サステナビリティ
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2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 (1)サステナビリティ共通 当社グループは「心と技術をこめたモノづくりにより幸せと豊かさに貢献します」を基本理念とし、世界各地のステークホルダーと協調しながら事業活動を展開しています。またサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上につなげるべく、マテリアリティ(重要課題)に沿った取り組みを推進してきました。 今般、2024年度に開始した新中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」の策定に合わせ、当社グループを取り巻く事業環境や社会課題の変化をふまえてマテリアリティの見直しを行い、事業活動が社会や環境に与える影響と社会や環境が事業活動にもたらす影響の双方を考慮して新たなマテリアリティを特定しました。これらのマテリアリティに沿った取り組みを進めることにより、サステナビリティ経営の実現を目指してまいります。 <横浜ゴムグループのマテリアリティ> 製品・サービス 持続可能な社会に貢献する製品・サービスの提供 ・独自技術による品質と性能の向上を通じた安全で快適なモビリティ社会の実現 ・ 高付加価値オフハイウェイタイヤの提供を通じた経済・社会の発展への貢献 ・DXを活用したサービスによる顧客の利便性・効率性の向上 環境 脱炭素社会・循環型経済への貢献 ・製品を通じた脱炭素社会への貢献 ・温室効果ガス排出量、エネルギー使用量の削減 ・再生可能・リサイクル原料の利用拡大によるサーキュラーエコノミーへの貢献 自然との共生 ・ネイチャーポジティブに向けた取り組みの推進 ・環境マネジメントの強化 地域社会 地域社会との共生 ・地域社会の課題解決への貢献 人的資本 持続的な企業価値向上を実現する人材力 ・ダイバーシティー&インクルージョンの推進 ・従業員の能力開発によるイノベーションの創出と生産性の向上 ・安全で健康的な職場環境 ・従業員の人権の尊重 サプライチェーン 持続可能なサプライチェーンの構築 ・持続可能な天然ゴム調達 ・サプライチェーンにおける人権の尊重 ガバナンス コーポレートガバナンス強化による経営のレジリエンス向上 ・ステークホルダーエンゲージメントの強化 ・サステナビリティ課題のガバナンスの強化 ①ガバナンス 代表取締役社長が議長を務め、社内取締役(社内取締役監査等委員を含む)全員が出席する「CSR会議」を年に2回(5月および11月)開催し、横浜ゴムグループが取り組むべきサステナビリティ課題(環境、労働安全衛生、防災、品質、社会貢献等)について立案・検討する体制を整えています。…
研究開発活動
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6 【研究開発活動】 当社グループの研究開発は、会社の基盤技術に関する研究開発活動を研究先行開発本部が、直接商品に係る研究開発活動をタイヤ、MB及びその他の技術部門が担当となり、世界的な技術の先端に挑戦し、世界初の商品を市場に提供することで、お客様に満足いただくべく努力を重ねて います。 当連結会計年度における研究開発費の総額は、 17,972 百万円であります。 当社研究先行開発本部においては、環境貢献企業における研究部門として、精緻でかつ高度な分析・解析技術をベースに物質構造や反応機構等の解明による新素材開発やシミュレーション技術の開発を行い、環境にやさしいタイヤ材料の開発や電子材料用素材・省エネルギー関連への適用技術の開発などを中心に技術の先端に挑戦しています。 研究先行開発本部の研究 開発費の金額は、 929百万円 であります。 ・信州大学と劣化なくリサイクル可能な高分子微粒子から亀裂が進みにくいゴム材料を開発 信州大学学術研究院(繊維学系)の鈴木大介准教授らの研究グループと共同で、高分子微粒子※1を活用し有機溶剤や補強剤などの添加剤を使わずに、亀裂(クラック)に対して高い耐久性を有するゴム材料を開発しました。本研究で得た知見をもとにさらに研究を進めることで、人や環境にやさしく、より安全で耐久性の高いタイヤやゴム製品の開発に繋げることが期待できます。また、開発したゴム材料は簡単に劣化なくリサイクルすることが可能であり、サーキュラーエコノミーへの貢献も期待できます。 この微粒子フィルムは超分子化合物※2として知られるロタキサン分子※3を微粒子の内部に架橋剤として導入することで、補強剤などその他の添加剤を一切使用せずに、切れ目から亀裂が広がりにくい性質を持たせることに成功しました。また、この微粒子フィルムはゴム材料としての高い伸縮性も維持しています。 さらに、微粒子フィルムは環境負荷の小さい水とエタノールの混合溶媒に浸すだけで微粒子個々に分解することができます。その後、揮発性の高いエタノールのみを蒸発させて元の微粒子と水から成る分散水溶液に戻すことができるため、同じ微粒子フィルムを簡単に劣化なく再生することが可能です。 なお、本成果は米国化学会のLangmuir誌に掲載されました。 ※1:高分子微粒子とはマイクロスケール(1マイクロメートル=100万分の1メートル)より小さい高分子の粒子。 ※2:複数の分子が比較的弱い相互作用によって秩序高く会合して形成される分子集合体。分子を集合させることで、分子の機能を制御したり、新機能を発現することができる。 ※3:ロタキサン分子は環状分子に軸分子が貫通し、その環状分子が軸分子から抜けないようにした構造を有する分子集合体。…
設備投資等の概要
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2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物 及び構築物 機械装置 ・運搬具 土地 (面積千㎡) その他 (注)1 合計 本社・平塚製造所 (神奈川県平塚市)他 (注)2 タイヤ、MB、その他 生産・その他設備 17,888 12,138 8,753 (1,789) 10,575 49,354 1,989 三重工場 (三重県伊勢市) タイヤ 生産設備 2,645 6,181 2,211 (257) 2,393 13,429 942 三島工場 (静岡県三島市) 1,534 3,131 120 (114) 897 5,682 591 新城工場 (愛知県新城市) 7,501 11,391 3,742 (351) 7,249 29,882 1,160 茨城工場 (茨城県小美玉市) MB 1,186 1,316 538 (146) 890 3,931 197 尾道工場 (広島県尾道市) タイヤ 2,248 1,553 1,610 (194) 439 5,850 362 長野工場 (長野県下伊那郡) MB 1,438 635 619 (68) 96 2,788 239 (2) 国内子会社 会社名・事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物 及び構築物 機械装置 ・運搬具 土地 (面積千㎡) その他 (注)1 合計 ㈱ヨコハマタイヤジャパン 本社(東京都港区)他 タイヤ 販売設備 4,855 410 12,045 (160) 8,984 26,294 2,835 (3) 在外子会社 会社名 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 ・運搬具 土地 (面積千㎡) その他 (注)1 合計 Yokohama Tire Manufacturing Virginia LLC. 本社・工場 (米国 バージニア州) タイヤ 生産・その他設備 1,825 3,427 190 (240) 859 6,301 619 Yokohama Tire Philippines,Inc. 本社・工場 (フィリピン クラーク特別経済区) 13,145 12,444 (447) 3,006 28,595 3,089 杭州優科豪馬 輪胎有限公司 本社・工場 (中華人民共和国 浙江省) 1,177 5,217 (133) 1,246 7,640 1,064 Yokohama Tire Manufacturing (Thailand)Co.,Ltd.…