事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約962文字
3 【事業の内容】 当社及び連結子会社JFEコムサービス株式会社並びに株式会社アイエイエフコンサルティング(以下、当社グループという)は、情報システムの企画、設計、開発、運用、保守を行うシステム・インテグレーション(SI)に加え、特徴あるソリューションや自社プロダクトを活用したシステムの構築及び業務システムを支えるITインフラソリューションを主たる業務としております。主な事業内容は以下のとおりであります。 <業務システム開発事業> 顧客の多様な業務ニーズに対応した、各業種・分野の業務システムのSIを行っております。 (主な対象分野) ・製造、流通業界向け:販売、生産・物流、会計、原価、購買、需給、品質等のシステム開発、保守 ・金融業界向け:勘定系、年金、クレジットカード等のシステム開発、保守 <プロダクト・ソリューション事業> 自社開発及び他社より導入したソフトウエア商品の開発、販売及びそれらを適用したSIを行っております。 (主な対象分野) ・ERP(*1) ・サプライチェーンマネジメントシステム ・BI(*2) ・原価管理システム、購買管理システム、人事給与システム ・eコマース、システム連携 ・電子帳票システム(帳票データの電子化) ・食品業界向け品質情報管理システム、製法管理システム <基盤サービス事業> 情報通信基盤の構築、運用及びそれらを利用したITインフラソリューションを提供しております。 (主な対象分野) ・クラウドサービス、サーバ仮想化サービス ・情報セキュリティ支援サービス ・緊急地震速報サービス ・音声クラウドサービス ・情報通信機器販売及び付帯サービス(LAN構築、ヘルプデスク等) (*1) ERP:Enterprise Resource Planning 企業の持つ様々な資源(人材、資金、設備、資材、情報など)を統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の全体最適を目指す手法。また、そのために導入・利用される統合型業務ソフトウエアパッケージのこと。 (*2) BI:Business Intelligence 経営・会計・情報処理などの組織のデータを収集・蓄積・分析・報告することで、経営上などの意思決定に役立てる手法や技術のこと。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1001文字
(1) 経営方針、経営環境及び経営戦略等 当社グループは、先進的な情報サービス企業として、豊かな社会形成に貢献し、顧客・株主をはじめ関係する方々の信頼に応え、新しい価値の創造に努め、絶えざる成長を遂げることを企業理念としています。併せて、企業の社会的責任に関する取り組みを経営の基盤として位置づけ、積極的に推進してまいります。事業展開においては「お客様のサクセスが私たちの誇りです」をスローガンとして、常にユーザーオリエンテッドの姿勢でお客様の情報技術活用のお手伝いをすることを使命と考え、お客様と共に発展することを目指しています。 現中期経営計画(2018~2020年度)では、主要顧客であるJFEスチール株式会社において製鉄所システムの刷新が急務であること、情報システム市場においてIoT、AI等の技術のビジネス活用拡大やセキュリティ対策等をはじめ、情報システム市場が堅調に推移していること、等の経営環境を踏まえ、以下に取り組んでおります。 業務システム開発事業においては、当社の最大顧客であるJFEスチール株式会社における重点プロジェクトである製鉄所システムリフレッシュに注力します。プロダクト・ソリューション事業においては、最も成長が見込めるERPと自社製ソリューションを組み合わせた「複合ソリューション」の競争力強化に注力します。基盤サービス事業においては、自社クラウドサービスの拡充に加え、情報セキュリティ関連ビジネスの強化を目指します。 また、新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、当社グループにおいては事業活動の停止等の直接的な影響は生じておらず、これに伴う中期経営計画で定めた主要課題の変更ないしは新たな課題の設定は行っておりません。ただし、当社グループの業績は顧客のIT投資等の動向の影響を受けることから、顧客が新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりIT投資を増減する場合にも変動が生じますが、その変動は顧客事情により大きく相違があり、提出日現在において情報収集を継続しております。 (2) 目標とする経営指標 株主の皆様への利益還元の充実と、お客様へのより高度なサービスにつながる新たな商品開発、事業開発投資を行うべく、事業規模の拡大と利益率の向上に取り組んでおります。経営指標としては売上高及び売上高経常利益率(ROS)を重視し、これらの拡大、向上に努めてまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2006文字
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは収益体質の更なる強化を図るとともに、将来のあるべき姿を見据えて、現中期経営計画に沿って以下を重点課題に設定しております。また、新型コロナウイルス感染症の顧客企業のIT投資・需要動向への影響の状況を見極めつつ、今後必要であれば課題の優先度を見直す可能性がございます。 ① JFEスチール製鉄所システムリフレッシュへの対応 当社は、JFEスチール株式会社及び同グループ会社向けのアプリケーションシステムの開発・維持を全面的に担っております。経営課題を共有し、IT化の企画立案から参画することにより、情報化戦略を共に推進するパートナーの役割を果たしてまいります。 重点課題として、製鉄所システムリフレッシュの本格化に向けて、オフショア開発を含む開発体制を整備することに加え、最新のシステム基盤・開発手法を用いた本プロジェクトを通じて、JFEスチール株式会社の競争力強化に貢献するとともに、当社要員の育成や技術力強化につなげてまいります。 ② ソリューション事業の拡大 製造業界では、グローバル化の進展により、海外拠点やグループ会社の基幹システム整備に対するニーズが拡大しております。当社は、ERPと自社製ソリューションを組み合わせた複合ソリューションを展開するにあたり、製鉄所システムリフレッシュを通じて得られる技術・ノウハウを活用した経営管理システムや操業管理システムなどの拡充を図ることで、さらなる競争力強化につなげてまいります。また、株式会社アイエイエフコンサルティングの子会社化によるBI事業におけるシナジー効果の発現に注力いたします。さらに、RPAビジネスに参画するとともに、IoT、AI等の最新デジタル技術にも取り組んでまいります。 ③ 基盤サービス事業の拡大 基盤サービス事業においては、急成長するクラウド市場に対応すべく、自社ブランドサービスの拡充や新サービスの企画・開発など、サービス提供型事業の拡大に注力いたします。