事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約997文字
3 【事業の内容】 当社グループは当社及び連結子会社1社で構成されております。 当社グループは主に大阪港の北部、大阪湾ベイエリアにおいて、内外の主要航路と内陸部への幹線道路網で結ばれた立地条件を活かし、京阪神の一大生産・消費地帯を背後に持つ海陸の中継基地として港湾運送事業、倉庫業、運送業を中心とした事業活動を行っております。 各種企業を顧客として、取扱貨物は、輸入原燃料、化学工業製品、冷凍食品等多種に及び、受入から保管、需要家納入までの作業を効率的に行っております。なお、当社は取扱貨物の種類を基準に、ばら貨物セグメント、液体貨物セグメント、物流倉庫セグメント及びその他のセグメントに分けております。 子会社である浪花建設運輸株式会社は京阪神を中心に、ダンプ車等により、鉱石等の陸上貨物自動車運送業を営んでおり、ばら貨物セグメントにおいて当社が受注した輸入原材料の運送等を行っております。 その他の関係会社である埠頭ジャスタック株式会社には、当社構内での作業等を委託すると共に、当社設備の修理等を発注しております。 なお、各セグメントの内容は以下の通りであります。 (ばら貨物セグメント) 港湾運送事業法、倉庫業法、貨物自動車運送事業法、貨物利用運送事業法、通関業法等に基づき、石炭・コークス・塩等の原燃料ばら貨物を中心に、高性能を誇る大型荷役機械と各種専用倉庫、野積場を備え、これらの貨物の物流業務を一貫輸送体制にて迅速に処理する部門であります。 (液体貨物セグメント) 小型から大型まで約13万キロリットルの容量のタンクと、大型タンカーが接岸可能な岸壁を有し、液体化学品や石油系燃料等の入庫から出庫までの中継業務を行っており、大規模な商業用基地として利便性の高い部門であります。 (物流倉庫セグメント) 危険物の保管・受払業務を行う化学品センターと、多品種・少量・多頻度配送に対応できる営業用冷蔵倉庫、並びに特定顧客と提携している低温物流倉庫及び食材加工施設からなる部門であります。 (その他のセグメント) 太陽光発電による売電事業であります。 [事業系統図] 以上に述べてきた事項を事業系統図によって示すと次の通りであります。 矢印は役務の流れを示しております。 ※1 浪花建設運輸株式会社は「連結子会社」であります。 ※2 埠頭ジャスタック株式会社は「その他の関係会社」であります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1404文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、大阪港における事業上の好立地と、充実した設備による付加価値の高いサービスをお客様に提供することを通して、わが国の産業の発展に貢献するという企業理念のもと、「高付加価値事業の実現」、「原価構造の改革によるコスト削減」、「既存機能の活性化」などの事業戦略を継続して推し進めてまいりました。 当連結会計年度より、新たに策定した第2次中期経営計画「New Sakurajima For 2022」(2020年度~2022年度)に基づき、「新規設備投資の展開」を軸に、新規ビジネスを育成することや地場産業との関係を深めることなどによって、次世代に残せる事業構造への転換を図ること、成長性があり長期に亘り安定的な収益を獲得できる事業を構築することによって、当社グループを取り巻くすべてのステークホルダーに貢献することを最重要課題と位置付け、競争力のある事業基盤強化に努めてまいりました。また、激しい社会環境の変化に直面していることから、長期的な視野を持ちつつも、経営の環境適応性を一段と高めるため、事業戦略等を定期的に検証し柔軟に対応するシステムを取り入れております。 なお、第2次中期経営計画の骨子を以下のように定めています。 ■ 次の収益基盤を創造するための施策を積極的に取り組み、次世代に残せる事業構造を作り上げる ■ 中期的な成長性ある安定的収益源を構築することで、各ステークホルダーへの貢献を継続する ■ 今後の経営環境の急激な変化を考慮し、ローリング方式により中期経営計画を時宜に合わせる また、同計画における最終年度(2022年度)の定量目標として、以下の3項目を掲げています。 ① 営業利益率 6%以上 ② 営業CF(営業利益+減価償却費)の対2019年度比20%以上アップ ③ ROE 6%以上 物流業界におきましては、企業間の競争の激化や新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞という予測し難いリスクがあり、経営環境は厳しい状況が継続すると予想されます。当社グループにおける新型コロナウイルス感染症の影響ですが、ばら貨物セグメントにおいては、いくつかの工業原料用貨物は2021年度も停滞が見込まれます。液体貨物セグメントは、一部貨物に影響は残る可能性がありますが、業績への影響は軽微であると考えております。