事業の内容
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/ 原文長 約4339文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社6社により構成されており、建設機械用フィルタ及びエアフィルタ製品の開発・製造・販売を主たる事業としております。 当社グループは、フィルタビジネスを通じて社会貢献するという意思である「仕濾過事」(ろかじにつかふる)を経営理念に掲げ、創業以来約65年以上にわたり建設機械用フィルタ事業を主たる事業としておりますが、2019年8月23日付けで株式会社アクシーを傘下に加え、当連結会計年度(2019年10月1日)よりエアフィルタ事業を第2の事業ポートフォリオとして追加しております。 当社グループの各セグメントの関連は、次の通りであります。 建機用フィルタ事業 建設機械向け油圧フィルタ(以下、建機用フィルタ)、産業機械向け油圧フィルタ(以下、産業用フィルタ)、プロセス用フィルタの開発・製造・販売を行っております。 エアフィルタ事業 エアフィルタの開発・製造・販売を行っております。 当社グループについて (1) 当社グループの概要 当社グループは、創業以来、一貫してフィルタの専門メーカとして実績を重ねてきました。当社グループは、フィルタのキーパーツである「ろ材」の主な材料であるガラス繊維や不織布及びフィルタの構成部品に使用される金属加工品や樹脂加工品等の仕入を行い、建機用フィルタ、産業用フィルタ、プロセス用フィルタ、エアフィルタを製造しております。 当社グループは、各フィルタの「ろ材」の開発及び製品設計から製造をグループ内で一貫して行い、建設機械、産業機械等の業界向けに販売を行っております。 当社グループの特徴は、ろ材を内製化することで、顧客が要望する様々な仕様に対応した「ろ材」及び「ろ材構造」を独自に開発し、最適な製品を顧客へ供給できることです。特に主力品目である建機用フィルタでは、油圧ショベルが国産化された同時期からフィルタを手掛けており、搭載される回路の知識や長年に亘るノウハウは競合他社との差別化に貢献しております。 (2) 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけ 品目 事業内容及び関係会社との位置づけ 建機用フィルタ 当社及びYAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.において製造を行っております。 製品販売は、国内は当社が行っており、海外は主として各連結子会社が行っております。連結子会社の販売担当地域は次のとおりです。 YAMASHIN AMERICA INC.・・・・・・・当社製品の米国向け販売 YAMASHIN EUROPE BRUSSELS BV.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2506文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループの経営理念は「仕濾過事」(ろかじにつかふる)であります。 「仕濾過事」(ろかじにつかふる)には、フィルタビジネスを通じて社会に貢献するという意思が込められており、当社グループは、この不変のDNAを通じ、フィルタビジネスを通じて「環境」、「空気」、「健康」をテーマにESG等の社会的課題解決に取り組み、コーポレートサスティナビリティの強化に努めるとともに、企業価値の最大化を図ってまいります。 また、企業価値の最大化の実現に向け、当社グループでは以下の三つの規範(経営姿勢、使命、行動指針)を掲げております。 第1は、お客様の満足度を最優先に考える「経営姿勢」であります。当社グループはお客様と一体となり高品質で高付加価値の製品を開発提案することによりお客様に満足いただけるよう最大限の努力をしてまいります。 第2は、フィルタ業界では世界で唯一のろ材の自社開発から製造販売に至る一貫生産体制により、フィルタのスペシャリストとして、地球環境の維持・改善に貢献する、常に一歩先を行く製品の研究開発を通じ付加価値の高い製品をお客様のニーズにタイムリーに提案することでお客様に最適なサービスを提供することを最大の「使命」と考えております。 第3は、常に高い目標に挑戦し、労を惜しまず誇りと品格を持ち誠実な行動と成果を追求し続けることが当社グループの「行動指針」であります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の向上を最終的な目的として資本・資産効率を意識した経営を推進すべく、自己資本当期純利益率(ROE)、純資産利益率(ROA)、及び投下資本利益率(ROIC)等を経営指標として採用しております。 当社グループとしては、上記の指標のうち、ROEを特に重視しており、当該指標の当期の実績は3.3%となっております。また、当該指標については20%以上を目標としております。 (3)当社グループを取り巻く経営環境 当社グループの主要市場である油圧ショベルを中心とした建設機械市場の動向は、新型コロナウィルスの感染拡大による各国の経済活動の停滞により、景気後退の長期化が懸念されております。