事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約313文字
(1) 当社および当社の関係会社の主な事業の内容、当該事業における当社および当社の関係会社の位置付け[2023年3月31日現在の関係会社数:179社(うち連結子会社90社、非連結子会社9社、関連会社80社)] 当社および当社の関係会社は、電気やガス、ユーティリティサービスなどの多様なソリューションを通じて新たな価値を提供する「エネルギー事業」、中立・公平な立場で電気の安全安定供給を行う「送配電事業」、総合的な情報通信サービスを提供する「情報通信事業」および不動産関連サービスや生活・ビジネス関連サービスの提供を行う「生活・ビジネスソリューション事業」において事業展開している。 (2) 当社および当社の関係会社の事業系統図
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3663文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日(2023年6月29日)現在において当社グループが判断したものである。 当社グループは、当社の役員等が社外の関係者から金品を受け取っていた問題および役員退任後の嘱託等の報酬に係る問題(以下、金品受取り問題等)により、お客さまや社会のみなさまから賜わる信頼を失墜させた。 本問題については、電気事業法に基づく業務改善命令に対する業務改善計画を取りまとめ、2020年3月30日に経済産業大臣に提出し、その実行状況を、2020年6月29日、10月13日、2021年3月2日および12月27日に報告した。 この金品受取り問題等を踏まえ、2021年3月に、新たに「関西電力グループ経営理念Purpose & Values」を策定し、健全な組織風土の醸成に向けて、理解・浸透・実践に努めている。 また、この経営理念のもと、変化する事業環境にも対応し、持続的成長を遂げていくため、5ヵ年の実行計画である「関西電力グループ中期経営計画(2021-2025)」を策定した。ガバナンス確立とコンプライアンス推進を事業運営の大前提とし、2021年2月に策定した「ゼロカーボンビジョン2050」の実現に向けた「ゼロカーボンへの挑戦」、「サービス・プロバイダーへの転換」および「強靭な企業体質への改革」に全力で取り組んでいる。 しかしながら、特別高圧電力および高圧電力の取引に関する独占禁止法違反や新電力顧客情報の不適切な取扱いによる電気事業法違反等のコンプライアンスに関わる不適切な事案が相次いでいることを極めて重く受け止めており、お客さまや社会のみなさまからの信頼回復が最重要の課題であると考えている。 これまで、金品受取り問題等を受けガバナンス・コンプライアンス体制を強化し、様々な取り組みを進めてきたが、今一度、コンプライアンスの徹底を経営の大前提に、一人ひとりが「自分事」として真摯に向き合い、かつ、実践する組織風土への改革を断行するとともに、今後も発生しうる様々な環境変化とリスクに確実に対応すべく、内部統制を抜本的に強化し、再発防止策にグループ一丸で取り組む。 (経営理念) これまで、「安全最優先」と「社会的責任の全う」を経営の基軸に位置付け、「お客さまと社会のお役に立ち続ける」ことを使命とする経営理念のもと、事業活動を展開してきたが、金品受取り問題等では、「社会的責任の全う」という点について、社内外から厳しいご指摘をいただいた。これを受け、新しい関西電力グループとして創生し、持続的に成長していくための指針として、2021年3月に「関西電力グループ経営理念Purpose & Values」を策定した。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3663文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日(2023年6月29日)現在において当社グループが判断したものである。 当社グループは、当社の役員等が社外の関係者から金品を受け取っていた問題および役員退任後の嘱託等の報酬に係る問題(以下、金品受取り問題等)により、お客さまや社会のみなさまから賜わる信頼を失墜させた。 本問題については、電気事業法に基づく業務改善命令に対する業務改善計画を取りまとめ、2020年3月30日に経済産業大臣に提出し、その実行状況を、2020年6月29日、10月13日、2021年3月2日および12月27日に報告した。 この金品受取り問題等を踏まえ、2021年3月に、新たに「関西電力グループ経営理念Purpose & Values」を策定し、健全な組織風土の醸成に向けて、理解・浸透・実践に努めている。 また、この経営理念のもと、変化する事業環境にも対応し、持続的成長を遂げていくため、5ヵ年の実行計画である「関西電力グループ中期経営計画(2021-2025)」を策定した。