事業の内容
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3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(当社、子会社8社及び関連会社3社(2021年3月31日現在)により構成)においては、キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー、キタガワ サン テック カンパニー、キタガワ グローバル ハンド カンパニーの3部門に関係する事業を主として行っております。各事業における当社及び関係会社の位置付けなどは次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業) 当カンパニーにおいては、生型機械鋳造、ロストワックス精密鋳造、消失模型鋳造の製法により自動車部品、建設機械部品、農業機械部品の製造、販売を行っております。 主な関係会社 …… (製造・販売) KITAGAWA (THAILAND) CO.,LTD.、KITAGAWA MEXICO,S.A.DE C.V. (製造) 北川冷機㈱、㈱吉舎鉄工所 キタガワ サン テック カンパニー(産業機械事業) 当カンパニーにおいては、コンクリートプラント、コンクリートミキサ、ビル建築用クレーン、環境関連設備、リサイクルプラント及び自走式立体駐車場などの製造、販売を行っております。 主な関係会社 …… なし キタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業) 当カンパニーにおいては、旋盤用チャック、油圧回転シリンダ、NC円テーブル、パワーバイス及びグリッパなどの製造、販売を行っております。このうち、世界的ブランドである旋盤用チャックについては、国内市場シェアの過半を占めており、当カンパニーにおける主力分野と位置付けております。 主な関係会社 …… (製造) ㈱北川製作所、北川(瀋陽)工業機械製造有限公司 (販売) 上海北川鉄社貿易有限公司、KITAGAWA EUROPE LTD.、KITAGAWA-NORTHTECH INC. [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注) 1 ※印は連結子会社、◎印は持分法適用関連会社であります。 2 ㈱ケーブル・ジョイは、有線テレビ放送事業を行っております。 3 ㈱AileLinXは、無人航空機事業に関する販売をしております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約516文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、企業ビジョンを「株式会社 北川鉄工所はものづくりという業にあって、お客様の喜びを我々の喜びとし、素直な心を尊び、勇気ある行動を敬い、自己実現の場として自律した活力あるリーダーを育成し、技術を誇り、未知なる世界に挑戦するQuality Businessを実践する集団である。」と掲げ、グループ社員全員でこの価値観を共有して実践することが、ものづくり企業としての企業価値の向上につながるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、変化の激しい事業環境や市場動向に迅速に対応し、売上高に大きく左右されることなく適正利益を生み出せる強靭な事業体質を目指しており、経営効率・財務基盤強化の観点から、各事業での経常利益と売上高経常利益率を重視しております。加えて、投下資本の運用効率・収益性を測る指標として総資産回転率や総資産利益率(ROA)及び株主利益重視の観点から自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標と位置づけております。
対処すべき課題
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(4) 会社の対処すべき課題 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により国内外の経済は不透明な状態が続き、また、脱炭素社会への移行が加速するなか、当社グループは掲げた企業ビジョンのもと、既存事業の収益力の強化を図りながら、脱炭素社会に生ずる新たな需要の開拓やDXの推進による業務改善など、持続的成長へ向けた事業基盤の強化に取り組んでいきますが、対処すべき課題は、次のように考えています。 ①事業バランスの最適化 これまでは、キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業)において、自動車メーカーからの需要に応える形で国内外において積極的に設備投資を行ってまいりました。今後は、キタガワ サン テック カンパニー(産業機械事業)やキタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業)に関しても適切な投資を行うことによって、3つの中核事業が最適なバランスを維持しながら安定的に成長することを目指していきます。 ②既存事業の基盤強化 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業)は、生産拠点間の連携強化や品質改善により競争力を高め、収益性の強化を図ります。海外拠点では、メキシコ子会社は新規受注部品の量産に向けた準備、タイ子会社は収益確保のための体制作りに取り組みます。また、自動車のEV化による需要変動に対応するため部品構成を見直し、経営資源の集中を推進することによって外部環境の変化に強い事業体質を構築していきます。 キタガワ サン テック カンパニー(産業機械事業)は、コンクリートプラント・ビル建設用クレーン・自走式立体駐車場などの主力事業の収益力強化に加え、再生可能エネルギーの導入拡大を見据えた風車建設用クレーンや防災・減災対策などで需要が高まるダム建設用クレーンの開発・販売を強化するなど、既存コア技術を用いて新たな分野に挑戦していきます。 キタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業)は、急激な需要の変化に対しフレキシブルな対応ができるよう、品質保証体制の強化と生産性の改善に取り組みます。また、当カンパニーの主要商品である標準チャックBRシリーズの販売を促進し、市場認知度を高めていきます。さらに産業用ロボット周辺機器市場での事業化を推進するとともに、新たに主力となる新商品の開発に取り組みます。 ③Green社会に生じる新たな需要の開拓 世界の潮流が脱炭素に向けて大きく変化していくなか、その関連技術や事業は今後、世界経済における成長分野となり得ます。当社は、そのような中で事業の進むべき方向性を見定めて、独自の特徴を生かした事業展開をすすめていきます。 ④デジタル技術活用による業務改革 業務オペレーションの効率を高めるために、積極的にデジタル技術の導入を目指します。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により人と物の移動が制限されたことで急激に減速し、非常に厳しい状態が続きました。