事業の内容
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/ 原文長 約2572文字
3【事業の内容】 当社グループは、事業持株会社である当社(株式会社メディアドゥ)、子会社16社及び関連会社3社により構成されております。ビジョンには、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」を掲げ、日本国著作権法第一章 総則の第一条に謳われる「著作物は文化の発展に寄与」、「著作物の利用と保護の調和」を第一義に、デジタル化された数多くの著作物をより多くの人に届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、また新たな著作物が創造されるよう“著作物の健全なる創造サイクル”を実現することを目指しております。 具体的には、『電子書籍流通事業』と『戦略投資事業』としてセグメントを区分し、事業を展開しております。 『電子書籍流通事業』は、電子書籍の流通拡大に貢献する役割を担い、当社の中核事業となっている取次事業に加え、自社運営電子書店“コミなび”を株式会社クレディセゾンとの業務提携によりリニューアルした“まんがセゾン”等の事業によって構成されています。『戦略投資事業』は、インプリント事業/IP・ソリューション事業/国際事業/FanTop事業の4事業によって構成され、電子書籍流通事業に比肩する第二の収益軸の確立に向けて、出版バリューチェーンの上流・下流の双方で多様なサービス・ソリューションを提供しております。 それぞれの事業の内容は以下の通りであります。 (1)電子書籍流通事業 電子書籍流通事業では、国内出版社をはじめとするコンテンツホルダーから電子書籍コンテンツを預かり、システムを介して電子書店向けに取次を行うことを主業務としております。取次業務については、各出版社と各電子書店間の個別契約仲介や、デジタルデータの検証作業、自社システムへの登録、各電子書店への配信及び自社運営の電子書店での販売等、幅広く電子書籍流通を推進しております。 システムソリューション以外の面においても、営業・サポート体制を構築し、戦略企画、電子書籍運営コンサルテーション、電子書店サイト制作・運営サポート、各出版社・電子書店のキャンペーンの管理等を行っております。 具体的には、下記のような2つのサービス形態を中心とした事業展開をしております。 ① 「電子書籍取次」 電子書店向けに電子書籍コンテンツの取次販売を行っております。 ② 「自社電子書店の運営/電子書籍ストアシステムの提供」 資本業務提携契約を締結している株式会社クレディセゾンと自社運営電子書店“まんがセゾン”の運営を行っております。 また、アライアンスパートナー企業が運営する電子書店に対して、電子書籍ストアシステムを提供しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約9818文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、著作物を公正利用のもと、出来るだけ広く頒布し著作者に収益を還元するという「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッションに、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」をビジョンに掲げ、日本における文化の発展、及び豊かな社会づくりに貢献するため、積極的な業容拡大と企業価値の向上に取り組んでおります。また、日本国著作権法第一章 総則の第一条に謳われる『著作物は文化の発展に寄与』、『著作物の利用と保護の調和』を第一義に、デジタル化されて数多くの著作物をより多くの人に届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、また新たな著作物が創造されるよう“著作物の健全なる創造サイクル”の構築を目指して事業を行っております。 (2)中長期の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2022年4月に、2023年2月期を初年度とする5カ年(2023年2月期~2027年2月期)の中期経営計画(※)を策定し、“Publishing Platformer”としてコンテンツ業界のDXを支えるべく事業を推進しております。 当社グループが持つ最大の「強み」は、電子書籍流通における圧倒的なポジションだと考えております。具体的には、当社グループの取引先は、出版社2,200社以上、電子書店150店以上を数え、流通総額は1,700億円(2024年2月期時点)、電子書籍における流通シェアは約3割(いずれも当社試算)と流通の中核機能を担っていること、加えて、大手出版社の株式会社小学館、株式会社講談社、株式会社集英社等(保有株数順)や紙書籍取次大手の株式会社トーハンが当社株主として参画しており、業界からの支援を得られることなどがあります。当社グループの強みであり最大の資産でもある圧倒的なポジションを生かしながら、正規版を取り扱うことができる取引先との信頼関係とともに、電子書籍流通事業に次ぐ第二の収益軸の構築に向け戦略投資事業として4つの事業を展開しております。 (※)中期経営計画における業績目標数値については昨今の外部・内部環境を踏まえ見直し中です。 [経営戦略] ① 紙書籍も含めた出版業界における地位固めと新規事業の収益化による第二の事業軸の確立 当社グループは、各事業を電子書籍流通事業及び戦略投資事業の2つ、さらに戦略投資事業を4つのセグメントに分類し、中期経営計画において以下の取組みを進めております。 イ.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約9818文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、著作物を公正利用のもと、出来るだけ広く頒布し著作者に収益を還元するという「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッションに、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」をビジョンに掲げ、日本における文化の発展、及び豊かな社会づくりに貢献するため、積極的な業容拡大と企業価値の向上に取り組んでおります。また、日本国著作権法第一章 総則の第一条に謳われる『著作物は文化の発展に寄与』、『著作物の利用と保護の調和』を第一義に、デジタル化されて数多くの著作物をより多くの人に届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、また新たな著作物が創造されるよう“著作物の健全なる創造サイクル”の構築を目指して事業を行っております。 (2)中長期の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2022年4月に、2023年2月期を初年度とする5カ年(2023年2月期~2027年2月期)の中期経営計画(※)を策定し、“Publishing Platformer”としてコンテンツ業界のDXを支えるべく事業を推進しております。 当社グループが持つ最大の「強み」は、電子書籍流通における圧倒的なポジションだと考えております。具体的には、当社グループの取引先は、出版社2,200社以上、電子書店150店以上を数え、流通総額は1,700億円(2024年2月期時点)、電子書籍における流通シェアは約3割(いずれも当社試算)と流通の中核機能を担っていること、加えて、大手出版社の株式会社小学館、株式会社講談社、株式会社集英社等(保有株数順)や紙書籍取次大手の株式会社トーハンが当社株主として参画しており、業界からの支援を得られることなどがあります。