また、当社グループの主力事業である建機用フィルタ事業における建設機械市場においても、各国での緊急事態宣言の発令に伴うロックダウンの影響等により、主要得意先各社の生産活動やサプライチェーンに大きな影響が生じております。日本及び北米において需要は前年を下回り、欧州やアジアにおいても需要は減少しました。 一方、中国では、中国系建機メーカの市場占有率拡大が継続し、油圧ショベルの新車販売台数は過去最高を記録するなど需要は全体で増加しました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2506文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループの経営理念は「仕濾過事」(ろかじにつかふる)であります。 「仕濾過事」(ろかじにつかふる)には、フィルタビジネスを通じて社会に貢献するという意思が込められており、当社グループは、この不変のDNAを通じ、フィルタビジネスを通じて「環境」、「空気」、「健康」をテーマにESG等の社会的課題解決に取り組み、コーポレートサスティナビリティの強化に努めるとともに、企業価値の最大化を図ってまいります。 また、企業価値の最大化の実現に向け、当社グループでは以下の三つの規範(経営姿勢、使命、行動指針)を掲げております。 第1は、お客様の満足度を最優先に考える「経営姿勢」であります。当社グループはお客様と一体となり高品質で高付加価値の製品を開発提案することによりお客様に満足いただけるよう最大限の努力をしてまいります。 第2は、フィルタ業界では世界で唯一のろ材の自社開発から製造販売に至る一貫生産体制により、フィルタのスペシャリストとして、地球環境の維持・改善に貢献する、常に一歩先を行く製品の研究開発を通じ付加価値の高い製品をお客様のニーズにタイムリーに提案することでお客様に最適なサービスを提供することを最大の「使命」と考えております。 第3は、常に高い目標に挑戦し、労を惜しまず誇りと品格を持ち誠実な行動と成果を追求し続けることが当社グループの「行動指針」であります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の向上を最終的な目的として資本・資産効率を意識した経営を推進すべく、自己資本当期純利益率(ROE)、純資産利益率(ROA)、及び投下資本利益率(ROIC)等を経営指標として採用しております。 当社グループとしては、上記の指標のうち、ROEを特に重視しており、当該指標の当期の実績は3.3%となっております。また、当該指標については20%以上を目標としております。 (3)当社グループを取り巻く経営環境 当社グループの主要市場である油圧ショベルを中心とした建設機械市場の動向は、新型コロナウィルスの感染拡大による各国の経済活動の停滞により、景気後退の長期化が懸念されております。また、当社グループの主力事業である建機用フィルタ事業における建設機械市場においても、各国での緊急事態宣言の発令に伴うロックダウンの影響等により、主要得意先各社の生産活動やサプライチェーンに大きな影響が生じております。日本及び北米において需要は前年を下回り、欧州やアジアにおいても需要は減少しました。 一方、中国では、中国系建機メーカの市場占有率拡大が継続し、油圧ショベルの新車販売台数は過去最高を記録するなど需要は全体で増加しました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3279文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 経営成績 当連結会計年度(2019年4月1日~2020年3月31日)における世界経済は、新型コロナウィルスの感染拡大による各国の経済活動の停滞により、景気後退の長期化が懸念されております。また、当社グループの主力事業である建機用フィルタ事業における建設機械市場においても、各国での緊急事態宣言の発令に伴うロックダウンの影響等により、主要得意先各社の生産活動やサプライチェーンに大きな影響が生じております。日本では、需要は前年を下回り、2020年4月以降、緊急事態宣言の発令や東京オリンピックの開催延期が決定されるなど先行き不透明感が増しております。北米では、米中貿易摩擦については部分合意がなされる等、事態の沈静化が図られたものの、2020年1~3月期のGDPは大幅なマイナス成長となり、需要は前年を下回りました。欧州では、英国のEU離脱問題の収束により不透明感は払拭されましたが、需要は減少しました。東南アジアでは、インフラ整備に伴う潜在的な需要はあるものの、日本や欧米諸国と同様、需要は減少しました。 一方、中国では、当社の主要得意先各社の市場占有率が大幅に縮小する中、中国系建機メーカの市場占有率拡大が継続し、油圧ショベルの新車販売台数は過去最高を記録するなど需要は全体で増加しました。このような市場環境の中、新型コロナウィルスの感染拡大により停滞していた経済活動が2020年3月以降回復の兆しを見せており、今後、政府主導による公共事業投資に伴う建機需要の下支えや、2021年度中に予定される第4次環境規制対応に向けた新車の駆け込み需要等が想定されることから引き続き需要の増加が見込まれます。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、株式会社アクシーを連結子会社化したことにより、報告セグメントを「建機用フィルタ事業」と「エアフィルタ事業」とに区分しております。 (建機用フィルタ事業) 当連結会計年度(2019年4月1日~2020年3月31日)において、当社グループは、既存ビジネスである建機用フィルタ事業においては、当社の強みである油圧ショベルの作動油回路用フィルタ製品を主軸に、新素材やIoT技術を活かしたフィルタ製品のラインナップの充実を図り、純正部品の採用率向上に努めました。とりわけ、世界最大の建機市場である中国市場においては、中国系建機メーカへのリターンフィルタを主軸とした当社製品の新規採用に向けた取り組みを強化しており、その採用実績は増加しております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約900文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) 前連結会計年度における当社グループの報告セグメントは、単一セグメントであったため記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 建機用フィルタ 事業 エアフィルタ 事業 売上高 外部顧客への売上高 11,296,755 1,377,460 12,674,215 12,674,215 セグメント間の内部 売上高又は振替高 167 167 △ 167 11,296,755 1,377,627 12,674,382 △ 167 12,674,215 セグメント利益 654,548 122,953 777,501 △ 15 777,486 セグメント資産 15,990,095 5,600,489 21,590,585 21,590,585 その他の項目 減価償却費 603,444 18,460 621,905 621,905 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 705,662 2,705,576 3,411,239 3,411,239 (注)1.セグメント間取引消去によるものであります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 (1)報告セグメントごとの資産に関する情報 当連結会計年度において、株式会社アクシーの全株式を取得し、新たに連結の範囲に含めております。これにより、前連結会計年度の末日に比べ、当連結会計年度の報告セグメントの資産の金額は「エアフィルタ事業」において5,600,489千円増加しております。 (2)報告セグメントの変更等に関する事項 当社グループの報告セグメントは、従来より「建機用フィルタ事業」の単一セグメントでありましたが、当連結会計年度より、株式会社アクシーが連結子会社になったことに伴い、報告セグメント「エアフィルタ事業」を追加しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2424文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度においては10%未満のため記載を省略しております。 相手先 前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) CATAPILLAR INC. 1,416,953 10.3 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り及び予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (2) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループへの影響としては、特定市場への依存や他社との競合など経済状況の変動を含め、様々な要因が挙げられます。詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、認識しております。これらのリスクについては発生の回避を図るとともに発生した場合にはその対応に努める所存です。 (3) 経営成績の分析 当連結会計年度において、 売上高は126億74百万円 ( 前年同期比8.2%減 )、 営業利益は7億77百万円 ( 前年同期比60.4%減 )、 経常利益は6億3百万円 ( 前年同期比68.5%減 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は6億8百万円 ( 前年同期比57.0%減 )となりました。経営成績に重要な影響を与えた要因は、次のとおりであります。 ① 売上高 当連結会計年度の売上高は、2019年10月よりエアフィルタ事業の新規取込みにより増収しましたが、建機用フィルタ事業において、新型コロナウイルスの感染拡大による各国の経済活動の停滞や主要な得意先の生産調整等の影響により減収したことにより、126億74百万円(前年同期比8.2%減)となりました。 ② 販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、 47億44百万円 ( 前年同期比5.1%増 )となり、前年同期に比べ 2億28百万円増加 しました。これは主として、新規連結子会社の増加によるものです。…