事業の内容
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/ 原文長 約1865文字
3 【事業の内容】 当社グループは持株会社制を導入しており、2018年12月31日現在、連結財務諸表提出会社(以下当社という)並びに子会社33社(うち連結子会社25社)及び関連会社8社(うち持分法適用関連会社1社)から構成されております。当社は持株会社として、グループ戦略の立案・決定やグループ会社のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への各種共通サービスの提供を行っております。 当社グループは、あらゆる産業に繋がり、経済活動に必要不可欠な社会基盤のひとつである物流を中核事業としております。また、物流支援事業として物流の周辺にあるさまざまなニーズにお応えし、物流事業の差別化と充実を図っております。具体的には、物流施設等の開発・販売・賃貸等を行う不動産事業及び人材、環境、マーケティング、太陽光発電等からなるその他事業を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの各事業の位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。これらの3事業は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントと同一の区分であります。 (1) 物流事業 当事業におきましては、主に企業間(BtoB)物流の分野で総合的な物流事業を展開しております。具体的には、荷主である顧客企業に対して物流改革を提案し、物流業務の包括受託及び各物流業者との連携による物流業務運営を提供する3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)サービス事業、全国ネットワークを持つ三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)での食品物流事業、顧客企業の倉庫・工場からの材料・製品等の運送・配送を担う運送事業、主に小型貨物を一都三県エリアで即日配達する即配サービス事業、国際物流事業、物流コンサルティング事業等であります。 上記の事業を行う主な関係会社は、リコーロジスティクス㈱(現SBSリコーロジスティクス㈱)、SBSロジコム㈱、SBSフレック㈱、SBSゼンツウ㈱及びSBS即配サポート㈱です。 (2) 不動産事業 当事業におきましては、所有する施設をオフィス、住居、倉庫などを用途とし賃貸する事業及び物流施設の開発・販売事業から構成されます。 主な関係会社は、SBSロジコム㈱及びSBSアセットマネジメント㈱です。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約804文字
(3) 経営環境、中長期的な会社の経営戦略 昨今の物流業界は、人手不足や技術革新を背景に、かつてないほど大きな構造転換期に差し掛かっております。人手不足が深刻化する中、IoT、AI、ロボティクスを活用した革新的な技術の実用化に向けた取り組みが加速していることに加え、EC通販市場の急拡大により商流が変わりゆく中、物流もそれに呼応する形で、大きな変革を迫られています。 当社グループは、このような経営環境のパラダイムシフトを好機として捉え、自らも変化し続けることで激しい企業間競争に勝ち残ることを目指します。“For Your Dreams. ~人々の『夢への挑戦』をつなぎ未来を拓く~”をスローガンとし、ベンチャー企業が強みとする「柔軟性」と「スピード」、これに上場企業の「ガバナンス」を併せ持ち、物流の未来を創造する集団であり続けます。このために、次の基本方針を掲げます。 ① 3PL事業のさらなる強化と独自のサービスモデル確立 当社グループが得意とする3PL事業の強化を、様々な手法を用いて具現化します。Web.マーケティングや営業力強化による新規受注の拡大、現場力強化による効率性の追求、事業の底上げや領域拡大につながるM&Aを積極的に検討、実行してまいります。また、当社グループ独自のソリューションである物流施設開発を含めた3PLのご提案に加え、今後は自動化技術やAI関連設備導入も組み入れるなど、お客様の物流課題解決に貢献するべく、当社グループ独自のサービスモデル確立を目指します。 ② 物流施設開発と既存施設の流動化による財務健全性の維持 3PL事業拡大とサービスレベル向上を促進するために手掛ける物流施設の自社開発と、既存施設の流動化を計画的に推進することにより財務上の健全性を維持します。 ③ 海外における事業の選択と集中を推進 推進すべき地域と事業を明確化し、選択と集中を進めてまいります。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約649文字
(4) 対処すべき課題 当社グループでは、社会構造の変化、技術革新の進展等、目まぐるしく変わる経営環境の中、激化する企業間競争を勝ち抜いていくうえで、経営の透明性・効率性の確保及びグループシナジーの極大化が重要であると考えております。とりわけ、当期にグループ入りしたリコーロジスティクス㈱(現SBSリコーロジスティクス㈱)の経営インフラは旧来の当社グループの経営インフラと相互補完性が高いことから、同社との協働体制を早期に構築することが重要であると認識しております。 今後の成長を持続するためには、中核に据える3PL事業を推進する物流人材、海外展開に備えたグローバル人材、物流施設開発や将来の技術革新を取り込むためのプロフェッショナル人材の確保が不可欠です。同時に労働人口の減少にともなうドライバー等、物流事業のベースを支える経営資源の安定的確保も重要な経営課題と捉え、そのための人事制度の整備を進め、優秀な人材の採用と育成に取り組むほか、社員一人ひとりが働きがい・誇り・生きがいを持てる環境づくりに努めてまいります。 また、物流企業としての社会的責任を果たすため、作業の安全確保や交通事故の防止などの安全対策、エコドライブの推進や車両・施設に起因する環境負荷の軽減など環境対策に徹底的に取り組みます。