事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約449文字
3 【事業の内容】 当社グループは株式会社極洋(当社)及び子会社24社、関連会社3社により構成され、水産商事事業、冷凍食品事業、常温食品事業、物流サービス事業、鰹・鮪事業を主として行っております。各事業における当社グループの位置付けは次のとおりであります。 下記の事業区分は、セグメント情報の区分と同一であります。 水産商事事業 当社及び極洋商事㈱他において水産物の買付及び販売を行っております。 冷凍食品事業 当社及び極洋食品㈱他において冷凍食品の製造及び販売を行っております。 常温食品事業 当社及び㈱ジョッキ他において缶詰・海産物珍味の製造及び販売を行っております。 物流サービス事業 キョクヨー秋津冷蔵㈱において冷蔵倉庫業を行っています。 鰹・鮪事業 当社及び極洋水産㈱他においてカツオ・マグロの漁獲、養殖、買付及び加工、販売を行っております。 その他事業 キョクヨー総合サービス㈱他において保険代理店業等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3914文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題 ① 前中期経営計画(2015年度~2017年度)の振り返り 前中期経営計画『バリューアップ・キョクヨー2018』では、食品事業拡充のための塩釜新工場の竣工、課題であった冷蔵運搬船事業からの撤退、北米拠点の拡充による海外販売の基礎固めを行ってまいりました。そして、完全養殖クロマグロの出荷も開始し、持続可能な水産資源の安定供給に向け第一歩を踏み出すこととなりました。こうした施策を積み重ねたことで、着実な成長を実現し、更なる飛躍のための基盤を作り上げることができました。 ② 新中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』の概要 当社グループは、平成30年4月より新中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』(2018年度~2020年度)をスタートさせました。『魚を中心とした総合食品会社として、高収益構造への転換をはかり、資源、環境、労働などの社会的要請を踏まえ、事業のウイングの拡大と時間価値の提供により企業価値の向上を目指す』という基本方針のもと、『ESG重視の事業活動』を通じて『拡大』『強化』『均衡』の各戦略を進めることで、高収益構造へ大きく転換していくことを目指してまいります。 なお、詳細は当社ウェブサイトをご参照ください。 (http://www.kyokuyo.co.jp/wp-content/uploads/pdf/180330.pdf) 各セグメントの施策は次の通りであります。 水産商事セグメントでは販路の構築、商品の高付加価値化により安定収益体質への転換を図るとともに、安定供給の維持・拡大のため、資源アクセスの強化に努めます。また当社商品の輸出を進め、未開拓市場に進出することで、海外販売の拡大を進めます。 冷凍食品セグメントでは、塩釜工場など自社工場製品の販売強化と生産性向上により、売上・利益の拡大を図ります。また畜肉・冷凍野菜など、魚以外のカテゴリーについても、積極的に取り組み、事業規模の拡大に努めます。 常温食品セグメントでは、商品開発力・提案力を高めるとともに、効率的な生産体制の構築と安定的な原料確保に努めます。またECサイトなど販売チャネルの多様化を進め、事業規模の拡大を図ります。 物流サービスセグメントでは、集荷貨物の安定的な確保を図るとともに、配送体制の強化に努めます。 鰹・鮪セグメントでは、当社の強みである漁獲、養殖、国内外における買付から加工、販売まで一貫した体制のもと収益安定化を図ってまいります。海外まき網事業は所有船舶の効率的な運航に努め、養殖事業は完全養殖クロマグロの事業規模拡大により事業収益の安定化を構築してまいります。加工及び販売事業は自社漁労原料の加工に注力し、加工の内製化と販売拡大を進めます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3914文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題 ① 前中期経営計画(2015年度~2017年度)の振り返り 前中期経営計画『バリューアップ・キョクヨー2018』では、食品事業拡充のための塩釜新工場の竣工、課題であった冷蔵運搬船事業からの撤退、北米拠点の拡充による海外販売の基礎固めを行ってまいりました。そして、完全養殖クロマグロの出荷も開始し、持続可能な水産資源の安定供給に向け第一歩を踏み出すこととなりました。こうした施策を積み重ねたことで、着実な成長を実現し、更なる飛躍のための基盤を作り上げることができました。 ② 新中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』の概要 当社グループは、平成30年4月より新中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』(2018年度~2020年度)をスタートさせました。『魚を中心とした総合食品会社として、高収益構造への転換をはかり、資源、環境、労働などの社会的要請を踏まえ、事業のウイングの拡大と時間価値の提供により企業価値の向上を目指す』という基本方針のもと、『ESG重視の事業活動』を通じて『拡大』『強化』『均衡』の各戦略を進めることで、高収益構造へ大きく転換していくことを目指してまいります。 なお、詳細は当社ウェブサイトをご参照ください。 (http://www.kyokuyo.co.jp/wp-content/uploads/pdf/180330.pdf) 各セグメントの施策は次の通りであります。 水産商事セグメントでは販路の構築、商品の高付加価値化により安定収益体質への転換を図るとともに、安定供給の維持・拡大のため、資源アクセスの強化に努めます。また当社商品の輸出を進め、未開拓市場に進出することで、海外販売の拡大を進めます。 冷凍食品セグメントでは、塩釜工場など自社工場製品の販売強化と生産性向上により、売上・利益の拡大を図ります。