事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは2022年3月31日現在、当社、連結子会社133社及び関連会社10社により構成されております。 当社グループは、人材にまつわる様々なサービスを提供する総合人材サービスを運営しております。人生100年時代における新しいはたらき方、雇用のあり方を提案し、あらゆる個人のワークエンゲージメント向上に貢献することを通じて、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指しております。Strategic Business Unit(以下、「SBU」)体制の下、意思決定の迅速化を図り、グループ全体の事業成長を目指しております。あらゆる個人のあらゆるライフステージにおいて個人に合わせたはたらき方の選択肢を提供するほか、テクノロジーを積極的に活用することで、新しいはたらき方や雇用の在り方を創造し、APAC地域における事業・経営基盤の強化を実施することで、着実な企業価値向上を目指してまいります。 当社グループの各セグメントにおける主な事業内容は次のとおりであります。 ①Staffing SBU <人材派遣事業> 当社グループが行う人材派遣事業は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という。)の規定に従い、労働者派遣事業の許可を受けて行う人材派遣事業であります。 人材派遣(労働者派遣)を行うにあたっては、派遣での就業を望む労働者を広く募集し、当社グループが定めた登録基準及び登録手続きに則り登録した労働者(以下「派遣スタッフ」という。)の中から、企業の依頼内容(期間・業務内容・必要とされる経験や技能等)に適した派遣スタッフを選定し、企業と当社グループとの間で派遣契約(期間・業務内容等を定めるもの)を締結、また派遣スタッフと当社グループとの間で期間を定めた雇用契約(期間・業務内容・就業条件等を定めるもの)を締結したうえで企業に派遣しております。労働者派遣は、派遣スタッフの雇用者(当社グループ)と使用者(派遣先企業)が異なることが特徴であり、派遣スタッフは派遣先企業での就業において派遣先企業から指揮命令を受け、派遣契約で定めた業務を行います。 当社グループと派遣先企業、派遣スタッフの関係は次の図のようになります。 <Business Process Outsourcing(BPO)事業> 当社グループが行うBPO事業は、企業と業務委託契約を締結し、業務コンサルティング及び業務設計、業務の運営・管理等を行うものであります。 業務委託契約に基づき、受託対象となる業務について業務フローや工数、運用上の課題把握等、現状分析を行い、新たな業務フローの設計や運営体制の構築、業務マニュアルの作成等を含めたBPOサービスを提供しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(1) 経営環境及び当社の経営方針 当社は、国内での労働力人口の減少等を背景とした、日々刻々と変化する労働市場の中で、中途採用の積極化、女性や高齢者、外国人等の活躍の推進等、人材サービス業界の社会的役割、当社グループの果たすべき役割やその責任は大きいものと捉えております。また、当社は、「人生100年時代」において、世界的に寿命が延びていく中で“はたらく”期間が長くなることから、生涯にわたって様々な仕事をする機会が多くなり、加えて、「テクノロジー、AIの進化」により、あらゆる産業における個人のはたらき方が変化すると想定しております。 2030年時点の社会を予測しながら、“はたらく”世界の変容を捉え、「人生100年時代」における新しいはたらき方、そして企業や組織の新たな雇用のあり方を提案し続けることで、当社グループビジョン「はたらいて、笑おう。」を実現できる企業を目指してまいります。 (2)価値創造ストーリーについて グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現のため、企業活動と社会貢献のサイクルを「2030年に向けた価値創造ストーリー」として設計しました。これまで培ってきた価値創造の源泉を磨き、事業活動の成長につなげてまいります。その結果として、社会的価値と経済的価値の双方を高め、新たな価値の創造を実現します。同時に、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)達成に貢献してまいります。 価値創造ストーリーを実現するために、事業活動において3つの重点戦略を策定いたしました。 a.『個人』にフォーカスする すべてのはたらく個人のワークエンゲージメント向上に資する取り組みに、優先的に投資を行います。「はたらく個人」の視点から、よりよい仕事、よりよいはたらき方、よりよい人生とはなにかを見つめ、これからの未来を形づくる多様な“はたらく”を創造し、支援していきます。具体的には、ライフステージの変化や適性・能力に合わせたはたらく機会と気づきの提供を行います。また、仕事選びのタイミングだけではなく、はたらく個人の生涯に寄り添い続けるパートナーとして、仕事以外の領域での支援も行います。すべてのライフステージにおいて、継続的に十分な選択肢を得られるよう、学びの機会を提供してまいります。 b.『テクノロジー』を武器にする テクノロジーを最大限活用し、デジタルトランスフォーメーションを推進することで、新たなはたらき方や、雇用のあり方を提案してまいります。これまで蓄積された膨大な個人・法人のデータを分析、活用するための基盤整備を行い、人材派遣、人材紹介等の基盤事業においてデジタル化を推進することで、さらに高度化してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)業績等の概要 ①業績 当社グループは、日本国内及びAPAC地域で、人材派遣及び人材紹介を主力として幅広く人材関連サービスを提供しております。 