投資額は限定的だが、技術革新に直結する無形資産を含む投資を重視。

研究開発・商品開発

HGF遺伝子治療薬(重症虚血肢)、NF-κBデコイオリゴDNA(椎間板性腰痛症、アトピー性皮膚炎)、高血圧DNAワクチン等の多角的なパイプラインを展開。提携先との共同開発やライセンス供与によるリスク分散と収益確保を戦略的に推進。

投資・変化テーマ

  • 遺伝子治療薬
  • 核酸医薬品
  • DNAワクチン
  • 再生医療等製品

関連キーワード

  • HGF遺伝子
  • NF-κBデコイオリゴDNA
  • 血管新生
  • 免疫・炎症反応抑制
  • キメラデコイ

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2018-03-30

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財務項目の関係

資本項目の関係

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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約4249文字

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社より構成され、遺伝子医薬品を中心とする医薬品の開発及び販売を進めております。このような状況のもと、当社は国内外のグループ社員が従来以上に力を結集し、事業の推進を目指して、第18期定時株主総会の決議事項に基づき、平成29年7月1日をもちまして、アンジェス MG株式会社からアンジェス株式会社に社名変更をいたしました。 当社グループの各社と各事業における位置付け及び事業系統図は、以下のとおりです。 <当社とグループ各社の事業における位置付け> 名称 主要な事業の内容 当社 遺伝子医薬品(遺伝子治療(DNAプラスミド製剤)、核酸医薬品)や治療ワクチンなどの医薬品の研究開発と販売 アンジェス USA, Inc. ※ 米国での遺伝子医薬品などの医薬品開発 アンジェス ユーロ リミテッド 欧州での遺伝子医薬品などの医薬品開発、事業提携 ※平成29年7月1日付で当社の商号変更に伴い連結子会社であるアンジェス インクも、商号をアンジェス USA, Inc. に変更しております。 当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。 (1) プロジェクト ① HGF遺伝子治療薬 当社はHGF(Hepatocyte Growth Factor、肝細胞増殖因子)遺伝子を含む遺伝子治療薬を主要プロジェクトとして開発しています。HGFは、肝臓の細胞を増やす因子として1980年代に発見されました。最初は、肝臓の病気の治療薬として研究されていましたが、HGF遺伝子に血管新生作用があることが1990年代に明らかにされました。この発見に基づき当社グループは、血管が詰まり血流が悪くなる虚血性疾患を対象に、新たな血管を再生する画期的な薬効を持つHGF遺伝子治療薬の開発を進めております。 a) 対象疾患 血管が詰まることにより生じる疾患には主に、糖尿病などが原因で足の血管が閉塞し血液が十分に届かない結果、痛みや潰瘍、最終的には足の切断に至る末梢性血管疾患(閉塞性動脈硬化症やバージャー病)や、心臓の冠動脈の血液の流れが悪くなって起こる虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)があります。これらの疾患の重症患者に対しては、薬物療法の他、カテーテルにより血管を広げる治療やバイパス手術による血行再建術が行われますが、それでも十分な回復が期待できない場合があります。 本剤は、既存療法では効果が期待できず、足を切断するリスクがある重症の末梢性血管疾患(重症虚血肢)に対して治療効果が期待されています。本剤は血管が詰まっている部分周辺の筋肉への注射という簡便な方法による血管新生療法です。当社グループでは、まず重症虚血肢を対象として開発を進めております。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約1288文字

