事業の内容
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/ 原文長 約1282文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社並びに連結子会社49社及び持分法適用会社15社から構成されており、Webサービス事業、出版事業、映像・ゲーム事業、その他を事業領域としています。 当社は、ゲーム情報ポータル事業を行う事業持株会社として運営してまいりましたが、平成29年7月3日をもって、環境変化へのスピーディーな対応を行うとともに、新中期ビジョンに掲げた「ネット時代のメディアミックスの進化」を着実に推進すべく、①グループのリソースとノウハウを活かしたシナジー事業や新規事業の積極化、②事業子会社における迅速な事業執行、③持株会社におけるグループの迅速な経営判断の実現を目的として純粋持株会社へ移行し、ゲーム情報ポータル事業を会社分割により新設会社である㈱Gzブレインに承継させました。 なお、次の4つに区分された事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げる事業別セグメント情報の区分と同様です。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業区分 主な事業内容 主な関係会社 Webサービス事業 (ポータル)動画コミュニティサービスの運営等 ㈱ドワンゴ (ライブ) 各種イベントの企画・運営、イベント会場の 賃貸等 ㈱ドワンゴ、 ㈱MAGES.、 ㈱Gzブレイン (モバイル)モバイルコンテンツの配信等 ㈱ドワンゴ 出版事業 書籍の出版・販売等 ㈱KADOKAWA、 ㈱ビルディング・ブックセンター、 ㈱角川アスキー総合研究所、 ㈱角川メディアハウス、 台湾角川股份有限公司、 YEN PRESS, LLC、 広州天聞角川動漫有限公司 電子書籍・電子雑誌の出版・販売等 ㈱KADOKAWA、㈱ブックウォーカー 雑誌の出版、雑誌及びWeb広告の販売等 ㈱KADOKAWA、㈱毎日が発見、 ㈱Gzブレイン 映像・ゲーム事業 映像パッケージソフトの販売、映画の企画・製作・配給、 映像配信権の許諾等 ㈱KADOKAWA、㈱角川大映スタジオ、 グロービジョン㈱、 ㈱ムービーウォーカー、 ㈱ドコモ・アニメストア* ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・ 開発・販売等 ㈱KADOKAWA、㈱角川ゲームス、 ㈱スパイク・チュンソフト、 ㈱フロム・ソフトウェア、 ㈱MAGES. その他 デジタルコンテンツに関する音楽等の制作業務・販売等、声優・歌手の発掘・育成のスクール運営等 ㈱MAGES.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2410文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「不易流行」を経営理念とし、変化を恐れずに挑戦をし続け、ネット時代の新たなビジネスモデルとなる“世界に類のないコンテンツプラットフォーム”を確立することを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは営業利益及び営業キャッシュ・フローを主な経営指標とし、収益性を向上させることを目指しております。 (3)経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループの事業領域におけるマーケット環境について見渡しますと、出版市場は縮小している一方、電子書籍市場は拡大しております。また、高速通信網の整備によるスマートフォンをはじめとした各種デバイスの急速な普及に伴い、ネットワークエンタテインメント市場も拡大しており、メディアを取り巻く環境は大きな変化を続けております。このような環境下、当社グループは、コンテンツ創造力を継続的に成長させ、そこから生まれる潤沢で強力なIPをより多くのお客様に対して様々なメディアを駆使して展開することで、複数の事業領域を横断するビジネスを推進し、収益最大化を目指してまいります。 事業別の状況並びに課題は以下のとおりであります。 ①Webサービス事業 Webサービス事業では、斬新なアイデアや高いネットワーク技術力による他にはない魅力あるサービス・コンテンツを提供いたします。 Webサービス事業のうち、ポータルでは、様々なネットサービスが次々と誕生し、ユーザーのニーズが多様化していることから、従来の「niconico」の延長線上にある機能・サービスでは減少傾向にある有料会員数を再び増加させることは易しくないと認識しております。そのため「niconico」では、インフラ基盤を一新し、ログイン無しでの動画視聴、投稿可能な動画ファイルのサイズ拡大、動画再生までの待ち時間の短縮、画質の向上や速度の改善等を実現いたしました。また、平成31年3月期にリリースを予定しております、新バージョン「niconico(く)」では、「niconico」ならではの新機能の実装や機能改善等を行い、ユーザーによりご満足頂けるサービスを提供できるよう開発を進めてまいります。 