事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約378文字
3【事業の内容】 (1) 当社グループは、当社及び子会社2社で構成され、給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・加工・仕入れ及び販売を主な内容としております。 当該事業に係わる各社の位置づけは、当社が主に日本で給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・加工・仕入れ及び販売をするほか、子会社である大連北村閥門有限公司が、中国で給水栓の内、主に単独水栓を製造し、大部分を当社へ供給するとともに、一部中国国内で販売しております。また、当社より購入した製品の中国国内での販売もしております。なお、組立時の部品は、当社からの供給及び一部中国国内で調達しております。また、2016年9月に設立した、KVK PHILIPPINES,INC.は、2017年6月から生産を開始しており、当社から調達した部品を組付加工し、当社へ供給しております。 (2) 事業の系統図
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1116文字
(2) 経営戦略 当社グループは、2024年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定し、下記に示す経営方針の実現に向けて取り組んでおります。 <販売基盤の強化> ①既存商流の売上基盤の維持・強化 ②市場ニーズに合った中高級品の販路拡充 ③海外市場の新規拡大および既存顧客深耕 <生産基盤の強化> ①高効率な生産体制によるコスト競争力強化および安定供給体制の構築 ②DX推進による生産性向上 <サステナビリティ視点での経営基盤の強化> ①環境配慮型商品および使いやすさを追求した製品の開発 ②多様な人財が活躍するためのキャリア形成支援の強化およびワークライフ・バランスの向上 ③生産活動における温室効果ガス排出の削減および環境負荷物質・廃棄物の削減とリサイクルの推進 ④地域社会への参画と貢献 ⑤透明性・健全性の高い経営体制づくりとそのチェック機能の充実 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、外部環境の変化にあっても、経営効率を高め安定した収益を確保していくことが、企業価値の増大と株主利益の向上につながるものと考え、ROEを重要な指標として10%を目標としております。また、売上高、営業利益を経営成績における重要な指標と考えております。 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上の課題 国内では、少子高齢化や世帯数の減少により、新設住宅市場は将来的に縮小していくことが避けられない状況にあります。 当社グループは、中国とフィリピンに子会社を有していることから為替相場の変動リスクを負っており、また、原材料の値動きや物価上昇による仕入コスト増加により、製造コストが大きく変動し自社で吸収しきれない場合は、製造コストを販売価格に転嫁し、利益を確保できるような体制を確立していく必要があります。 新設住宅市場が縮小傾向にある一方で、住宅リフォーム需要は堅調に推移するものと予想されます。政府も住生活基本計画において住宅ストック活用型市場への転換を謳い、これを後押ししております。また、住環境においては、お客様の価値観やライフスタルが多様化し「健康で快適な生活」「環境との共生」の視点から、新たな市場が生まれております。地域に密着したきめ細かな営業に努め、お客様とのコミュニケーションを深めることで、こうしたニーズを捉え、常にお客様から選んでいただけるような商品・サービスを提供してまいります。徹底した生産効率の向上と、日本・中国・フィリピンの3拠点による最適生産・最適調達体制の確立により、多様なニーズにマッチした、多様な商品を、安価でタイムリーにお届けできるよう取り組んでまいります。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約113文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2530文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における事業環境は、物価上昇等の影響を受け個人消費に停滞が見られるものの、景気は緩やかな回復基調となりました。一方、住宅市場におきましては、建築資材価格や人件費の高騰など建築コストの上昇に伴う住宅価格の高止まりおよび住宅ローン金利引き上げへの懸念から、住宅取得マインドの低下もあり、新設住宅着工戸数は、4月からの建築基準法・建築物省エネ法改正による、厳格な建築基準導入を前に期末での駆け込み着工があったものの、期中では前期比で減少傾向が続いており厳しい状況となりました。 このような状況のなか、当社グループは、お客様への新たな価値の提供を目指し、中期経営計画「KVK Innovation」に掲げた重点戦略に取り組んでまいりました。 直径1μm未満の微細な泡が皮脂汚れを落とすウルトラファインバブルシャワーヘッドは発売以来ご好評をいただいておりますが、この泡発生機構の応用展開として、ウルトラファインバブル発生機能を備えたキッチン用シングルシャワー付混合栓および洗面用シングル洗髪シャワー付混合栓を発売しました。直径1μm未満の微細な泡が汚れの隙間に入り込み洗浄効果を高め、水まわりの作業を快適に行うことができます。 生産能力増強のための新工場棟2棟は、射出成型と樹脂めっきラインを構築し、樹脂部品増産体制を整えました。稼働率も上昇し安定稼働しています。今後、主要な原材料である銅合金の価格変動リスクに備え、水栓における樹脂の使用比率を高め、樹脂部品の増産を図ります。 当社は、KPS(KVK Production System)活動を柱に最適生産を目指し、あらゆる無駄の排除とコスト競争力の強化を推し進めています。本社を軸とした各生産拠点による最適地調達・最適地生産への取り組みにより、高効率な生産体制づくりを進め、原価低減に寄与していきます。 