(3) 中長期的な会社の経営戦略 平成27年に、10年後の当社グループのあるべき姿を定めた「2025年ビジョン」を策定しました。世界で認知される遺伝子治療・核酸医薬のスペシャリストを意味する「遺伝子医薬のグローバルリーダー」となることがその柱です。これを実現するために、治療法のない病気に対する新薬を開発することで新市場を創出し、2025年における売上高として500億円以上という目標を掲げています。 具体的には以下のビジネスモデルに沿って事業を進めていきます。 当社グループは、設立以来、遺伝子医薬品の創薬技術・開発技術を活かした事業化を目指しております。遺伝子医薬品とは、HGF遺伝子治療薬に加えNF-κBデコイオリゴDNAなど核酸医薬品を含んだ総称です。遺伝子医薬の領域は、既存の製薬会社にとってノウハウが少なく、研究開発に取り組みにくい技術分野です。当社グループは、国内外の大学などで生まれた研究成果を積極的に導入し、遺伝子医薬を中心とした次世代バイオ医薬の開発と実用化を進めてまいります。 <当社グループの経営戦略> 当社グループでは、以下のビジネスモデルに沿って事業を進めてまいります。 医薬品開発には一般に多額の資金と長い期間が必要とされ、しかも開発の成功確率の点で大きなリスクを伴います。最先端の技術を使い革新的な医薬品開発に挑戦している当社の場合には、特にこれが当てはまります。さらに販売面においても、マーケティング・販売機能を自社で構築するには多額の資金を必要とします。このため、経営資源の限られたベンチャー企業である当社グループは、当社医薬品の販売権を確保したい製薬企業と積極的に提携することで、提携先が持つ医薬品開発力・販売力を活用し、さらに提携先から契約金・マイルストーン及びロイヤリティを受け取ることで、開発・財務面でのリスクを低減することを目指しています。 なお当社グループは、事業が未だ先行投資の段階にあるため現時点では親会社株主に帰属する当期純損失を計上しておりますが、事業計画に沿って研究開発を着実に進め、将来、医薬品の販売から得られる収益によって損益を改善し、さらには利益を拡大する計画です。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約1292文字

(4) 会社の対処すべき課題 当社グループは、創薬系バイオベンチャーとして、次世代のバイオ医薬品である遺伝子医薬(DNAプラスミド製剤、核酸医薬)や治療ワクチンなどの医薬品開発と製造販売の事業を推進しており、長期間の臨床試験と多額の先行投資を必要とします。実用化による収益を得るまでの間、下記を重要な課題として取り組んでおります。 ① 資金調達の実施 当社グループにとって、研究開発推進のため継続的に資金調達を行うことが必要です。過去、株式上場以降も公募増資、第三者割当増資、新株予約権の発行などによって資金調達をしてまいりました。今後も、各プロジェクトの推進のために機動的な資金調達の可能性を適時検討してまいります。 ② 継続企業の前提に関する重要な疑義の解消 医薬品事業は、製品化までに多額の資金と長い時間を要する等の特性があり、創薬ベンチャーである当社グループにおいては、継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあります。そのため、一部のプロジェクトにおいては提携先を確保し、開発協力金等を得ることにより開発資金の低減に努めているほか、ムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」の販売を行っておりますが、すべての開発投資を補うに足る収益は生じておりません。当社グループは、当連結会計年度末において現金及び預金11億47百万円(前連結会計年度末は9億95百万円)を有しているものの、すべてのプロジェクトを継続的に進めるための十分な資金が不足していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。 当社グループは当該状況を解消すべく、以下の諸施策に取り組んでおります。 ①選択と集中による開発対象の選別 ②資金の調達 ①に関しましては、当社グループの開発プロジェクトの選択を行い、開発の最終段階にあるプロジェクト及び早期に製薬企業等に導出することで一時金等の収入や研究開発費の負担削減が見込めるプロジェクトを中心に開発を行ってまいります。 ②に関しましては、新規提携先確保による契約一時金等の調達及びエクイティファイナンスによる早期の資金調達等の施策を実行してまいります。 当社グループは、上記の各施策を確実に実行することによって、継続企業の前提に関する重要な疑義の解消を目指してまいります。 ③ 開発プロジェクトにおける提携先の確保 一般的に、医薬品開発においては多額の資金と長い時間が必要とされ、また予定通りに開発が進捗するとは限らない等、開発上のリスクが存在いたします。このため、当社グループでは、開発プロジェクトのリスクを低減するために、製薬会社と提携し、契約金・マイルストーンや開発協力金を受け取ることにより財務リスクを回避しながら開発を進めるという提携モデルを基本方針としております。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約79文字

【セグメント情報】 当社及び連結子会社は「医薬品事業」並びにこれらに関連する事業内容となっており、事業区分が単一セグメントであるため、記載を省略しております。

主要な顧客・販売先

抽出本文 / 原文長 約194文字

2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、以下のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) アルフレッサ株式会社 170,549 33.2 185,730 50.9 ティーエスアルフレッサ株式会社 176,242 34.3 179,326 49.1 森下仁丹株式会社 155,000 30.1