ライブでは、「ニコニコ超会議」や「ニコニコ超パーティー」、「ニコニコ町会議」など、「niconico」のコンテンツをリアルの場でユーザーに体験して頂ける新しい形のエンタテインメントの創造を目指してまいります。様々なイベントを通じて「niconico」の認知度だけでなく、ユーザーのロイヤリティの向上を目指してまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2410文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「不易流行」を経営理念とし、変化を恐れずに挑戦をし続け、ネット時代の新たなビジネスモデルとなる“世界に類のないコンテンツプラットフォーム”を確立することを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは営業利益及び営業キャッシュ・フローを主な経営指標とし、収益性を向上させることを目指しております。 (3)経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループの事業領域におけるマーケット環境について見渡しますと、出版市場は縮小している一方、電子書籍市場は拡大しております。また、高速通信網の整備によるスマートフォンをはじめとした各種デバイスの急速な普及に伴い、ネットワークエンタテインメント市場も拡大しており、メディアを取り巻く環境は大きな変化を続けております。このような環境下、当社グループは、コンテンツ創造力を継続的に成長させ、そこから生まれる潤沢で強力なIPをより多くのお客様に対して様々なメディアを駆使して展開することで、複数の事業領域を横断するビジネスを推進し、収益最大化を目指してまいります。 事業別の状況並びに課題は以下のとおりであります。 ①Webサービス事業 Webサービス事業では、斬新なアイデアや高いネットワーク技術力による他にはない魅力あるサービス・コンテンツを提供いたします。 Webサービス事業のうち、ポータルでは、様々なネットサービスが次々と誕生し、ユーザーのニーズが多様化していることから、従来の「niconico」の延長線上にある機能・サービスでは減少傾向にある有料会員数を再び増加させることは易しくないと認識しております。そのため「niconico」では、インフラ基盤を一新し、ログイン無しでの動画視聴、投稿可能な動画ファイルのサイズ拡大、動画再生までの待ち時間の短縮、画質の向上や速度の改善等を実現いたしました。また、平成31年3月期にリリースを予定しております、新バージョン「niconico(く)」では、「niconico」ならではの新機能の実装や機能改善等を行い、ユーザーによりご満足頂けるサービスを提供できるよう開発を進めてまいります。 ライブでは、「ニコニコ超会議」や「ニコニコ超パーティー」、「ニコニコ町会議」など、「niconico」のコンテンツをリアルの場でユーザーに体験して頂ける新しい形のエンタテインメントの創造を目指してまいります。様々なイベントを通じて「niconico」の認知度だけでなく、ユーザーのロイヤリティの向上を目指してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4949文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、出版から総合メディア企業を目指す㈱KADOKAWAと、ネットとリアルの融合を目指すIT企業㈱ドワンゴの創造性を結集し、あらゆるコンテンツの価値を高めるプラットフォーマーとして、世界に類のない企業体への飛躍を目指しております。 日々新たなサービスが生まれ、競争環境が変化するインターネットサービス市場においては、高度な技術力に裏付けされた独創的なコミュニケーションの場を提供し、多様なユーザーニーズにお応えしております。リアルなイベントとの連携がユニークなカルチャーを創出し、UGC(ユーザー生成コンテンツ)が広がっていく中、出版、映像、ゲーム等の制作で積み上げてきた企画力、編集力等を駆使して魅力あるコンテンツを創造し、あらゆるメディアにマルチ展開させて収益を最大化させるメディアミックス戦略を積極展開しております。 コンテンツのデジタル化が加速する状況下、電子書籍や、アニメを中心とした海外での動画配信は需要が高まっております。高い競争力を持つコンテンツとネットワーク技術を最大限活用しながら、海外拠点での拡販や、日本のコンテンツのリアルな体験を提供するインバウンド関連事業など、新たなビジネスの創造をグローバルに図っております。また、デジタルネイティブ世代のニーズを探りながら、新たなインターネットサービスの投入準備を進めております。 既存の出版ビジネスにおいては、書籍を一部単位で高品質かつ低コストにオンデマンド印刷できる製造・物流一体の最新鋭工場(平成32年4月フル稼働予定)を建設して製造原価と返品率を低下させ、絶版を無くすことで価値を長期にわたって保存する、画期的な取り組みを進めております。 当連結会計年度における各セグメント別の業績は、以下のとおりであります。 Webサービス事業の売上高は290億23百万円(前年同期比7.2%減)、セグメント損失(営業損失)は10億67百万円(前年同期 営業利益28億15百万円)となりました。 