事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社並びに子会社である岩井コスモ証券株式会社及び岩井コスモビジネスサービス株式会社にて構成されており、主として、金融商品取引業を中心とした事業活動を営んでおります。 具体的な事業としては、有価証券の売買等及び売買等の委託の媒介、有価証券の引受け及び売出し等の金融商品取引業及び金融商品取引業に関連又は付随する事業、その他関連ビジネスを行い、顧客に対して幅広いサービスを提供しております。 なお、当社グループは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの記載の区分と同一であります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [当社グループの事業系統図] 岩井コスモホールディングス株式会社 岩井コスモ証券株式会社 金融商品取引業及びそれに付随する業務等 岩井コスモビジネスサービス株式会社 証券等バックオフィス事業
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、中核となる金融商品ビジネスを展開するうえにおいて、お客様の最善の利益を最優先とする「顧客第一主義」の基本方針のもと、個々の取引志向やリスク許容度に応じた最適な商品、サービスの提供を通じ、お客様との強固な信頼関係の構築に努めてまいります。また、経営陣・管理職・一般社員が三位一体となった「全員参加型経営」を実践し、持続的な企業価値の向上を目指して、グループ一丸となって取り組んでまいります。 (2)経営戦略等 2026年3月期を起点とする第6次中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)では、当社グループの持続可能な企業価値の向上を実現するために、顧客本位の業務運営を基盤として、ITを活用した営業推進による顧客基盤の強化や資本効率を意識した経営など、競争力の強化に向けて各重点施策及び数値目標を策定しております。 当該計画の骨子及びその取り組み状況と進捗状況は、以下のとおりであります。 1.営業施策・基盤強化 ①資本効率を意識した経営 ・株主資本コストを意識した経営 ・株主資本の有効活用により業界上位のROEを維持 →2026年3月期の当社ROE:14.7%(当社を含む17社中で2位)、業界平均値:9.0% ※業界平均は、ネット専業証券を除く上場証券及び主要証券16社の平均値 ②安定配当の継続と業績連動の利益還元 ・1株当たりの年間配当金は、DOE(純資産配当率)3%程度を下限に設定するとともに、業績に 応じた利益還元として、連結ベースの総還元性向50%以上 (中間配当:DOE2%程度、期末配当:DOE1%程度+業績連動配当) →年間配当金:225円(過去最高)、総還元性向:50.6% ③固定費カバー率50%以上(最終年度) ・投信の信託報酬、金融収支の増加 ・低コスト体質の堅持 →2026年3月期:44.5% ④営業収益経常利益率の向上 ・収益性の向上 →2026年3月期:42.0% ⑤株主総利回り(TSR)の向上 ・TOPIXを上回る収益性を目指す ・中長期にわたる企業価値の創造 →2026年3月期:当社233.2%、TOPIX202.2% 2.預り資産の増大、IT・人的投資 ①預り資産3兆円(最終年度) →2026年1月末に3兆円を突破。2026年3月末の預り資産は、米国及びイスラエルによるイランへの軍事攻撃をきっかけとした世界的な株価下落が影響し、3兆円を下回る(2026年3月:2.9兆円)。 今後は、さらなる預り資産残高の上積みに注力。…
対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、中核となる金融商品ビジネスを展開するうえにおいて、お客様の最善の利益を最優先とする「顧客第一主義」の基本方針のもと、個々の取引志向やリスク許容度に応じた最適な商品、サービスの提供を通じ、お客様との強固な信頼関係の構築に努めてまいります。また、経営陣・管理職・一般社員が三位一体となった「全員参加型経営」を実践し、持続的な企業価値の向上を目指して、グループ一丸となって取り組んでまいります。 (2)経営戦略等 2026年3月期を起点とする第6次中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)では、当社グループの持続可能な企業価値の向上を実現するために、顧客本位の業務運営を基盤として、ITを活用した営業推進による顧客基盤の強化や資本効率を意識した経営など、競争力の強化に向けて各重点施策及び数値目標を策定しております。 当該計画の骨子及びその取り組み状況と進捗状況は、以下のとおりであります。 1.