事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約1504文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)においては、自動車関連事業、情報通信関連事業、エレクトロニクス関連事業、環境エネルギー関連事業、産業素材関連事業他の5部門にわたって、製品の開発、製造、販売、サービス等の事業活動を展開しております。 各事業における、当社及び当社の関係会社の位置付け等は次のとおりであります。 区分 主要製品 主要な関係会社 自動車 関連事業 ワイヤーハーネス、 防振ゴム・自動車用ホース、 自動車電装部品、交通制御などのネットワーク・システム製品 当社 [国内連結子会社] 住友電装㈱、住友理工㈱ [在外連結子会社] スミトモ エレクトリック ワイヤリング システムズ インク、 スミデンソー ド ブラジル インダストリアス エレトリカス リミターダ、 スミトモ エレクトリック ワイヤリング システムズ (ヨーロッパ) リミテッド、 スミトモ エレクトリック ボードネッツェ エスエー、 ソウズ カビンド エスピーエー、 蘇州住電装有限公司、 福州住電装有限公司、 恵州住潤電装有限公司、 スミデンソー ベトナム カンパニー リミテッド、 スミ フィリピンズ ワイヤリング システムズ コーポレーション [国内持分法適用関連会社] 住友ゴム工業㈱ 情報通信 関連事業 光ファイバ・ケーブル、 通信用ケーブル・機器、 光融着接続機、 光データリンク・無線通信用デバイスなどの光・電子デバイス製品、化合物半導体、 アクセス系ネットワーク機器(GE-PON・セットトップボックス・CATV関連製品等) 当社 [国内連結子会社] 住友電工デバイス・イノベーション㈱ [在外連結子会社] スミトモ エレクトリック ライトウェーブ コープ エレクトロニクス 関連事業 電子ワイヤー、 電子線照射製品、 フレキシブルプリント回路、 ふっ素樹脂製品、鋲螺、 金属部品、化成品 当社 [国内連結子会社] ㈱テクノアソシエ [在外連結子会社] ジャッド ワイヤー インク、 住友電工(蘇州)電子線製品有限公司、 住友電工電子配件(深セン)有限公司、 スミトモ エレクトリック インターコネクト プロダクツ (ホンコン) リミテッド、 エスイーアイ エレクトロニック コンポーネンツ (ベトナム) リミテッド 環境 エネルギー 関連事業 導電製品、送配電用電線・ ケーブル・機器、巻線、 空気ばね、受変電設備・制御システムなどの電力機器、 ビーム・真空応用装置、 電気・電力工事及びエンジニアリング、金属多孔体、 電子部品金属材料 当社 [国内連結子会社] 日新電機㈱、住友電設㈱、住友電工ウインテック㈱、住電HSTケーブル㈱ [在外連結子会社] ピーティー カリヤ スミデン インドネシア、 ピーティー スミトモ エレクトリック ウインテック インドネシア、 ピーティー スミ…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約4825文字
1.経営方針 「住友事業精神」と「住友電工グループ経営理念」を堅持し、「事業を通じて公益に資する」という経営哲学のもと、常に公益を重視し、ステークホルダーの皆様との共栄を図っていくことを基本思想としています。そして、この基本思想のもと、これからも「トップテクノロジー」を追求し、グループの総合力とイノベーションにより、世界のインフラ・産業の発展を支えていきたいと考え、当社グループの存在価値(パーパス)を次のように定義しました。 住友電工グループの存在価値(パーパス) トップテクノロジーを追求し、つなぐ・ささえる技術をイノベーションで進化させ、 グループの総合力により、より良い社会の実現に貢献していく 今後も様々なリスクに的確に対応しながら、世界で活躍する当社グループ28万人(2022年3月末現在)の従業員による新たな価値の創造を通じ、グローバル市場の多様なニーズに応え、永続的な企業価値向上に取り組んでいきたいと考えています。 2.2030年の社会像と事業領域 当社グループは「安心」「快適」な社会への貢献に加え、「グリーン」な環境社会の実現に、グループの総力を挙げて取り組みます。そして、この目指す社会像の実現に向けて、これからも幅広く「インフラや産業を支える製品・サービス」を提供します。 3.事業の方向性 「エネルギー」「情報通信」「モビリティ」を3つの注力分野と位置づけ、取り組んでいきます。 