事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約453文字
3 【事業の内容】 当社グループは株式会社極洋(当社)及び子会社25社、関連会社3社により構成され、水産商事事業、冷凍食品事業、常温食品事業、物流サービス事業、鰹・鮪事業を主として行っております。各事業における当社グループの位置付けは次のとおりであります。 下記の事業区分は、セグメント情報の区分と同一であります。 水産商事事業 当社及び極洋商事㈱他において水産物の買付及び加工、販売を行っております。 冷凍食品事業 当社及び極洋食品㈱他において冷凍食品の製造及び販売を行っております。 常温食品事業 当社及び㈱ジョッキ他において缶詰・海産物珍味の製造及び販売を行っております。 物流サービス事業 キョクヨー秋津冷蔵㈱において冷蔵倉庫業を行っています。 鰹・鮪事業 当社及び極洋水産㈱他においてカツオ・マグロ等の漁獲、養殖、買付及び加工、販売を行っております。 その他事業 キョクヨー総合サービス㈱他において保険代理店業等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1512文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題 ①前中期経営計画(2018年度~2020年度)の振り返り 前中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』では、資源アクセス強化のための出資、テレビCMによる企業ブランドの向上、自己資本比率やD/Eレシオ向上など財務体質の改善に一定の成果が出ました。一方で、「拡大」戦略では施策の中心であった食品事業・海外事業の規模が想定通りの進捗に至らず、「強化」戦略ではマーケットニーズに対応した商品開発のスピード強化に課題を残しました。「均衡」戦略では、市況変動や養殖環境変化などのリスク対応の遅れから、水産商事事業、養殖事業等の収益安定化が道半ばとなりました。 ②新中期経営計画『Build Up Platform 2024』の概要 当社グループは、2021年4月より中期経営計画『Build Up Platform 2024』(2021年度~2023年度)をスタートさせました。『経営基盤の強化を図りながら、「事業課題への継続的取組み」と「持続的成長への挑戦」を柱とする戦略を進め、社会と極洋それぞれが共有するべき価値を創造していくことで、新たな成長への礎となる「高収益構造への転換」を目指す。』という基本方針のもと、ESG、SDGsといった持続可能な社会の実現に向けた責任を果たしながら、事業を推進してまいります。 なお、詳細は当社ウェブサイトをご参照ください。 (https://www.kyokuyo.co.jp/files/20210329.pdf) 各セグメントの施策は次の通りであります。 水産商事セグメントでは、市況動向を踏まえながら、販売に見合った買付と在庫管理を徹底し、付加価値の高い自社工場製品の販売ルート構築による収益の安定確保に努めます。また、海外拠点における現地販売の強化や食品部門と連携した自社工場製品の市場開拓を進め、海外売上高の拡大を図ります。 食品セグメントでは、商品別の組織から業態別の組織とすることにより販売力を強化するとともに、アイテムの集約化による自社工場稼働の効率化を図る一方で、国内各地の加工場の整備を進め、チルド商流の開拓を図ります。また、「生活を楽しむための食」を追求した高付加価値商品の開発を進めます。 鰹・鮪セグメントでは、自社のカツオ・マグロ加工場との連携強化による高付加価値商品の販売を進めます。海外まき網事業は操業の効率性向上に努めます。養殖事業においては、養殖クロマグロの継続的な安定供給に取組むとともに、当社グループ会社で養殖しているマダイをはじめとしたその他魚種の拡販を図ります。 物流サービスセグメントでは、キョクヨーグループの在庫を核とした収益基盤の安定化と効率的な倉庫運営に努めます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1512文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題 ①前中期経営計画(2018年度~2020年度)の振り返り 前中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』では、資源アクセス強化のための出資、テレビCMによる企業ブランドの向上、自己資本比率やD/Eレシオ向上など財務体質の改善に一定の成果が出ました。一方で、「拡大」戦略では施策の中心であった食品事業・海外事業の規模が想定通りの進捗に至らず、「強化」戦略ではマーケットニーズに対応した商品開発のスピード強化に課題を残しました。「均衡」戦略では、市況変動や養殖環境変化などのリスク対応の遅れから、水産商事事業、養殖事業等の収益安定化が道半ばとなりました。 ②新中期経営計画『Build Up Platform 2024』の概要 当社グループは、2021年4月より中期経営計画『Build Up Platform 2024』(2021年度~2023年度)をスタートさせました。『経営基盤の強化を図りながら、「事業課題への継続的取組み」と「持続的成長への挑戦」を柱とする戦略を進め、社会と極洋それぞれが共有するべき価値を創造していくことで、新たな成長への礎となる「高収益構造への転換」を目指す。』という基本方針のもと、ESG、SDGsといった持続可能な社会の実現に向けた責任を果たしながら、事業を推進してまいります。 なお、詳細は当社ウェブサイトをご参照ください。 (https://www.kyokuyo.co.jp/files/20210329.pdf) 各セグメントの施策は次の通りであります。 水産商事セグメントでは、市況動向を踏まえながら、販売に見合った買付と在庫管理を徹底し、付加価値の高い自社工場製品の販売ルート構築による収益の安定確保に努めます。また、海外拠点における現地販売の強化や食品部門と連携した自社工場製品の市場開拓を進め、海外売上高の拡大を図ります。 