事業の内容
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3 【事業の内容】 当企業集団は日本特殊陶業㈱(以下「当社」)、子会社48社、関連会社7社で構成され、自動車関連製品、テクニカルセラミックス関連の半導体関連製品及びセラミック関連製品の製造販売等を主な事業内容としています。当社グループの事業に係る位置付けの概要は次のとおりです。 <自動車関連> 当事業は、スパークプラグ、グロープラグ、自動車用各種センサ、セラミック製エンジン部品をはじめとした自動車部品の製造販売を行っています。 国内では当社が製造販売を行っている他、当社からセラミックセンサ㈱・㈱日特スパークテックWKSをはじめとした国内子会社7社へ原材料・部品を支給して製造委託し、完成品及び半製品・組立部品として購入した上で販売しています。また、海外においてはブラジル特殊陶業㈲でスパークプラグの一貫生産と販売を行っている他、米国特殊陶業㈱をはじめとする北米、中国・韓国及び東南アジア、欧州の海外製造販売子会社・関連会社13社において当社から部品及び原材料を購入して完成品を組立、各地域で販売を行っています。また、Wells Vehicle Electronics, L.P.では自動車関連品の一貫生産と販売を行っています。更には、各海外工場で製造した半製品・部品の一部を、当社をはじめ各製造拠点で組立部品としても活用しています。 一方、上記の海外製造販売子会社及び欧州NGKスパークプラグ㈲をはじめとした海外販売子会社11社は、当社及び上記海外製造子会社から完成品を仕入れ、各地域において顧客への販売を行っています。 <テクニカルセラミックス関連> 半導体関連 当事業は、ICパッケージをはじめとした半導体部品の製造販売を行っています。 国内ではNTKセラミック㈱が当社及び外部より原材料・部品を調達し、製造しており、完成品は当社を経由して販売しています。 海外では米国テクノロジー㈱をはじめとした海外販売子会社5社で、当社から完成品を仕入れ、各地域において顧客へ販売を行っています。 セラミック関連 当事業は、工作機械用の切削工具や産業用セラミック製品等の製造販売を行っています。 国内では当社、㈱NTKセラテック及び㈱日本エム・ディ・エムが製造販売を行っている他、当社から㈱神岡セラミックをはじめとした国内子会社・関連会社3社へ原材料・部品を支給して製造委託し、完成品及び半製品・部品として購入した上で販売しています。また、海外においてはブラジル特殊陶業㈲でセラミック応用製品の一貫生産と販売を行っている他、韓国NTKセラミック㈱で当社から半製品及び原材料の一部を購入し、機械工具完成品として直接、あるいは当社及び販売子会社を通じて顧客へ販売を行っています。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1122文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2020年のありたい姿として、「ものづくり企業」、「高収益率企業」、「発展的企業」、「人“財”企業」を掲げ、その実現のためのプロセスとして、3年ごとに現業の掘り下げと新ビジネスの種まきを目指す「深化」、新製品・新ビジネスの立上げを目指す「新化」、そして、現業と新ビジネスの加速度的な発展を目指す「進化」の3つのステージに分けた『日特進化論』を策定しており、2020年に全てのステークホルダーに対して、真価(真の価値)を提供することを目指しています。 当連結会計年度は、「進化」の3年とその先の「真価」を見据えた5カ年計画(第7次中期経営計画)の初年度となり、具体的には次の基本方針と取組課題を掲げて各種施策を実行してきました。 (基本方針と取組課題) ①既存事業のさらなる強化 ・ 自動車関連事業における新興国市場でのシェア拡大 ・ 環境規制対応製品の強化 ・ Wells社を活用した自動車関連製品の拡充 ・ セラミックパッケージ事業の再生 ・ NTKセラテック社を活用した半導体製造装置用部品の拡充 ②新規事業の創出 ・ 「環境・エネルギー」、「医療」、「次世代自動車」分野での事業化の実現 ③強固な経営基盤の構築 ・ グローバルな全社最適視点でのスピード経営の実行 ・ フェアな処遇によるグローバルでの人材活用 ・ 責任と権限の明確化及び横串での統括管理機能を目指した組織改編 上記の基本方針と取組課題のもと、自動車関連事業においては、中国をはじめとした各地域で前連結会計年度を上回る販売を達成しました。テクニカルセラミックス関連事業における半導体関連は、再生計画を計画通り実行し赤字幅の縮小を達成しています。引き続き外部経営人材のもと生産拠点の見直しや製品の「選択と集中」を実施し、2020年3月期での通期黒字化を目指してまいります。 新規事業の創出については、燃料電池事業部を新設し、三菱日立パワーシステムズ社との提携を通じて、燃料電池事業の早期の上市に向けて取り組みを強化しています。また、事業開発事業部を新設し、当社のコア技術と市場ニーズの両面を意識した事業構想で新規事業の創出に向けた体制を整えました。 経営基盤の構築については、前連結会計年度まで「自動車関連事業本部」と「テクニカルセラミックス関連事業本部」の2つの事業本部を置く、事業本部制を採用しておりましたが、当連結会計年度より事業本部制を廃止し、事業部を細分化することで責任と権限を明確化し、経営のスピードアップを図りました。今後は、各地域に権限を委譲する「RHQ(リージョナルヘッドクオーター)」を推進してまいります。
