日本酸素ホールディングス株式会社

証券コード: 4091 / 対象年度: 2025 / 提出日: 2025-06-16
業種 化学

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このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

工業ガス(酸素、窒素、アルゴン等)の製造・販売、LPガス、医療用ガス、特殊ガスの提供に加え、関連機器や装置の販売、メンテナンスを行うグローバル企業です。日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4極で展開しており、半導体材料ガスなどの高度な技術を要する分野でも強みを持っています。

主な事業領域

工業用・医療用ガスの製造・販売、関連機器の提供、およびメンテナンス事業を展開。また、サーモスブランドの家庭用品(ケータイマグ等)の製造・販売も行っています。

主な製品・サービス

  • 酸素
  • 窒素
  • アルゴン
  • LPガス
  • 医療用ガス
  • 特殊ガス
  • 溶断機器
  • 溶接材料
  • 空気分離装置
  • サーモス製品

ビジネスモデル

ガス製造・販売および関連機器の提供を通じた安定的な収益構造。オンサイトプラントによる供給や、高度な技術を要する特殊ガスの高付加価値化により収益を得ています。

セグメント・事業構成

日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4つの地域セグメントと、サーモス(家庭用品)のセグメントに区分されます。

戦略・方向性

サステナビリティ経営の推進、カーボンニュートラルに向けた新事業(CCS等)の探求、エレクトロニクス事業の拡大、オペレーショナル・エクセレンスの追求、DX戦略による価値創出を重視する「NS Vision 2026」に基づき運営。

強みとして読み取れる点

  • グローバルな供給体制
  • 高度な技術を要する特殊ガスの取り扱い
  • オンサイトプラントによる安定供給
  • サーモスブランドの認知度

課題として読み取れる点

  • エネルギー価格や人件費・物流費の上昇に伴うコスト増
  • 地政学リスクやサプライチェーンの混乱
  • カーボンニュートラルへの対応と技術開発

確認ポイント

  • 半導体市場の動向とエレクトロニクス事業の拡大状況
  • カーボンニュートラル関連の新規事業進捗
  • エネルギー価格変動に対する価格転嫁の成否

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に、事業内容、セグメント構成、経営戦略(NS Vision 2026)、主要なリスク要因が詳細に含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 1 / 5

有報ナビによる整理

「事業等のリスク」において、以下の要因が特定されています。①グローバル展開における地政学リスク、経済情勢の変化、災害等による影響。②設備投資において、需要動向や顧客環境の変化により設備の稼働率低下やプロジェクト中止が発生し、減損損失が生じる可能性。③エネルギー価格(電力、原油、LNG)および人件費、輸送費の高騰に伴う製造コストの上昇と、その転嫁が困難な場合の経営への影響。④ヘリウム等の重要資源を含むサプライチェーンの寸断や地政学リスクによる輸出入規制の影響。⑤サイバー攻撃等による情報セキュリティ上の脅威。⑥気候変動に関する規制対応および関連する財務的影響。⑦環境法規、輸出規制、制裁措置などの法規制変更に伴うコスト増大や事業制限。⑧深刻な人財不足。⑨技術開発における市場動向との乖離。さらに、高圧ガス等の取り扱いによる保安上のリスク(漏洩・爆発等)、品質管理不備による損害賠償、為替および金利の変動による財務への影響、大規模自然災害や感染症による事業継続への支障が挙げられています。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

産業ガス分野のグローバルリーダーとして、強固な基盤を背景に半導体材料やクリーンエネルギー関連といった高成長領域への投資を加速。明確な中期経営計画に基づき、リスク管理体制も高度に整備されており、持続的な企業価値向上に向けた戦略が非常に具体的である。

成長方針

「NS Vision 2026」に基づき、エレクトロニクス分野(半導体材料・機器)、カーボンニュートラル関連(水素、CCS)、およびグローバルな地域戦略(豪州での買収や欧州の医療・環境市場への注力)を柱とした成長戦略を展開。DX推進とオペレーショナル・エクセレンスの追求により生産性向上を図る。

資本政策

財務健全性を重視した資本政策を展開。調整後ネットD/Eレシオを重要指標として設定し、ハイブリッドファイナンスの活用や適切なレバレッジ管理を通じて、安定的な事業運営と投資のための資金流動性の確保を両立している。

