研究開発活動
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5【研究開発活動】 未だ数多く存在するアンメットメディカルニーズに応え、世界の人々の健康に貢献する新薬を継続的に創出し、届けることが新薬メーカーの使命だと考えています。杏林製薬㈱は、当連結会計年度において、自社創薬に国内外の製薬企業、アカデミア、ベンチャー企業とのオープンイノベーションを加えることで、創薬プラットフォームの活性化を進めるとともに、新技術(核酸、ペプチド等)の応用・育成に取り組みました。また外部創薬テーマの積極的な探索・導入の検討を行い、ファースト・イン・クラス創薬に向けた活動を展開しました。 当連結会計年度における国内開発の状況としては、喘息治療配合剤「フルティフォーム」について小児適応に係る用法・用量を追加する承認事項の一部変更承認を2020年6月に取得し、間質性肺疾患治療薬「開発コード:KRP-R120」について、日本人健常成人男性を対象とする第Ⅰ相臨床試験を同年7月より開始しました。また間質性膀胱炎治療剤「ジムソ膀胱内注入液50%」について、2021年1月に製造販売承認を取得し、ニューキノロン系注射用抗菌剤「ラスビック点滴静注キット150mg」を同年3月に新発売いたしました。 他方、遺伝子治療用医薬品「Ad-SGE-REIC」については、JSTにおける産学共同実用化開発事業(NexTEP) ※ に採択され、悪性胸膜中皮腫を対象とする臨床試験(開発ステージ:第Ⅱ相臨床試験)を実施してまいりましたが、2021年3月期第2四半期に、当初設定していた製品プロファイルの実現が難しいと判断し、当該開発を中止いたしました。 ※NexTEPとは:JSTが、大学等の研究成果に基づくシーズを用いて企業等が行う開発リスクを伴う規模の大きい開発を支援し、実用化を促進する制度 自社創製品の価値最大化の取り組みとして、杏林製薬㈱は、自社創製した感音難聴を対象とする新規開発候補化合物について、2020年8月にOtonomy社(オトノミー、本社:米国)とライセンス契約を締結し、本剤の全世界における開発、製造及び販売に関する独占的権利を供与しました。また免疫調節薬「開発コード:KRP-203」について、同年9月にPriothera社(プリオセラ、本社:アイルランド)と知的財産等の譲渡契約を締結し、本剤の開発・販売等に関する知的財産及び原薬等を譲渡しました。また開発パイプライン拡充の取り組みとして、同年9月にあすか製薬株式会社と前立腺肥大症治療薬「開発コード:AKP-009」の共同開発及び販売等に関する契約を締結し、本剤の日本国内における共同開発権及び販売権を取得しました。本契約により、杏林製薬㈱はあすか製薬㈱に契約一時金を支払い研究開発費に計上いたしました。今後とも積極的なパートナリング活動を推進し、開発パイプラインの拡充、自社創製品の価値最大化に取り組みます。…
設備投資等の概要
抽出本文
/ 原文長 約1118文字
2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末現在における当社グループの主要な設備の状況は次のとおりであります。 なお当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント名称の記載を省略しております。 (1)提出会社 該当事項はありません。 (2)国内子会社 会社名 事業所名 (主な所在地) 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 杏林製薬㈱ わたらせ創薬センター (栃木県下都賀郡野木町) 医薬品の研究設備 5,644 37 177 (89,613.58) 608 6,467 254 本社等 (東京都千代田区他) 統括及び販売業務設備 61 33 (222.81) 271 367 1,217 キョーリン リメディオ㈱ 高岡創剤研究所 (富山県高岡市) 医薬品の研究設備 1,109 127 58 (5,958.24) 154 1,450 54 本社等 (石川県金沢市他) 統括及び販売業務設備 95 37 (816.00) 134 51 キョーリン 製薬グループ 工場㈱ 能代工場 (秋田県能代市) 医薬品の製造設備 2,512 1,838 673 (111,959.76) 115 5,139 100 井波工場 (富山県南砺市) 医薬品の製造設備 1,256 1,554 145 (18,296.04) 115 3,072 161 滋賀工場 (滋賀県甲賀市) 医薬品の製造設備 2,316 1,677 846 (61,272.54) 285 5,126 155 本社等 (東京都千代田区他) 統括及び販売業務設備 768 (42,457.55) 768 11 (3)在外子会社 会社名 事業所名 (主な所在地) 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 ActivX Biosciences,Inc. 本社 (米国カリフォルニア州) 研究用施設及び研究用機器等 10 175 186 27 (注)1.国内子会社の建物のうち貸与中のものは次のとおりであります。 事業所名 貸与先 貸与面積(㎡) キョーリン製薬グループ工場㈱ 能代工場 株式会社ユニークテクノサービス 51.8 キョーリン製薬グループ工場 ㈱ 井波工場 株式会社ユニークテクノサービス 19.8 なお、営業拠点の一部については借用をしております。 2.帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及びリース資産であり、建設仮勘定は含まれておりません。 なお、金額には消費税等は含まれておりません。