事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社5社により構成されており、ゴム電線、プラスチック電線、合成樹脂異形押出品並びにその附属品、電熱線・帯、その他の製造販売を主たる業務としております。 主要品目は次のとおりであります。 事業部門 主要品目 電線事業 天然ゴムキャブタイヤケーブル、合成ゴムキャブタイヤケーブル、架橋ポリエチレンケーブル、溶接用ケーブル、制御用ケーブル、プラスチックキャブタイヤケーブル、プラスチックコード、その他 ポリマテック事業 プラスチック押出成形品、射出成形品、真空成形品、高機能チューブ、LED関連商品、その他 電熱線事業 電熱線・帯、その他 [事業系統図] 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営戦略等 経営戦略としては、「環境・社会の変化に即応し、持続的な成長を実現する為、①新分野開拓(環境・社会の変化に即応)、②新製品創出(新しいニーズに呼応した技術開発)、③新顧客増強(常に顧客を拡充しネットワーク拡大)、④新グローバル戦略推進(新たな海外市場を開拓)、以上の「4S(新)運動」を展開する。」であります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営環境の変化に対応し、収益力を向上させる体制を強化してまいります。具体的には、連結売上高経常利益率3.0%以上を中長期的な経営目標としており、その維持向上に努めております。 (4) 経営環境 今後の見通しにおきましては、雇用・所得環境の改善など、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。しかし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念による海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなります。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、米国大統領の関税政策による貿易摩擦や金融資本市場の変動の影響など先行き不透明な状況で推移するものと思われます。 こうした中、当社グループでは、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画遂行に向けて、持続可能な成長トレンドを目指してまいります。 [電線事業] 電線事業におきましては、2025年度はコロナ収束後の国内民間設備投資回復は、より鮮明になってきております。 我々が関連する業界団体の受注額・需要量の見通しが前年より増加する予測となっており、環境は改善傾向と思われます。一方、人手不足による工期遅れ、昨年に続き賃金、物価、配送費の上昇などの課題があること、更に米国大統領の関税政策を受け世界経済の動揺もあり、不透明感が拭えない状況です。 このように足元におきましては予断を許さない状況が続くと予想されますが、基盤固めと新たな取り組みにより販路・販売品種拡大を図ることで売上高を伸ばす活動をしてまいります。そして、銅価はもちろん原材料価格などや物流コストの高騰をはじめとする物価上昇に対応した価格転嫁をおこなってまいります。 工場においては仕入材料のコストダウンおよび生産性向上により製造原価の低減を図り、製販一体となって利益額の確保を目指します。 今後も営業・工場・技術の各部門連携を強化し製品開発・新分野開拓を行い、社会に貢献できる物作りに取り組んでまいります。 [ポリマテック事業] 資材高騰の影響や米国大統領の関税政策により購買マインドがさらに悪化する懸念があり、新設住宅着工の状況は低調に推移すると予測されますが、非住宅分野を中心に新規案件においては積極的なアプローチにより引き続き受注件数は増加しており、2025年度の販売開始に向け金型製作・試作・量産準備をしております。…
対処すべき課題
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(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 環境・社会の変化を迅速かつ的確に捉え、その変化に伴うニーズに即応する技術開発を通じて、環境・社会に貢献することで、安定的に収益を確保するとともに持続的成長を可能とすることが、当社グループの重要な課題と考えています。 この課題を解決するため、 以下の「4S(新)運動」に取り組んでまいります。 ①新分野開拓 社会・環境の変化に即応し高付加価値製品を提供することで、新分野開拓を目指してまいります。 ②新製品創出 社会・環境のニーズを捉え、これに呼応した技術開発を行い、社会・環境に貢献する新製品を開発し、お客様にタイムリーに新製品を提供してまいります。 ③新顧客増強 お客様向け製品説明会の開催、業務課からの電話による営業の補強、ホームページの充実等による情報発信の強化などを通じて、顧客増強を図ってまいります。 ④新グローバル戦略推進 今後の成長が見込まれる海外マーケットを中心に、電線事業・ポリマテック事業・電熱線事業のグループとして新たな海外市場を開拓し、利益向上を目指してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する中で、各種政策の効果もあり穏やかな回復が続くことが期待されました。一方で欧米における高い金利水準の継続に伴う影響や中国における不動産の停滞継続などで景気の不透明感が一層増した状況で推移いたしました。 当社グループに関連する事業環境におきましては、設備投資においては持ち直しの動きがみられ、公共投資は底堅く推移し、電線事業は好調に推移しております。しかし、ポリマテック事業と電熱線事業におきましては、依然として厳しい状況が続いております。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6百万円減少し、12,702百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ22百万円減少し、6,087百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ15百万円増加し、6,614百万円となりました。 b.経営成績 売上高につきましては、材料価格の高騰や銅価格の変動により、前年同期に比べ増加となりました。 営業利益につきましては、原材料や運送費の高騰を販売価格への転嫁を進めたことにより、前年同期に比べ増益となりました。 経常利益につきましては、前年同期に比べ減益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、投資有価証券売却益により増益となりました。 