リスク対応方針

「グローバルリスクマネジメント会議」を中心とした強固な体制を構築。地政学リスク、サプライチェーンの混乱、サイバーセキュリティ、カーボンニュートラルへの対応など、多角的な視点から重要リスクを特定し、各地域・部門と連携した具体的な対策を実施している。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は、産業ガスという安定した基盤を持ちつつ、半導体材料およびクリーンエネルギー(水素・アンモニア)分野への戦略的な投資を加速させています。特に次世代の成長エンジンとして位置づけるエレクトロニクス事業とカーボンニュートラル関連技術において高度なR&D体制を構築しており、DXを通じたオペレーショナル・エクセレンスの追求により競争力を強化する姿勢が明確です。

設備投資の方向性

半導体向け製品の生産能力拡充、豪州や欧州における戦略的買収・投資による拠点強化、およびカーボンニュートラル関連の設備構築に重点を置く。

研究開発・商品開発

水素・アンモニアを用いた酸素燃焼技術の開発、半導体製造用高純度ガス供給システムの高度化、医療機器の遠隔監視システム開発、およびアディティブマニュファクチャリングや化合物半導体装置などの成長分野への投資を積極的に推進。

投資・変化テーマ

  • 半導体向け高純度ガスおよび関連機器
  • カーボンニュートラル(水素・アンモニア燃焼技術)
  • 医療用ガスの遠隔監視システム
  • アディティブマニュファクチャリング(AM)
  • DXによる生産性向上とデータ活用

関連キーワード

  • 酸素燃焼技術
  • 水素・アンモニア燃料
  • 高純度ガス精製
  • MOCVD装置
  • HVPE装置
  • 遠隔監視システム
  • IoT/RPA活用

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2024-04-01 〜 2025-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2025-06-16

財務情報

業績

収益

1.31兆円
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987.79億円
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財政状態・流動性

総資産

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資本

1.02兆円
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親会社所有者帰属持分

9,804.51億円
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現金及び現金同等物

1,445.28億円
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キャッシュフロー

3区分

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+2,351.47億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

212.42億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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2024-04-01 〜 2025-03-31
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表示可能
選定状況
一部項目未表示
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ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1718文字

3【事業の内容】 当社グループは、主として酸素・窒素・アルゴン等各種工業ガス、LPガス、医療用ガス、特殊ガスの製造・販売及び溶断機器・溶接材料、各種ガス関連機器、空気分離装置の製造・販売、設備メンテナンス並びにステンレス製魔法瓶等の製造・販売を営んでおります。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当するため、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結財務諸表の数値に基づいて判断することとなります。 主な事業内容と主要な関係会社の位置づけは、次のとおりで、事業内容の区分はセグメント情報における区分と同一であります。 主要な関係会社 主な事業内容 日本 大陽日酸㈱ 酸素、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素、ガス関連機器、特殊ガス、電子関連機器・工事、化合物半導体製造装置、機械装置、LPガス、医療用ガス、医療機器、安定同位体の製造・販売 日酸TANAKA㈱ ガス溶断機器、レーザー加工機の製造・販売、各種圧縮・液化ガス、溶断機材の販売 大陽日酸ガス&ウェルディング㈱ 溶断機材の販売並びに各種圧縮ガスの製造・販売 日本液炭㈱ 液化炭酸ガス、ドライアイスの製造・販売並びに各種圧縮・液化ガスの販売 函館酸素㈱ 酸素、窒素の製造・販売、溶断機材の販売 第一開明㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売、溶断機材の販売 大陽日酸東関東㈱ 酸素、窒素の製造・販売並びに各種圧縮ガス、特殊ガスの販売 四国大陽日酸㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売並びに溶断機材の販売 大陽日酸系統科技股份有限公司 ガス供給機器、精製装置の製造・販売、配管工事 大陽日酸JFP㈱ 特殊ガスの製造 日本メガケア㈱ 各種圧縮・液化ガスの販売、医療ガスの製造・販売、医療機器の販売・レンタル アイ・エム・アイ㈱ 医療機器の輸入・開発・販売・レンタル・メンテナンス ㈱ティーエムエアー 酸素、窒素、アルゴンの製造 米国 Matheson Tri-Gas, Inc. 酸素、窒素、アルゴン、特殊ガス、水素、ドライアイス、機器の製造・販売、溶断機材の販売 欧州 Nippon Gases Euro-Holding S.L.U. ヨーロッパにおける関係会社の株式保有等 Nippon Gases Belgium NV 酸素、窒素、アルゴンの製造・販売 Nippon Gases Italia S.r.l. イタリアにおける関係会社の株式保有等 Nippon Gases Industrial S.r.l. 酸素、窒素、アルゴンの製造・販売 主要な関係会社 主な事業内容 アジア・オセアニア Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6079文字

