事業の内容
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/ 原文長 約1147文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社4社、関連会社3社およびその他の関係会社1社で構成しております。その主な事業内容は、粘着技術を基盤に高分子技術を駆使して、布・紙・セロファン・プラスチックをベースとした医薬品、各種感圧性粘着テープおよび接着剤ならびにそれらに関連する機械器具の製造販売であります。 なお、当社グループの製品・商品は、医薬品業界向けの絆創膏等、産業用粘着テープ業界および文具・事務用品業界向けの粘着テープ等に大別され、セグメントもこの区分によっております。 当社グループの事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 メディカル事業 メディカル……… 当社が製造販売するほか、子会社であるニチバンメディカル㈱に製造を委託し、東南アジア、南アジア諸国へは、子会社であるNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が販売を行っております。また、その他の関係会社である大鵬薬品工業㈱とはその子会社を通じ製品の販売および半製品の仕入を行っております。 テープ事業 工業品…………… 当社が製造販売するほか、子会社であるニチバンプリント㈱およびニチバンテクノ㈱に製造を委託し、東南アジア、南アジア諸国へは、子会社であるNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が販売を行っております。また、関連会社である㈱飯洋化工およびUNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.よりその親会社を通じ商品の仕入を、大東化工㈱より各種フィルム製品の仕入を行っております。 オフィスホーム… 当社が製造販売するほか、子会社であるニチバンプリント㈱およびニチバンテクノ㈱に製造を委託し、東南アジア、南アジア諸国へは、子会社であるNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が販売を行っております。また、関連会社であるUNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.より、その親会社を通じ商品の仕入を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 子会社および関連会社の名称および業務内容は次のとおりであります。 連結子会社 ニチバンメディカル㈱ 医薬部外品・医療機器・医療補助用テープ等の製造販売 ニチバンテクノ㈱ 粘着テープ・テープ用カッター・テープ用巻心等の製造販売 ニチバンプリント㈱ 粘着テープ・ラベル・テープ用巻心等の製造販売 NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD. 当社グループ製品の東南アジア、南アジア諸国への販売 持分法適用関連会社 ㈱飯洋化工 粘着テープの製造 UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD. 粘着テープの製造 大東化工㈱ 機能性フィルムの製造
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約413文字
1 【経営方針、経営環境および対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社の経営理念は、「人々の健康で快適な暮らしに役立つ製品やサービスを提供し、新しい価値を創り出す」ことで「当社にかかわるすべての人々の幸せを実現する」ことであります。 当社は、創業以来、粘着技術をベースに絆創膏や「セロテープ Ⓡ 」をはじめ人々の健康や快適な暮らし、産業の合理化・省人化に貢献する価値ある製品を幅広く供給してまいりました。 今後も、高い技術力と確かな品質を軸に地球環境に配慮した独創的な製品の提供を通じて、お客様にご満足いただき、信頼される企業を目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、今後の企業価値および株主価値を高めるため、収益性重視の観点から売上高営業利益率10%以上を中期的な目標とし、また経営に託された資本の将来における成果の観点から、自己資本当期純利益率(ROE)10%を目指してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2512文字
(3) 経営環境および対処すべき課題 今後の当社グループを取り巻く経営環境については、個人消費は堅調な雇用環境を受け、底堅く推移しておりますが、2019年10月に予定されている消費税増税や、米中における通商問題の影響など、先行きは依然として不透明な状況であります。 このような状況のなか、当社グループは、2019年より新たな「ニチバングループの理念」を策定するとともに、新中期経営計画「ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~」をスタートし、「NICHIBAN GROUP 2030 VISION」実現に向けて取り組んでまいります。 ① メディカル事業における取り組み課題 鎮痛消炎剤、医療用貼付剤の需要拡大のため、2018年1月に竣工いたしましたメディカル安城工場における生産を拡充し、より確かな品質の製品をお届けしてまいります。 ヘルスケアフィールドにおきましては、高機能救急絆創膏“ケアリーヴ TM ”シリーズと鎮痛消炎剤“ロイヒつぼ膏 TM ”シリーズについては、テレビCM放映などの販売促進活動を推進し、更なるシェア拡大・認知度向上を目指してまいります。また、テーピングテープ製品“バトルウィン TM ”シリーズのブランド強化のために、国内のプロサッカーおよびプロバスケットボールチームならびに公益財団法人日本スポーツ協会など各協会との連携を進め、新機能を付加したテーピングテープ「バトルウィン TM Wグリップ TM 」の販売にも取り組んでまいります。また、現在、パートナーシップ契約を継続中のスペインサッカーリーグ名門チーム「FCバルセロナ」を起用した販売促進キャンペーンも展開し、消費者とのコミュニケーションを積極的に図り、各種製品ブランドの強化と販売拡大を進めてまいります。 医療材フィールドにおきましては、医療現場の各種ニーズに呼応しつつ、極低刺激性サージカルテープ“スキナゲート TM ”シリーズとカテーテルの固定・創傷保護製品のフィルムドレッシング材“カテリープラス TM ”シリーズおよび“インジェクションパッド”シリーズに代表される止血材ブランド“セサブリック TM ”シリーズを医療従事者へのコミュニケーションを強化して、販売を進めてまいります。あわせて、ニチバンの術後ケア“アスカブリック TM ”シリーズとして展開しております、手術後早期の創管理に使用する「サージフィット TM 」、皮膚接合用テープ「ファスナート TM 」、手術後の傷あとケアテープ「アトファイン TM 」の3シリーズを術後ケアのトータルサポートとして医療機関向けに提案してまいります。 ② テープ事業における取り組み課題 「セロテープ Ⓡ 」について、収益改善活動を進めるとともに、天然素材をキーワードにブランド向上に努めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3275文字