物流倉庫セグメントは、冷蔵倉庫において、引き続き影響を受けるものと考えております。このような経営環境の中、タンク稼働率の向上を優先的に対処すべき重要課題と位置づけ、設備の戦略的投資と貨物の誘致交渉を進めてまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1404文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、大阪港における事業上の好立地と、充実した設備による付加価値の高いサービスをお客様に提供することを通して、わが国の産業の発展に貢献するという企業理念のもと、「高付加価値事業の実現」、「原価構造の改革によるコスト削減」、「既存機能の活性化」などの事業戦略を継続して推し進めてまいりました。 当連結会計年度より、新たに策定した第2次中期経営計画「New Sakurajima For 2022」(2020年度~2022年度)に基づき、「新規設備投資の展開」を軸に、新規ビジネスを育成することや地場産業との関係を深めることなどによって、次世代に残せる事業構造への転換を図ること、成長性があり長期に亘り安定的な収益を獲得できる事業を構築することによって、当社グループを取り巻くすべてのステークホルダーに貢献することを最重要課題と位置付け、競争力のある事業基盤強化に努めてまいりました。また、激しい社会環境の変化に直面していることから、長期的な視野を持ちつつも、経営の環境適応性を一段と高めるため、事業戦略等を定期的に検証し柔軟に対応するシステムを取り入れております。 なお、第2次中期経営計画の骨子を以下のように定めています。 ■ 次の収益基盤を創造するための施策を積極的に取り組み、次世代に残せる事業構造を作り上げる ■ 中期的な成長性ある安定的収益源を構築することで、各ステークホルダーへの貢献を継続する ■ 今後の経営環境の急激な変化を考慮し、ローリング方式により中期経営計画を時宜に合わせる また、同計画における最終年度(2022年度)の定量目標として、以下の3項目を掲げています。 ① 営業利益率 6%以上 ② 営業CF(営業利益+減価償却費)の対2019年度比20%以上アップ ③ ROE 6%以上 物流業界におきましては、企業間の競争の激化や新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞という予測し難いリスクがあり、経営環境は厳しい状況が継続すると予想されます。当社グループにおける新型コロナウイルス感染症の影響ですが、ばら貨物セグメントにおいては、いくつかの工業原料用貨物は2021年度も停滞が見込まれます。液体貨物セグメントは、一部貨物に影響は残る可能性がありますが、業績への影響は軽微であると考えております。物流倉庫セグメントは、冷蔵倉庫において、引き続き影響を受けるものと考えております。このような経営環境の中、タンク稼働率の向上を優先的に対処すべき重要課題と位置づけ、設備の戦略的投資と貨物の誘致交渉を進めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3941文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下コロナ感染)の感染拡大とそれに伴う2度にわたる緊急事態宣言の影響等により、非常に厳しい状況が続いています。政府の各種政策の効果やワクチン普及によるコロナ感染の収束期待から、一部の企業収益や投資活動には持ち直しの動きは見られたものの、足元では変異ウイルスの急拡大が起こりつつあり、経済活動における先行きの不透明感が再び強まっています。海外でも、いちはやくコロナ感染の拡大が収束した中国や、ワクチン接種が先行する米国などの一部では経済活動に回復の兆しが見られるものの、いまだ世界各国で拡大しているコロナ感染の影響に加え、貿易摩擦に端を発した米中対立の激化が世界経済に与える影響など、低迷するわが国の景気が更に下振れするリスクに留意していく状況にあります。またこれらの影響が、日本の産業構造全体に急速な変化を促しており、各業界・企業の対応力が問われています。 このような情勢のもと、当社グループは、競争力のある事業基盤を形成し、全てのステークホルダーへの貢献を継続して達成することを目標とする中期経営計画「New Sakurajima for 2022」(2020年度~2022年度)に基づき、中長期的な視点に立った各種施策の検討を進めてまいりました。同計画の実現に向け、引続き人材育成に注力しつつ、「機動的な設備投資推進による既存事業の更なる展開」、「産業構造の変化に対応した新規ビジネスの発掘」、「地場産業と一体となる連携事業の育成」などの戦略に取り組んでまいります。 上記の事業活動を踏まえ、当連結会計年度の売上高は、4,507百万円となり、前連結会計年度に比べ120百万円、2.6%の減収となりました。 売上原価は、売上の減少に伴い荷役関係諸払費が減少したものの、食材流通加工施設増設投資に係る減価償却相当費用の発生や経営計画に基づく中核設備の整備に努めたことによる修繕維持費の増加等により、前連結会計年度とほぼ同額の3,957百万円となりました。また、販売費及び一般管理費につきましては、人材投資に伴う人件費の増加により、458百万円となり、前連結会計年度に比べ微増となりました。 以上により、当連結会計年度の営業利益は91百万円となり、前連結会計年度に比べ133百万円、59.2%の減益となりました。経常利益は、受取配当金などの営業外収益を得たことなどから171百万円となり、前連結会計年度に比べ110百万円、39.…
