事業の内容
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/ 原文長 約4221文字
3【事業の内容】 当社の事業セグメントは、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事業」、特殊な映像技術を用いて空間を仮想化する「エモーショナルシステム事業」の2つのセグメントで構成されております。 (セキュアクラウドシステム事業) セキュアクラウドシステム事業は、当社が創業間もない時期から取り組んでいる主力事業であります。 同事業は、仮想化技術を基礎とするプライベートクラウドを核としてSaaSとパブリッククラウドを組み合わせた国内クラウド市場が対象であり、目安として売上高100億円~500億円規模の中堅企業、SaaS事業者及び公共団体を主な顧客ターゲットとしております。同事業の属する国内クラウドサービス市場において、単一企業内で利用するクラウドをプライベートクラウド、広く一般のユーザーや複数の企業が利用するクラウドをパブリッククラウドと呼びます。当社は、プライベートクラウドにパブリッククラウドを融合した「ハイブリッドクラウド」の構築を中心とする「基幹システムのクラウド化」と、システム障害やサイバー攻撃に対する防御と回復の仕組みをサポートする「サイバーセキュリティ構築」の事業を行っております。 市場規模は2023年の国内プライベートクラウド市場だけでも、前年比27.3%増の2兆533億円であり、2023年~2028年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は15.4%、2028年の市場規模は2023年比2倍の4兆2,126億円と予測されており(出所:IDC Japan株式会社「国内プライベートクラウド市場予測」2024年10月7日プレスリリース)、国内クラウド市場全体では、2023年の市場規模が前年比29.6%増の7兆8,250億円、2023年~2028年の年間平均成長率は16.3%、2028年の市場規模は2023年比約2.1倍の16兆6,285億円になると予測されている(出所:IDC Japan「国内クラウド市場予測」2024年6月3日 プレスリリース)、有望かつ潤沢なマーケットと言われております。 当社は、プライベートクラウドを実現する主要なソフトウエアである、Citrix、Microsoft、Broadcom(旧VMware)の製品とサービス群を熟知、これら各社の戦略を理解し、顧客企業にとって最適な選択を行うことを第一に考えています。その上で、セキュリティ、ストレージ、サーバー等のハードウエア商品及び各種ソフトウエア商品を含めた、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現の前提となるハイブリッドクラウド基盤を提案しています。従来的な設計・構築・維持に留まらず、サイバー攻撃や障害に対する回復・強靭化(必須のレジリエンス)を含めた総合的な提案を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約5769文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 一般的な業務効率化を目的としたシステムは、手軽でリスクが少ない方法として汎用パッケージシステムをクラウド上で利用する形態に進んでまいります。一方、個々の企業における「競争力の源泉の一つ」である独自の経営ノウハウ、独自の技術、独自の文化(生産方法や営業手法、経営管理方法、顧客サービス手法等)をシステムとして組み上げ、最新技術を咀嚼しながらシステムを構築し運用していくことは容易ではありません。当社は、顧客企業の「競争力の源泉の一つ」となる顧客独自の情報システム構築を実現すること、そして、その道がたとえ困難であっても一歩踏み出す勇気を持つこと、をポリシーとし、以下を経営理念として定めております。 「勇者たらんと。」 小さな僕等が持ち得るものは、一人一人の知恵と勇気と諦めない強い心だけだ。 どんな時でも、「その一歩」が踏み出せるように。 勇者たらんと。 (2)目標とする経営指標 当社は主力事業であるセキュアクラウドシステム事業を継続的に成長させ、エモーショナルシステム事業の収益力を確立することにより、持続的な企業価値の向上を目指しており、「売上高」「営業利益」「営業利益率」を重要な経営指標と位置づけております。下記「(4) 経営環境及び優先的に対処すべき課題」への対応を行い、これらの経営指標の向上を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、主力事業であるセキュアクラウドシステム事業においては、事業のコアである仮想化技術をベースとしつつ、顧客企業に差し迫っているリアルなニーズに対応してまいります。必須のレジリエンス(サイバー攻撃や障害からの回復性、強靭性の確保)、2025年の崖対策、DX(デジタルトランスフォーメーション)等に対応した高品質な技術サービスを提供するとともに、技術サービスに付随する付加価値の高い製品・商品を顧客へ販売することで、継続的な成長を目指しております。 エモーショナルシステム事業においては、主に「防災」「地方創生」「宇宙」「スポーツ科学とシニア市場」の4分野に向けた製品開発と販売に注力しております。「防災」では、国策である国土強靭化計画による防災市場の需要獲得のため、防災の専門家や専門企業との協業を推進いたします。「地方創生」は地方の観光施設や文化施設向けの需要に対応いたします。「宇宙」は主要な宇宙関連施設に見学者向け展示やプレゼン向けの活用を提案してまいります。「スポーツ科学とシニア市場」はスポーツやシニア向け健康維持トレーニングにMetaWalkersⓇを活用する研究開発を進めております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5769文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 一般的な業務効率化を目的としたシステムは、手軽でリスクが少ない方法として汎用パッケージシステムをクラウド上で利用する形態に進んでまいります。一方、個々の企業における「競争力の源泉の一つ」である独自の経営ノウハウ、独自の技術、独自の文化(生産方法や営業手法、経営管理方法、顧客サービス手法等)をシステムとして組み上げ、最新技術を咀嚼しながらシステムを構築し運用していくことは容易ではありません。当社は、顧客企業の「競争力の源泉の一つ」となる顧客独自の情報システム構築を実現すること、そして、その道がたとえ困難であっても一歩踏み出す勇気を持つこと、をポリシーとし、以下を経営理念として定めております。 「勇者たらんと。」 