(1) 経営戦略・事業に関するもの ① グローバル事業展開について 当社グループは、現在、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4極で、グローバルに事業を展開しております。各国における事業運営は、これらの国・地域における市場動向、政治、経済、慣習、宗教、テロ、紛争、大規模災害その他の要因によって、当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社は各地域を統括する事業会社との意思疎通と情報共有を進め、迅速な意思決定に努めております。 ② 設備投資について 当社グループは、各国に工業ガスの製造拠点を有しており、大口顧客向けには、顧客の敷地・隣接地に空気分離装置等を設置し、パイピングによるガス供給(オンサイトプラント方式)を行っております。また、新たな分野を含め、今後ともビジネスチャンスの獲得に向けた投資を進めてまいりますが、産業構造、及び需要動向の変化による鉄鋼、化学、石油精製、半導体、自動車等、主力顧客の操業率の低下や、生産拠点の統廃合や移転などにより、当社グループの製造設備の稼働率が低下し、或いは設備の全部又は一部が不要になり、また建設中のプロジェクトにおいて、顧客の事業環境、経営状況の変化によりプロジェクトの継続が困難となり、かつ、契約による補償でカバーできない場合には、設備の除却損、減損損失等の発生により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 製造コストについて 主力製品である酸素、窒素、アルゴンの製造コストは、電力コストが大きな割合を占めており、近年の原油価格やLNG価格の大幅な変動の影響を受けております。また、人件費や輸送費等も上昇しており、製造コストは高止まりが継続しております。それに対し、販売価格への転嫁を実施しておりますが、製造コストの上昇が継続し、転嫁が充分に行えない場合には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ サプライチェーンについて 当社グループが取り扱う産業ガス製品には、各種成分を混合させて製造する半導体特殊材料ガスや、産出される天然ガス田の大半を北米や中東が占めるヘリウムガスなど、グローバルなサプライチェーンが不可欠な製品があります。これらの製品は、生産状況の変動や生産国における地政学リスクの高まりにより、輸出入の規制対象品となることや、海上輸送状況の変動により、お客様への安定供給に支障が生じるリスクがあり、支障が生じた場合、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 情報セキュリティについて 近年、AIの著しい進展もあり情報セキュリティリスクは増大しております。特にサイバー攻撃はますます高度化しており、当社及び当社グループ会社において業務の中断やデータの不正流出など、予期せぬ状況や損害が発生する恐れがあります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4526文字

