事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1134文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社NSD)、子会社14社及び関連会社3社により構成されており、システム開発事業(金融IT、産業IT、社会基盤IT、ITインフラ)及びソリューション事業を主たる事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。 なお、以下に示す区分はセグメントと同一の区分です。 (1) システム開発事業(金融IT) ・銀行、保険会社、証券会社等の金融機関に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、NSD‐DXテクノロジー㈱、㈱アートホールディングス、 NSD International,Inc. 、成都仁本新動科技有限公司 (2) システム開発事業(産業IT) ・製造業、商業等の企業に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、NSD‐DXテクノロジー㈱、㈱アートホールディングス、㈱FSK (3) システム開発事業(社会基盤IT) ・通信業、運輸業、電気・ガス・水道業等の企業や公共団体に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、NSD‐DXテクノロジー㈱、㈱アートホールディングス、㈱FSK (4) システム開発事業(ITインフラ) ・IT基盤・ネットワーク構築や、システムコンサルティング、システムの保守・運用等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、㈱アートホールディングス、㈱FSK、NSD International,Inc. (5) ソリューション事業 ・システムを利用したサービスの提供やシステムプロダクトの販売により、汎用性の高いソリューションから業務特化型のソリューションまでを提供しております。 (主な関係会社)当社、㈱アートホールディングス、㈱ノーザ、㈱ステラス、 ㈱シェアホルダーズ・リレーションサービス 当社及び主要な関係会社について、上記事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。(2026年3月31日現在) (注)1. 2026年4月1日付で、NSD‐DXテクノロジー株式会社は、NSD AIテクノロジー株式会社に商号変更しております。 2. 2026年4月1日付で、株式会社アートホールディングスは、株式会社アートテクノロジー(同社の完全子会社)を存続会社とする吸収合併により消滅しております。 3. 2026年4月1日付で、株式会社ステラスは、株式会社NSDデジタルソリューションズに商号変更しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2102文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、創業以来、金融業をはじめとするさまざまなお客様のシステム開発に携わり、多くのお客様から信頼を得、長いお取引をいただいております。 その結果、IT業界のなかでも高い利益率、厚い自己資本、社内に多くの優秀なシステムエンジニアを確保するなど、安定的・効率的な経営基盤を構築することができました。 長期的に目指す姿として「人とITの未来」を提案する会社を目指し、 以下の主要戦略を強力に展開しております。 ① システム開発事業における持続的な成長の達成 当社グループは、長年にわたり幅広い業種のお客様との取引を通じて、技術力と業務知識を深化させ、「顧客業務プロセスの知見」を蓄積してきました。この知見を基に、DXやAI分野における急速な変化に対応し、よりお客様に貢献できるよう努めてまいります。 さらに、当社グループの中核であるシステム開発事業においては、従来の中流工程にとどまらず、上流工程を含むコンサルティング領域へとビジネスの中心をシフトすることを目指しています。 これにより、より多様化・高度化するお客様のニーズに対応してまいります。 ② DXやAI分野への一層の注力 今後のIT業界では、お客様に寄り添ったコンサルティングとAIを始めとした新技術を融合させたDXが必要と認識しています。 当社では、AI議事録ツール「QuickDigest」、プライベート生成AIプラットフォーム「BizInsight」などのAI・IoT製品開発や営業基盤の拡充などにより、事業展開のスピードアップを図っております。また、お客様との協業の深化と共創の実現、DXやAI分野での外部ネットワークの拡大、「イノベーション事業本部」・「AI・ソリューション事業本部」と子会社である「NSD AIテクノロジー株式会社」から当社グループ内への知見やノウハウの横展開、人材の育成などに取り組んでいます。 「NSD AIテクノロジー株式会社」では、「AI変革を牽引する” AIエンジン”へ」を経営ビジョンとし、各業界を代表する大手企業とパートナーシップを組み、研究開発に取り組むというユニークな体制をとりながら、AI分野に関連した技術を活用した調査研究および実証実験支援や、AI分野のサービス・製品の企画、コンセプトモデルの実証を進めています。 ③ コンサルティング事業の強化 当社は、新技術の知見を有する人材をベースに、お客様の業務と課題を的確に理解した当社だからこそできる提案を積極的に行っていくコンサルティングの強化を進めています。これまでも、お客様先に常駐している社員が業務に精通したコンサルティング人材として密接に関わり合いながら、お客様の経営課題に対応した戦略の立案をサポートしてきました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1484文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① DX・AI・ソリューション事業の拡大 当社グループでは、お客様固有の業務や課題を適確に理解したうえで、独自の付加価値のある新しい解を導き出すために、DXやAI分野に注力しております。同時に、医療・ヘルスケア、ヒューマンリソース、物流、株主優待サービス、RFID、セキュリティ等を含めた独自性のあるソリューション力を高めるべく努めております。 近年では社会の生成AIに対する関心度はとりわけ高く、システム開発の分野においても大きな変革が予想されることから、AIをはじめとするDAS分野への経営資源の投入を加速することで、ITによる社会イノベーションへの貢献を果たしてまいります。 ② 人材開発 人材が当社グループの最大の財産という考えのもと、DX・AI・ソリューション事業への対応に不可欠な技術スキルの取得、プロジェクトマネジメント力の向上、その他より高度な技術スキルやビジネススキルの向上を目指しております。