当連結会計年度における連結業績につきましては、新設住宅着工戸数が低調で推移するなか、採算性を考慮した販売品目の見直しにより、売上高は29,648百万円(前期比0.5%減)、営業利益は2,660百万円(前期比5.2%増)となりました。投資有価証券売却益もあり経常利益は3,072百万円(前期比7.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,110百万円(前期比6.6%増)となりました。 ※「ファインバブル」「ウルトラファインバブル」は、一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。 セグメント毎の業績については以下の通りです。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1514文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1,3 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 中国 フィリピン 売上高 外部顧客への売上高 29,334,082 465,593 29,799,675 29,799,675 セグメント間の内部売上高又は振替高 210,049 6,389,834 339,744 6,939,628 △ 6,939,628 29,544,131 6,855,428 339,744 36,739,304 △ 6,939,628 29,799,675 セグメント利益 2,746,102 334,516 19,300 3,099,918 △ 569,830 2,530,088 セグメント資産 28,608,536 3,414,806 242,484 32,265,826 2,198,320 34,464,147 (注)1.セグメント利益調整額△569,830千円には、セグメント間取引消去73,876千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△654,657千円及び棚卸資産の調整額10,951千円が含まれております。全社費用は、主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産の調整額2,198,320千円には、セグメント間消去△2,766,624千円及び各報告セグメントに配分していない全社資産4,964,945千円が含まれています。全社資産の主なものは、親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、管理部門等に係る有形固定資産であります。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1,3 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 中国 フィリピン 売上高 外部顧客への売上高 29,195,969 452,966 29,648,936 29,648,936 セグメント間の内部売上高又は振替高 252,751 6,156,480 322,457 6,731,690 △ 6,731,690 29,448,721 6,609,447 322,457 36,380,626 △ 6,731,690 29,648,936 セグメント利益 2,988,539 355,232 6,120 3,349,892 △ 688,972 2,660,920 セグメント資産 29,961,301 3,380,343 227,910 33,569,554 2,706,789 36,276,344 (注)1.…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3216文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先(日本) 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) タカラスタンダード株式会社 3,701,117 12.4 3,609,286 12.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績等は、以下のとおりであります。 イ.財政状態の分析 当連結会計年度における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末比1,812百万円増加の36,276百万円となりました。 (資産) 資産は、前連結会計年度末に比べ1,812百万円増加し、36,276百万円となりました。これは主に現金及び預金が2,690百万円増加した一方で、投資有価証券が820百万円減少したことによります。 (負債) 負債は前連結会計年度末に比べ496百万円増加し、7,950百万円となりました。これは主に電子記録債務が122百万円、未払法人税等が134百万円増加したことによります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べ1,315百万円増加し、28,325百万円となりました。この結果、自己資本比率は78.1%(前連結会計年度末は78.4%)となりました。 ロ.経営成績の分析 (売上高及び営業利益) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比150百万円減少の29,648百万円となり、営業利益は前連結会計年度比130百万円増加の2,660百万円となりました。 セグメントごとの売上高と営業利益の概況については、「(1)経営成績の状況と概況①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (営業外損益及び経常利益) 当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度の336百万円の収益(純額)に対して411百万円の収益(純額)となりました。投資有価証券売却益を前期とほぼ同額の224百万円計上しているのに加え、前期は為替差損70百万円計上しているのに対し、当期は為替差益23百万円計上したことなどにより、74百万円の収益増加となりました。 この結果、当連結会計年度の経常利益は前連結会計年度比205百万円増加の3,072百万円となりました。…