事業の内容
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/ 原文長 約4709文字
3 【事業の内容】 当社グループは当社(株式会社コンヴァノ)及び子会社1社(株式会社femedia)により構成されており、ネイルサロンの運営を行うネイル事業及びこれに付帯するメディア事業を展開しております。なお、次の2事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 1.企業理念 当社は「新しい価値の創造と機会の拡大」を企業理念として掲げており、社名もCreation Of New Value And New Opportunities の頭文字を取り、「Convano(コンヴァノ)」と名付けております。個人商店が大半と思われるネイルサロンをチェーン化するにあたり、従来の常識や既成概念にとらわれず課題にチャレンジし続けることで、現在のネイルサロンチェーンの店舗展開を中心としたビジネスモデルの構築に至っております。 2.ブランドコンセプト 『いつもキレイ』を『私らしく』選べる 「私らしいキレイ」を「もっと身近に」感じたいというお客様の声からファストネイルは誕生いたしました。行きたいときに行きたいところに、お客様それぞれのライフスタイルに合わせた“新しいネイルのカタチ”を私たちは提供いたします。 3.ネイル事業 ネイルサロンのチェーン展開が当社の中核事業であり、独自開発による生産性の高い店舗オペレーションや、パソコンやスマートフォンを使用してお客様ご自身でデザインを選択していただくセルフオーダーシステム、さらにその各デザインに3,500円(税抜)から9,000円(税抜)までの7ラインの価格を明記することなどにより、お客様に安心してお手軽にリピートしていただける低価格でスピーディーなサービスを実現しております。 また、社内教育研修により短期間でのネイリスト育成を実現しており、未経験者でも採用後2ヶ月にて店舗勤務が可能となります。そのため、美容学校などの卒業生や経験者に限らないリクルートができ、出店計画などに合わせた柔軟な人材育成を行っております。 さらに、ネイルケア・ハンドケア商品の自社ブランドとして“Legaly”(レガリー)と“CONST”(コンスト)を展開しており、店舗での施術に使用する傍ら、店頭やECサイトにて一般小売も行っております。 なお、当社ではネイルサロンの中心ブランド「ファストネイル」のほかに、姉妹ブランドとして「ファストネイル・プラス」及び「ファストネイル・ロコ」を展開しております。各ブランドのコンセプトと特徴及びメニューは以下のとおりとなっております。 ブランド名 コンセプト及び特徴 メニュー ファストネイル 安定した品質でありながら低価格でスピーディーなサービスを実現した、ジェルネイル専門のサロンです。主な特徴は次のとおりです。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1187文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、別段の表記がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループの企業理念は「新しい価値の創造と機会の拡大」の追求であり、それはCreation Of New Value And New Opportunities の頭文字を取り「Convano(コンヴァノ)」と名付けられた社名にも込められております。 この企業理念に基づき、従来の常識や既成概念にとらわれず課題にチャレンジし続けることで、一般的に高価格かつ施術に時間がかかるため、限られた人だけがする贅沢品と考えられていたネイルサービスを、「手軽、リーズナブル、安定品質」を実現する業界唯一のポジションを構築してまいりました。 今後は「ネイルで世界を変える」のビジョン実現のため、またネイル業界全体の発展に貢献するためにも、更なるブランド認知の促進を図り、より多くの方々に「ジェルネイル」を経験していただくべく、新規ユーザーの開拓並びに雇用機会の創出に取り組んでまいります。 (2) ネイル業界の市場環境、競争 環境 国内の構造的な人手不足を背景とする採用難及び雇用維持に伴う人件費の上昇、不動産賃料の高騰などのコスト増加要因により、当社グループが属するネイル業界においても厳しい経営環境となっております。 しかしながら、為替相場の急激な変動や地政学的な衝突の影響による物価上昇など回復基調に転じており、ネイル利用者も再成長を見込んでおります。 ネイルを普段使いする利用者の比率及び 一 人当たりの平均利用回数も、緩やかに伸びていく見通しがあり、市場動向は堅調に推移しております。 