事業の内容
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/ 原文長 約876文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社NSD)、子会社10社及び関連会社5社により構成されており、システム開発事業(金融、産業・社会基盤、ITインフラ)及びソリューション事業を主たる事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、以下に示す区分はセグメントと同一の区分であります。 当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (1) システム開発事業(金融) ・銀行、保険会社、証券会社等の金融機関に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、㈱NSD先端技術研究所、NSD International,INC. 成都仁本新動科技有限公司 (2) システム開発事業(産業・社会基盤) ・製造業、通信業、運輸業等の企業や公共団体に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、㈱NSD先端技術研究所、㈱FSK (3) システム開発事業(ITインフラ) ・IT基盤・ネットワーク構築や、システムコンサルティング、システムの保守・運用等のサービスを提供しております。 (主な関係会社)当社、㈱FSK、NSD International,INC. (4) ソリューション事業 ・システムを利用したサービスの提供やシステムプロダクトの販売により、汎用性の高いソリューションから業務特化型のソリューションまでを提供しております。 (主な関係会社)当社、㈱ステラス、㈱NSD先端技術研究所、㈱FSK、NSD International,INC. ㈱シェアホルダーズ・リレーションサービス、北京仁本新動科技有限公司 当社及び主要な関係会社について、上記事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約989文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、創業以来、金融業をはじめとするさまざまなお客様のシステム開発に携わり、多くのお客様から信頼を得、長いお取引をいただいております。 その結果、IT業界のなかでも高い利益率、厚い自己資本、社内に多くの優秀なシステムエンジニアを確保するなど、安定的・効率的な経営基盤を構築することができました。中期経営計画では、さらに次のステージとして「人とITの未来」を提案する会社を目指して、以下の基本戦略を強力に展開してまいります。 ① 新規事業・新技術領域等での新たな成長機会の追求 AIやIoT等の新技術が急速に進化する中、マーケットの変化やお客様のニーズに的確に対応するため、「株式会社NSD先端技術研究所」を中心に先端技術情報・ノウハウの蓄積を積極的に推進し、先端技術の研究等を加速してまいります。 また、これまで取り組んできた M&A ・アライアンスを引き続き能動的に推進し、ベンチャー企業の発掘やお客様との協業・共創のネットワークを構築することで新たなビジネスモデルを開発してまいります。 ② システム開発における新技術対応力向上 当 社グループの中核であるシステム開発においては、急速にデジタル化を進めるお客様のニーズの変化にお応えすべく、先端技術を応用したシステム開発を担う専門の開発部門の「先端技術事業部」を中心にお客様に役立つ新技術への対応力を向上してまいります。 長年にわたり幅広い業種のお客様との取引を通し培った技術力・業務知識をベースとし、「株式会社NSD先端技術研究所」の研究成果等を活かしながら、お客様にとって利便性の高く、かつ効率の良い新技術領域等でのソリューションを上流工程の段階から提案してまいります。 ③ 人と組織力のさらなる強化 人材が当社の最大の財産であるとの認識の下、従来より研修の充実を図り優秀な人材の育成を積極的に推進しておりますが、IT技術の進化に伴うお客様のニーズの高度化・加速に対応するために、より高度なプロジェクトマネジメント力や技術スキル・ビジネススキルの向上を図ってまいります。 また、新規事業・新技術領域等での協業・共創案件へ積極的に適材を投入することにより、高い当事者意識と変化対応力を併せ持つ自律的人材の育成を図るとともに、そうした人材を活かす組織風土の土壌・基盤をつくってまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1764文字
(4) 会社の対処すべき課題 ① 新型コロナウイルス感染症への対応 新型コロナウイルス感染症によるパンデミックのため、あらゆる事業分野で大きな混乱が生じております。当社では、事業継続計画書等に沿って、安全と健康を第一に考え、社員及びその家族、ビジネスパートナー等の感染予防策と感染拡大防止策の実施を徹底しております。具体的には、約6割の社員がWeb会議等の活用によりテレワークを実施、それでも出社が必要な場合にはオフピーク通勤の時間帯を拡大して利用したうえで、執務室・会議室にはアクリル板衝立を設置し飛沫による感染防止を図っております。さらに顧客・取引先と連携してプロジェクト等への影響を最小限に抑える取り組み等の対応を徹底することで、この難局を乗り越えていく所存でございます。 ② 新技術への対応 近時、 IT 技術は急速に進化しており、なかでも AI や IoT 等の新技術が幅広い分野から高い関心を集め、将来を担うビジネスとしての成長が期待されております。 当社では、従来から新技術や関連する業務知識を習得すべく対応しておりますが、先端技術情報・ノウハウの蓄積及び研究、リソースの有効活用等を進めるため、「先端技術事業部」と「株式会社NSD先端技術研究所」を中心に新技術への対応を強化してまいります。 ③ 事業構造の転換 当社がこれまで培ってきたシステム開発をさらに拡充・発展させる一方、AIやIoT等の新技術関連やヘルスケアIT、ヒューマンリソースIT等を含めた独自性の高いサービスやソリューションの提供を柱とする新コア事業を強化し、複数の強力な収益の柱を構築すべく、事業構造の転換に取り組んでおります。 ④ より一層の品質向上と生産性向上 お客様のシステムに対する信頼性・専門性の要求が高まる中、お客様にご満足いただける品質のシステムを提供していくための取り組みを継続的に行っております。 具体的には、品質サポート部による「プロジェクト管理」をより一層徹底するとともに、当社標準プロセスの継続的な整備、改良を含めた「プロセス改善活動の徹底」などにより、組織的な品質向上・生産性向上に取り組んでおります。 ⑤ 人材育成 人材が当社の最大の財産であり、 注力する新技術への対応に不可欠な先端技術スキルをはじめ、 プロジェクトマネジメント力の向上や、より高度な技術スキル・ビジネススキルの向上など、常に研修等の充実を図り優秀な人材の育成を積極的に推進しております。