また、これらの注力3分野を支える高機能製品の提供や、グリーン化に向けた様々な取組みを展開します。 4.経営基盤と目標 ビジョンの実現に向けて、「的確・迅速・柔軟」に変化に対応できる強い組織づくりを進めるため、3つのグ ループ共有資本(人的資本・知的資本・財務資本)の充実を図るとともに、3つの推進力(研究開発・サプライ チェーン・モノづくり)の強化に取り組み、中長期的な企業価値向上を目指します。 <中期経営計画2025> 上記の「2030ビジョン」を踏まえ、2023年度から2025年度の3カ年の実行計画として「中期経営計画2025」を策定し、2023年5月に公表しました。 「中期経営計画2025」の具体的な内容は、以下のとおりです。 1.基本方針 「中期経営計画2025」は、「つなぐ・ささえる技術でグリーン社会の未来を拓く」をスローガンに、「脱炭素社会の進展」や「情報化社会の進化」に伴うグローバルな事業機会を確実に捉え、グループの総合力で成長戦略を推進するとともに経営基盤の強化に取り組み、その成長の成果を適切にマルチステークホルダーの皆様へ分配していくことを基本方針としています。 2.…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2882文字
(3) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の経済情勢は、米中対立・ウクライナ情勢などの政治的・地政学的リスク、世界的な物価上昇や金融引締めによる景気の下振れなどが懸念され、当社を取り巻く事業環境は予断を許さない状況が続くものと予想されます。 このような情勢のもと、当社グループは、長期ビジョン「住友電工グループ2030ビジョン」で掲げた「グリーンな地球と安心・快適な暮らし」の実現に向けて、ステークホルダーの皆様との共栄を図りながら、グループが一体となり企業価値向上に取り組み、「Glorious Excellent Company」を目指して、製造業の基本であるS(安全)、E(環境)、Q(品質)、C(コスト)、D(物流・納期)、D(研究開発)のレベルアップに努めてまいります。資本効率向上の取り組みにおいては、重要指標としているROIC * の改善に向けて、棚卸資産残高や営業債権・債務残高の適正化、設備投資案件の厳選実施に努めるとともに、高採算品へのシフトや資材価格上昇の売値への反映などの取り組みを一層強化してまいります。そして、長期ビジョンの実現に向けたマイルストーンとして2023年度からスタートする「中期経営計画2025」の達成に向け、各事業においては次の施策を進めてまいります。 * ROIC: Return on Invested Capital(投下資産利益率)の略。 自動車関連事業では、半導体等の部品供給不足が徐々に解消に向かい自動車生産の回復が見込まれる中、一層のコスト低減と資産効率化の徹底に取り組み、事業体質の強化を進めてまいります。併せて、軽量化ニーズに対応したアルミハーネスのさらなる拡販、生産自動化やコスト低減に繋がる新設計・新工法の拡充など従来ハーネスの進化に加え、グループ内連携や顧客とのパートナー関係の強化・協業により、電動車向けの高電圧ハーネス、高速通信用のコネクタなど急速に拡大するCASE市場をとらえた新製品創出・拡販に取り組んでまいります。住友理工㈱では、自動車用防振ゴム・ホースなどにおいて、グローバル対応の深化や国内外事業拠点の統合・集約、コスト削減によって収益力の回復を図ることに加え、次世代自動車に向けた新製品開発にも注力してまいります。 情報通信関連事業では、顧客の在庫調整等による一時的な需要停滞がみられるものの、クラウドサービス * 市場の拡大や5Gの普及などによる通信データ量の増加と、それに伴う消費電力の増大が進む中、光ケーブルや光配線機器、光デバイス等のデータセンター関連製品、海底ケーブル用の極低損失・大容量光ファイバ、5G基地局用の高効率な電子デバイス、高速大容量通信を可能とするアクセス系ネットワーク機器など、高速大容量・低消費電力等の市場ニーズを満たす高機能製品の開発・拡販を加速してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約6655文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績 売上高 (百万円) 営業利益 (百万円) 経常利益 (百万円) 親会社株主に帰属 する当期純利益 (百万円) 当連結会計年度 4,005,561 177,443 