競争環境においては、「安価・短時間」を売りにする競合の参入が増加傾向にあります。 一方、「リーズナブルさ・スピード」と「品質・仕上がりの安定感」を両立しているのは当社のみであり、独自のオペレーションによるポジションと優位性を確立している業界唯一のネイルサロンであると認識しております。参入企業が増える中でもシェアの維持・拡大が可能であると想定しております。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは主要財務指標として、全社及び各事業の売上収益、営業利益、EBITDA及びその成長率を重視して います。また独自のオペレーションによる高い生産性が当ビジネスモデルの根幹であるため、各ネイリスト別の施 術時間や顧客の店舗での滞在時間など、様々な時間の動向を注視しております。さらに予約によるご来店が大半で あるため、予約手段の割合や、予約可能数に対する予約率、キャンセル率などの動向を事業上の重要な指標として 注視しております。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1595文字
(5) 会社の対処すべき課題 ① 既存店舗の稼働率向上と新規出店の適正なバランス コロナ禍が沈静化するにつれて需要の回復基調が顕著となる中、各店舗に用意された座席の稼働状況には、まだ余力がある状況となっています。 コスト面においても店舗の賃料は大きな比率を占めており、物流コストも上昇していることから、当面の間は需要と供給のバランスを考慮しつつ既存店への配属を重視した人員施策を行い、稼働率を高めて効率的な利益の獲得に努めてまいります。 このように各店舗の従業員数を十分に充足させることは、労働環境の大きな改善にもつながり、離職の抑制にも好影響を与えることが期待でき、採用コストの抑制とともに待遇改善にも寄与すると考えております。 一方で、当社店舗の便利な立地がお客様の大きな来店動機につながっています。これまでも物件を厳選して優良商業施設に店舗を構えてまいりましたが、今後も既存店の人員充足を優先しつつバランスを熟考しながら、新規物件の開拓、あるいは好立地への移転、フランチャイズ展開などを進めてまいります。 ② 人材価値の向上と、長く働きやすい環境の実現 当社グループにおいて「優秀な人材」が最も大切な経営資源であることに変わりはありません。質の高い採用から育成・技術の向上、定着が重要であり、他社との差別化並びに事業規模の拡大の要となります。 よって、これまで以上に従業員教育の充実と労働環境並びに待遇の改善を図るとともに、今後はブランドの方向性を一層明確にし、インナーブランディングの浸透を進め、すべての従業員が当社グループの目指す姿、ビジョンや経営理念などを深く理解し行動することにより、お客様に対して提供する価値を向上させてまいります。 また、優秀な人材が長期で働けるよう、結婚や出産、育児、介護などのライフステージの変化が起きた際に、柔軟な働き方が選択可能な雇用区分の再設計を行いましたが、この制度の利用促進を図るために更なる改良を行い、より一層の福利厚生の充実を実現させることによって、個々人の環境変化に応じた働きやすい環境整備を推し進めてまいります。 ③ 時代の変化とニーズに即応できる体制づくり 以前より消費者の行動様式の変化が進む中、まさにコロナ禍がその流れに拍車を掛けました。デジタル化が進むマーケティングにおいてもその手法は多様化・分散化の一途をたどり、これまでの限られた広告宣伝だけでは消費者の心をつかむことが難しくなっています。 よって当社グループでは、マーケティング部門や商品開発部門並びに関連企業の連携を強めて、時代に合った効果的な広告宣伝手法への対応と、消費者ニーズの変化を敏感に捉えた商品開発に努めつつ、一方ではメニューバラエティなどの集中と選択により、当社の特徴である効率の高い店舗におけるオペレーションの最適化を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4748文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による活動制約は段階的に緩和されたものの、オミクロン株などによる感染の再拡大も発生した一方で、為替相場の急激な変動や地政学的な衝突の影響による物価上昇など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの属するネイル業界におきましても、感染の再拡大による外出の自粛や、物価高による節約志向の高まりなどにより、回復基調ではあるものの依然として厳しい経営環境で推移しました。 このような環境の中、当社グループはコロナ禍に起因する人員不足並びに店舗スタッフの感染などにより一部店舗で臨時休業を実施したものの、積極的な採用活動を行ったことにより人員不足は解消に向かい、前連結会計年度に比べて増収となりました。 