当連結会計年度の国内の事業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続いていることから、先行きの不透明感は依然残っておりますが、日本国内の有効求人倍率(季節調整値)は2022年3月には1.22倍となり、人材需要は回復基調にあります。当社においても、人材紹介事業の足元の受注状況は、既にCOVID-19前の水準まで回復しております。APAC地域でも、一部の地域でCOVID-19の影響は残っておりますが、総じて経済は回復基調にあります。また豪州においては円に対する豪ドル高が進みました。 このような事業環境の下、Staffing SBUは堅調に推移し、Career SBUにおいても順調に業績が回復しました。他のSBUにおいても増収となった結果、当連結会計年度の連結売上高は、1,060,893百万円(前連結会計年度比11.6%増)となりました。利益面では、Staffing SBUでは収益性の高いBPO(Business Process Outsourcing)領域の増収が寄与したことや、その他のSBUにおいてもCOVID-19禍からの需要の戻りによる売上の回復が進んだことで、全てのSBUで増益または赤字幅が縮小し、全体の営業利益は、48,143百万円(同87.2%増)となりました。また、経常利益は、49,484百万円(同73.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、31,523百万円(同105.5%増)となりました。 セグメントの業績(セグメント間内部取引消去前)は次のとおりであります。 セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 増減 百万円 百万円 百万円 Staffing 売上高 営業利益 530,240 29,123 575,743 39,359 45,502 10,236 8.6 35.1 Career 売上高 営業利益 59,568 331 75,279 7,264 15,710 6,932 26.4 2,088.9 Professional Outsourcing 売上高 営業利益 113,095 4,028 121,109 6,934 8,014 2,906 7.1 72.1 Solution 売上高 営業利益 5,702 △4,809 11,169 △3,058 5,467 1,751 95.9 Asia Pacific 売上高 営業利益 251,447 △2,235 290,138 1,042 38,691 3,278 15.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他(注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 Staffing Career Professional Outsourcing Solution Asia Pacific 売上高 外部顧客への売上高 526,961 58,946 102,885 5,187 251,444 945,426 5,291 950,718 950,722 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,278 622 10,209 514 14,627 6,172 20,799 △ 20,799 530,240 59,568 113,095 5,702 251,447 960,053 11,464 971,517 △ 20,795 950,722 セグメント利益又は損失(△) 29,123 331 4,028 △ 4,809 △ 2,235 26,437 △ 1,156 25,281 442 25,724 セグメント資産 159,957 73,951 63,266 7,789 114,451 419,416 9,195 428,611 △ 47,432 381,179 その他の項目 減価償却費 (注)4 1,883 1,770 624 1,107 4,128 9,515 99 9,615 1,144 10,760 持分法適用会社への投資額 361 131 542 1,036 1,036 1,036 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (注)4 2,166 2,212 778 2,376 1,862 9,397 526 9,924 1,819 11,744 減損損失 70 96 167 167 167 のれんの償却額 1,844 1,622 900 33 2,050 6,451 234 6,686 6,686 のれんの未償却残高 9,318 18,823 8,541 237 27,897 64,818 1,932 66,751 66,751 当連結会計年度(自2021年4月1日 至2022年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他(注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 Staffing Career Professional Outsourcing Solution Asia Pacific 売上高 外部顧客への売上高 572,314 73,806 107,959 10,501 290,136 1,054,717 6,166 1,060,883 1,060,893 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,428 1,473 13,150…