(2) 中長期的な経営戦略及び対処すべき課題 当社では、グループビジョンの実現に向けた中期経営計画として2023年3月期から2026年3月期までの4ヶ年を対象期間とした「NS Vision 2026 - Enabling the Future」(以下、「NS Vision 2026」という。)を策定し、現在この中期経営計画に基づいた事業運営を行っております。 当社グループを取り巻く事業環境においては、世界的な物価上昇圧力や地政学リスクの長期化、さらには主要国における選挙に伴う政策変動の不確実性といった、多様で複雑なマクロ経済環境の変化に直面いたしました。こうした外部要因によるコストの増加に対して、当社はグループ全体での製品の価格マネジメントの推進と生産性向上活動などの施策を積極的に行い対応してまいりました。 今後は、長期化する地政学リスクやサプライチェーンの混乱、エネルギー価格の変動に加えて、主要国における政策転換による通商政策の再構築や関税措置の強化といった構造的な変化に加え、それを起因とした全世界的な景気後退懸念による当社事業への影響について注視しながら、適切に対処してまいります。また、生成AIの活用促進などによるデジタル化のさらなる進展や、カーボンニュートラルへの取組みが地域によってその推進速度に変動がでる可能性なども想定され、中長期的視点に立った新たな事業機会の獲得や食品・飲料、医療、環境関連などのレジリエンス市場への取組みの強化、ガバナンス体制整備にも対処していく必要があります。 NS Vision 2026では、以下5点を重点戦略として設定しておりますが、以上のような環境認識を踏まえ、個別の施策については、各々適宜見直しを行いながら中期経営計画の達成に向けて計画を遂行してまいります。 ① サステナビリティ経営の推進 :2024年8月にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムへ参画及び、TNFD提言の採用者として登録しました。環境分野では、引き続き当社グループの事業活動で排出される温室効果ガス削減に努めるほか、顧客への環境貢献製商品、サービス拡充に注力してまいります。また、保安・安全の確保、製品・サービスの品質向上、さらに社会から信頼される企業であり続けるための人権尊重の取組みや人財の多様性確保、コンプライアンス推進活動の充実と浸透に努め、持続可能な事業運営を推進しております。 ② カーボンニュートラル社会に向けた新事業の探求 :当社グループは、環境貢献製商品やソリューションの提供により、顧客の温室効果ガス排出削減に貢献いたします。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約6966文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績 ① 業績全般 当連結会計年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)における当社グループの事業環境は、引き続き、先行きを見通すことが困難な状況でした。 このような状況の下、グループ全体における製商品の出荷数量は微減でしたが、主力製品であるセパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の出荷数量は前期並みでした。グループ全体としては、コスト上昇による販売価格への転嫁等の価格マネジメント、そして地域ごとに生産性向上プログラムに取り組みました。一方、米国で建設を進めていた水素生産設備の建設計画中止に伴い、258億42百万円の減損損失が発生しました。これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上収益1兆3,080億24百万円(前連結会計年度比 4.2%増加)、コア営業利益1,891億49百万円(同 13.9%増加)、営業利益1,659億6百万円(同 3.6%減少)、親会社の所有者に帰属する当期利益987億79百万円(同 6.7%減少)となりました。 為替の影響については、期中平均レートが前連結会計年度に比べ、米ドルで145円31銭から152円57銭へと7円26銭(同 5.0%増加)の円安、ユーロで157円72銭から163円66銭へと5円94銭(同 3.8%増加)の円安となるなど、売上収益は全体で約353億円、コア営業利益は全体で約55億円多く表示されています。 なお、コア営業利益は営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 増減額 増減率(%) 売上収益 1,255,081 1,308,024 52,943 4.2 コア営業利益 165,996 189,149 23,153 13.9 非経常項目 6,044 △23,243 △29,287 営業利益 172,041 165,906 △6,134 △3.6 金融収益 4,391 3,886 △504 金融費用 △25,711 △24,520 1,191 税引前利益 150,720 145,272 △5,448 △3.6 法人所得税 △41,356 △43,326 △1,970 当期利益 109,364 101,945 △7,419 △6.8 親会社の所有者に帰属する当期利益 105,901 98,779 △7,121 △6.…

セグメント関連

抜粋表示 / 原文長 約40205文字

(2) 報告セグメントごとの売上収益及び損益の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 日本 米国 欧州 アジア・ オセアニア サーモス 合計 売上収益 外部顧客への売上収益 414,365 347,054 302,477 160,327 30,765 1,254,990 90 1,255,081 セグメント間の内部 売上収益又は振替高 16,583 24,290 438 2,983 17 44,313 △ 44,313 430,948 371,344 302,916 163,310 30,783 1,299,303 △ 44,222 1,255,081 セグメント利益(注2) 42,998 50,004 53,259 15,948 5,566 167,777 △ 1,780 165,996 その他の項目 減価償却費及び償却費 18,260 43,369 38,889 10,298 1,562 112,380 60 112,440 減損損失 954 63 1,017 1,017 持分法による投資損益 211 507 429 2,856 4,005 4,006 (注)1.セグメント利益の調整額△1,780百万円には、セグメント間取引消去△313百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用等△1,467百万円が含まれております。全社費用等は、主に報告セグメントに配分していない当社におけるグループ管理費用であります。 2.セグメント利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示しております。…