また、新規事業・新技術領域等での協業・共創案件へ積極的に適材を投入することにより自律的人材を育成してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5890文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成において適用する会計基準等につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項」の(重要な会計方針)に記載しております。 (2)経営成績 〔環境認識〕 当連結会計年度における我が国経済につきましては、当初、景気はゆるやかな回復基調で推移しておりましたが、第3四半期以降は、米中貿易摩擦による外需の低迷や、消費増税、台風被害等の影響から景気は減速し、第4四半期には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響も加わり景気は大きく減退しました。 情報サービス産業におきましては、先端技術の普及やデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みの高まりなどを背景に、企業の競争力強化に向けた戦略的IT投資や業務効率化・生産性向上に向けたIT投資へのニーズは強く、受注環境は良好に推移しました。 〔当連結会計年度の取り組み〕 このような中、当社グループは、3ヵ年の中期経営計画において注力する領域を「新コア事業」と定義し、拡大するDX市場への対応推進の観点から新技術領域の事業の強化に取り組むとともに、収益基盤拡充の観点からシステムサービス事業及びシステムプロダクト事業の強化に取り組んでおります。中期経営計画2年目となる2020年3月期におきましては、以下のとおり運営体制を強化し、新コア事業の拡大に向けた対応を進めております。 <新技術領域の強化> 先端技術推進本部の調査研究部門を分離し、株式会社NSD先端技術研究所を新設しました。研究所では、出資・会員企業となったお客様と協働でAI等の先端技術に関する調査研究を行い、実践的なソリューションの創出を進めております。また、先端技術推進本部を先端技術事業部へ再編し、研究所が創出したアイデアの実用化をはじめ、先端技術を活用したソリューションの開発等を進めております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1511文字
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額 (注2) システム開発事業 ソリューション事業 金融 産業・社会基盤 ITインフラ 売上高 外部顧客への売上高 20,368,067 27,985,916 6,763,601 6,455,700 61,573,286 61,573,286 セグメント間の内部 売上高又は振替高 263,040 151,565 68,301 482,907 △ 482,907 20,368,067 28,248,957 6,915,167 6,524,001 62,056,193 △ 482,907 61,573,286 セグメント利益 3,117,369 4,483,786 982,106 120,979 8,704,242 △ 211,802 8,492,440 その他の項目 減価償却費 80,860 119,277 49,447 90,791 340,376 11,316 351,693 のれんの償却額 41,066 190,545 231,611 231,611 減損損失 54,875 54,875 1,674 56,549 (注) 1.調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額の内容は以下のとおりであります。 セグメント間取引消去 33 千円 全社費用※ △211,835 千円 合計 △211,802 千円 ※ 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.事業セグメントに資産を配分しておりません。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1790文字
3.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額 割合 金額 割合 株式会社日立製作所 6,354 百万円 10.3 6,609 百万円 10.2 (3)財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比1,992百万円減少し、53,885百万円となりました。 主な増減要因は、投資不動産の減少6,205百万円、投資有価証券の減少221百万円、現金及び預金の増加2,409百万円、有価証券の増加1,000百万円、退職給付に係る資産の増加655百万円、受取手形及び売掛金の増加433百万円であります。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末比374百万円増加し、8,907百万円となりました。 主な増減要因は、退職給付に係る負債の増加211百万円、その他流動負債の増加389百万円、未払法人税等の減少414百万円であります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末比2,367百万円減少し、44,978百万円となりました。 主な増減要因は、親会社株主に帰属する当期純利益による増加6,314百万円、配当金支払いによる減少3,616百万円、自己株式の取得による減少5,003百万円であります。なお、自己資本比率は82.5%となりました。 (4)キャッシュ・フロー ① キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末比2,490百万円増加し、25,172百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 営業活動による資金の増加は、6,764百万円となりました。主な増減要因は、税金等調整前当期純利益9,058百万円による資金の増加、法人税等の支払額2,832百万円による資金の減少であります。 投資活動による資金の増加は、4,285百万円となりました。主な増減要因は、投資不動産の売却による収入6,094百万円による資金の増加、有価証券の取得による支出1,000百万円による資金の減少であります。 財務活動による資金の減少は、8,569百万円となりました。主な減少要因は、配当金の支払額3,616百万円、自己株式の取得による支出5,003百万円であります。 ② 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要は、主に従業員への給与や賞与等の人件費、協力会社への外注費、事務所の賃借料等があります。投資資金需要については、先端技術の調査及び研究開発、自社独自サービス及びソフトウェアの開発、M&A資金等があります。 これらの資金需要に対しては、内部資金及び営業キャッシュ・フローでまかなうことを基本としております。…