当社グループの強みであり最大の資産でもある圧倒的なポジションを生かしながら、正規版を取り扱うことができる取引先との信頼関係とともに、電子書籍流通事業に次ぐ第二の収益軸の構築に向け戦略投資事業として4つの事業を展開しております。 (※)中期経営計画における業績目標数値については昨今の外部・内部環境を踏まえ見直し中です。 [経営戦略] ① 紙書籍も含めた出版業界における地位固めと新規事業の収益化による第二の事業軸の確立 当社グループは、各事業を電子書籍流通事業及び戦略投資事業の2つ、さらに戦略投資事業を4つのセグメントに分類し、中期経営計画において以下の取組みを進めております。 イ.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6258文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 なお、当社グループでは展開する事業を『電子書籍流通事業』と『戦略投資事業』の2つのセグメントに区分しております。 『電子書籍流通事業』は、電子書籍の流通拡大に貢献する役割を担い、当社の中核事業となっている取次事業に加え、自社運営電子書店“コミなび”を株式会社クレディセゾンとの業務提携によりリニューアルした“まんがセゾン”等の事業によって構成されています。『戦略投資事業』は、インプリント事業/IP・ソリューション事業/国際事業/FanTop事業の4事業によって構成され、電子書籍流通事業に比肩する第二の収益軸の確立に向けて、出版バリューチェーンの上流・下流の双方で多様なサービス・ソリューションを提供しております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上5類に移行したことに伴う行動制限の緩和により、国内における個人消費やインバウンド需要が増加し、経済・社会活動の正常化の動きがみられたものの、ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクの長期化や金利・為替相場の変動、物価上昇の進行等もあり、依然として景気動向の先行きは不透明な状況が続いております。 電子書籍市場においては、行動制限の緩和による人流の変化を加味し、出版社や電子書店が広告戦略やマーケティング施策を見直した影響で市場の拡大ペースが鈍化しました。電子書籍市場は今後も成長を続けていくものの、成熟期に入ったものとみております。 なお、2023年における電子出版市場規模は5,351億円となり、前年の5,013億円から338億円増加(6.7%増)いたしました。うち、電子コミックは7.8%増の4,830億円、電子書籍(文字もの)が1.3%減の440億円、電子雑誌が8.0%減の81億円となりました。(出所:公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所) このような状況の下、当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態は以下の通りとなりました。 a)経営成績 当連結会計年度においては、電子書籍流通事業における主要取引先であったLINE Digital Frontier株式会社が運営する「LINEマンガ」向けのバックエンド業務が株式会社イーブックイニシアティブジャパンへ移管されたことで、一過性の減収影響(約110億円)を受けております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約1132文字
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 該当事項はありません。 (1株当たり情報) 前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 1株当たり純資産額 1,082.72円 1,070.86円 1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) 68.35円 △21.08円 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 68.35円 -円 (注)1.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日) 純資産の部の合計額(百万円) 16,772 16,208 純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 77 25 (うち新株予約権(百万円)) (0) (-) (うち非支配株主持分(百万円)) (77) (25) 普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 16,695 16,182 1株当たり純資産額の算定に用いられた 期末の普通株式の数(株) 15,419,702 15,111,657 3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円) 1,057 △319 普通株主に帰属しない金額(百万円) 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円) 1,057 △319 普通株式の期中平均株式数(株) 15,465,550 15,146,347 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益調整額 (百万円) 普通株式増加数(株) 747 (うち新株予約権(株)) (747) (-) 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要 (重要な後発事象) 該当事項はありません。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2249文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ㈱ 21,079 20.7 24,196 25.7 Amazon Services International LLC 14,070 13.8 14,880 15.8 LINE Digital Frontier㈱ 12,779 12.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a)経営成績等に関する分析 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。 b)経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」をご参照ください。 c)資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループでは、中長期にわたり持続的な成長を図るべく、運転資金においてコンテンツ制作費のほか、優秀な人材確保のための採用費用及び人件費等の販売費及び一般管理費等への資金需要があります。加えて、M&Aや資本業務提携、新規事業開発といった戦略投資に係る資金需要があります。 また、設備資金需要といたしましては、新規基幹システムの開発及び新規サービスのためのソフトウエアへの投資等があります。 (財務政策) 当社グループの事業活動の中長期的な拡大と高度化に必要な資金を安定的に確保するとともに、財務・財政状態の健全性及び機動性に配慮しながら資本コストの最適化を図るべく、運転資金については内部資金の活用及び金融機関からの借入を中心として賄い、戦略投資に係る資金については、内部資金に加えて、金融機関からの借入やエクイティファイナンスといった多様な資金調達手段から調達時の状況に応じた最適な手段を選択し、資金調達を行ってまいります。…