173,348 112,654 前連結会計年度 3,367,863 122,195 138,160 96,306 増減率(%) 18.9 45.2 25.5 17.0 当連結会計年度の世界経済は、米国では物価上昇や金融引締めの影響があったものの底堅い個人消費と良好な雇用環境に支えられて緩やかな景気持ち直しの動きが続きましたが、中国では新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う都市封鎖と行動制限が景気を下押しし、欧州ではウクライナ情勢の影響によるエネルギー価格をはじめとした物価の上昇と金融引締め政策により期末に向けて次第に景気が減速する展開となりました。日本経済は、徐々に社会経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに持ち直しましたが、為替相場の急変動や物価上昇もあり、力強さを欠く状況が続きました。 当社グループを取り巻く事業環境につきましては、中国での都市封鎖や半導体等の部品供給不足などによる自動車生産の減産のほか、資材価格・エネルギー価格の高騰もあり、厳しいものとなりました。このような環境のもと、当連結会計年度の連結決算は、売上高は、ワイヤーハーネス、電力ケーブル、超硬工具などの拡販に努め、また円安の影響もあり、4,005,561百万円(前連結会計年度3,367,863百万円、18.9%増)と前連結会計年度に比べ増収となり、初めて4兆円を上回りました。利益面では、徹底したコスト低減と売値改善に努め、営業利益は177,443百万円(前連結会計年度122,195百万円、45.2%増)と前連結会計年度に比べ増益、営業利益率は4.4%(前連結会計年度3.6%、0.8ポイント上昇)となりました。営業外収益は、持分法による投資利益の減少などにより6,480百万円減の31,996百万円、営業外費用は、支払利息の増加などにより13,580百万円増の36,091百万円となり、経常利益は173,348百万円(前連結会計年度138,160百万円、25.5%増)と前連結会計年度に比べ増益となりました。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1902文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 自動車 関連事業 情報通信 関連事業 エレクトロ ニクス 関連事業 環境 エネルギー 関連事業 産業素材 関連事業他 合計 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 売上高 外部顧客への売上高 1,752,341 235,434 258,936 809,624 311,528 3,367,863 3,367,863 セグメント間の内部売上高 又は振替高 1,854 3,716 33,573 23,801 16,355 79,299 △ 79,299 1,754,195 239,150 292,509 833,425 327,883 3,447,162 △ 79,299 3,367,863 セグメント利益又は損失(△) 12,264 23,398 19,825 44,024 23,024 122,535 △ 340 122,195 セグメント資産 1,760,585 299,847 265,261 913,024 868,725 4,107,442 △ 300,052 3,807,390 その他の項目 減価償却費 (注)3 98,687 19,299 17,208 20,375 24,939 180,508 180,508 のれんの償却額 66 775 843 843 持分法適用会社への投資額 225,387 5,874 1,027 7,107 48,343 287,738 287,738 有形固定資産及び無形固定資産 の増加額 113,455 20,880 20,042 29,720 18,174 202,271 202,271 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△340百万円は、主に未実現利益の消去であります。 (2) セグメント資産の調整額△300,052百万円は、主にセグメント間債権消去、当社の現金及び預金、投資有価証券であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.減価償却費には、長期前払費用の償却額を含んでおります。…