事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約963文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当期末日現在、当社、連結子会社13社、非連結子会社19社及び関連会社12社で構成され、「プラントエンジニアリング事業」及び「サービスソリューション事業」の2つのセグメントに区分されております。その主要な事業内容と、主な関係会社は以下のとおりです。 なお、以下の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント 情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一です。 プラントエンジニアリング事業 (主要な事業内容) 当事業は、基盤分野であるEPC(注1)事業及び成長分野と位置付ける海外事業に区分されており、国内外の浄水場・下水処理場等向け設備の設計・建設及びこれらの設備にて使用される各種機器類の設計・製造・販売を主たる業務としております。 (主な関係会社) 当社、METAWATER USA, INC.、Aqua-Aerobic Systems, Inc.、Wigen Companies, Inc.、Rood Wit Blauw Water B.V.、株式会社エス・アイ・シー、株式会社あけぼのエンジニアリング、株式会社三東 サービスソリューション事業 (主要な事業内容) 当事業は、基盤分野であるO&M(注2)事業及び成長分野と位置付けるPPP(注3)事業に区分されており、国内の浄水場・下水処理場・ごみ処理施設向け設備の補修工事及び運転管理等の各種サービスの提供を主たる業務としております。 (主な関係会社) 当社、メタウォーターサービス株式会社、ウォーターネクスト横浜株式会社、テクノクリーン北総株式会社、株式会社アクアサービスあいち、株式会社みずむすびマネジメントみやぎ (注) 1.EPC (Engineering, Procurement and Construction):設計・調達・建設 2.O&M (Operation and Maintenance):運転・維持管理 3.PPP (Public-Private Partnership):公共サービスの提供に民間が参画する手法 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。 図 - 事業系統図 (注)SPC(Special Purpose Company):特別目的会社
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1953文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当期末日現在において、当社グループが判断したものです。 当社グループの主要事業である国内の上下水道市場では、人口減少等に起因する自治体の財政難や技術者不足が顕在化していることに加え、高度経済成長期に整備された施設・設備の老朽化、大地震や台風・集中豪雨等の自然災害への対策が喫緊の課題となっております。このような状況において、PFI法の施行や水道法の改正等による民間の資金、技術、ノウハウを活用する公民連携、国土強靭化計画に基づく取り組み等が着実に進展しております。また、AI、IoT等の技術革新を背景に、新たな事業機会やビジネスモデルの創出が予想されます。 一方、海外の上下水道市場では、欧米等の先進国では施設・設備の老朽化に加え、米国では水資源の確保に向けた再生水の活用、欧州では環境規制の厳格化等への対策が重点課題となっております。また、アジアの新興国等では人口増による水需要の増加に伴い、上下水道インフラ整備の需要が高まっております。今後も各国の上下水道市場における課題やニーズを背景とした事業機会の創出が予想されます。 このような市場環境を踏まえ、当社グループは長期ビジョンの実現に向けた次のステージとして、2023年度(2024年3月期)を最終年度とする「中期経営計画2023」を策定し、2023年度の経営目標である受注高1,500億円、売上高1,450億円、営業利益105億円の達成に向けて次の3点を重点課題とし、全社を挙げて取り組んでおります。 ① 基盤分野の強化と成長分野の拡大 当社グループは、EPC事業とO&M事業を基盤分野、PPP事業と海外事業を成長分野と位置付け、事業の強化及び拡大を推進します。 (基盤分野の強化) EPC事業では、今後の更新需要及び大型案件への対応を見据え、IT、AI等を活用したエンジニアリング手法を確立し、設計品質の向上、コスト競争力の強化により、更なる受注拡大と収益力の向上に取り組んでまいります。 また、O&M事業では、既設機場の継続的な受注による安定成長に加え、遠隔サポート支援体制の整備や提案活動の強化等により、新たな機場の獲得を図ります。 (成長分野の拡大) PPP事業では、当社を含むコンソーシアムが国内初の上工下水一体のコンセッション案件である「宮城県上工下水一体官民連携運営事業」を受託し、新たな公民連携の事業モデルの確立に向けて取り組んでおります。引き続き、当社の実績やノウハウを活かした地域戦略を強化し、事業の拡大を推進してまいります。 