事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約575文字
3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(子会社87社、関連会社7社及びその他の関係会社1社(2021年3月31日現在)により構成)においては、自動車部門、航空宇宙部門及びその他部門の3部門に関係する事業を主として行っており、その製品は多岐にわたっております。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりです。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一です。 [自動車] 当部門においては、軽自動車、小型自動車、普通自動車ならびにその部品の製造、販売及び修理を行っております。 なお、トヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)及びダイハツ工業株式会社(以下ダイハツ)と開発・生産における協力関係のもと、ダイハツからは軽・小型自動車のOEM供給を受けており、当社の国内生産拠点である群馬製作所において、トヨタと共同開発したスポーツカーの生産を行っております。 [航空宇宙] 当部門においては、航空機、宇宙関連機器ならびにその部品の製造、販売及び修理を行っております。 [その他] 当部門においては、不動産の賃貸等を行っております。 各事業における主な関係会社については、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」をご参照ください。 以上の企業集団等について図示すると、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約884文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が判断したものです。 当社グループは、2021年5月に中期経営ビジョン「STEP」の進捗報告を行い「STEP2.0」として公表しました。これを機に、従来の企業指針である企業理念、経営理念、行動規範などを整理し、以下のとおり改定しました。事業環境が大きく変化する中、ありたい姿「笑顔をつくる会社」に向けて、私たちがお客様に提供する価値である「安心と愉しさ」と経営理念である ”お客様第一”を基軸に「存在感と魅力ある企業」を目指し、SUBARUを自動車と航空宇宙事業における魅力あるグローバルブランドとして持続的に成長させ、中長期的な企業価値の向上を図っていきます。 (1) ありたい姿、提供価値、経営理念 <ありたい姿> 笑顔をつくる会社 <提供価値> 安心と愉しさ <経営理念> “お客様第一”を基軸に「存在感と魅力ある企業」を目指す (2) 基本方針 <品質方針> 私たちは何より品質を大切にしてお客様の信頼に応えます 1.お客様に安心して長くお使いいただける商品をお届けします 2.お客様の声に常に耳を傾け、商品とサービスに活かします 3.法令・社会規範・社内規則を遵守し、お客様に信頼される仕事をします <SUBARUグローバルサステナビリティ方針> 私たちSUBARUグループ※は、人・社会・環境の調和を目指し、 1.事業を通じて、地球環境の保護を含む様々な社会課題の解決と、持続可能な社会の実現に貢献します。 2.高品質と個性を大切にし、先進の技術で、SUBARUならではの価値を提供し続け、SUBARUグループ に関わるすべての人々の人生を豊かにしていきます。 3.国際社会における良き企業市民として、人権および多様な価値観・個性を尊重し、すべてのステークホルダー に誠実に向き合います。 4.従業員一人ひとりが、安全に安心して働くことができ、かつ働きがいを感じられるよう職場環境を向上させま す。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2619文字
(5) 対処すべき課題 ① コロナ禍での事業継続計画(BCP)への対応 当社は新型コロナウイルス感染症発生の初期から、CEOをトップとした「新型肺炎特別対策本部」を設置し、CRMOの全体統括のもと、お客様やお取引先様、当社グループの従業員の感染防止と安全確保に努めつつ、事業活動の継続への対応も行っています。 従業員の感染予防については、業務出張等往来の禁止及び抑制、大人数が集まるイベントへの参加の自粛ならびに従業員とその家族に対しての健康状態の把握や支援など、健康と安全確保を最優先に取り組んでいます。また、リスクマネジメント・コンプライアンス室、人事部、総務部、IT戦略本部等の関係部門が連携し、ITインフラの強化やコアタイムの廃止を含む就業規則の変更等ニューノーマルな執務体制への移行を進め、東京地区を中心に在宅勤務を積極的に導入し、安全確保と働き方改革の両立を行ってきました。さらに、新車発表イベント等をオンライン化することにより、感染予防だけでなく、SUBARUの提供価値をより多くのお客様に直接触れていただく機会を創出しました。今後も新型コロナウイルス感染症の状況を注視し、ステークホルダーの安全確保とSUBARUブランドの発信強化に努めていきます。 また、当社の主力である海外市場を中心に、新型コロナウイルスによる自動車需要の減少が第2四半期以降、徐々に回復する一方で、自動車業界を含む世界的な半導体不足に直面しています。当社においても、お取引先様から調達している部品の一部で供給に支障が出ており、一部の工場で2021年1月には2日間、また、2021年4月10日以降に操業を停止する等の生産調整を行いました。今後の部品の供給は不透明な状況ですが、生産する車種を柔軟に変更する等の対応で、お客様への商品の提供に努めていきます。 需要が激減した航空宇宙事業部門につきましては、事業部門を越えた一時的な人員の配置転換のほか、事業部門内における固定費の圧縮と雇用の確保の両立を強力に推進しております。今後、航空機需要が回復した際には速やかに対応します。 ② 中期経営ビジョン「STEP」の推進 当社は2018年7月に発表した中期経営ビジョン「STEP」の進捗報告を2021年5月に行いました。「STEP」の各取り組みの中で重点取り組みとした「組織風土改革」「品質改革」「SUBARUづくりの刷新」について、これまでの実績と今後の取り組みの方向性は以下のとおりです。 (組織風土改革) 「意識を変え、行動を変え、会社を変える」を合言葉として、全社での活動を推進しています。具体的には「風通しの良いなんでも言える会社」を目指し、「役員講話リレー」「部長対話リレー」「職場対話」を2018年7月以来、継続して実施しています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9301文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 中期経営ビジョン「STEP」の進捗報告 2018年7月に「STEP」を公表して以来、事業を取り巻く環境も急速に変化しています。気候変動への対応を含む持続的な社会の実現に向けた企業の貢献への関心の高まりや自動車業界を取り巻く「CASE」領域での急速なイノベーションの進化等です。加えて、新型コロナウイルス拡大により働き方が変化し、人財育成や働き甲斐の向上も重要性を増してきました。その中でSUBARUらしい次世代技術を実現しながら、企業姿勢や存続意義が問われる時代に変化してきたと捉えています。 ① 販売の振り返り 2020年は新型コロナウイルスの影響により各市場の販売台数の絶対値は落ち込みましたが、当社の重点市場である米国では、暦年のマーケットシェアで過去最高となる4.2%を記録し、9年連続でシェアは前年を越えています。「STEP」でも目標の一つに掲げました米国シェア5%の将来目標に向け、着実に歩みを進めています。 ② 収益の振り返り 業績は様々な要因があったものの、2018年7月に掲げた3年間の目標に対しては未達となりました。四半期単位ではまずまずの期はあるものの、一年を通した品質費用の抑制や半導体の供給不足への対応など不測の事態を乗り越えるには、まだ力不足だと実感しています。「STEP」の取り組みはいまだ道半ばであり、業績としてしっかり結果を示せるよう、今後も取り組みをさらに深めていきます。 ③ 今後の収益イメージ・資本政策 2018年7月に「STEP」を公表してから、今後の収益と資本政策についての基本的な考え方に大きな変更はありませんが、昨今の事業環境の変化や足元の状況を踏まえ、一部見直しを行いました。 付加価値戦略を核としたビジネスモデルを推進することでお客様への提供価値を高め、SUBARUのブランド力を上げることによって、重点市場である米国でのシェア5%の獲得に挑戦し、業界高位の営業利益率(8%)、ネットキャッシュは2月商分、自己資本比率は50%を確保し、ROEは10%以上を目指します。「2030年に死亡交通事故ゼロ」、「個性と技術革新による脱炭素社会実現への貢献」に向けて、「SUBARUらしさ」を進化させる取り組みをより加速させるために必要な設備投資・研究開発支出を着実に進める計画とし、合わせて人財投資にも注力していきます。…
セグメント関連
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/ 原文長 約42774文字
6.セグメント情報 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。 当社は、自動車事業を中核に据え、航空宇宙の事業部門については社内カンパニー制を導入して、責任の明確化と執行の迅速化を図っております。この事業区分に基づいて各グループ会社を管理しておりますので、事業セグメントとしては「自動車」、「航空宇宙」及びそのいずれにも属さない「その他」の3つを事業セグメントとしております。 うち、「自動車」及び「航空宇宙」の2つを報告セグメントとしております。 報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一です。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値です。 セグメント間の内部売上収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。 各事業の主要製品及びサービスは以下のとおりです。 事業 主要製品及びサービス 自動車 自動車、関連製品 航空宇宙 航空機、宇宙関連機器部品、関連製品 その他 不動産賃貸事業等 (1) セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の重要な項目の金額に関する情報 前連結会計年度及び当連結会計年度における当社グループの事業の種類別セグメント情報は、以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 自動車 航空宇宙 その他 消去又は全社 連結 売上収益 (1) 外部顧客 3,193,949 142,141 3,336,090 8,019 3,344,109 (2) セグメント間 2,985 2,985 27,461 △ 30,446 3,196,934 142,141 3,339,075 35,480 △ 30,446 3,344,109 営業利益 200,263 5,065 205,328 3,577 1,414 210,319 金融収益 15,844 金融費用 △ 18,507 税引前利益 207,656 資産 2,977,628 273,378 3,251,006 67,710 △ 24,808 3,293,908 その他の項目 減価償却費及び償却費 186,254 4,991 191,245 1,497 192,742 持分法による投資損益 329 329 △ 552 △ 223 持分法で会計処理され ている投資 7,264 7,264 2,567 9,831 非流動資産への追加額 276,003 5,407 281,410 3,259 284,669 (注) 1.…