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約2563文字

4 【事業等のリスク】 当社グループ(当社及び連結子会社2社)の事業展開その他に関してリスク要因と考えられる主な事項は以下のようなものがあります。 また、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、本報告書「第一部 企業情報 第2 事業の状況」の他の項目、「第一部 企業情報 第5 経理の状況」等にも記載しておりますので、併せてご参照ください。将来に関する事項については平成29年12月末現在において判断したものであります。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 (1) 遺伝子治療の現状について 遺伝子治療とは、遺伝子を用いて病気を治療することです。世界初の遺伝子治療は1990年に米国で、アデノシン・デアミナーゼ(ADA)欠損症という先天的に免疫が正常に働かない遺伝子疾患を対象に実施されました。その後、遺伝子疾患に加え、有効な治療法がない癌や後天性免疫不全症候群などに対しても、遺伝子治療が実施されてきました。国内でも1995年に北海道大学においてADA欠損症を対象とした初めての遺伝子治療が行われ以来、過去20年以上に亘り数多くの臨床試験が行われてきました。 遺伝子治療が有効と考えられる対象疾患としてはまず、遺伝子の変異が原因の遺伝子疾患があります。遺伝子疾患では、遺伝子治療により正常な遺伝子を補充することで治療効果が期待しやすいと考えられます。 さらに癌領域でも遺伝子治療が期待されております。癌領域では従来の治療法では十分な治療効果が得られない場合が多く、新しい治療法である遺伝子治療に期待が高まっております。癌の遺伝子治療には、癌抑制遺伝子を投与する方法や、患者の免疫力を高める遺伝子を投与する方法などが研究されています。 最近では血管疾患や心臓疾患、神経変性疾患など慢性疾患も遺伝子治療の対象として研究が進められております。特に、当社が開発を進めているHGF遺伝子治療の対象である足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症や、心筋に酸素や栄養を送る冠動脈の硬化によって起こる虚血性心疾患は、患者数が非常に多い疾患領域であり、事業性の面からも注目されております。 ただし遺伝子治療薬については、未だ本格的な普及には至っていません。これまで先進国で承認された製品は、ADA欠損症や特殊な眼科疾患を対象とした数例にとどまっています。遺伝子治療は新規性が高い治療法であることから、現段階では未知のリスクを否定できず、幅広い実用化には至らないリスクがあります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約3856文字

(3) 研究開発について 一般に新薬の開発には、長期に亘る期間と多額の費用が必要です。それにもかかわらず、医薬品の開発は計画通りに進行するとは限らず、臨床試験のために必要とされる症例数を適時に確保できないこと、臨床試験の実施に係る各種業務を支援・代行するCRO(医薬品開発業務受託機関)における業務が計画通り進行しないこと等の様々な要因によって遅延する可能性があります。さらに、様々な試験の結果、期待した有効性を確認できなかったり、安全性に関する許容できない問題が生じたりした場合には、研究開発を中止するリスクがあります。このような場合には、当社グループの事業戦略や業績が影響を受ける可能性があります。 (4) 製造について 当社グループは、製品及び治験薬等を自社で製造しておらず、他社からの供給に依存しております。従って、製品や治験薬等について、何らかの要因により、品質上の問題が生じたり、もしくは予定通りに必要な数量を確保できない場合には、開発に遅れが生じたり、製品供給の不足により当社グループの業績が影響を受けたりする可能性があります。 (5) 販売について 当社グループが開発中の医薬品については、国内、米国及び欧州等の各地域において、将来競合する可能性のある製品及び開発品が存在します。当社グループは、競争力の高い製品を早期に開発、上市することで、一定の市場シェアの獲得を目指しております。しかしながら、競合他社が当社の想定以上のシェアを獲得した場合には、当社グループが開発した製品が上市された場合においても期待通りの収益をあげられない可能性があります。 また、日本や欧州においては新薬の価格は原則として政府あるいはそれに準じた公的機関により決定され、また、米国においては保険会社・マネージドケア(健康保険運営団体)及び政府のメディケア・プログラムとの交渉により決定されます。そのため、当社グループが開発した製品について当社グループが想定した薬価とならない場合があり期待通りの収益をあげられない可能性があります。 加えて、当社が販売する医薬品について、予期しない副作用が発生した場合には売上高の減少要因となり、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (6) 薬事法制による規制について 薬事法制は、医薬品・医療機器等の品質、有効性、安全性確保の観点から、企業が行う開発・製造・販売等に関して必要な規制を行う法律であり、当社グループが実施している医薬品の研究開発は日本をはじめ各国の薬事法制の規制を受けております。 各国において、様々な要因による承認要件の変更、さらに薬事法制度の変更により、承認を計画通りに取得できない可能性があります。このような場合には、当社グループの事業戦略や業績が影響を受ける可能性があります。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約519文字