また、わが国の経済におきましても一時は回復の兆しが見えたものの、新規感染者数の再拡大により緊急事態宣言が再発出されるなど依然として先行き不透明な状態で推移しました。 このような状況のもと、当社グループでは、事業効率を高めて収益確保に取り組むとともに、新規事業の成長加速や中核事業の競争力強化など、持続的成長へ向けた事業基盤の強化に取り組んでまいりました。また、当社グループを取り巻く市場環境は、第3四半期以降は新型コロナウイルス感染症の影響からの回復に向けた動きが見られ、第2四半期連結累計期間までとは異なった経済回復基調の経営環境下での事業運営となりました。 その結果、当連結会計年度の売上高はグループ全体で、48,753百万円(前期比16.4%減)、営業利益は、第3四半期連結累計期間の503百万円の赤字から551百万円(前期比81.0%減)と通期で黒字となりました。また、経常利益は、1,167百万円(前期比64.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、244百万円(前期比85.1%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業) 自動車関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により一時は市場全体が急激に減速しましたが、第2四半期以降は中国市場を中心に経済活動の正常化が進み、回復傾向で推移しました。また、農業機械・建設機械関連業界におきましても、回復基調で推移しました。 このような状況のもと、当カンパニーにおきましては、国内外の生産拠点間の連携強化、生産効率の向上、部品の付加価値の向上などを積極的に推進するとともに、脱炭素社会移行に伴う事業リスクの洗い出しや主要部品の重点的な品質改善による収益力の向上に努めてまいりました。また、メキシコ子会社では、自動車の次期モデルに搭載される部品の量産に向けて準備を進めてまいりました。一方で、カンパニー全体では自動車メーカーの生産調整に対応するため、操業時間をコントロールするなど、固定費の削減に努めてまいりました。 売上およびセグメント利益につきましては新型コロナウイルス感染症の影響を払拭できず厳しい状況で推移しましたが、上記の取り組みを進めたことにより、第3および第4四半期におきましては売上およびセグメント利益ともに前年同期を上回りました。 その結果、当カンパニーの売上高は23,190百万円(前期比15.…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー キタガワ サン テック カンパニー キタガワ グローバル ハンド カンパニー 売上高 外部顧客への売上高 27,531 21,160 8,886 57,578 710 58,288 セグメント間の内部 売上高又は振替高 245 254 254 27,777 21,160 8,894 57,832 710 58,542 セグメント利益又は損失(△) 297 2,597 915 3,810 △ 102 3,707 セグメント資産 32,628 14,636 11,849 59,113 781 59,894 その他の項目 減価償却費 3,009 161 423 3,593 27 3,621 特別損失 (減損損失) 303 303 303 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,532 186 306 4,026 239 4,265 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、特機事業を含んでおります。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー キタガワ サン テック カンパニー キタガワ グローバル ハンド カンパニー 売上高 外部顧客への売上高 23,190 17,699 7,464 48,355 398 48,753 セグメント間の内部 売上高又は振替高 172 181 182 23,363 17,699 7,473 48,536 398 48,935 セグメント利益又は損失(△) △ 664 1,825 473 1,634 △ 372 1,261 セグメント資産 30,320 15,487 11,965 57,772 333 58,106 その他の項目 減価償却費 2,911 177 399 3,488 111 3,600 特別損失 (減損損失) 215 215 215 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 992 1,156 541 2,690 112 2,803 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、特機事業を含んでおります。
主要な顧客・販売先
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2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 株式会社クボタ 7,336 12.6 7,098 14.6 アイシン・エィ・ ダブリュ株式会社 6,670 11.4 6,029 12.4 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 本項に記載した予想、見通し、方針等の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社経営陣は決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用に影響を与える見積りを行っております。また、見積りに関しては、過去の実績等の情報に基づいて判断しておりますが、不確実な要素も含んでおり、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、不確実性が大きく将来の事業計画の合理的な作成が困難でありますが、期末時点で入手可能な情報に基づいて検証しております。 ② 財政状態の分析 a 資産 当連結会計年度末の総資産は、売上債権の増加などにより、前連結会計年度末に比べて2,253百万円増加し、72,904百万円となりました。 b 負債 当連結会計年度末の負債は、借入金の増加などにより、前連結会計年度末に比べて1,984百万円増加し、34,553百万円となりました。 c 純資産 当連結会計年度末の純資産は、為替換算調整勘定の減少がありましたが、退職給付に係る調整累計額及びその他有価証券評価差額金の増加があり、前連結会計年度末に比べて269百万円増加し、38,351百万円となりました。純資産から非支配株主持分を差し引いた自己資本は37,184百万円となり、自己資本比率は51.0%となりました。 ③ 経営成績の分析 a 売上高 当連結会計年度の売上高は、前期比16.4%減の48,753百万円となりました。…