営業施策・基盤強化 ①資本効率を意識した経営 ・株主資本コストを意識した経営 ・株主資本の有効活用により業界上位のROEを維持 →2026年3月期の当社ROE:14.7%(当社を含む17社中で2位)、業界平均値:9.0% ※業界平均は、ネット専業証券を除く上場証券及び主要証券16社の平均値 ②安定配当の継続と業績連動の利益還元 ・1株当たりの年間配当金は、DOE(純資産配当率)3%程度を下限に設定するとともに、業績に 応じた利益還元として、連結ベースの総還元性向50%以上 (中間配当:DOE2%程度、期末配当:DOE1%程度+業績連動配当) →年間配当金:225円(過去最高)、総還元性向:50.6% ③固定費カバー率50%以上(最終年度) ・投信の信託報酬、金融収支の増加 ・低コスト体質の堅持 →2026年3月期:44.5% ④営業収益経常利益率の向上 ・収益性の向上 →2026年3月期:42.0% ⑤株主総利回り(TSR)の向上 ・TOPIXを上回る収益性を目指す ・中長期にわたる企業価値の創造 →2026年3月期:当社233.2%、TOPIX202.2% 2.預り資産の増大、IT・人的投資 ①預り資産3兆円(最終年度) →2026年1月末に3兆円を突破。2026年3月末の預り資産は、米国及びイスラエルによるイランへの軍事攻撃をきっかけとした世界的な株価下落が影響し、3兆円を下回る(2026年3月:2.9兆円)。 今後は、さらなる預り資産残高の上積みに注力。…
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、設備投資や個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。 一方、海外経済は、米国の関税政策を巡る不確実性に加え、ウクライナ情勢の長期化や中東地域の緊迫化など、依然として先行き不透明な状況が続きました。 こうした経済環境のもと、国内株式市場は、米国トランプ政権による相互関税の発表を受け、企業業績の悪化に対する警戒感が高まったことから下落基調で推移し、4月上旬の日経平均株価(終値)は31,000円台前半まで下落しました。その後、一部関税の90日間停止が発表されたことで安堵感が広がり、株価は上昇に転じました。6月に入ると、米国の関税政策を巡る不透明感が和らいだことで、株価は一段高となり、6月下旬には約5ヶ月ぶりに4万円台を回復しました。その後、10月には、高市氏が国内初の女性首相に選出され、「責任ある積極財政」を柱とする経済政策「サナエノミクス」への期待から、投資家のリスクオン姿勢が一段と強まり、10月下旬の日経平均株価は歴史的な節目となる5万円の大台を突破しました。2月に入ると、衆議院選挙における自民党の勝利を受け、高市政権による政策推進への期待感から、日経平均株価は史上最高値(58,850円27銭、2月27日終値ベース)を更新しました。しかしながら、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃をきっかけとして、世界的に株価は急落し、日経平均株価も大幅な調整を余儀なくされました。その後も、地政学リスクへの警戒感から弱含みの相場展開となり、3月末の終値は51,063円72銭(対前期末比43.4%上昇)で取引を終了しました。 一方、米国株式市場は、トランプ政権による想定以上に厳しい関税政策が嫌気され、下落基調で始まりました。しかし、相互関税の一時停止措置などが発表されると景気減速への警戒感が和らぎ、ダウ工業株30種平均は上昇に転じました。その後、下落する局面もありましたが、9月に入り、FRB(米国連邦準備制度理事会)が9ヶ月ぶりに政策金利を引き下げたことで、米国経済の先行き不透明感が後退し、株価は上昇基調で推移しました。11月には、生成AIによる代替懸念から「SaaS(サース)の死」が市場のテーマとして意識され、ソフトウエア関連銘柄を中心に下落する局面も見られましたが、12月には、FRBによる3会合連続の利下げが好感され、株価は再び堅調に推移しました。…
セグメント関連
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4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:百万円) 営業収益 前連結会計年度 当連結会計年度 報告セグメント計 28,633 36,548 「その他」の区分の営業収益 256 261 セグメント間取引消去 △3,139 △4,549 連結損益計算書の営業収益 25,750 32,260 (単位:百万円) 利益 前連結会計年度 当連結会計年度 報告セグメント計 11,897 17,721 「その他」の区分の利益 53 28 セグメント間取引消去 △2,800 △4,200 連結損益計算書の経常利益 9,150 13,550 (単位:百万円) 負債 前連結会計年度 当連結会計年度 報告セグメント計 7,500 7,400 金融機関からの借入金以外の負債 110,250 131,331 連結貸借対照表の負債合計 117,750 138,731 (単位:百万円) その他の 項目 報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 会計年度 当連結 会計年度 減価償却費 702 638 705 641 受取利息 2,350 2,718 2,350 2,718 支払利息 228 397 228 397