2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社 (平成29年12月31日現在) 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 建物 工具、器具 及び備品 合計 本社・彩都研究所 (大阪府茨木市) 医薬品 研究用施設 18 東京支社 (東京都港区) 医薬品 統括業務施設 23 (注) 1 金額には消費税等を含めておりません。 2 当連結会計年度で全額 減損 損失を計上しているため、期末帳簿価額はありません。 3 本社・彩都研究所及び東京支社は賃借物件で、その概要は次のとおりです。 事業所名 セグメントの名称 床面積(㎡) 年間賃借料(千円) 本社・彩都研究所 医薬品 1,050.00 28,901 東京支社 医薬品 757.37 51,300 (2) 在外子会社 (平成29年12月31日現在) 会社名 セグメントの名称 事業所名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 建物 工具、器具 及び備品 合計 アンジェス USA, Inc. 医薬品 本社 (米国メリーランド州) 統括業務施設 (注)当連結会計年度で全額 減損 損失を計上しているため、期末帳簿価額はありません。

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約458文字

3 【配当政策】 当社グループは、創薬系バイオベンチャーであり、平成20年度よりムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」を販売開始しているものの、主要なプロジェクトにおいては医薬品を開発中であり、事業のステージは、先行投資の段階にあります。このため、現時点においては、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、剰余金の配当は見送らせていただきます。次期についても親会社株主に帰属する当期純損失の計上を見込んでおり、誠に遺憾ながら無配を継続させていただきます。 ただし、株主への利益還元については重要な経営課題と認識しており、将来、現在開発中の医薬品が上市され、その販売によって利益が計上され分配可能額が生じる時期においては、経営成績及び財政状態を勘案しながら、剰余金の配当を検討したいと考えております。 なお、剰余金の配当の基準日は、毎年12月31日の期末配当並びに毎年6月30日の中間配当を定款に定めております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約227文字

5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 平成29年12月31日現在 セグメントの名称 従業員数(名) 医薬品 48(8) 合計 48(8) (注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除く就業人員数であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )に外数で記載しております。 2.前連結会計年度末に比べ従業員数が7名減少しております。主としてアンジェス USA, Inc.において海外の開発計画を変更したことによるものであります。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約7226文字

(1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】 ① 企業統治の体制 当社は、監査役会制度採用会社であり、会社の機関として株主総会、取締役会及び監査役会を設置しております。 平成30年3月30日現在、取締役会は各分野のエキスパートである取締役5名(うち社外取締役3名)で構成されており、当社運営に関しては取締役会で専門的かつ多角的な検討がなされており、その上で迅速な意思決定が行われております。取締役の任期については、取締役の経営責任をより一層明確にし、株主の皆様からの信任の機会を増やすため、さらには経営環境の変化に即応できる最適な経営体制を機動的に確立するため、定款で1年と規定しております。取締役会は原則月1回開催し、経営に関する重要な事項の意思決定を行うとともに、業務の執行の監督を行っております。 また、監査役会は3名(全員が社外監査役)で構成されており、うち1名は常勤監査役です。監査役会は原則月1回開催し、監査に関する重要な事項について協議と決議を行うとともに、全監査役は取締役会に出席し、取締役による経営判断の適法性・妥当性を確認しております。また、監査役会は、会計監査人及び内部監査室と連携をとり監査機能を強化しております。業務執行の監査にあたっては、取締役及び各組織が実施する業務の適法性・妥当性を確保するために、常勤監査役及び内部監査室(専任者1名及び兼務者1名)が必要に応じて職務の執行状況の監査を実施し、代表取締役社長との意見交換を通じて、必要な措置を講じる体制を構築しております。 ② 内部統制システムの整備の状況及びリスク管理体制の整備の状況 当社は、取締役会の決議に基づく内部統制システム整備の基本方針を次のとおり定めており、本基本方針に則りリスク管理体制を含めた内部統制システムの整備に努めております。 1. 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 (a) 当社は「アンジェスグループ行動規範」を制定し、コンプライアンスの実効性が高められるよう、当社及び子会社の取締役及び使用人に周知・徹底し、必要な教育・研修の機会を提供します。 (b) 当社は代表取締役を委員長とする「リスク管理・コンプライアンス委員会」を設置し、「リスク管理規程」及び「コンプライアンス管理規程」に基づき、当社及び子会社のコンプライアンスの状況について確認を行い、取締役会への報告を行います。 (c) コンプライアンス違反を早期に発見し、是正することを目的とする社内通報体制として内部通報制度を設け、「内部通報規程」に基づき通報者の保護を確保した通報体制を整備します。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約2302文字