小さな僕等が持ち得るものは、一人一人の知恵と勇気と諦めない強い心だけだ。 どんな時でも、「その一歩」が踏み出せるように。 勇者たらんと。 (2)目標とする経営指標 当社は主力事業であるセキュアクラウドシステム事業を継続的に成長させ、エモーショナルシステム事業の収益力を確立することにより、持続的な企業価値の向上を目指しており、「売上高」「営業利益」「営業利益率」を重要な経営指標と位置づけております。下記「(4) 経営環境及び優先的に対処すべき課題」への対応を行い、これらの経営指標の向上を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、主力事業であるセキュアクラウドシステム事業においては、事業のコアである仮想化技術をベースとしつつ、顧客企業に差し迫っているリアルなニーズに対応してまいります。必須のレジリエンス(サイバー攻撃や障害からの回復性、強靭性の確保)、2025年の崖対策、DX(デジタルトランスフォーメーション)等に対応した高品質な技術サービスを提供するとともに、技術サービスに付随する付加価値の高い製品・商品を顧客へ販売することで、継続的な成長を目指しております。 エモーショナルシステム事業においては、主に「防災」「地方創生」「宇宙」「スポーツ科学とシニア市場」の4分野に向けた製品開発と販売に注力しております。「防災」では、国策である国土強靭化計画による防災市場の需要獲得のため、防災の専門家や専門企業との協業を推進いたします。「地方創生」は地方の観光施設や文化施設向けの需要に対応いたします。「宇宙」は主要な宇宙関連施設に見学者向け展示やプレゼン向けの活用を提案してまいります。「スポーツ科学とシニア市場」はスポーツやシニア向け健康維持トレーニングにMetaWalkersⓇを活用する研究開発を進めております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5916文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の資産の部は、前事業年度末に比べて892,574千円増加し、2,872,753千円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の増加(前事業年度末に比べて992,176千円の増加)、現金及び預金の減少(前事業年度末に比べて206,201千円の減少)、預け金の増加(前事業年度末に比べて93,907千円の増加)、商品及び製品の減少(前事業年度末に比べて27,306千円の減少)、建物の増加(前事業年度末に比べて14,374千円の増加)によるものであります。 (負債) 当事業年度末の負債の部は、前事業年度末に比べて717,622千円増加し、1,436,454千円となりました。これは主に、買掛金の増加(前事業年度末に比べて802,675千円の増加)、長期前受金の減少(前事業年度末に比べて34,986千円の減少)、前受金の減少(前事業年度末に比べて24,978千円の減少)、長期借入金の減少(前事業年度末に比べて24,281千円の減少)、1年内返済予定の長期借入金の減少(前事業年度末に比べて17,529千円の減少)によるものであります。 (純資産) 当事業年度末の純資産の部は、前事業年度末に比べて174,951千円増加し、1,436,299千円となりました。これは、当期純利益255,821千円を計上したことによる利益剰余金の増加、自己株式の取得により80,869千円減少したことによるものであります。 ②経営成績の状況 当事業年度(2023年10月1日~2024年9月30日)の国内経済は緩やかな回復基調が続きました。情報通信業界も企業のIT投資意欲が依然として活発なことに加え、社会インフラを停止させるシステム障害やランサムウェアなどのサイバー攻撃による経済損失の急増により、レジリエンス需要(情報システムの防御と回復の仕組み)が一段と拡大するなど、堅調に推移いたしました。 このような環境下、当社は当事業年度を「規模拡大に舵を切るファーストステップ」と位置づけ、人財増強、新拠点開設などの積極的な投資を実行するとともに、3つの戦略(大型案件の受注、中規模クラウド基盤構築案件数の増加、クラウド向け高付加価値商品の販売)を推進いたしました。 それにより、当事業年度の業績は増収増益となりました。 売上高は、SaaS事業者向け大型案件(※1)の受注により当事業年度の第4四半期会計期間の売上高が四半期としては過去最高の1,607百万円となったことが大きく寄与し、3期連続の増収となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約912文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前事業年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表計上額 セキュアクラウド システム事業 エモーショナル システム事業 売上高 外部顧客への売上高 2,811,595 89,360 2,900,955 2,900,955 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,811,595 89,360 2,900,955 2,900,955 セグメント利益 537,008 16,544 553,552 △ 252,047 301,505 (注)1.セグメント利益の調整額△252,047千円は、報告セグメントに分配していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産、負債その他の項目の金額は、事業セグメントに配分していないため、開示しておりません。 当事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表計上額 セキュアクラウド システム事業 エモーショナル システム事業 売上高 外部顧客への売上高 3,060,373 47,595 3,107,969 3,107,969 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,060,373 47,595 3,107,969 3,107,969 セグメント利益又は損失(△) 660,982 △ 16,853 644,128 △ 281,932 362,196 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△281,932千円は、報告セグメントに分配していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産、負債その他の項目の金額は、事業セグメントに配分していないため、開示しておりません。