事業の内容
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/ 原文長 約1312文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社13社及び関連会社7社により構成されており、各チャンネルを運営する放送事業者に、顧客管理業務等のプラットフォームサービスの提供を行うとともに、通信衛星や光ファイバー等の回線を利用して放送や配信を行う「メディア事業」と、放送事業者に衛星回線を提供するとともに、政府・公共団体や企業にデータ通信や移動体通信等の衛星通信サービスを提供する「宇宙事業」を行っております。 各事業の内容と各関係会社の位置付けは次のとおりであります。(各事業は、セグメント情報における報告セグメントの区分と同一であります。) なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 <メディア事業> メディア事業は、東経110度で運用中の衛星を利用し、デジタルテレビですぐに楽しめる約70チャンネルを提供する「スカパー ! 」と、東経124度及び128度で運用中の衛星を利用し、より多くの約260チャンネル(デジタルラジオ100チャンネルを含む)を提供する「スカパー ! プレミアムサービス」、また、NTTグループの光ファイバー網を利用した地上波、BS、110度CS放送の再送信サービスや集合住宅及び戸建て住宅向けに展開している「スカパー ! プレミアムサービス光」を提供しております。また、プラットフォーム事業者として、顧客管理業務や広告宣伝等の有料多チャンネル放送の普及促進、放送信号のデジタル化・暗号化等も行っております。更に、従来型の有料多チャンネル放送サービスに加え、インターネット回線経由のOTTサービスとして「スカパー ! オンデマンド」や新たに当社顧客基盤を活用した生活提案型サービスなどにも取り組んでおります。 メディア事業には、スカパーJSATのメディア事業部門を中心に、当社の子会社で放送事業者である㈱スカパー・エンターテイメント、コンテンツ制作業務などを行う㈱スカパー・ブロードキャスティング及びスカパーJSATの子会社である㈱スカパー・カスタマーリレーションズが関わっております。 <宇宙事業> 宇宙事業は、静止軌道上に打ち上げた通信衛星を利用して、有料多チャンネル放送の各チャンネルを運営する放送事業者に衛星回線を提供するとともに、広域性、柔軟性、並びに耐災害性等の衛星の優位点を活かして、政府機関・公共団体、企業内通信、国際データ通信、移動体通信等に向け通信サービスを提供するものです。また、新たにデータ解析サービスなどを提供するビジネスインテリジェンス事業にも取り組んでおります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約944文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営理念 動画配信サービス各社の急速な顧客獲得や静止衛星の技術革新、低軌道衛星による新たなビジネスの台頭など、当社グループを取り巻く競争環境が大きく変わりつつある中、この変化をチャンスととらえ、加速するデジタル社会の進展とあらゆる空間におけるビジネスフィールドの拡張を見据え、当社グループの果たすべき役割を定めたグループミッションを掲げています。 Space for your Smile 不安が「安心」にかわる社会へ 不便が「快適」にかわる生活へ 好きが「大好き」にかわる人生へ Space for your Smileには、私たちの目指す世界が描かれています。宇宙も、空も、海も、陸も、家族が集うリビングも、ひとりの自由な場所も、これらすべてのSpaceが笑顔で満たされるように。日常のちょっとした幸せから、まだ見ぬ未来の幸せまで、ひとりひとりの明日がよりよい日になっていく、そんな世界を創りつづけます。 このミッション の実現のためにサステナビリティ経営を推進し、社会的課題を解決すると共に企業価値の向上に努めてまいります。 (2) 経営環境 メディア事業の分野では、既存の有料放送市場が成熟している一方で、定額制又は無料のインターネット動画配信サービス市場の拡大により、コンテンツ獲得及び顧客獲得の両面で国内外の事業者との激しい競争が続いております。 宇宙事業の分野では、国内衛星ビジネスにおいて携帯電話基地局向けバックホール回線の需要が拡大しております。グローバル・モバイルビジネスにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響による航空機向け衛星通信需要の一時的な減少があるものの、中期的には船舶・航空機向け移動体衛星通信の需要の拡大を見込んでおります。一方で、グローバルマーケットでは海外衛星オペレーターとの厳しい価格競争が続いております。また、世界レベルで新たな事業者が宇宙ビジネスに参入し、新規技術による安価で高性能なロケットの開発や大規模な低軌道衛星通信システムプロジェクトを推進するなど、ビジネス環境が大きく変化しております。
対処すべき課題
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/ 原文長 約3066文字
(5) 対処すべき課題 メディア事業及び宇宙事業において、衛星を軸とした国内の既存市場が成熟期を迎えていることを認識しておりますが、各事業における既存サービスの顧客維持や成長市場の需要の取り込みのための各種施策のほか、M&Aや事業提携にも積極的に取り組み、収支構造の改善及び事業領域の拡大を図ってまいります。 <メディア事業> ① 収益性の改善 ⅰ)事業構造改革 既存の有料放送市場が成熟し、資金力の豊富な国内外のインターネット動画配信サービスが次々と台頭し、コンテンツ獲得及び顧客獲得の両面で競争が激化している中、従来の延長線上にある各種施策だけでは加入者数の減少を免れない状況にあります。このような競争環境下において、有料多チャンネル放送にかかる事業構造の見直しを進めるとともに、収益確保を図ってまいります。 ⅱ)サービスの拡充と差別化 以下の展開を着実に推進することにより、サービスの拡充及び差別化を図り、加入基盤を維持するとともに収益の確保に努めてまいります。 有料、無料を問わず数多くの放送サービス・動画配信サービスがある中で、当社グループのサービスを選択していただくためには、魅力的かつ差別化されたコンテンツがあることに加え、様々なコンテンツジャンル毎にファンの嗜好に合わせた「ファン・マーケティング」を実践し、放送コンテンツに拘らない商品・サービスで新たな顧客体験を継続して提供することが重要となってまいります。