さらに、内部統制の強化、コンプライアンスの徹底やリスク対策などを柱に、コーポレート・ガバナンス体制の充実に取り組み、社会の期待に応える企業グループとなるよう、CSR経営を着実に推進してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3573文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(2018年1月1日~2018年12月31日)におけるわが国経済は、旺盛な設備投資を伴う堅調な企業活動と個人消費の緩やかな回復に支えられ安定した水準で推移しましたが、人手不足に起因するコスト上昇や中国経済及び貿易摩擦問題の先行き懸念など、経済活動が減速することへの警戒感は一層高まる状況となりました。 物流業界では、EC通販市場の拡大や輸配送料金の高騰などを背景に、企業の物流機能再編の動きが活発化し、物流ソリューションに対する需要が高まりました。一方で人件費、傭車費が一段と上昇したことに加え燃料価格も総じて高値圏で推移したことから、原価の上昇が利益を圧迫する厳しい経営環境となりました。 このような環境の中、2017年12月に創業30周年を迎えた当社グループは今期を第2の創業期と位置づけ、グループスローガン“For Your Dreams.”のもと、全てのステークホルダーが物流を通じて夢を実現するための事業活動に、グループ一丸となって取り組みました。 事業戦略では、PR誌、ホームページ、ネット広告等を活用したマーケティング活動とグループ横断的な組織営業を両輪で展開し、新規3PL案件の受注活動及び既存事業の拡大に取り組みました。また、採算が芳しくない事業については、効率化の提案や料金改定交渉などを行い、利益率改善に向けた活動を行いました。ドライバー及び庫内作業員の確保につきましては、勤務形態に柔軟性を持たせ個々人が望む働き方に細やかな対応をすることで、離職者の低減に努めました。8月から新たに当社グループに参画したリコーロジスティクス㈱(現SBSリコーロジスティクス㈱※2019年1月1日に社名変更、以下同様)とのシナジー創出の取り組みにおいては、海外拠点の統合や全国配送網の組織化などのプロジェクトが実行段階に入りました。 投資戦略では、8月にリコーロジスティクス㈱の株式を取得、同社を連結子会社化し生産物流、全国配送ネットワーク、LT(Logistics Technology)推進、海外事業の強化等を図りました。また、物流施設開発においては、5月に茨城県稲敷郡阿見町において三温度対応の物流施設が竣工し稼働いたしました。続いて6月には千葉県野田市瀬戸にて3万5千坪の物流施設用地を取得し造成工事に着手、大阪市住之江区南港では2019年3月竣工に向けて延床面積約1万8千坪の物流施設建設工事を進め需要が増す3PL事業のインフラ強化に努めました。また、11月には横浜市緑区長津田における物流施設の信託受益権を一部譲渡し投資資金を回収いたしました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約585文字
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去 △141百万円 及び各報告セグメントに配分していない全社資産 98百万円 であります。 2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 物流事業 不動産事業 その他事業 売上高 外部顧客への売上高 188,627 8,172 6,716 203,516 203,516 セグメント間の内部 売上高又は振替高 530 223 754 △ 754 189,158 8,172 6,940 204,270 △ 754 203,516 セグメント利益 4,572 3,913 273 8,760 △ 519 8,240 セグメント資産 128,540 33,232 4,262 166,036 6,319 172,355 その他の項目 減価償却費 4,676 471 308 5,456 79 5,536 のれんの償却額 163 163 163 減損損失 97 97 97 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 10,770 502 151 11,423 183 11,607 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1469文字
2 当連結会計年度における販売実績の著しい変動の要因は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績」に記載のとおりであります。 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っていますが、見積りには不確実性が伴い、実際の結果とは異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要」に記載したとおりであります。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載しております。 ④ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの主たる運転資金は、傭車費、外注費、人件費等の売上原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要といたしましては、車両の経常的な更新、子会社・関連会社株式の取得等によるもの及び物流施設の自社開発に伴う用地取得、建設工事代金、設備投資等があります。 資金の財源につきましては、当面の資金需要と設備投資計画に則り自己資金と金融機関からの借入金により調達しております。当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、163億3百万円となり、有利子負債残高は728億38百万円となっております。 当社グループは、グループ全体の資金を有効活用するため、キャッシュ・マネジメント・システムを採用しており、連結子会社の支払い代行業務を行う他、連結子会社の報告に基づき、グループにおける重要な資金繰りの状況について把握しております。また、取引銀行において、借入金の与信枠の設定を受けており、必要な資金を速やかに確保する基盤を整えております。…