また、情報セキュリティに関する顧客ニーズの高まりに応えるべく、専門組織を新設した上で、豊富な知見・経験を有する社員を積極的に投入し、早期の立上げ、戦力化を進めてまいります。 ④ 自動車産業を中心とした重点顧客領域の拡大 取引実績の豊富な重点顧客向けのビジネスにおいては、顧客の業務内容や課題をより深く理解し、開発から保守・運用まで受託業務範囲を拡大していくことで、サービスレベルの向上と継続的な受注につなげてまいります。顧客から信頼されるパートナーとなるべく、経営改革や収益改善に貢献できる提案とフォローを行ってまいります。これにより、顧客におけるプレゼンスを高めるとともに、当社独自の強み領域の確立・拡大を進めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約1336文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)における我が国経済は、緩やかな回復基調から始まったものの、通商問題の動向による先行き不透明な状況に加え、足下では新型コロナウィルス感染症の影響により、大幅に下押しされており、厳しい状況にあります。情報サービス業界におきましては、IoT、AI等の技術のビジネス活用拡大やセキュリティ対策等、堅調な情報システム投資が持続しました。 このような事業環境の中、当社グループは中期経営計画(2018年度~2020年度)の中間年度において、業績目標の1年前倒し達成を目指して、主要課題である「JFEスチール製鉄所システムリフレッシュの遂行」、「ソリューション事業の拡大」、「基盤サービス事業の拡大」を推進するとともに、一般顧客向けの基幹事業である製造、金融業界向け事業や自社プロダクト事業の強化に取り組みました。 当連結会計年度の営業成績につきましては、JFEスチール株式会社向けを中心とした鉄鋼事業の拡大及び新たな子会社である株式会社アイエイエフコンサルティングの寄与などにより連結売上高は前期比5,372百万円(12.6%)増の47,953百万円、営業利益は前期比1,331百万円(38.3%)増の4,803百万円、経常利益は前期比1,355百万円(39.3%)増の4,803百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比859百万円(37.0%)増の3,181百万円となりました。 この結果、売上高、経常利益ともに5期連続の過去最高額更新を達成いたしました。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは6,006百万円の入金超過と、前期比2,007百万円入金超過増となりました。これは、税金等調整前当期純利益が前期比1,420百万円増加したことが主な要因です。 投資活動によるキャッシュ・フローは2,757百万円の支払超過と、前期比885百万円支払超過増となりました。これは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出884百万円を生じたことが主な要因です。 これらを合計したフリー・キャッシュフローは3,249百万円の入金超過となりました。このフリー・キャッシュフローを使い、リース債務の返済698百万円、配当金の支払688百万円(非支配株主への配当金の支払額20百万円を含む)等を行ったことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは1,386百万円の支払超過となりました。 その結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は期首残高に比べ1,863百万円増の11,125百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約223文字
3 当社の報告セグメントは情報サービス単一セグメントであります。 ロ 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称 金額(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円) 前年同期比(%) 情報サービス 49,636,081 +8.6 19,799,242 +10.6 合計 49,636,081 +8.6 19,799,242 +10.6 (注)1 金額には、消費税等は含まれておりません。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4086文字
3 最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) JFEスチール株式会社 18,132,907 42.6 20,751,143 43.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析 イ 経営成績 (金額単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 増減 金額 比率 売上高 42,581 47,953 5,372 12.6% 売上総利益 8,949 10,544 1,595 17.8% (売上総利益率) 21.0% 22.0% 営業利益 3,473 4,803 1,331 38.3% (売上高営業利益率) 8.2% 10.0% 経常利益 3,448 4,803 1,355 39.3% (売上高経常利益率) 8.1% 10.0% 親会社株主に帰属する当期純利益 2,322 3,181 859 37.0% (親会社株主に帰属する当期純利益率) 5.5% 6.6% 総資産 28,530 33,864 5,333 18.7% 負債合計 12,788 15,266 2,478 19.4% 純資産 15,742 18,597 2,855 18.1% 自己資本比率 53.4% 53.1% 売上高につきましては、鉄鋼向け事業におけるJFEスチール株式会社向け製鉄所システムリフレッシュ案件の拡大、一般顧客向け事業におけるプロダクト・ソリューション事業を中心とした売上の増加、基盤事業におけるJFEグループ向けパソコン管理サービスの推進、等の増収要因に加えて、新たに連結子会社となった株式会社アイエイエフコンサルティングの売上寄与もあり、前期比12.6%増の47,953百万円となりました。 売上高の増加に加え、プロダクト・ソリューション事業等において高採算案件の比率が拡大し売上総利益率が大幅に改善したこともあり、営業利益は前期比38.3%増の4,803百万円となりました。この結果、売上高経常利益率は前期比1.9ポイント増の10.0%となっております。親会社株主に帰属する当期純利益についても、前期比37.0%増の3,181百万円となりました。 2019年度の年度初めに策定した計画では、売上高480億円、経常利益36億円という目標を掲げていましたので、実績数値は売上高についてはほぼ計画通り、経常利益については計画を大幅に超過達成した結果となっております。これにより売上高・経常利益とも5年連続で過去最高額を更新いたしました。 また、新型コロナウイルス感染症の当連結会計年度の業績への重要な影響はありません。…