(9) 経営上の重要な契約等について 当社のビジネス展開上重要と思われる契約の内容を本報告書「第一部 企業情報 第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」に記載しております。なお、当社グループは、これらの契約に関して、いずれも当社グループの根幹に関わる重要な契約であると認識しております。したがって、当該契約の破棄が行われた場合、当社グループにとって不利な契約改定が行われた場合及び契約期間満了後に契約が継続されない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)組織体制について ① 人材の確保 当社グループの競争力は研究開発力にあり、専門性の高い研究及び開発担当者の確保が不可欠です。また、事業の成長拡大を支えるためには事業開発、営業、製造、内部管理等の人材も充実させる必要があります。当社グループは、優秀な人材の確保及び社内人材の教育に努めますが、人材の確保及び社内人材の教育が計画どおりに進まない場合には、当社グループの業務に支障をきたす可能性があります。 一方、当社グループは、業務遂行体制の充実に努めますが、小規模組織であり、限りある人的資源に依存しているために、社員に業務遂行上の支障が生じた場合、あるいは社員が社外流出した場合には、当社グループの業務に支障をきたす可能性があります。 ② 特定人物への依存 当社グループの事業の推進者は、代表取締役である山田英です。代表取締役山田英は、当社グループの最高責任者として、当社グループの経営戦略の決定、研究開発、事業開発及び管理業務の遂行に大きな影響力を有しております。また、当社メディカルアドバイザーである森下竜一には、研究開発の面でアドバイスを受けております。 当社グループではこれらの特定人物に過度に依存しない体制を構築すべく、経営組織の強化を図っていますが、当面の間はこれらの特定人物への依存度が高い状態で推移すると見込まれます。このような状況のなかで、これらの特定人物が何らかの理由により当社グループの業務を継続することが困難になった場合には、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (11)訴訟について 当社グループは、医薬品の副作用、製造物責任、知的財産権及び労務問題等に関して、訴訟を提起される可能性があります。将来、当社グループが提訴された場合には、その内容次第で当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (12)配当政策について 当社グループは、創薬系バイオベンチャーであり、平成20年4月よりムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」を販売しているものの、主要なプロジェクトにおいては医薬品を開発中であり、事業のステージは、先行投資の段階にあります。…

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約464文字

(7) 【大株主の状況】 平成29年12月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式 総数に対する 所有株式数 の割合(%) 塩野義製薬株式会社 大阪府大阪市中央区道修町3-1-8 1,186,800 1.48 日本証券金融株式会社 東京都中央区日本橋茅場町1-2-10 980,800 1.23 森下 竜一 大阪府吹田市 691,600 0.86 廣田証券株式会社 大阪府大阪市中央区北浜1-1-24 682,096 0.85 野村證券株式会社 東京都中央区日本橋1-9-1 678,200 0.85 大和証券株式会社 東京都千代田区丸の内1-9-1 625,800 0.78 株式会社SBI証券 東京都港区六本木1-6-1 476,300 0.59 音野 進也 東京都渋谷区 472,600 0.59 中村 敏一 京都府京都市左京区 412,400 0.51 五十畑 輝夫 栃木県栃木市 377,000 0.47 6,583,596 8.26 (注) 持株比率は表示単位未満を切り捨てて表示しております。

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2018
使用モデル
gemma4:12b

このページについて

本ページは、有価証券報告書の内容をもとに自動生成した企業理解用のページです。 内容の正確性・完全性を保証するものではありません。

投資判断を行う場合は、必ずEDINETの原文、有価証券報告書、決算短信、 会社公表資料などをご確認ください。

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