事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社74社および関連会社9社で構成され、その営んでいる主要な事業内容をセグメントに関連付けて示すと、次のとおりです。 (1) 運輸業(31社) 事業の内容 会社名 鉄道事業 当社、箱根登山鉄道㈱①、江ノ島電鉄㈱① 自動車運送事業 箱根登山バス㈱①、㈱江ノ電バス①、神奈川中央交通㈱③、小田急バス㈱①、立川バス㈱①、東海自動車㈱①、㈱伊豆東海バス①、㈱南伊豆東海バス①、㈱西伊豆東海バス①、㈱新東海バス①、㈱東海バスオレンジシャトル①、小田急箱根高速バス㈱① タクシー事業 小田急交通㈱① 航路事業 箱根観光船㈱① 索道業 箱根ロープウェイ㈱① 鋼索業 大山観光電鉄㈱② その他運輸業 小田急箱根ホールディングス㈱① その他 11社 (2) 流通業(8社) 事業の内容 会社名 百貨店業 ㈱小田急百貨店① ストア業等 小田急商事㈱①、㈱北欧トーキョー①、㈱白鳩①、㈱ジェネリックコーポレーション①、小田急食品㈱① その他 2社 (3) 不動産業(11社) 事業の内容 会社名 不動産分譲業 当社、小田急不動産㈱①、㈱小田急ハウジング① 不動産賃貸業 当社、小田急不動産㈱①、箱根施設開発㈱① その他 7社 (4) その他の事業(36社) 事業の内容 会社名 ホテル業 ㈱小田急リゾーツ①、㈱ホテル小田急①、㈱ホテル小田急サザンタワー①、UDS㈱①、沖縄UDS㈱① レストラン飲食業 ㈱小田急レストランシステム①、ジローレストランシステム㈱① 旅行業 ㈱小田急トラベル① ゴルフ場業 ㈱小田急スポーツサービス①、㈱富士小山ゴルフクラブ② 鉄道メンテナンス業 ㈱小田急エンジニアリング① ビル管理・メンテナンス業 ㈱小田急ビルサービス①、小田急デパートサービス㈱① 広告代理業 ㈱小田急エージェンシー① 経理代行業 ㈱小田急フィナンシャルセンター① 保険代理業 企画設計・運営業 ㈱小田急保険サービス① UDS㈱① 人材派遣業 ㈱ヒューマニックホールディングス①、㈱ヒューマニック① その他 18社 (注) 1 ①は連結子会社 2 ②は非連結子会社 3 ③は持分法適用関連会社 4 各事業の会社数には当社が重複しています。 5 ㈱伊豆東海バスは2020年4月1日付で㈱南伊豆東海バス、㈱西伊豆東海バス、㈱新東海バスおよび㈱東海バスオレンジシャトルを吸収合併し、㈱東海バスへ商号変更しています。 6 ㈱小田急ビルサービスは2020年4月1日付で小田急デパートサービス㈱を吸収合併しています。 < 企 業 集 団 の 概 要 図 > (注)上図は当社、連結子会社43社、持分法適用会社1社の概要図です。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営の基本方針 当社は、グループ経営の方向性を明確にするために、当社グループが事業を通じて果たすべき役割・責任や社会に存在する意義を示した「グループ経営理念」を掲げ、この理念を実現しグループ価値の最大化を図ることを経営の基本方針としています。 「グループ経営理念」の内容は以下のとおりです。 <グループ経営理念> 1 経営理念 小田急グループは、お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献します。 2 行動指針 私たちは、経営理念の実現のため、3つの精神を忘れることなく、お客さまに「上質と感動」を提供します。 (真摯) 私たちは、安全・安心を基本にすべての事業を誠実に推進します。 (進取) 私たちは、前例や慣習にとらわれず、よりよいサービスの追求に挑戦します。 (融和) 私たちは、グループ内に留まらない外部との連携、社会・環境との共生に取り組みます。 当社では、事業環境の変化に対応し、グループ経営理念の実現とさらなる事業成長を遂げるため、2020年度までに取り組むべき方向性を示した「長期ビジョン2020」を策定しています。 当社グループは、「グループ経営理念」および「長期ビジョン2020」にしたがって、グループ各社がそれぞれの役割を確実に実行するとともに、グループの協働を通じて将来にわたる キャッシュ・フローを最大化させ、企業価値の向上を目指してまいります。 <長期ビジョン2020> ① 基本方針 「わたしたちの挑戦」 経営理念である『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現』に向けて、2020年度までに事業基盤をより強固なものとし、成長の種を蒔き育て、躍動的な企業グループを目指して、挑戦します。 ② グループ成長戦略 基本方針を踏まえ、2つのテーマおよび当社グループのありたい姿を示す「未来 フィールド」を設定し、沿線の既存事業に再投下すべき資本を継続的に確保するととも に、沿線外への進出や新規事業の開発に対する資本も確保し、新たな収益源を獲得していくこ とで、経営理念の実現に向けた強固な成長サイクルを確立します。 テーマⅠ 沿線における複々線完成後のグループ収益を最大化する 複々線完成という大きな機会を捉え、強みのある既存事業やターミナル駅周辺再開発の推進を通じて沿線の魅力を高めるとともに、人口流入を促進することで、グループ各事業の主戦場である沿線エリアの事業基盤を磐石なものとします。…
対処すべき課題
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(2) 経営環境 及び優先的に対処すべき課題 ① 長期ビジョン2020の実現 当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の流行により、足元では当社鉄道事業における輸送人員の減少など業績への影響が生じています。 また、感染症が収束した後も、感染症の影響により生じた顧客の行動変容の一部は不可逆的なものになり得ると捉えており、中長期的に当社グループの事業に影響を与えると予見しています。このほか、当社沿線人口の減少やテクノロジーの進展等により、今後の事業環境の不確実性はより一層大きくなっていくものと捉えています。 当社グループでは、事業環境の変化に対応し、グループ経営理念の実現とさらなる事業成長を遂げるため、2020年度までに取り組むべき方向性を示した「長期ビジョン2020」を策定しています。その中では、事業環境の変化を確実に予測できないため、自らが社会や顧客に提供していきたい価値(ありたい姿)を描き、それに近付くための挑戦を繰り返していく必要があると考えています。そして、「お客さまや社会にどのような価値を生み出していきたいのか」、「そのために自らがどのような組織でありたいか」を表す5つの「未来フィールド」を掲げ、その実現に向けて挑戦を繰り返していくことを中期的な経営の方向性としています。 感染症等の影響により、当社を取り巻く事業環境の不確実性が増していく中だからこそ、引き続き未来フィールドの実現に向けた取り組みを以下のとおり進めてまいります。 モビリティ × 安心・快適 ~新しい“モビリティ・ライフ”をまちに~ 今後の具体的な取り組みとして、鉄道事業において、複々線効果を踏まえた増収施策実施による鉄道利用の増加、ホームドアの整備等による安全性の向上、および本年4月より経堂駅、祖師ヶ谷大蔵駅にて運用中のディープラーニング技術を活用した「転落検知システム」等、先進的な技術による高度化・省力化を推進してまいります。また、自動運転バスや利用者のリクエストに応じて運行するオンデマンド交通の実証実験を行うとともに、昨年10月にサービスインした複合経路検索機能や電子チケット発行サービスを備えるMaaSアプリケーション「EMot(エモット)」の更なる機能拡張を行うなど、次世代のテクノロジーを活用した移動サービスの実現に向けた取り組みも強化してまいります。 まちづくり × 愛着 ~まちの“新しい物語”を紡ぎ出す~ 今後の具体的な取り組みとして、行政・周辺事業者との間で再開発に向けた協議が進捗する新宿西口や向ヶ丘遊園跡地で、まちの個性や特徴を活かした開発計画を推進します。…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績 当期のわが国経済は、企業収益が高い水準で推移するとともに、雇用・所得環境に改善の動きが続く中、個人消費が持ち直すなど、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、期末にかけて、新型コロナウイルス感染症の影響により景気が下押しされる厳しい状況となりました。また、先行きについても、感染症の影響による厳しい状況が続く見込みとなっています。 このような状況のもと、当社グループでは全事業にわたり積極的な営業活動を行い、不動産業等で増収となったものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、営業収益は534,132百万円(前期比1.4%増)にとどまりました。 また、こうした影響や運輸業等における費用の増加により、営業利益は41,103百万円(同21.1%減)となったほか、経常利益は38,299百万円(同22.