事業の内容
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/ 原文長 約4106文字
3【事業の内容】 当社の事業セグメントは、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事業」、特殊な映像技術を用いて空間を仮想化する「エモーショナルシステム事業」の2つのセグメントで構成されております。 (セキュアクラウドシステム事業) セキュアクラウドシステム事業は、当社が創業間もない時期から取り組んでいる主力事業であります。 同事業は、仮想化技術を基礎とするプライベートクラウドを核としてSaaSとパブリッククラウドを組み合わせた国内クラウド市場が対象であり、目安として売上高100億円~500億円規模の中堅企業、SaaS事業者及び公共団体を主な顧客ターゲットとしております。同事業の属する国内クラウドサービス市場において、単一企業内で利用するクラウドをプライベートクラウド、広く一般のユーザーや複数の企業が利用するクラウドをパブリッククラウドと呼びます。当社は、プライベートクラウドにパブリッククラウドを融合した「ハイブリッドクラウド」の構築を中心とする「基幹システムのハイブリッドクラウド」と、システム障害やサイバー攻撃に対する防御と回復の仕組みをサポートする「サイバーセキュリティ」、「製造業のスマートファクトリー」を3つの柱として事業を行っております。 2024年の国内クラウド市場は、前年比29.2%増の9兆7,084億円(売上額ベース)となりました。また、同市場の2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR)は14.6%で推移し、2029年の市場規模は2024年比約2.0倍の19兆1,965億円になると予測されており(出所:IDC Japan株式会社「国内クラウド市場予測」 2025年8月18日プレスリリース)、潤沢な成長市場です。クラウドに移行し易いWebシステムなどのクラウド化はピークを過ぎたものの、クラウド化が容易ではない既存の情報システムやスクラッチ開発したシステムのクラウド化が本格化。パブリッククラウドとプライベートクラウドを適材適所で導入する「ハイブリッドクラウド」として活用する方向で進むと予測されています。また、サイバー攻撃はランサムウェアの侵入方法が一段と高度化しており、サイバー攻撃から事業を防御し、万が一被害が発生した場合にその被害からいかに早急に回復させるかという点の対策が、事業規模や業種、官民を問わず急務となっています。 当社は、プライベートクラウドを実現する主要なソフトウエアである、Citrix、Microsoft、Broadcom(旧VMware)の製品とサービス群を熟知、これら各社の戦略を理解し、顧客企業にとって最適な選択を行うことを第一に考えています。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3108文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 一般的な業務効率化を目的としたシステムは、手軽でリスクが少ない方法として汎用パッケージシステムをクラウド上で利用する形態に進んでまいります。一方、個々の企業における「競争力の源泉の一つ」である独自の経営ノウハウや技術、文化(生産方法や営業手法、経営管理方法、顧客サービス手法等)をシステムとして組み上げ、最新技術を咀嚼しながらシステムを構築し運用していくことは容易ではありません。当社は「勇者たらんと。」という経営理念の下、顧客独自の情報システム構築の実現に、なお一層強力に取り組んでまいります。 「勇者たらんと。」 小さな僕等が持ち得るものは、一人一人の知恵と勇気と諦めない強い心だけだ。 どんな時でも、「その一歩」が踏み出せるように。 勇者たらんと。 (2)目標とする経営指標 当社は主力事業であるセキュアクラウドシステム事業の継続的な成長と、エモーショナルシステム事業の収益力の確立により、持続的な企業価値の向上を目指しており、「売上高」「営業利益」「自己資本利益率(ROE)」を重要な経営指標と位置づけております。下記「(4) 経営環境及び優先的に対処すべき課題」への対応を行い、これらの経営指標の向上を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、2025年5月15日にKGIを「2030年9月期までにROE30%を達成、維持継続」に変更しました。今後、資本効率を重視し、利益の積上げとバランスの取れた株主還元を行うことで、資本効率の向上に努めます。 主力事業であるセキュアクラウドシステム事業においては、事業のコアである仮想化技術をベースとしつつ、顧客企業に差し迫っているリアルなニーズに対応してまいります。基幹システムのハイブリッドクラウド化、サイバーセキュリティ対策、製造業のスマートファクトリー化等に対応した高品質な技術サービスを提供するとともに、技術サービスに付随する付加価値の高い製品・商品を顧客へ販売することで、持続的な成長を目指してまいります。そのために強みであるクラウドセキュリティ構築力、基幹システム開発力、ハイブリッドクラウド構築力を一層高めるべく人財の増強と教育を積極的に行いながら事業を展開してまいります。 エモーショナルシステム事業においては、主に「国土強靭化」「地方創生」「宇宙」「遊園地・テーマパーク」の4分野に向けた製品開発と販売に注力しております。「国土強靭化」では、国策である国土強靭化計画による防災市場の需要獲得のため、防災教育向けコンテンツの充実を図り、防災イベントへの出展と大手企業との協業を推進いたします。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3108文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 一般的な業務効率化を目的としたシステムは、手軽でリスクが少ない方法として汎用パッケージシステムをクラウド上で利用する形態に進んでまいります。一方、個々の企業における「競争力の源泉の一つ」である独自の経営ノウハウや技術、文化(生産方法や営業手法、経営管理方法、顧客サービス手法等)をシステムとして組み上げ、最新技術を咀嚼しながらシステムを構築し運用していくことは容易ではありません。当社は「勇者たらんと。」という経営理念の下、顧客独自の情報システム構築の実現に、なお一層強力に取り組んでまいります。 「勇者たらんと。」 