セグメント関連
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/ 原文長 約1757文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 ばら貨物 液体貨物 物流倉庫 売上高 外部顧客への売上高 2,636,613 989,785 980,484 4,606,883 20,353 4,627,236 4,627,236 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,636,613 989,785 980,484 4,606,883 20,353 4,627,236 4,627,236 セグメント利益 114,074 324,055 82,615 520,695 7,886 528,581 △ 303,833 224,748 セグメント資産 1,158,105 518,913 1,481,878 3,158,896 103,326 3,262,223 3,214,996 6,477,220 その他の項目 減価償却費 118,549 60,909 60,356 239,816 12,288 252,104 4,996 257,100 有形固定資産及び無 形固定資産の増加額 233,944 36,552 8,290 278,786 278,786 3,794 282,580 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電による売電事業であります。 2 調整額は以下の通りであります。 (1)セグメント利益の調整額△303,833千円は、各報告セグメントに帰属していない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額3,214,996千円は、各報告セグメントに帰属していない有価証券及び投資有価証券等の全社資産であります。 (3)減価償却費の調整額4,996千円は、各報告セグメントに帰属していない本社建物等の全社資産に係る減価償却費であります。 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3895文字
2 主な相手先別の売上実績及び総売上実績に対する割合は、次の通りであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 電源開発株式会社 993,603 21.4 1,026,905 22.8 株式会社ロジスティクス・ ネットワーク 629,060 13.6 616,818 13.7 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 品目別取扱数量 セグメント の名称 取扱品目 取扱数量(千トン) 対前年同期比(%) 荷役 海上運送 保管 荷役 海上運送 保管 ばら貨物 石炭他 3,180 873 3,345 △6.3 △1.9 △10.8 液体貨物 石油類 白油 455 330 35.8 0.0 重油 161 667 △4.8 0.1 工業用原料油 75 186 △10.0 0.0 アスファルト 49 30 △28.0 0.0 小計 741 1,214 12.9 0.0 化学品類 102 272 △4.3 4.7 液体貨物合計 843 1,487 10.4 0.9 (注) ばら貨物セグメントの保管数量の内訳は以下の通りであります。 保管数量(千トン) 対前年同期比(%) 野積保管 倉庫保管 野積保管 倉庫保管 3,067 278 △11.3 △4.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上高) ばら貨物セグメントでは、燃料系の貨物は比較的堅調に推移しましたが、イルメナイトやコークスなどの工業原料貨物が、新型コロナウイルス感染症の影響を受け取扱数量が減少したことにより、売上高は2,416百万円となり、前連結会計年度に比べ220百万円、8.4%の減収となりました。 液体貨物セグメントでは、新型コロナウイルス感染症の影響は軽微で、白油系の荷動きが好調であったことから、取扱数量は増加しました。また、前連結会計年度に誘致した新規貨物のタンクが稼働したことにより、タンク稼働率は、比較的高水準を維持しました。この結果、売上高は1,042百万円となり、前連結会計年度に比べ52百万円、5.3%の増収となりました。…