主要な顧客・販売先

抽出本文 / 原文長 約445文字

4.主要な販売先とは、当社又は当社の重要子会社が直近事業年度においてその連結売上高の2%以上の商品又はサービスを販売した者をいう。 5.主要な金融機関とは、当社グループの当該金融機関からの借入金残高が直近事業年度末において当社の連結総資産の2%を超える者をいう。 6.当該財産を得ている者が法人、組合、その他の団体である場合は、当該団体に所属している者を含む。 なお、社外監査役は監査の実施にあたって、会計監査人から監査計画、監査実施状況の報告を受けるほか、内部監査を行う監査室から監査結果の報告を受けるなど、会計監査人及び監査室とも連携して進めております。 当社は、当社グループ全体の遵法精神と企業倫理の向上を目指すとともに、有効な内部統制システムを構築し、継続的な改善を図るためグローバルリスクマネジメント会議、グローバル・コンプライアンス・コミッティを設置しておりますが、社外監査役は当該会議へ出席し、当社グループの法令遵守状況及び主要リスクの評価につき、意見の表明を行っております。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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3【事業等のリスク】 (1)当社グループのリスクマネジメント体制 当社グループは、2020年10月の純粋持株会社体制への移行を機に、よりグローバルな視点に基づく、全社的なリスクマネジメント体制を構築いたしました。「グローバルリスクマネジメント会議」を中心に、グループにおける役割と責任を明確化し、経営上のリスクを中長期視点から評価し、リスクマネジメント活動の最適化を図っています。 代表取締役社長 CEOは、「グローバルリスクマネジメント統括責任者」として、全社的なリスクマネジメント体制の整備・運用に関する最終的な責任を担います。また、各事業会社社長等は「地域リスクマネジメント統括責任者」として、所管する地域のリスクマネジメント体制の整備・運用に関する責任を担います。地域リスクマネジメント統括責任者のもとには、「地域リスクマネジメント推進担当者」をおき、各地域のリスクマネジメントを推進しています。 「グローバルリスクマネジメント会議」は同時期に開催される「グローバル戦略検討会議」と連携し、グループ全体の事業戦略をリスクと機会の両面から捉えることに努めています。また、「グローバルITセキュリティ評議会」、「グローバルコンプライアンスコミッティ」ともリスク情報を共有しながら、全社的なリスクマネジメント活動を推進しています。当社グループのリスクマネジメントの体制図は、図表1をご参照ください。 (図表1)当社グループのリスクマネジメント体制図 (2)リスクマネジメントのプロセス 当社グループでは、事業を取り巻く外部環境・内部環境の変化をリスクと機会の両面から特定・評価します。リスク評価にあたっては、様々な国・地域・領域で事業を展開する事業会社のリスクと、持株会社としての当社のリスクをグループ共通の枠組み(リスクカテゴリ、リスク定義、リスク評価基準)で評価します。 グループ全体のリスク評価結果に基づき、「グローバルリスクマネジメント会議」にて、リスク認識、リスク対応を共有し、当社グループの重要リスクを選定します。経営トップの判断のもと、リスクの優先順位、対応方針を定め、重要リスク低減に向けた活動をグループ全体で推進してまいります。 リスクマネジメントプロセスは、「当社及び事業会社におけるリスクマネジメントプロセス」と、当社グループとして特に優先して組織的な対応が必要である「重要リスクに関するリスクマネジメントプロセス」があり、いずれもリスクの特定、リスクの評価、リスク対応方針の決定、リスク対応策の決定、リスクへの対応、モニタリング・見直しで構成されます。 また、事業環境の変化が著しい昨今は、変化に応じたリスク対応の強化・見直しが必要となります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、「革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献すると共に、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざします。」というビジョンのもと、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを大切にし、サステナブルな成長及び企業価値のさらなる向上をめざしていきます。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年3月31日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)サステナビリティ全般 ① ガバナンス 当社グループは、取締役会の決議により、当社グループが社会から信頼され、持続的に発展していけるよう、サステナビリティに関わる各種方針を制定し、開示しています。取締役会の決議にもとづきグローバル戦略検討会議、グローバルリスクマネジメント会議、グローバル・コンプライアンス・コミッティを設置し、これらの会議を通じて、各種方針に基づいたサステナビリティに関わる当社グループの具体的な対応を検討しています。 ≪グローバル戦略検討会議≫ グローバル戦略検討会議は原則年1回開催され、代表取締役社長 CEO(Chief Executive Officer)を議長とし、執行役員、室長、監査役及び議長が指名する者で構成されています。当社グループの次年度予算の決議を行う前に、各事業会社の戦略について詳細を確認するとともに、当社グループ全体での最適な資源配分についての審議を行っています。会議内ではGHG排出量目標などの非財務を含めた財務・非財務の定量的・定性的目標進捗状況についても共有・議論を行っております。グローバル戦略検討会議で決定された事項のうち技術リスクに関する事項については、当社と各事業会社間で開催する技術リスク連絡会議などで具体的な対応策が決定され、グローバルに展開しています。 ≪グローバルリスクマネジメント会議≫ グローバルリスクマネジメント会議は原則年1回開催され、代表取締役社長 CEOを議長とし、執行役員、室長、監査役、グループCCO(Chief Compliance Officer)、地域リスクマネジメント統括責任者及び議長が指名する者で構成されています。事業環境の変化の認識と企業価値の向上と毀損の両面からリスクの特定・評価を実施し、当社グループの重要リスクの選定、対応に関する事項、全社的なリスクマネジメントの基本方針、規程及び計画に関する事項などについて審議を行います。グローバルリスクマネジメント会議の詳細については、 「第2 事業の状況 3.事業等のリスク (3)グローバルリスクマネジメント会議」 に記載しております。…