そのため、社内研修やインセンティブ制度等の諸制度の整備・充実を通じて、優秀で、かつ多様な人材が活躍し、さらには働きがいを感じることのできる場を積極的に提供してまいります。 ③ サステナビリティ活動への取り組み強化 当社グループではサステナビリティ活動により、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。その中でもとりわけ、 ESG (環境・社会・ガバナンス)への対応を強化していくことが大切であると認識しております。そのための社内の組織横断的な組織としてサステナビリティ推進委員会を設置し、同委員会では特定したマテリアリティ(重要課題)項目に沿って、「戦略」、「施策」、「目標」を協議する等、各種の取り組みに関わる企画立案や推進を行っております。 ④ リスクマネジメントの強化 地震や台風、地球温暖化等の自然災害に伴うリスク、情報セキュリティや知的財産権に関するリスク、システム開発に伴うリスク、ハラスメントや労務管理、サプライチェーンに関するリスク等の様々なリスクの中から、リスク・マネジメント委員会は、当社全体で優先的に対処すべき重要なリスクを選定し、重点的にリスク管理を行っております。また、コンプライアンスリスク、情報セキュリティリスク等の重要なリスクにつきましては、リスク・マネジメント委員会の下に設けた各委員会による機動的な活動によりコンプライアンス、情報セキュリティの強化を図っております。 ⑤ 健康経営への取り組み 当社は健康経営への取り組みが評価され、「健康経営銘柄2026」に選定されるとともに「健康経営優良法人2026(大規模法人部門・ホワイト500)」に認定されました。「健康経営銘柄」への選定は3年連続3度目、「健康経営優良法人(大規模法人部門・ホワイト500)」への認定は3年連続5度目となります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6765文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 経営成績 [環境認識] 当連結会計年度における我が国経済につきましては、物価上昇や日銀の利上げなど金融資本市場の変動等の影響、米国の通商政策の動向等の不確定要素もありましたが、国内景気は雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら足下では中東情勢の悪化に起因した景気下振れリスクもあり、今後の動向には留意が必要です。 このようななか、当社グループが属する情報サービス産業につきましては、堅調な企業業績に支えられ、引き続き経営課題の解決に向けたAIやDXの活用を目的にIT投資が進むとともに、基幹システムの刷新ニーズ等もあり、受注環境は良好に推移しました。 [当連結会計年度の取り組み] 当社グループは、当連結会計年度を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画において、売上高1,000億円を超える企業グループとなることを目標に掲げ、AI・DX領域への対応強化やM&Aを活用した業績拡大を進めた結果、2024年3月期に2年前倒しで当該目標を達成しました。当連結会計年度は、中期経営計画の最終年度として、戦略に掲げた施策を着実に実行し、一層の業績拡大を推進すべくさまざまな取り組みを進めてきました。 システム開発事業につきましては、新技術を利用した社会的ニーズの強いDX関連のシステム開発事業を成長ドライバーに、持続的な拡大を進めています。当連結会計年度においては、工場などにおける「化学物質の特定及び使用量把握」についてAIを活用し、独自のアルゴリズムを用いたシステム化を実現したほか、製造業における生産計画立案の自動化や、倉庫・物流業における最適な棚配置のアルゴリズム化等、新技術の活用に関する取り組みが進んでいます。足下では、水道事業体が対応を進めている「次世代水道事業DX」に関する課題抽出・対策検討等、事業に直結する経営課題の解決に向けた取り組みを支援しています。 ソリューション事業につきましては、第2の収益の柱とするため、市場ニーズを捉えた課題解決型ソリューションの創出と販売力の強化に取り組んでいます。特に生成AIの活用に注力しており、オンプレミスなどの自社専用環境で利用可能な業務効率化ソリューションとして、プライベート生成AIプラットフォーム「BizInsight」を開発し、提供しています。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1267文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額 (注2) システム開発事業 ソリューション事業 金融IT 産業IT 社会基盤IT ITインフラ 売上高 外部顧客への売上高 32,487 25,182 22,398 12,324 15,398 107,791 107,791 セグメント間の内部 売上高又は振替高 453 43 78 12 588 △ 588 32,487 25,635 22,441 12,403 15,411 108,380 △ 588 107,791 セグメント利益 6,326 3,746 4,552 2,167 772 17,565 △ 715 16,849 その他の項目 減価償却費 167 288 78 74 526 1,136 31 1,167 のれんの償却額 402 419 27 32 572 1,454 1,454 減損損失 (注) 1.調整額は以下のとおりです。 セグメント利益の調整額の内容は以下のとおりです。 セグメント間取引消去 百万円 全社費用※ △715 百万円 合計 △715 百万円 ※ 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.事業セグメントに資産を配分しておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額 (注2) システム開発事業 ソリューション事業 金融IT 産業IT 社会基盤IT ITインフラ 売上高 外部顧客への売上高 35,073 27,671 24,147 13,214 17,707 117,813 117,813 セグメント間の内部 売上高又は振替高 615 53 82 12 764 △ 764 35,073 28,286 24,200 13,296 17,720 118,577 △ 764 117,813 セグメント利益 6,774 4,410 4,759 2,309 1,488 19,741 △ 668 19,073 その他の項目 減価償却費 177 301 79 75 547 1,180 29 1,210 のれんの償却額 323 397 25 32 534 1,312 1,312 減損損失 215 215 (注) 1.調整額は以下のとおりです。 セグメント利益の調整額の内容は以下のとおりです。…