また、海外事業では、欧米を戦略エリアと位置付け、欧米のグループ企業間の連携を深め、各地域の課題に対応するビジネスモデルを創出し、更なる事業拡大を推進します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1953文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当期末日現在において、当社グループが判断したものです。 当社グループの主要事業である国内の上下水道市場では、人口減少等に起因する自治体の財政難や技術者不足が顕在化していることに加え、高度経済成長期に整備された施設・設備の老朽化、大地震や台風・集中豪雨等の自然災害への対策が喫緊の課題となっております。このような状況において、PFI法の施行や水道法の改正等による民間の資金、技術、ノウハウを活用する公民連携、国土強靭化計画に基づく取り組み等が着実に進展しております。また、AI、IoT等の技術革新を背景に、新たな事業機会やビジネスモデルの創出が予想されます。 一方、海外の上下水道市場では、欧米等の先進国では施設・設備の老朽化に加え、米国では水資源の確保に向けた再生水の活用、欧州では環境規制の厳格化等への対策が重点課題となっております。また、アジアの新興国等では人口増による水需要の増加に伴い、上下水道インフラ整備の需要が高まっております。今後も各国の上下水道市場における課題やニーズを背景とした事業機会の創出が予想されます。 このような市場環境を踏まえ、当社グループは長期ビジョンの実現に向けた次のステージとして、2023年度(2024年3月期)を最終年度とする「中期経営計画2023」を策定し、2023年度の経営目標である受注高1,500億円、売上高1,450億円、営業利益105億円の達成に向けて次の3点を重点課題とし、全社を挙げて取り組んでおります。 ① 基盤分野の強化と成長分野の拡大 当社グループは、EPC事業とO&M事業を基盤分野、PPP事業と海外事業を成長分野と位置付け、事業の強化及び拡大を推進します。 (基盤分野の強化) EPC事業では、今後の更新需要及び大型案件への対応を見据え、IT、AI等を活用したエンジニアリング手法を確立し、設計品質の向上、コスト競争力の強化により、更なる受注拡大と収益力の向上に取り組んでまいります。 また、O&M事業では、既設機場の継続的な受注による安定成長に加え、遠隔サポート支援体制の整備や提案活動の強化等により、新たな機場の獲得を図ります。 (成長分野の拡大) PPP事業では、当社を含むコンソーシアムが国内初の上工下水一体のコンセッション案件である「宮城県上工下水一体官民連携運営事業」を受託し、新たな公民連携の事業モデルの確立に向けて取り組んでおります。引き続き、当社の実績やノウハウを活かした地域戦略を強化し、事業の拡大を推進してまいります。 また、海外事業では、欧米を戦略エリアと位置付け、欧米のグループ企業間の連携を深め、各地域の課題に対応するビジネスモデルを創出し、更なる事業拡大を推進します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2361文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 (業績等の概要) 当期における我が国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続きました。また、世界の経済状況においても、新型コロナウイルス感染症の影響等によるサプライチェーンの停滞や半導体不足等により厳しい状況が続きましたが、持ち直しの動きもみられました。一方で、急速な円安ドル高の進行や、2022年2月に発生したロシアのウクライナ侵攻に伴う原材料価格の上昇等により、景気の下振れリスクが懸念されました。 このような状況のなか、当社グループは、2023年度(2024年3月期)を最終年度とする「中期経営計画2023」を策定し、その達成に向けて「①基盤分野の強化と成長分野の拡大」「②研究開発投資の拡大」「③持続的なESGの取り組み」を重点施策とし、全社を挙げて取り組んでまいりました。 当連結会計年度における当社グループの業績は、次表のとおりとなりました。 2021年3月 期 (百万円) 2022年3月 期 (百万円) 増減 (百万円) 増減率 (%) 売上高 133,355 135,557 +2,201 +1.7 営業利益 10,863 8,146 △2,716 △25.0 経常利益 11,053 8,751 △2,302 △20.8 親会社株主に帰属する 当期純利益 6,542 6,245 △296 △4.5 受注高 159,124 152,279 △6,844 △4.3 受注残高 169,307 186,029 +16,722 +9.9 (注)当連結会計年度より、収益認識に関する会計基準を適用しております。 また、前連結会計年度より、Wigen Companies, Inc.及びRood Wit Blauw Water B.V.を連結の範囲に含めております。 なお、前期において、退職給付信託に拠出していた株式の売却による未認識数理計算上の差異(貸方差異)の一括償却として、原価及び販売管理費への戻し入れを実施しております。同じく前期において、従業員に対する特別慰労金を支給しております。これらによる前期の営業利益への影響額は、1,735百万円となっております。 当社グループの事業は、「プラントエンジニアリング事業セグメント」に基盤分野であるEPC事業及び成長分野と位置付ける海外事業が区分され、また、「サービスソリューション事業セグメント」に基盤分野であるO&M事業及び成長分野と位置付けるPPP事業が区分されております。セグメント別の業績は次のとおりです。…