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約10069文字

6【研究開発活動】 当社グループ(当社及び連結子会社)では、「進取と共創。ガスで未来を拓く。The Gas Professionals」を企業理念として、産業ガス事業の拡大を進め持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。 技術開発において、独自のガステクノロジーを基盤とした、ガスアプリケーション、エレクトロニクス、ガス分離精製、医療・ライフサイエンス、ファインマテリアル、環境、先端技術分野に向けた新商品・新技術の開発に取り組むことで収益拡大に貢献しています。またオープンイノベーションによる海外を含めたベンチャー企業との事業提携を通じ、成長分野における先端技術の取込みと、コア技術を最大限に利用した商材開発を促進しています。 当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は 4,946 百万円であり、各セグメントの内訳は、日本で 4,078 百万円、米国で 729 百万円、欧州で 105 百万円、サーモスで 32 百万円となっております。主な技術開発活動の概要は次のとおりです。 〔日本〕 日本セグメントにおいては、大陽日酸株式会社(以下、「大陽日酸」という。)つくば事業所、山梨事業所、SIイノベーションセンター、メディカル・テクニカル・サービスセンター及び京浜事業所の5拠点が連携して技術開発を実施しています。事業部門と開発部門の連携を強化し、工業ガスビジネス、エレクトロニクスガスビジネス、プラントビジネス、メディカルビジネス、新規事業開発に向けた基盤事業を支える技術開発を推進しています。カーボンニュートラルについてはグループ共通の重点課題として取り組んでいます。 カーボンニュートラルに向けた取組み 当社グループが所有する酸素燃焼技術をベースに、カーボンフリー燃料を利用する新たな酸素燃焼技術を開発しカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。 ・カーボンフリー燃料である水素ガスに注目し、工業炉分野でのCO 2 排出削減への貢献に取り組んでいます。大陽日酸の酸素バーナのラインナップである高速酸素バーナランス「SCOPE-JET Ⓡ 」、超低NOx酸素バーナ「Innova-Jet Ⓡ 」、自励振動型酸素バーナ「Innova-Jet Ⓡ Swing」について、水素を燃料として利用することを可能にしました。 ・新型ガラスカレット熔解炉に使用する水素混焼酸素富化バーナを光学ガラスメーカーと共同で開発しました。今回の開発により、GHG排出量は従来の空気バーナに比べて、最大62%削減が可能になります。 ・また欧州事業会社のNippon Gases Euro-Holding S.L.U.と、欧州の顧客の生産設備に導入したガラス製造プロセス向け酸素燃焼バーナ「Innova-Jet Ⓡ Forehearth」で実証試験を実施し、CO 2 排出量が65%削減されることを実証しました。…

設備投資等の概要

抜粋表示 / 原文長 約2196文字

2【主要な設備の状況】 (1)提出会社 2025年3月31日現在 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額 従業員数 (人) 建物 (百万円) 機械装置 (百万円) 土地 (百万円) (面積㎡) その他 (百万円) 合計 (百万円) 本社 (東京都品川区) 全社(共通) その他の設備 2,581 993 153 (51,199) 80 3,808 112 (2)国内子会社 2025年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額 従業員数 (人) 建物 (百万円) 機械装置 (百万円) 土地 (百万円) (面積㎡) その他 (百万円) 合計 (百万円) 大陽日酸㈱ 周南工場 (山口県周南市) 日本 ガス生産設備 281 2,543 50 (33,511) 2,880 委託 運転 大陽日酸㈱ つくば事業所 (茨城県つくば市) 日本 研究開発設備 1,105 1,490 1,325 (38,310) 366 4,288 73 日本液炭㈱ 水島工場 (岡山県倉敷市) 日本 炭酸ガス生産設備 16 2,754 [4,987] 2,780 日本液炭㈱ 宇部工場 (山口県宇部市) 日本 炭酸ガス生産設備 907 4,254 [8,689] 157 5,319 18 サーモス㈱ 新潟事業所 (新潟県燕市) サーモス 家庭用品生産設備 647 105 372 (32,636) 49 1,174 142 (3)在外子会社 2025年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の 内容 帳簿価額 従業員数 (人) 建物 (百万円) 機械装置 (百万円) 土地 (百万円) (面積㎡) その他 (百万円) 合計 (百万円) Matheson Tri- Gas, Inc. ニュージョンソンビル工場 (米国テネシー州) 米国 特殊ガス生産設備 1,523 1,772 26 (11,798) 7,970 11,293 145 Matheson Tri- Gas, Inc. バーノン工場 (米国カリフォルニア州) 米国 ガス生産 設備 493 5,203 69 [26,709] 3,926 9,693 62 Matheson Tri- Gas, Inc. ウェストレイク工場 (米国ルイジアナ州) 米国 ガス生産 設備 1,286 27,251 152 (165,492) 3,332 32,022 47 Matheson Tri- Gas, Inc. ライマ工場 (米国オハイオ州) 米国 ガス生産 設備 59 9,291 [12,949] 9,355 11 Matheson Tri- Gas, Inc.…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約562文字