食品セグメントでは、商品別の組織から業態別の組織とすることにより販売力を強化するとともに、アイテムの集約化による自社工場稼働の効率化を図る一方で、国内各地の加工場の整備を進め、チルド商流の開拓を図ります。また、「生活を楽しむための食」を追求した高付加価値商品の開発を進めます。 鰹・鮪セグメントでは、自社のカツオ・マグロ加工場との連携強化による高付加価値商品の販売を進めます。海外まき網事業は操業の効率性向上に努めます。養殖事業においては、養殖クロマグロの継続的な安定供給に取組むとともに、当社グループ会社で養殖しているマダイをはじめとしたその他魚種の拡販を図ります。 物流サービスセグメントでは、キョクヨーグループの在庫を核とした収益基盤の安定化と効率的な倉庫運営に努めます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4323文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2021年3月31日)現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により急激に悪化しました。わが国経済においても、経済活動が停滞し、個人消費や雇用に大きな影響を与えました。一時的に持ち直しの動きが見られましたが、再び感染拡大がみられるなど、先行きは不透明な状況が続いております。 水産・食品業界におきましても、新しい生活様式の浸透により消費者ニーズや購買動向に変化が見られるとともに、外出自粛や外食店の営業時間短縮などにより、依然として厳しい状況が続いております。 このような状況のもとで、中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』(2018年度~2020年度)の最終年度として、『魚を中心とした総合食品会社として、高収益構造への転換をはかり、資源、環境、労働などの社会的要請を踏まえ、事業のウイングの拡大と時間価値の提供により企業価値の向上を目指す』という基本方針のもと、『ESG重視の事業活動』を通じて『拡大』『強化』『均衡』の各戦略を進め、高収益構造へ大きく転換していくことを目指し、目標達成に向け取り組んでまいりました。 当連結会計年度の売上高は、水産商事、冷凍食品、常温食品の各セグメントで前年実績を下回りました。その結果、2,491億97百万円と前期比133億22百万円減少(前期比5.1%減)しました。 営業利益は、新型コロナウイルス感染症拡大により業務用冷凍食品の需要が減少し、影響を受けた冷凍食品セグメントを除く全セグメントで前年実績を上回りました。その結果、46億57百万円と前期比17億39百万円増加(前期比59.6%増)しました。 経常利益は48億79百万円と前期比12億71百万円増加(前期比35.2%増)し、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益の計上などにより、38億38百万円と前期比18億1百万円増加(前期比88.4%増)しました。 また、当社グループが重視しております経営指標の当期実績は海外売上高比率が9.1%(前期比2.1ポイント下降)、自己資本利益率が10.5%(前期比4.2ポイント上昇)、自己資本比率が34.7%(前期比5.3ポイント上昇)、有利子負債資本倍率が1.4倍(前期比0.3ポイント改善)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1988文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 水産商事 冷凍食品 常温食品 物流 サービス 鰹・鮪 その他 調整額(注) 連結 財務諸表計上額 売上高 外部顧客への売上高 127,104 84,946 19,370 988 29,658 452 262,519 262,519 セグメント間の内部 売上高又は振替高 33,981 5,309 295 1,771 4,005 1,255 46,618 △ 46,618 161,085 90,255 19,665 2,759 33,663 1,707 309,138 △ 46,618 262,519 セグメント利益 又は損失(△) 1,750 949 705 315 213 △ 48 3,885 △ 966 2,918 セグメント資産 39,791 38,245 8,551 1,299 20,944 1,291 110,123 1,061 111,184 その他の項目 減価償却費 79 772 153 69 596 14 1,686 234 1,920 持分法適用会社への 投資額 656 57 100 814 814 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 137 1,281 217 104 1,211 11 2,963 192 3,155 (注)1.調整額は以下の通りであります。 ア.セグメント利益又は損失の調整額966百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,104百万 円が含まれております。全社費用は主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。 イ.セグメント資産の調整額1,061百万円は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金 (投資有価証券)、管理部門に係る資産等及び連結調整におけるセグメント間消去であります。 ウ.減価償却費の調整額234百万円は、主に管理部門の電算機及びソフトウェアの償却額であります。 エ.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額192百万円は、主に本社管理部門の設備投資であります。 2.セグメント利益又は損失は連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用とその償却額が含まれてお ります。…