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は19,923百万円(同38.6%減)となりました。 セグメントごとの業績は、次のとおりです。 ア 運輸業 鉄道事業は、輸送面において、本年3月、ダイヤ改正を実施し、平日朝方ラッシュ時の各駅停車の10両編成化推進により輸送力増強を図るなど、通勤時の更なる利便性向上に努めました。さらに、ロマンスカー30000形(EXE)や通勤車両1000形のリニューアルを引き続き実施するとともに、本年3月に営業運転を開始した新型通勤車両5000形は、「より広く、より快適に」をキーワードに、車内スペースを拡張し、空気清浄機、防犯カメラを設置するなど、輸送サービスの向上を図りました。 営業面は、小田急線における「1日全線フリー乗車券」の通年販売を開始したほか、箱根を舞台とする人気アニメ「エヴァンゲリオン」との大型コラボレーションイベントや江ノ島線開業90周年を記念したスタンプラリー等のイベントを開催するなど、さまざまな企画を実施し、箱根、江の島・鎌倉エリア等への積極的な旅客誘致による収益の向上に努めました。また、当社ホームページにおける鉄道運行異常時の多言語での情報発信を充実させるなど、外国人旅行者がストレスなく旅行できるサービスの提供に努めました。 施設面は、列車運行の安全性を一層高めるため、新たに代々木上原駅(1、4番ホーム)、東北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅でホームドアの使用を開始したほか、大規模地震や土砂崩壊等による被害を抑制すべく、新百合ヶ丘駅~柿生駅間のトンネル等での耐震補強工事や、愛甲石田駅~伊勢原駅間等での法面改修工事を実施しました。また、本年2月には、片瀬江ノ島駅新駅舎の一部供用を開始しました。…
セグメント関連
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(4) 減損損失の調整額371百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものです。 3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っています。 4 減価償却費、有形固定資産および無形固定資産の増加額には長期前払費用とその償却額が含まれています。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 運輸業 流通業 不動産業 その他の 事業 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 営業収益 外部顧客への営業収益 170,422 203,563 73,926 86,220 534,132 534,132 セグメント間の内部営業収益または振替高 2,752 3,000 6,552 26,035 38,340 △ 38,340 173,174 206,563 80,478 112,256 572,473 △ 38,340 534,132 セグメント利益 21,641 4,373 12,940 2,090 41,044 58 41,103 セグメント資産 682,223 72,653 396,030 137,514 1,288,421 39,882 1,328,303 その他の項目 減価償却費(注)4 32,392 3,791 9,374 4,151 49,710 △ 82 49,628 のれん償却額 86 447 534 534 減損損失 1,198 205 946 2,351 2,351 持分法適用会社への投資額 12,399 12,399 12,399 有形固定資産および無形固定資産の増加額(注)4 40,940 5,498 29,547 15,612 91,599 91,599 (注) 1 「その他の事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、以下の事業セグメントを含 んでいます。 ホテル業、レストラン飲食業、旅行業、ゴルフ場業、鉄道メンテナンス業、ビル管理・メンテナンス業、広告代理業、経理代行業、保険代理業、企画設計・運営業および人材派遣業 2 調整額は以下のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額58百万円は、セグメント間取引消去です。