事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約438文字
3【事業の内容】 (1) 当社グループは、当社及び子会社2社で構成され、給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・加工・仕入れ及び販売を主な内容としております。 当該事業に係わる各社の位置づけは、当社が主に日本で給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・加工・仕入れ及び販売をするほか、子会社である大連北村閥門有限公司が、中国で給水栓の内、主に単独水栓を製造し、大部分を当社へ供給するとともに、一部中国国内で販売しております。また、当社より購入した製品の中国国内での販売もしております。なお、組立時の部品は、当社からの供給及び一部中国国内で調達しております。また、2016年9月に設立した、 KVK PHILIPPINES,INC.は、2017年6月から生産を開始しており、当社から調達した部品を組付加工し、当社へ供給しております。なお、当連結会計年度において、非連結子会社であったKVK PHILIPPINES,INC.を連結子会社としております。 (2) 事業の系統図
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1262文字
(2) 経営戦略 当社グループは、以下を基本戦略として経営方針の実現に取り組んでいます。 <基盤事業の強化と新たな成長への挑戦> 新しいニーズが絶えず生まれるなか、それに応える高品質で安全安心な商製品(モノ)・サービス(コト)を提供することで、お客様の信頼と満足の獲得に努め、お客様から“水栓はKVK”と選ばれ続ける「信頼のブランド」を確立するため以下のように取り組んでいます。 ・川上営業(水工店・デベロッパーなど)の強化と地域に密着したきめ細かな営業活動を通じたお客様のニーズの把握・収集。 ・快適・UD、高齢化・介護、環境・スマートハウス化、リフォームなど成長分野を掘り下げ、市場創造型のオリジナル商製品開発の強化。 ・中国・台湾市場の顧客基盤づくりのスピードアップと販売強化。 ・コア技術(つくる生産技術力、出す・止める・制御する機構技術力)を究める。 <変種減量に耐え得るコスト競争力の強化> 為替・原材料価格など事業環境の急激な変化にあっても、良いものをより安くタイムリーに供給するため出荷をして終わりではなく、お客様の手元にタイミングよくお届けし、お客様に満足して使っていただき、またKVKの商製品を買いたいと思っていただくまでを一つのサイクルと考え、受注・設計・調達・生産技術・製造現場が一体となりコスト構造を抜本的に見直し、強固な収益力を維持できる体制の確立に努めています。具体的には以下のように取り組んでいます。 ・市場が求める“デザイン・コスト”をつくりこみ、原価低減を推進する。 ・日本・中国・フィリピン3工場の強みを活かしたグローバルな最適生産や最適部材調達の構築。 ・ジャストインタイムと自働化の進化。 ・原価低減、品質改善、労働力不足対応に向けた自働化・ロボットの活用。 ・鋳物不良率の低減。 ・新技術の研究・試行。 <変化を恐れず、自ら考え、挑戦できる人財育成> 安全で働きやすい職場環境を整備し、従業員が将来に対する夢と希望を持ち、社員一人ひとりの能力を最大限発揮できる会社をめざし企業価値向上につなげるため以下のように取り組んでいます。 ・中長期の人事戦略を描き、10年先、20年先をイメージできる人事・教育制度の仕組みづくり。 ・人事戦略に基づき必要人財の確保と次代の経営を担うマネジメント層・リーダー、グローバル人財の育成。 ・女性やシニア社員が活躍できる仕組みづくり、フレキシブルな働き方を可能にする仕組みづくり。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、外部環境の変化にあっても、経営効率を高め安定した収益を確保していくことが、企業価値の増大と株主利益の向上につながるものと考え、ROEを重要な指標として10%を目標としています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約689文字
(4) 経営環境及び対処すべき課題 国内では、少子高齢化や世帯数の減少により、新設住宅市場は将来的に縮小していくことが避けられない状況にあります。縮小していく市場のなかで、水栓業界は同業他社との厳しい競合の下にあります。 当連結会計期間における新設住宅着工戸数は95万戸で、前年比0.7%増とほぼ前年並みとなりました。こうしたなか当社グループの連結売上高は24,152百万円で実質ほぼ横ばいで推移しましたが、営業利益は、原材料価格が高止まりで推移するなか、同業他社との競合により価格転嫁が難しいことから、前期比16.6%減の1,813百万円となりました。 こうした厳しい経営環境においても、安定した収益を確保できるような体制を確立していく必要があります。 新設住宅市場が縮小傾向にある一方で、国内には約50百万戸の住宅ストックが存在し、これを背景としたリフォームの潜在需要があります。政府も新住生活基本計画において住宅ストック活用型市場への転換を謳い、これを後押ししています。また、住環境においては、お客様の価値観やライフスタルが多様化し「健康で快適な生活」「環境との共生」の視点から、新たな市場が生まれています。地域に密着したきめ細かな営業に努め、お客様とのコミュニケーションを深めることで、こうしたニーズを捉え、常にお客様から選んでいただけるような商品・サービスを提供していきます。徹底した生産効率の向上と、日本・中国・フィリピンの3拠点による最適生産・最適調達体制の確立により、多様なニーズにマッチした、多様な商品を、安価でタイムリーにお届けできるよう取り組んでいきます。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4102文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における事業環境は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方、住宅市場におきましては、持家、分譲住宅は増加傾向となりましたが、貸家の減少などもあり、新設住宅着工戸数は、おおむね横ばいで推移しました。 こうした経営環境のなか、当社グループは、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略」に記載の基本戦略に則り、以下のように取り組んでまいりました。 <基盤事業の強化と新たな成長への挑戦> 商品面では、11月に、創業80周年を記念した新モデルを発売しました。お客様の価値観やライフスタイルの多様化に合わせて水栓金具の「スタンダード」を見直し、これまでと違う「少しの上質」をエッセンスとした高いデザイン性と、使い勝手の良さを両立させた浴室用水栓・キッチン用水栓としました。 営業面では、水道工事店やデベロッパーなどへの川上営業の強化と、地域に密着したきめ細かな営業活動を通じ、お客様のニーズの取り込みを図っています。昨年は7月につくば出張所を新設、10月には北関東営業所を宇都宮市に移転し、宇都宮営業所と名称を変更しました。営業拠点網を充実し、効率的な配置に見直すことで、お客様との面談機会と、面談時間の確保に努めました。11月には、販売代理店で構成する全国KVK総会を開催しました。当社の販売代理店・特約店で構成する全国KVK会の総会を、約400社500名で開催し、管工機材販売ルートでの連携強化を図りました。中国においては、人員増加により営業部門の強化を図り、販売先の新規開拓、ネット販売の立ち上げを行いました。 <変種減量に耐え得るコスト競争力の強化> 生産面では、為替・原材料価格など事業環境の急激な変化にあっても、お客様が求める良いものをより安くタイムリーに供給することを目指しています。10月の物流棟新設に伴い、本社工場内の部品在庫棚のレイアウトを見直し、運搬と停滞の無駄をなくし、リードタイムの短縮に取り組みました。また、量の変動に柔軟に対応できるラインづくりとして、単水栓組立ラインにおいて、段取り時間および検査時間の短縮に努め、トヨタ生産方式の生産管理で用いる「かんばん」の回転頻度を1日複数回行うモデルラインを構築しつつあります。出荷に合わせた着工による出荷までのリードタイム短縮により、在庫削減に繋げて行きます。今後、検証を加えながら横展開を図っていきます。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1492文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1,3 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 中国 フィリピン 売上高 外部顧客への売上高 24,238,239 311,842 24,550,081 24,550,081 セグメント間の内部売上高又は振替高 188,595 4,026,633 4,215,228 △ 4,215,228 24,426,834 4,338,475 28,765,310 △ 4,215,228 24,550,081 セグメント利益又は損失(△) 2,789,353 △ 53,127 2,736,226 △ 560,770 2,175,455 セグメント資産 19,580,367 2,429,182 22,009,549 3,765,964 25,775,513 (注)1.セグメント利益調整額△560,770千円には、セグメント間取引消去41,200千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△637,907千円及び棚卸資産の調整額35,936千円が含まれております。全社費用は、主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。 2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産の調整額3,765,964千円には、セグメント間消去△1,751,223千円及び各報告セグメントに配分していない全社資産5,517,188千円が含まれています。全社資産の主なものは、親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、管理部門等に係る有形固定資産であります。 当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1,3 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 中国 フィリピン 売上高 外部顧客への売上高 23,948,303 204,652 24,152,955 24,152,955 セグメント間の内部売上高又は振替高 553,190 4,717,198 352,976 5,623,364 △ 5,623,364 24,501,493 4,921,850 352,976 29,776,320 △ 5,623,364 24,152,955 セグメント利益 2,135,151 367,910 5,108 2,508,170 △ 694,534 1,813,635 セグメント資産 21,948,235 2,556,322 213,143 24,717,700 938,751 25,656,452 (注)1.…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3214文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先(日本) 前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) パナソニック住宅設備株式会社 3,073,994 12.5 2,966,418 12.0 タカラスタンダード株式会社 2,511,838 10.2 2,568,688 10.5 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 4. パナソニックエコソリューションズ住宅設備株式会社は、2019年4月1日にパナソニック住宅設備株式会社に社名変更しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.財政状態の分析 当連結会計年度における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末に比べ119百万円減少し、25,656百万円となりました。 (資産) 資産は、前連結会計年度末に比べ119百万円減少し、25,656百万円となりました。これは主に投資不動産の購入を自己資金を充当し行ったことによるもので、投資不動産が2,150百万円増加したものの、現金及び預金が1,765百万円減少したことによります。 (負債) 負債は前連結会計年度末に比べ68百万円減少し、7,016百万円となりました。…