3【配当政策】 当社は、企業体質の充実、強化に向けた内部留保に配慮しながら、安定的な配当の継続を基本に、連結業績との連動を考慮した配当政策により、株主の皆様への還元に努めていきたいと考えております。利益配分につきましては、中間と期末の年2回剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 この方針の下、当期の期末配当金は、前期に比べ3円増配の1株当たり27円を予定しております。したがいまして、年間では中間配当の1株当たり24円と合わせ、1株当たり51円となります。また、次期の配当につきましては、1株当たり年間54円(うち、中間配当27円)を予定しております。内部留保資金の使途は国内外の設備投資資金等を予定しております。 当社は、会社法第454条第5項の規定により取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2024年10月31日 10,389 24 取締役会決議 2025年6月18日 11,688 27 定時株主総会決議(予定)

従業員の状況

抜粋表示 / 原文長 約2855文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2025年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) 日本 5,941 ( 1,170 ) 米国 4,597 ( 8 ) 欧州 3,369 ( 191 ) アジア・オセアニア 4,360 ( 205 ) サーモス 1,375 ( 864 ) 報告セグメント計 19,642 ( 2,438 ) 全社(共通) 112 ( 10 ) 合計 19,754 ( 2,448 ) (注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は年間の平均人員を( )外数で記載しております。 (2)提出会社の状況 2025年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円) 112 ( 10 ) 43 才 9 ヶ月 16 年 5 ヶ月 10,316 セグメントの名称 従業員数(人) 日本 ( -) 米国 ( -) 欧州 ( -) アジア・オセアニア ( -) サーモス ( -) 報告セグメント計 ( -) 全社(共通) 112 ( 10 ) 合計 112 ( 10 ) (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。 (3)労働組合の状況 当社には労働組合はありませんが、2025年3月31日時点において、当社の子会社である大陽日酸㈱等には、各社籍従業員にて、労働組合が組織されております。 その他労働組合との関係について特記すべき事項はありません。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ① 管理職に占める女性労働者の割合 会社名 前事業年度 当事業年度 大陽日酸㈱ 2.4% 2.5 % 日酸TANAKA㈱ 3.5% 5.0 % 大陽日酸ガス&ウェルディング㈱ 1.2% 1.2 % 日本液炭㈱ 大陽日酸東関東㈱ 4.2% 4.8 % 日酸運輸㈱ 大陽日酸JFP㈱ 2.5 % 大陽日酸エンジニアリング㈱ 1.8% 2.0 % 極陽セミコンダクターズ㈱ 日本メガケア㈱ 5.4% 5.2 % アイ・エム・アイ㈱ 8.1% 8.8 % サーモス㈱ 5.7% 5.6 % (注)1.グループ会社のうち、常時雇用する労働者が101名以上の会社を開示対象としております。 2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 3.…

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約6211文字

(4) 企業統治に関するその他の事項 1)内部統制システムの概要 当社は、会社法及び会社法施行規則に定める業務の適正を確保するための体制(「内部統制システム」)について、取締役会で以下のとおり決議しております。 ① 当社グループの取締役及び使用人の職務の執行が法令・定款に適合することを確保するための体制 当社の取締役は、当社グループにおけるコンプライアンスの基本方針を決定するとともに、その実効性を確保するための組織及び規程を整備するものとする。 当社にグループ・チーフ・コンプライアンスオフィサー(以下、「グループCCO」という。)を、また、各地域に地域・チーフ・コンプライアンスオフィサー(以下、「地域CCO」という。)を置き、グループCCOは当社グループにおけるコンプライアンス推進活動を統括し、地域CCOは地域におけるコンプライアンス推進活動を統括する。 グループCCO及び地域CCOは、当社グループのコンプライアンス推進活動の充実と浸透に努めるものとする。 グループCCOの主催による、グローバル・コンプライアンス・コミッティを定期的に開催し、コンプライアンス推進方針及び各地域でのコンプライアンス推進活動の内容を共有するとともに、必要に応じて個別の課題に関する審議を行う。 国内外に内部通報制度を整備し、当社グループ内におけるコンプライアンス違反及びその可能性を発見した場合に、不利益を受けることなく通報できる体制を確保するものとする。 財務報告の信頼性を確保するため、内部統制報告制度を整備し、その有効かつ効率的な運用・評価を行うものとする。 上記の運用状況は、当社の監査部門が内部監査を実施するものとする。 ② 取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する事項 取締役の職務の執行に係る情報は、当社グループの情報セキュリティマネジメントシステムに定められた情報セキュリティポリシー等に基づき、適切に保存及び管理を行う。 上記の保存及び管理は、当該情報を取締役・監査役が閲覧可能な状態を維持するものとする。 上記組織・機関の運用状況は、当社の監査部門が内部監査を実施するものとする。 ③ 当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制 当社の取締役は、当社グループにおけるリスク管理の基本方針を決定するとともに、その実効性を確保するための組織及び規程を整備するものとする。 リスク管理は当該分野の所管部門が行うほか、グローバルリスクマネジメント会議を設置し、当社グループ全体の重要リスクを選定のうえ、対応策を策定するものとする。 上記組織・機関の運用状況は、当社の監査部門が内部監査を実施するものとする。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約1532文字