ガバナンス確立とコンプライアンス推進を事業運営の大前提とし、2021年2月に策定した「ゼロカーボンビジョン2050」の実現に向けた「ゼロカーボンへの挑戦」、「サービス・プロバイダーへの転換」および「強靭な企業体質への改革」に全力で取り組んでいる。 しかしながら、特別高圧電力および高圧電力の取引に関する独占禁止法違反や新電力顧客情報の不適切な取扱いによる電気事業法違反等のコンプライアンスに関わる不適切な事案が相次いでいることを極めて重く受け止めており、お客さまや社会のみなさまからの信頼回復が最重要の課題であると考えている。 これまで、金品受取り問題等を受けガバナンス・コンプライアンス体制を強化し、様々な取り組みを進めてきたが、今一度、コンプライアンスの徹底を経営の大前提に、一人ひとりが「自分事」として真摯に向き合い、かつ、実践する組織風土への改革を断行するとともに、今後も発生しうる様々な環境変化とリスクに確実に対応すべく、内部統制を抜本的に強化し、再発防止策にグループ一丸で取り組む。 (経営理念) これまで、「安全最優先」と「社会的責任の全う」を経営の基軸に位置付け、「お客さまと社会のお役に立ち続ける」ことを使命とする経営理念のもと、事業活動を展開してきたが、金品受取り問題等では、「社会的責任の全う」という点について、社内外から厳しいご指摘をいただいた。これを受け、新しい関西電力グループとして創生し、持続的に成長していくための指針として、2021年3月に「関西電力グループ経営理念Purpose & Values」を策定した。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2944文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 <経営成績等の状況の概要> (1) 経営成績 当社グループは、「関西電力グループ中期経営計画(2021-2025)」および「関西電力グループ2022年度計画」に掲げた諸施策について、総力を結集し、取り組んできたが、特別高圧電力および高圧電力の取引に関する独占禁止法違反や新電力顧客情報の不適切な取扱いによる電気事業法違反等のコンプライアンスに関わる不適切な事案が相次いでいることを極めて重く受け止めている。こうした中、当社は、2023年2月24日から5月12日までの間、能動的な営業活動を全面的に自粛し、業務運用やシステムの総点検、行為規制等の法令に関する理解とコンプライアンス意識の再徹底に向けた研修・教育に集中的に取り組んだ。 当連結会計年度の小売販売電力量は、需要数が増加したことなどから、 1,116億kWh と前連結会計年度に比べて 10.8%増加 した。その内訳を見ると、「電灯」については、 309億kWh と前連結会計年度に比べて 4.4%減少した 。また、「電力」については、 807億kWh と前連結会計年度に比べて18.0%増加した。 収入面では、電灯電力料収入が増加したことなどから、売上高は 3,951,884百万円 と、前連結会計年度に比べて 1,099,989百万円の増収 ( +38.6% )となった。 支出面では、徹底した経営効率化に努めたものの、原子力利用率の低下や為替・燃料価格の影響などにより火力燃料費が増加したことや、卸電力取引市場からの調達費用の増加などにより他社購入電力料が増加したことなどから、営業費用は 4,003,940百万円 と、前連結会計年度に比べて 1,251,370百万円の増加 ( +45.5% )となった。 この結果、当連結会計年度の 営業損失は52,056百万円 と、前連結会計年度に比べて 151,381百万円の減益 、 経常損失は6,666百万円 と、前連結会計年度に比べて 142,621百万円の減益 となった。 また、税務上の繰越欠損金について当期に繰延税金資産を計上したことなどにより法人税等が減少したことなどから、 親会社株主に帰属する当期純利益は17,679百万円 と、前連結会計年度に比べて 68,156百万円の減益 (△79.4%)となった。 セグメントの経営成績(相殺消去前)は、次のとおりである。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1193文字
(1) セグメント利益の調整額 △441百万円 は、セグメント間取引消去および各報告セグメントの業績に帰属しない損益である。 (2) セグメント資産の調整額 △2,704,594百万円 は、セグメント間取引消去である。 (3) 減価償却費の調整額 △5,307百万円 は、セグメント間取引消去である。 (4) 受取利息の調整額 △9,804百万円 は、セグメント間取引消去である。 (5) 支払利息の調整額 △9,659百万円 は、セグメント間取引消去である。 (6) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 △4,603百万円 は、セグメント間取引消去である。 2 セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と調整を行っている。 