コンテンツの大小に関わらず、様々な企画を実施し、お客様にスカパー ! に触れていただく機会を増やし、長期契約につながるよう取り組んでまいります。 テレビ1台分の料金で3台まで追加料金なしで50チャンネルが見放題となる「スカパー ! 基本プラン」は、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅時間が増えている状況において、家庭内の複数の部屋で視聴人数・視聴時間の増加につながっております。「ファン・マーケティング」によって興味を持たれたお客様にも「スカパー ! 基本プラン」をお勧めすることでスカパー ! ライフをもっとお得に楽しんでいただけるよう、引き続き各種施策を検討・実行してまいります。 プロ野球においては2021年シーズンも全12球団全試合の公式戦の放送・配信を実現し、プロ野球セットアプリを強化しスマホでもより快適にお楽しみいただけるようお客様にとっての価値向上に努めております。その他のスポーツジャンルにおいても、引き続きファンの皆様の期待に応えられるよう、サービスの拡充に取り組んでまいります。 ご家庭内のインターネットブロードバンドサービスの中心となっている光回線において提供している地上波デジタル・BSデジタル等の再送信サービスは、提供エリア拡大に伴い順調に契約件数を増やし、2021年3月末時点で244万世帯に達しております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7338文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 なお、本文中の記載金額は、億円単位の表示は億円未満四捨五入とし、百万円単位の表示は百万円未満切捨てとし ております。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、個人消費等一部に弱さがみられます。 当社グループを取り巻く環境としては、メディア事業の分野では既存の有料放送市場が成熟している一方で、定額制又は無料のインターネット動画配信サービス市場は拡大を続けており、コンテンツ獲得及び顧客獲得の両面で国内外の事業者との激しい競争が続いております。宇宙事業の分野では船舶・航空機向けの移動体衛星通信や携帯電話基地局向けバックホール回線の需要が拡大する一方で、グローバルマーケットにおいて海外衛星オペレーターとの厳しい価格競争が続いております。また、世界レベルで新たな事業者が宇宙ビジネスに参入し、新規技術による安価で高性能なロケットの開発や大規模な低軌道衛星通信システムプロジェクトを推進するなど、ビジネス環境が大きく変化しております。 このような経済状況の下、当連結会計年度の当社グループの連結経営成績は次のとおりとなりました。 区分 前期 (百万円) 当期 (百万円) 前期比 (百万円) 増減率 (%) 営業収益 139,541 139,572 30 0.0 営業利益 15,263 19,151 3,888 25.5 経常利益 16,088 20,349 4,261 26.5 税金等調整前当期純利益 15,492 19,887 4,395 28.4 親会社株主に帰属する当期純利益 12,027 13,345 1,317 11.0 なお、EBITDAは前期比 37 億円増加し、 453 億円となっております。 当社グループのセグメント区分は次のとおりであります。 区分 主要な事業内容 メディア事業 メディア事業及びFTTH事業 宇宙事業 衛星通信事業、放送事業者向け衛星回線提供及び宇宙関連事業 当社グループのセグメント別の概況は次のとおりであります。(業績については、セグメント間の内部営業収益等を含めて記載しております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約910文字
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 163百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係る固定資産の増加額であります。 (注2) セグメント利益は、連結損益計算書の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) メディア事業 宇宙事業 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額(注2) 営業収益 外部顧客への営業収益 88,403 51,169 139,572 139,572 セグメント間の 内部営業収益又は振替高 3,195 7,760 10,956 △ 10,956 91,599 58,929 150,528 △ 10,956 139,572 営業利益 5,995 13,829 19,825 △ 673 19,151 セグメント利益(親会社株主に帰属する当期純利益) 4,396 9,448 13,845 △ 500 13,345 セグメント資産 51,342 257,867 309,210 76,357 385,568 その他の項目 減価償却費 7,427 15,532 22,960 363 23,323 のれんの償却額 878 878 878 持分法適用会社への投資額 4,973 11,422 16,395 16,395 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 4,571 8,288 12,859 178 13,038 (注1) 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額 △500百万円 は、セグメント間取引 1百万円 と各報告セグメントに配分していない全社損益(全社収益と全社費用の純額) △501百万円 であります。全社損益は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費、営業外収益及び税金費用であります。 (2) セグメント資産の調整額 76,357百万円 は、セグメント間の相殺消去 △449百万円 、各報告セグメントに配分していない全社資産 76,807百万円 であります。全社資産は、主に現金及び預金、有価証券、管理部門に係る資産であります。