5【重要な契約等】 当社は、「企業内容等の開示に関する内閣府令及び特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(令和5年内閣府令第81号。以下、「改正府令」という。)の第3条第4号に従い、改正府令にて新たに開示が求められている「企業・株主間のガバナンスに関する合意」、「企業・株主間の株主保有株式の処分・買増し等に関する合意」及び「ローン契約に付される財務上の特約」について、改正府令の施行日(2024年4月1日)前に締結された契約については、記載を省略しております。 (シンジケーション形式の金銭消費貸借契約) 当社は複数のシンジケーション形式の金銭消費貸借契約において財務制限条項が含まれており、それらの概要は以下のとおりであります。 アレンジャーの属性 契約締結日 最終弁済期日 借入残高(百万円) 担保 財務制限条項の概要 金融機関 2024年4月3日 2033年4月28日 8,500 なし 各年度の決算期及び中間期の末日における借入人の連結財政状態計算書上の資本金、資本剰余金、自己株式及び利益剰余金の合計金額を2023年3月決算期における連結財政状態計算書上の資本金、資本剰余金、自己株式及び利益剰余金の合計金額の75%以上の金額に維持すること。 金融機関 2024年12月18日 2029年12月20日 75,000 なし 2025年3月期決算以降、各年度の決算期及び中間期の末日における借入人の連結財政状態計算書上の資本金、資本剰余金、自己株式及び利益剰余金の合計金額を2024年3月決算期における連結財政状態計算書上の資本金、資本剰余金、自己株式及び利益剰余金の合計金額の75%以上に維持すること。 金融機関 2025年3月12日 2030年3月14日 20,000 なし 2025年3月期決算以降、各年度の決算期及び中間期の末日における借入人の連結財政状態計算書上の資本金、資本剰余金、自己株式及び利益剰余金の合計金額を2024年3月決算期における連結財政状態計算書上の資本金、資本剰余金、自己株式及び利益剰余金の合計金額の75%以上に維持すること。 (豪州Wesfarmers Limitedの産業ガス事業の取得(子会社化)) 当社は、豪州子会社であるNSC (Australia) Pty Ltdを通じて、豪州のWesfarmers Limitedの傘下であり、豪州及びニュージーランドにて産業ガス事業を展開する、Coregas Pty Ltd、Blacksmith Jacks Pty Ltd及びCoregas NZ Limitedの株式を取得する旨の株式売買契約を、2024年12月に同社と締結いたしました。詳細は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 36.コミットメント」に記載のとおりであります。…

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約1013文字

(6)【大株主の状況】 2025年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 三菱ケミカルグループ株式会社 東京都千代田区丸の内1-1-1 218,996 50.59 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR 27,672 6.39 大陽日酸取引先持株会 東京都品川区小山1-3-26 15,578 3.60 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1-8-12 10,701 2.47 明治安田生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内2-1-1 9,006 2.08 JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟) 8,419 1.94 BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NY 10286, U.S.A. (東京都千代田区丸の内1-4-5) 6,210 1.43 JP MORGAN CHASE BANK 385864 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟) 5,708 1.32 株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1-5-5 4,332 1.00 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟) 4,087 0.94 310,714 71.77 (注)日本マスタートラスト信託銀行株式会社及び株式会社日本カストディ銀行の所有株式数は、すべて信託業務に係るものであります。

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

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