小さな僕等が持ち得るものは、一人一人の知恵と勇気と諦めない強い心だけだ。 どんな時でも、「その一歩」が踏み出せるように。 勇者たらんと。 (2)目標とする経営指標 当社は主力事業であるセキュアクラウドシステム事業の継続的な成長と、エモーショナルシステム事業の収益力の確立により、持続的な企業価値の向上を目指しており、「売上高」「営業利益」「自己資本利益率(ROE)」を重要な経営指標と位置づけております。下記「(4) 経営環境及び優先的に対処すべき課題」への対応を行い、これらの経営指標の向上を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、2025年5月15日にKGIを「2030年9月期までにROE30%を達成、維持継続」に変更しました。今後、資本効率を重視し、利益の積上げとバランスの取れた株主還元を行うことで、資本効率の向上に努めます。 主力事業であるセキュアクラウドシステム事業においては、事業のコアである仮想化技術をベースとしつつ、顧客企業に差し迫っているリアルなニーズに対応してまいります。基幹システムのハイブリッドクラウド化、サイバーセキュリティ対策、製造業のスマートファクトリー化等に対応した高品質な技術サービスを提供するとともに、技術サービスに付随する付加価値の高い製品・商品を顧客へ販売することで、持続的な成長を目指してまいります。そのために強みであるクラウドセキュリティ構築力、基幹システム開発力、ハイブリッドクラウド構築力を一層高めるべく人財の増強と教育を積極的に行いながら事業を展開してまいります。 エモーショナルシステム事業においては、主に「国土強靭化」「地方創生」「宇宙」「遊園地・テーマパーク」の4分野に向けた製品開発と販売に注力しております。「国土強靭化」では、国策である国土強靭化計画による防災市場の需要獲得のため、防災教育向けコンテンツの充実を図り、防災イベントへの出展と大手企業との協業を推進いたします。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5716文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の資産の部は、前事業年度末に比べて1,053,585千円減少し、1,819,168千円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の減少(前事業年度末に比べて752,296千円の減少)、預け金の減少(前事業年度末に比べて156,134千円の減少)、商品及び製品の減少(前事業年度末に比べて84,902千円の減少)、現金及び預金の減少(前事業年度末に比べて72,160千円の減少)、未収還付法人税等の増加(前事業年度末に比べて18,510千円の増加)によるものであります。 (負債) 当事業年度末の負債の部は、前事業年度末に比べて769,733千円減少し、666,720千円となりました。これは主に、買掛金の減少(前事業年度末に比べて632,470千円の減少)、未払法人税等の減少(前事業年度末に比べて64,824千円の減少)、未払消費税等の減少(前事業年度末に比べて28,283千円の減少)、1年内返済予定の長期借入金の減少(前事業年度末に比べて24,281千円の減少)、長期前受金の減少(前事業年度末に比べて23,273千円の減少)によるものであります。 (純資産) 当事業年度末の純資産の部は、前事業年度末に比べて283,851千円減少し、1,152,447千円となりました。これは、自己株式の取得による減少(前事業年度末に比べて305,894千円の減少)、配当金の支払による利益剰余金の減少63,548千円、当期純利益の計上による利益剰余金の増加(前事業年度末に比べて85,590千円の増加)によるものであります。 ②経営成績の状況 当事業年度(2024年10月1日~2025年9月30日)の国内経済は緩やかな回復基調であるものの、ウクライナ情勢や米国の通商政策等により先行き不透明な状況で推移しました。雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクと金融資本市場の変動、消費者物価の上昇等の影響には引き続き留意が必要な状況です。情報通信業界においては、クラウドやAIなど社会経済活動でのデジタル活用が拡大する一方で、サイバー攻撃の巧妙化によりセキュリティリスクが依然として拡大傾向にあります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約934文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表計上額 セキュアクラウド システム事業 エモーショナル システム事業 売上高 外部顧客への売上高 3,060,373 47,595 3,107,969 3,107,969 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,060,373 47,595 3,107,969 3,107,969 セグメント利益又は損失(△) 660,982 △ 16,853 644,128 △ 281,932 362,196 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△281,932千円は、報告セグメントに分配していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産、負債その他の項目の金額は、事業セグメントに配分していないため、開示しておりません。 当事業年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表計上額 セキュアクラウド システム事業 エモーショナル システム事業 売上高 外部顧客への売上高 2,553,436 81,117 2,634,554 2,634,554 セグメント間の内部売上高又は振替高 2,553,436 81,117 2,634,554 2,634,554 セグメント利益又は損失(△) 410,626 △ 5,165 405,460 △ 280,653 124,807 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△280,653千円は、報告セグメントに分配していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産、負債その他の項目の金額は、事業セグメントに配分していないため、開示しておりません。