ポータルでは、日本最大級の動画プラットフォームである「niconico」における「ニコニコプレミアム会員」のサービス収入を柱とし、ウェブサイト上のバナー等の広告、有料動画等の関連収益を計上しております。期初には平成29年10月を予定していた「niconico」の新バージョン(く)(読み方:クレッシェンド)のリリースやスマートフォン向けの新サービスの投入が遅延するなかで「ニコニコプレミアム会員」は当連結会計年度末で207万人に減少しました。また、様々な最先端の機能の開発投資負担や既存サービスの改善費用負担が主な減益要因となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1993文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表 計上額 (注)3 Webサービス 出版 映像・ゲーム 売上高 外部顧客への売上高 31,020 111,450 43,769 19,465 205,705 12 205,717 セグメント間の内部売上高又は振替高 254 1,561 633 744 3,194 △ 3,194 31,275 113,012 44,402 20,209 208,899 △ 3,182 205,717 セグメント利益又は損失(△) 2,815 8,342 3,312 △ 1,635 12,835 △ 4,415 8,419 セグメント資産 9,768 49,007 45,596 22,250 126,622 120,327 246,949 その他の項目 減価償却費 1,289 2,406 691 401 4,790 468 5,258 のれんの償却額 95 94 29 219 219 持分法適用会社への投資額 151 4,967 5,125 5,125 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 2,025 3,843 259 384 6,514 642 7,156 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、教育事業等を含んでおります。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△4,415百万円の主な内訳は、セグメント間取引消去136百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益1,704百万円、全社費用△6,257百万円であります。 (2)セグメント資産の調整額120,327百万円は、セグメント間消去△2,723百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産の金額123,050百万円が含まれております。全社資産は、主に金融資産(現金及び預金、投資有価証券等)及び管理部門に係る資産であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額642百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額であります。 3.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2359文字
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 日本出版販売㈱ 24,123 11.5 22,393 10.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、会計上の見積りが必要となる事項については、過去の実績や将来計画等を考慮し、「棚卸資産の評価に関する会計基準」「金融商品に関する会計基準」「固定資産の減損に係る会計基準」「資産除去債務に関する会計基準」「退職給付に関する会計基準」「税効果会計に係る会計基準」等の会計基準に基づいて会計処理を実施しております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。 b.財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて41億58百万円減少し、2,427億90百万円となりました。自己株式の取得、賞与の支払及び長期借入金の返済等により現金及び預金が減少しました。 負債は、前連結会計年度末に比べて15億62百万円減少し、1,336億62百万円となりました。支払手形及び買掛金並びに預り金が増加した一方で、賞与引当金が減少し、さらに返済により長期借入金も減少しました。 純資産は、前連結会計年度末に比べて25億96百万円減少し、1,091億28百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことにより利益剰余金が増加した一方で、配当金の支払等により資本剰余金が減少し、さらに自己株式の取得により株主資本が減少しました。 c.資本の財源及び資金の流動性 (a) キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 また、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、以下のとおりであります。…