その結果、当連結会計年度における売上高は10,876百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は118百万円(前年同期比96.1%増)、経常利益は106百万円(前年同期比3.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は168百万円(前年同期比36.1%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 [電線] 電線事業の主要な市場である建設・電販は首都圏や地方各都市の再開発、データセンター、半導体工場建設需要などの大型案件を中心に需要は引き続き堅調に推移していますが、建設工事のコスト上昇、労働者不足、中小工事案件の工期の順延などの問題に対しては継続して直面している状況でありました。 このような状況下で、懸念されていた新たなケーブルの供給不足情報もなく、実需的な動きも低調で厳しい環境の中、新規顧客および案件獲得などの強化を図ってまいりましたが、その結果、販売銅量では前年同期比ゴム電線・プラスチック電線ともに減少いたしました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 合計 電線 ポリマテック 電熱線 売上高 ゴム電線 3,386,566 3,386,566 プラスチック電線 3,744,106 3,744,106 押出成形品 1,866,005 1,866,005 機能樹脂品 50,337 50,337 電熱線 852,709 852,709 その他 410,193 19,727 429,920 顧客との契約から 生じる収益 7,540,866 1,936,070 852,709 10,329,646 その他の収益 外部顧客への売上高 7,540,866 1,936,070 852,709 10,329,646 セグメント間の内部売上高又は振替高 1,062 5,738 124 6,924 7,541,928 1,941,808 852,833 10,336,570 セグメント利益又は損失(△) 140,573 △ 81,901 1,701 60,372 セグメント資産 6,946,645 2,205,062 1,189,993 10,341,701 減価償却費 146,349 35,655 30,639 212,644 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 119,613 158,064 138,912 416,589 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 合計 電線 ポリマテック 電熱線 売上高 ゴム電線 3,494,134 3,494,134 プラスチック電線 3,812,003 3,812,003 押出成形品 2,225,146 2,225,146 機能樹脂品 52,435 52,435 電熱線 837,527 837,527 その他 398,482 56,628 455,110 顧客との契約から 生じる収益 7,704,620 2,334,210 837,527 10,876,358 その他の収益 外部顧客への売上高 7,704,620 2,334,210 837,527 10,876,358 セグメント間の内部売上高又は振替高 4,284 305 4,589 7,708,904 2,334,210 837,833 10,880,948 セグメント利益又は損失(△) 272,627 △ 154,712 460 118,376 セグメント資産 6,932,413 2,298,875 1,142,285 10,373,575 減価償却費 137,850 68,310 36,353 242,514 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 113,124…
主要な顧客・販売先
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2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 金額(千円) 総販売実績に対する割合(%) 金額(千円) 総販売実績に対する割合(%) 泉州電業株式会社 2,232,301 21.6 2,150,812 19.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①経営成績等 a.財政状態 当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産は7,991百万円(前期比144百万円増)となりました。これは主に、現金及び預金の増加354百万円、受取手形の減少194百万円、電子記録債権の減少84百万円、売掛金の減少398百万円、商品及び製品の増加490百万円によるものであります。固定資産は4,710百万円(前期比151百万円減)となりました。これは主に、投資有価証券の減少189百万円によるものであります。この結果、資産合計は12,702百万円(前期比6百万円減)となりました。 負債につきましては、流動負債は3,462百万円(前期比166百万円減)となりました。これは主に、電子記録債務の減少229百万円、短期借入金の増加141百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加57百万円、未払金の減少146百万円によるものであります。固定負債は2,625百万円(前期比144百万円増)となりました。これは主に、長期借入金の増加203百万円、繰延税金負債の減少52百万円によるものであります。この結果、負債合計は6,087百万円(前期比22百万円減)となりました。 純資産につきましては、6,614百万円(前期比15百万円増)となりました。これは主に、利益剰余金の増加109百万円、その他有価証券評価差額金の減少121百万円、為替換算調整勘定の増加20百万円によるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度における売上高は10,876百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は118百万円(前年同期比96.1%増)、経常利益は106百万円(前年同期比3.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は168百万円(前年同期比36.1%増)となりました。 ①売上高