また畜肉・冷凍野菜など、魚以外のカテゴリーについても、積極的に取り組み、事業規模の拡大に努めます。 常温食品セグメントでは、商品開発力・提案力を高めるとともに、効率的な生産体制の構築と安定的な原料確保に努めます。またECサイトなど販売チャネルの多様化を進め、事業規模の拡大を図ります。 物流サービスセグメントでは、集荷貨物の安定的な確保を図るとともに、配送体制の強化に努めます。 鰹・鮪セグメントでは、当社の強みである漁獲、養殖、国内外における買付から加工、販売まで一貫した体制のもと収益安定化を図ってまいります。海外まき網事業は所有船舶の効率的な運航に努め、養殖事業は完全養殖クロマグロの事業規模拡大により事業収益の安定化を構築してまいります。加工及び販売事業は自社漁労原料の加工に注力し、加工の内製化と販売拡大を進めます。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3844文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(平成30年3月31日)現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や株価上昇など、景気は緩やかな回復がみられるものの、米国の政治動向や中東及びアジア地域における地政学的リスクの高まりなどによる世界の実体経済に及ぼす影響が懸念され、依然として不透明な状況が続いております。 水産・食品業界におきましては、食の安心・安全に対する消費者の関心は高く、さらに少子高齢化による国内マーケット環境の変化や人手不足による労働コスト・物流コストの上昇に加え、世界的な水産物需要の増大による買付コストの上昇など、厳しい状況は続いております。 このような状況のもとで、中期経営計画『バリューアップ・キョクヨー2018』の最終年度として、『魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す』ことを基本方針とし、目標達成に向けて取り組んでまいりました。 当連結会計年度の売上高は、前期に冷蔵運搬船事業から撤退した物流サービスセグメントは前年実績を下回りましたが、水産商事、冷凍食品、常温食品、鰹・鮪の各セグメントは前年実績を上回りました。その結果、2,547億83百万円と前期比182億22百万円増加(前期比7.7%増)しました。 営業利益は、年末商戦以降の市況悪化により水産商事セグメントは前年実績を下回りましたが、冷凍食品、常温食品、物流サービス、鰹・鮪の各セグメントは前年実績を上回りました。その結果、40億66百万円と前期比3億42百万円増加(前期比9.2%増)しました。 経常利益は44億37百万円と前期比7億27百万円増加(前期比19.6%増)し、親会社株主に帰属する当期純利益は32億11百万円と前期比7億88百万円増加(前期比32.5%増)しました。 なお、当社グループが重視しております経営指標の当期実績は自己資本当期純利益率が11.9%(前期比1.7ポイント上昇)、自己資本比率が27.2%(前期比1.6ポイント上昇)、有利子負債資本倍率が1.8倍(前期比0.2ポイント改善)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 水産商事セグメント 鮭鱒・カニ・エビ・北洋魚など主要魚種の販売が順調に推移したほか、海外子会社においても水産物販売が好調に推移したことにより、売上は前期を上回りました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1999文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 水産商事 冷凍食品 常温食品 物流 サービス 鰹・鮪 その他 調整額(注) 連結 財務諸表計上額 売上高 外部顧客への売上高 121,420 68,304 18,816 1,604 26,009 406 236,561 236,561 セグメント間の内部 売上高又は振替高 26,836 3,783 405 1,647 1,801 1,276 35,750 △ 35,750 148,256 72,087 19,222 3,251 27,810 1,683 272,311 △ 35,750 236,561 セグメント利益 又は損失(△) 2,918 655 102 138 696 △ 89 4,421 △ 697 3,723 セグメント資産 40,285 30,368 8,558 1,636 16,999 1,518 99,367 △ 1,975 97,391 その他の項目 減価償却費 150 657 132 116 577 1,644 205 1,849 持分法適用会社への 投資額 218 218 218 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 54 927 868 46 477 24 2,399 168 2,567 (注)1.調整額は以下の通りであります。 ア.セグメント利益又は損失の調整額697百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用785百万円 が含まれております。全社費用は主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。 イ.セグメント資産の調整額1,975百万円は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金 (投資有価証券)、管理部門に係る資産等及び連結調整におけるセグメント間消去であります。 ウ.減価償却費の調整額205百万円は、主に管理部門の電算機及びソフトウェアの償却額であります。 エ.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額168百万円は、主に本社管理部門の設備投資であります。 2.セグメント利益又は損失は連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用とその償却額が含まれてお ります。…