セグメント関連
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/ 原文長 約884文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注) 連結財務諸表 計上額 プラントエンジニアリング事業 サービスソリューション事業 売上高 外部顧客への売上高 76,462 56,893 133,355 133,355 セグメント間の内部 売上高又は振替高 76,462 56,893 133,355 133,355 セグメント利益 5,538 5,325 10,863 10,863 セグメント資産 56,295 54,527 110,822 20,371 131,194 その他の項目 減価償却費 722 525 1,247 1,247 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,056 560 1,617 1,617 (注) セグメント資産のうち調整額に含めた全社資産の金額は 20,371百万円 であり、その主なものは、現金及び預金、投資有価証券等であります。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注) 連結財務諸表 計上額 プラントエンジニアリング事業 サービスソリューション 事業 売上高 外部顧客への売上高 75,079 60,477 135,557 135,557 セグメント間の内部 売上高又は振替高 75,079 60,477 135,557 135,557 セグメント利益 2,103 6,042 8,146 8,146 セグメント資産 59,833 49,752 109,586 23,479 133,065 その他の項目 減価償却費 841 627 1,469 1,469 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,146 1,842 2,989 2,989 (注) セグメント資産のうち調整額に含めた全社資産の金額は 23,479百万円 であり、その主なものは、現金及び預金、関係会社株式等であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3209文字
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 東京都 19,655 14.74 21,075 15.55 (財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析) (1) 経営成績の分析 当連結会計年度における当社グループの業績は、受注高は前連結会計年度に比べ 4.3%減少 の 152,279百万円 となり、売上高は前連結会計年度に比べ 1.7%増収 の 135,557百万円 となりました。なお、セグメント別の経営成績につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (業績等の概要)」に記載のとおりであります。 売上原価は、前連結会計年度に比べ、 3.2%増加 の 107,065百万円 となりました。販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べ 8.5%増加 の 20,344百万円 となりました。 これらの結果、営業利益は前連結会計年度に比べ 25.0%減益 の 8,146百万円 となりました。また、経常利益は前連結会計年度に比べ 20.8%減益 の 8,751百万円 となりました。特別損失の計上はありません。以上により、 税金等調整前当期純利益は8,751百万円 となり、前連結会計年度に比べ 20.8%の減益 となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ 4.5%減益 の 6,245百万円 となりました。 (2) 財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ 1,871百万円増加 し、 133,065百万円 となりました。 流動資産は、現金及び預金が増加しましたが、仕掛品が減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ 310百万円減少 し、 108,939百万円 となりました。 固定資産は、公共施設等運営権並びにソフトウエア仮勘定が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ 2,181百万円増加 し、 24,125百万円 となりました。 流動負債は、買掛金が増加しましたが、前受金が減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ 5,610百万円減少 し、 56,980百万円 となりました。 固定負債は、PFI等プロジェクトファイナンス・ローン並びに退職給付に係る負債が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ 1,365百万円増加 し、 16,536百万円 となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により、前連結会計年度末に比べ 6,115百万円増加 し、 59,548百万円 となりました。…