店舗展開ではファストネイルブランドにて、4月にテラスモール湘南店(神奈川県藤沢市)、9月にmozoワンダーシティ店(名古屋市西区)、12月になんばウォーク店(大阪市中央区)を直営店として優良商業施設に新規出店しました。 利益に関しては、従業員の待遇改善や人員不足解消に向けた積極的な採用教育活動の実施、予約アプリの利便性を高めるための改修など、将来に向けた投資、原材料並びにエネルギーコストの上昇などにより費用が増大したことに加え、売上収益の回復により雇用調整助成金の受給対象から外れたことで当連結会計年度は赤字となりました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上収益は2,330百万円(前連結会計年度比8.7%増)、営業損失は36百万円(前連結会計年度は営業利益89百万円)、税引前損失は43百万円(前連結会計年度は税引前利益82百万円)、親会社の所有者に帰属する当期損失は34百万円(前連結会計年度は親会社の所有者に帰属する当期利益51百万円)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 (a) ネイル事業 (店舗数) ブランド名 地域 2022年3月31日 新規出店 2023年3月31日 ファストネイル 関東 40(1) 41(1) 東海 関西 中国 九州 51(1) 54(1) ファストネイル・プラス 関東 ファストネイル・ロコ 関東 東海 1(1) 1(1) 関西 2(2) 2(2) 九州 2(2) 2(2) 8(5) 8(5) 合計 62(6) 65(6) (注)( )内はフランチャイズ店舗であり内数であります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約22529文字
(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、その他の重要な項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 消去 連結財務諸表 計上額 ネイル事業 メディア事業 合計 売上収益 外部顧客への売上収益 2,129,621 13,305 2,142,926 2,142,926 セグメント間の売上収益 1,993 1,993 △ 1,993 2,131,614 13,305 2,144,919 △ 1,993 2,142,926 セグメント利益(△は損失) 92,470 △ 3,843 88,627 88,627 金融収益 653 金融費用 7,395 税引前利益(△は損失) 81,886 その他の項目 減価償却費及び償却費 226,967 226,967 226,967 減損損失 945 945 945 (注) セグメント間の売上収益は、原価を基準に決定した価格に基づき算定しております。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 消去 連結財務諸表 計上額 ネイル事業 メディア事業 合計 売上収益 外部顧客への売上収益 2,320,646 9,454 2,330,101 2,330,101 セグメント間の売上収益 2,193 2,193 △ 2,193 2,322,839 9,454 2,332,293 △ 2,193 2,330,101 セグメント利益(△は損失) △ 32,193 △ 3,658 △ 35,851 △ 35,851 金融収益 605 金融費用 7,668 税引前利益(△は損失) △ 42,914 その他の項目 減価償却費及び償却費 245,515 245,515 245,515 減損損失 7,394 7,394 7,394 (注) セグメント間の売上収益は、原価を基準に決定した価格に基づき算定しております。 (3) 製品及びサービスに関する情報 「(1) 報告セグメントの概要」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 (4) 地域に関する情報 国内の外部顧客売上収益及び国内に所在している非流動資産のみのため、記載を省略しております。 (5) 主な顧客に関する情報 当社グループの売上収益の10%以上を占める単一の外部顧客は存在しないため、記載を省略しております。 7.現金及び現金同等物 現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりであります。 (単位:千円) 前連結会計年度 ( 2022年3月31日 ) 当連結会計年度 ( 2023年3月31日 ) 現金及び預金 392,626 398,954 合計 392,626 398,954 8.…