対処すべき課題
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(4) 会社の対処すべき課題 前述の中長期的な経営戦略の推進にあたり、対処すべき課題として以下を設定しています。 ①コア技術を活かしたものづくり力の強化 世界トップ製品を生み出し続けるために、セラミックスで培ったオンリーワンのコア技術と新たな技術を融合し、革新的な製品の創出を目指します。生産・技術革新により最適な品質を生み出すことと、世界中のお客さまにコスト競争力のある製品を提供することを両立し続けるため、創立以来掲げている「総員参加」のもと、さらなる価値の創出に取り組んでまいります。 既存事業では、自動車関連事業においてメーカーの継続的な技術サポートを行うことによる技術優位性の確立を目指します。また、テクニカルセラミックス関連事業においては、セラミックICパッケージ事業の再生のための構造改革を推し進め、コア技術の発展へ繋げていきます。 ②グローバルな事業展開 急速に変化する時代に対応するため、当社の強みであるグローバルでの生産拠点と販売ネットワークを活用し、スピーディかつ柔軟に事業を展開していく必要があります。既存事業における高い収益力から生み出した利益を環境・エネルギー、次世代自動車、医療等の新規事業の領域へ戦略的に投資し、持続的な成長を目指します。 既存事業においては、調達・製造・販売をさらに海外へ視野を広げることで、市場の拡大と為替変動等の外部環境の変化にも耐えうる体質へと強化していきます。また、新規事業領域となる医療分野では、2016年に株式会社日本エム・ディ・エムとの資本及び業務提携契約を結び、将来的には総合整形インプラントメーカーとして事業展開を目指しています。 ③コーポレートガバナンス体制の強化 企業の社会的責任を果たすことで企業価値を高めていくには、経営の健全性・透明性を確保しつつ公正で効率的な経営システムを構築・維持していくことが、重要な経営課題の一つと考えています。 当社は世界基準のコーポレートガバナンス体制のもと、国際的な規範や各国の法令を遵守し、環境に配慮した製品開発や環境貢献をさらに進めていきます。コーポレートガバナンスの強化を図るため、2016年には社外取締役を増員し、経営と執行の分離をより明確にしております。 当社は2016年11月にブラジル経済擁護行政委員会との間で、自動車用スパークプラグの過去の一部取引に関して、ブラジル競争保護法違反の疑いがあるとして、和解金を支払うことで同委員会と合意いたしました。また、2017年1月には韓国におきまして、自動車用酸素センサの過去の一部取引に関して、同国の独占規制及び公正取引に関する法律に違反する行為があったとして、韓国公正取引委員会より課徴金を課す旨の発表がありました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1382文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 連結 財務諸表 計上額 (注)2 自動車 関 連 テクニカルセラミックス関連 半導体 セラミック 売上高 外部顧客への売上高 322,856 23,828 32,802 56,631 379,487 3,785 383,272 383,272 セグメント間の内部 売上高又は振替高 322,856 23,828 32,802 56,631 379,487 3,785 383,272 383,272 セグメント利益 又は損失(△) 71,139 △ 7,116 2,419 △ 4,697 66,442 △ 158 66,284 66,284 セグメント資産 453,261 39,799 31,835 71,634 524,896 1,206 526,103 526,103 その他の項目 減価償却費 14,857 1,061 905 1,966 16,823 10 16,834 16,834 減損損失 2,427 2,427 2,427 2,427 2,427 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 37,682 4,110 3,537 7,647 45,330 45,339 45,339 (注) 1「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上、福利厚生サービス業及び運送業等を含んでいます。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整しています。…
主要な顧客・販売先
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(3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称 売上高(百万円) 前年同期比(%) 自動車関連 318,149 △1.5 テクニカルセラミックス関連 51,305 △9.4 半導体関連 19,449 △18.4 セラミック関連 31,855 △2.9 その他 3,464 △8.5 合計 372,919 △2.7 (注) 金額は外部顧客への売上高を示しています。