事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社132社及び関連会社13社(2020年3月31日現在)により構成され、塩化ビニル、か性ソーダ等の製造・販売を主体とする「塩ビ・化成品事業」、シリコーンの製造・販売を主体とする「シリコーン事業」、セルロース誘導体、金属珪素等の製造・販売を主体とする「機能性化学品事業」、半導体シリコンの製造・販売を主体とする「半導体シリコン事業」、希土類磁石、合成石英製品等の製造・販売を主体とする「電子・機能材料事業」、信越ポリマーグループの事業および建設・修繕をはじめとする各種役務提供を行う「加工・商事・技術サービス事業」を営んでおり、当社及び関係会社が製造・販売等を分担し、相互に協力して、事業活動を展開しております。 事業内容と当社及び主な関係会社の当該事業における位置付けは、おおむね次のとおりであります。 なお、次表の区分は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分 主要製品及び商品名 主要な会社 塩ビ・ 化成品事業 塩化ビニル樹脂、か性ソーダ、 メタノール、クロロメタン 国内 当社、鹿島塩ビモノマー㈱、 その他7社 (計9社) 海外 シンテックINC.、シンエツPVC B.V.、CIRES,Lda.、 シンエツインターナショナルヨーロッパB.V.、 K-Bin,INC.、 その他3社 (計8社) シリコーン事業 シリコーン 国内 当社、信越アステック㈱、 その他8社 (計10社) 海外 シンエツシリコーンズタイランドLTD.、 アジアシリコーンズモノマーLTD.、韓国信越シリコーン㈱、 台湾信越シリコーン(股)、 シンエツシリコーンズオブアメリカINC. その他11社 (計16社) 機能性 化学品 事業 セルロース誘導体、金属珪素、 ポバール、合成性フェロモン、 塩ビ・酢ビ系共重合樹脂 国内 当社、日本酢ビ・ポバール㈱、日信化学工業㈱、 その他2社 (計5社) 海外 SE タイローズ GmbH & Co.KG、SE タイローズ USA,Inc.、 シムコアオペレーションズPTY.LTD.、 その他12社 (計15社) 半導体 シリコン 事業 半導体シリコン 国内 当社、信越半導体㈱、長野電子工業㈱、直江津電子工業㈱、 三益半導体工業㈱(東証1部上場)、 その他4社 (計9社) 海外 S.E.H.マレーシアSDN.BHD.、 シンエツハンドウタイアメリカINC.、 台湾信越半導体(股)、シンエツハンドウタイヨーロッパLTD.、 S.E.H.シャーラムSDN.BHD.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末 (2020年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、素材と技術による価値創造を通じて暮らしや社会と産業に貢献することで、株主の皆さまのご期待にお応えしていくことを目指しております。そのために、世界最高水準の技術や品質の追求とともに生産性の向上に絶え間なく努めながら、世界中の顧客と安定した取引関係を築き、経済情勢や市況の変化に的確に対応できる経営を進めております。また、持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に置いて、多面的にそれに資するよう事業を行ってまいります。当社グループの製品、事業及び操業の仕方は、もともとSDGsと親和性があると認識しており、それをさらに高めていきたいと考えております。 (2)目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略 目標とする経営指標は、年次ごとの増収、増益であります。当社の主要製品の中には、市況をはじめとした事業環境の変化の影響を受ける製品があります。短期間で急変する市況の中で各事業の経営を行うためには、外部環境の変化に速やかに対応していくことが必要です。前項の「会社の経営の基本方針」に記載しました方針をもとに、毎日、毎月そして毎年の経営を着実に行い、売上、収益を成長させていくことに注力しています。人間社会の持続的な発展とその質の向上を、環境負荷を抑えつつ実現する必要性の高まる今日、効率を極めることが必須です。データの高速処理、自動運転、IoT、5G、AIなどの技術はこの目的のために活用され、進歩していくはずです。そのために当社が担い、果たせる役割は大きいと信じています。当社の多くの製品がこうした目的に資するよう取り組むとともに、この目的に向かって新製品開発の実を上げてまいります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき課題 世界経済は、コロナ禍の真っ只中にあります。コロナ禍のもたらす景気後退や経済変動がどのようなものかは目下のところ特定できず、当社に及ぼす影響はまだ見通せません。その影響を最小限に抑えるべく最善を尽くし、かつ「コロナ禍後」に備えます。需要の掘り起こしを市場に貼りついて行います。それと同時に、顧客からの供給要請に応えていくために、最適な生産能力を適切に手当てしていきます。加えて、新規製品の上市を加速します。 塩化ビニル事業では、米国のシンテック社で、主要原料であるエチレンの生産工場が稼働を開始し、それを長期的なコスト競争力の伸長に役立てます。塩化ビニル樹脂製造工場の新設は計画通りに進めており、その一方で第2期の検討に入りました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1836文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末 (2020年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、素材と技術による価値創造を通じて暮らしや社会と産業に貢献することで、株主の皆さまのご期待にお応えしていくことを目指しております。そのために、世界最高水準の技術や品質の追求とともに生産性の向上に絶え間なく努めながら、世界中の顧客と安定した取引関係を築き、経済情勢や市況の変化に的確に対応できる経営を進めております。また、持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に置いて、多面的にそれに資するよう事業を行ってまいります。当社グループの製品、事業及び操業の仕方は、もともとSDGsと親和性があると認識しており、それをさらに高めていきたいと考えております。 (2)目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略 目標とする経営指標は、年次ごとの増収、増益であります。当社の主要製品の中には、市況をはじめとした事業環境の変化の影響を受ける製品があります。短期間で急変する市況の中で各事業の経営を行うためには、外部環境の変化に速やかに対応していくことが必要です。前項の「会社の経営の基本方針」に記載しました方針をもとに、毎日、毎月そして毎年の経営を着実に行い、売上、収益を成長させていくことに注力しています。人間社会の持続的な発展とその質の向上を、環境負荷を抑えつつ実現する必要性の高まる今日、効率を極めることが必須です。データの高速処理、自動運転、IoT、5G、AIなどの技術はこの目的のために活用され、進歩していくはずです。そのために当社が担い、果たせる役割は大きいと信じています。当社の多くの製品がこうした目的に資するよう取り組むとともに、この目的に向かって新製品開発の実を上げてまいります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき課題 世界経済は、コロナ禍の真っ只中にあります。コロナ禍のもたらす景気後退や経済変動がどのようなものかは目下のところ特定できず、当社に及ぼす影響はまだ見通せません。その影響を最小限に抑えるべく最善を尽くし、かつ「コロナ禍後」に備えます。需要の掘り起こしを市場に貼りついて行います。それと同時に、顧客からの供給要請に応えていくために、最適な生産能力を適切に手当てしていきます。加えて、新規製品の上市を加速します。 塩化ビニル事業では、米国のシンテック社で、主要原料であるエチレンの生産工場が稼働を開始し、それを長期的なコスト競争力の伸長に役立てます。塩化ビニル樹脂製造工場の新設は計画通りに進めており、その一方で第2期の検討に入りました。…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営成績、財政状態及びキャッ シュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び 経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、全般的に成長は鈍化し続け、各所で調整が見られていた中で、今年に入りコロナ禍と言われる事態に直面しました。当該年度においては、コロナ禍が当社事業全般に及ぼす影響は限定的でした。このような状況のもと、当社グループは、継続的な業績伸長のため、予断をもってあたることなく、常に変化に迅速に対応してまいりました。また、顧客との関係を深耕し、かつ顧客層を拡張するとともに、顧客に密着した製品開発、品質の向上と技術における差別化を推し進めました。加えて、的確な納期対応と厳格なコスト管理を継続し、顧客と市場の需要に応えるための投資を適宜に行ってまいりました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は、前期に比べ3.2%(505億1千1百万円)減少し、1兆5,435億2千5百万円となりました。営業利益は、前期に比べ0.6%(23億3千6百万円)増加し、4,060億4千1百万円となり、経常利益は、前期に比べ0.7%(29億3千1百万円)増加し、4,182億4千2百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べ1.6%(49億2百万円)増加し、3,140億2千7百万円となりました。 セグメントごとの経営成績の概要及びその分析等は、次のとおりであります。 塩ビ・化成品事業 塩ビ・化成品は、米国のシンテック社において、塩化ビニル、か性ソーダともに高水準の出荷を継続しましたが、市況の影響を受けました。欧州拠点も販売数量の維持に努めたものの、市況の影響を受けました。国内拠点は堅調に推移しました。 その結果、当セグメントの売上高は、前期に比べ7.6%(399億4千8百万円)減少し、4,843億2千2百万円となり、営業利益は、前期に比べ13.5%(143億3千4百万円)減少し、921億8千7百万円となりました。 シリコーン事業 シリコーンは、機能製品を中心に拡販を進めましたが、汎用製品の価格下落の影響を受けました。 その結果、当セグメントの売上高は、前期に比べ2.8%(65億1千1百万円)減少し、2,268億7千2百万円となり、営業利益は、前期に比べ5.0%(29億4千4百万円)増加し、614億9千万円となりました。 機能性化学品事業 セルロース誘導体は、医薬用製品は底堅く推移しましたが、建材用製品が振るいませんでした。フェロモン製品は堅調な出荷となりましたが、ポバール製品は市況の影響を受けました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結 財務諸表 計上額 (注2) 塩ビ・ 化成品 事業 シリコーン 事業 機能性 化学品 事業 半導体 シリコン 事業 電子・ 機能材料 事業 加工・ 商事 ・技術サービス事業 売上高 外部顧客への売上高 524,270 233,383 121,143 380,349 226,098 108,790 1,594,036 1,594,036 セグメント間の内部売上又は振替高 3,564 7,103 21,132 48 8,588 115,585 156,022 ( 156,022 ) 527,835 240,487 142,276 380,397 234,687 224,376 1,750,059 ( 156,022 ) 1,594,036 セグメント利益 106,521 58,546 26,603 131,998 66,993 13,296 403,959 ( 254 ) 403,705 その他の項目 減価償却費 32,899 14,433 10,131 53,780 20,791 5,171 137,206 ( 335 ) 136,871 のれん償却費 171 528 699 699 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 76,449 28,242 18,007 69,392 40,175 8,840 241,107 ( 489 ) 240,618 (注)1.セグメント利益の調整額△254百万円、減価償却費の調整額△335百万円 及び 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△489百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…