3 各セグメント利益には、連結子会社および持分法適用会社からの受取配当金を含まない。 4 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、資産除去債務相当資産を含めていない。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 連結 財務諸表 計上額 エネルギー 事業 送配電事業 情報通信 事業 生活・ビジ ネスソリュ ーション 事業 売上高 外部顧客への 売上高 3,109,708 469,975 222,828 149,370 3,951,884 3,951,884 セグメント間の 内部売上高又は 振替高 352,405 668,462 68,854 41,339 1,131,062 △ 1,131,062 3,462,114 1,138,438 291,683 190,710 5,082,946 △ 1,131,062 3,951,884 セグメント利益又は損失(△) △ 27,405 △ 45,186 43,029 20,908 △ 8,654 1,988 △ 6,666 セグメント資産 7,865,463 2,572,608 331,881 761,443 11,531,396 △ 2,756,971 8,774,425 その他の項目 減価償却費 146,369 106,174 45,336 12,204 310,085 △ 4,017 306,067 受取利息 12,028 73 305 12,410 △ 10,265 2,145 支払利息 24,308 9,008 137 1,058 34,514 △ 10,189 24,324 持分法投資利益 23,331 23,331 23,331 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 247,387 136,291 43,925 45,128 472,731 △ 6,915 465,815 持分法適用会社 への投資額 469,892 469,892 469,892 (注) 1 調整額は以下のとおりである。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約7614文字
(2) 販売実績 ① 総販売電力量 2021年度 (2021年4月~ 2022年3月) (百万kWh) 2022年度 (2022年4月~ 2023年3月) (百万kWh) 前年度比 (%) 総 販 売 電 力 量 (小売、他社 計) 121,463 127,248 104.8 小 売 販 売 電 力 量 100,657 111,565 110.8 電 灯 32,326 30,904 95.6 電 力 68,331 80,661 118.0 他 社 販 売 電 力 量 20,806 15,683 75.4 (注) 1 他社販売電力量と総販売電力量は、提出日(2023年6月29日)現在において把握している電力量を記載している。 2 四捨五入の関係で、合計が一致しない場合がある。 ② 料金収入 2021年度 (2021年4月~ 2022年3月) (百万円) 2022年度 (2022年4月~ 2023年3月) (百万円) 前年度比 (%) 電 灯 料 ・ 電 力 料 1,613,715 2,344,605 145.3 電 灯 料 669,859 751,756 112.2 電 力 料 943,855 1,592,848 168.8 他 社 販 売 電 力 料 336,405 411,907 122.4 (3) 生産能力 自社発電認可最大出力 区分 水力 (kW) 火力 (kW) 原子力 (kW) 新エネルギー (kW) 合計 (kW) 2022年3月31日 現在 8,247,575 14,566,400 6,578,000 11,000 29,402,975 2023年3月31日 現在 8,248,215 13,816,400 6,578,000 11,000 28,653,615 (4) 資材の状況 主要燃料の受払状況 区分 重油(kl) 原油(kl) LNG(t) 石炭(t) 2021年3月末在庫量 64,460 82,263 394,827 325,179 2021年度 受入量 756,738 128,832 5,425,456 3,833,938 払出量 689,879 176,353 5,532,591 3,844,050 2022年3月末在庫量 131,319 34,742 287,693 315,067 2022年度 受入量 821,936 214,710 5,356,024 3,666,959 払出量 835,423 183,261 5,350,041 3,536,689 2023年3月末在庫量 117,831 66,190 293,676 445,337 (注) 四捨五入の関係で、合計が一致しない場合がある。…