3 【経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が継続し、緩やかな回復基調が持続いたしましたが、相次ぐ自然災害の影響が生じるとともに、米中の通商問題や英国のEU離脱問題などの影響を受け、株価や為替相場の乱高下も発生し、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような先行き不透明な経済情勢のなか、当社グループにおいては、中長期経営計画「NB100」の最終年度にあたり、「確かな成長軌道のもと 重点施策をスピーディーに遂行し 結実させ「NB100」を達成する」ことを基本施策とし、次の3つの施策を推進いたしました。 ① 500億企業品質の確立 *環境・CSR・ガバナンス体制整備によるブランド向上 *予防視点での安全安定と品質向上の追求 *「100周年事業プロジェクト」のP・D・C・A ② 研修室・絆未来ラウンジを活用した人財育成 *基礎マネジメント力および専門スキルの向上 *世界に通用するグローバル人財の育成 *ポスト「NB100」を見据えた後継者の育成 ③ 『創造開発型企業』の実現 *短中期開発課題の上市実現と財務成果の創出 *中長期開発課題の的確な推進 *ポスト「NB100」に向けた成長戦略の布石構築 以上の取り組みを実施いたしました結果、 売上高は、メディカル事業の拡大により、前年同期比2.6%増の474億1千7百万円となりました。 営業利益は、売上高の増加はあったものの、新工場の立ち上げ等による減価償却費増および原材料価格、エネルギーコスト上昇により売上原価が増加したことや、販売費及び一般管理費が一時的に増加したことで、前年同期比16.6%減の36億8千4百万円となりました。 経常利益は、営業利益減の影響により、前年同期比16.6%減の38億6千万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益減の影響はあったものの、医薬品生産工場および研究施設の建設に係る補助金収入等があったことにより、前年同期比2.0%増の31億9千3百万円となりました。 自己資本当期純利益率は前年同期比0.6ポイント低下の9.2%となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約529文字
(2) セグメント資産の調整額9,774百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門所有の資産であります。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 メディカル 事業 テープ事業 合計 売上高 (1) 外部顧客に対する売上高 21,394 26,023 47,417 47,417 (2) セグメント間の内部 売上高または振替高 114 103 217 △ 217 21,509 26,126 47,635 △ 217 47,417 セグメント利益 5,675 1,395 7,070 △ 3,386 3,684 セグメント資産 27,965 23,592 51,557 8,772 60,329 その他の項目 減価償却費 1,110 1,034 2,144 183 2,327 持分法適用会社への投資額 1,208 1,208 1,208 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 681 856 1,538 516 2,054 (注) 1.調整額の内容は以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1689文字
2.主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) ピップ株式会社 5,192 11.2 4,807 10.1 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前年同期と比べ4億2千6百万円減少し、603億2千9百万円となりました。流動資産は1億2千6百万円の減少、固定資産は2億9千9百万円の減少となりました。 流動資産の減少は、前連結会計年度に医薬品生産工場および研究施設への投資を行ったことによる消費税の還付に伴い、未収入金が減少したこと等によるものです。また、固定資産の減少は、土地の増加等があったものの、機械及び装置の取得が少なかったことや、退職金制度の改訂に伴い、過去勤務費用(退職給付債務の減額)が発生したことにより、繰延税金資産が減少していること等によるものです。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 メディカル事業 当連結会計年度末のメディカル事業の資産は、前年同期と比べ1千4百万円増加し、279億6千5百万円となりました。 テープ事業 当連結会計年度末のテープ事業の資産は、前年同期と比べ5億6千1百万円増加し、235億9千2百万円となりました。これは、土地が増加していること等によるものです。 当連結会計年度末の負債は、前年同期と比べ35億8千9百万円減少し、238億4千8百万円となりました。流動負債は、13億6千5百万円の減少、固定負債は、22億2千3百万円の減少となりました。流動負債の減少は、長期借入金の返済が1年内になったことによる、1年内返済予定の長期借入金の増加等があったものの、前連結会計年度末に計上していた医薬品生産工場および研究施設の建設に係る営業外電子記録債務を当連結会計年度に支払ったこと等によるものです。固定負債の減少は、長期借入金の返済が1年内になったことによる、長期借入金の減少等によるものです。 当連結会計年度末の純資産は前年同期と比べ31億6千3百万円増加し、364億8千万円となりました。これは利益剰余金が増加したことおよび退職金制度の改訂に伴い、過去勤務費用(退職給付債務の減額)が発生したことにより、退職給付に係る調整累計額が増加したこと等によるものです。 (3) 当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ1億4千万円(1.8%)減少し、78億2千2百万円となりました。これは主に医薬品生産工場および研究施設の建設にかかる支出によるものです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ23億5千6百万円(73.…