事業の内容
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/ 原文長 約1929文字
3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社においては、「ビニルアセテート」、「イソプレン」、「機能材料」、「繊維」、「トレーディング」、「その他」の6部門に関係する事業を行っており、その製品は多岐にわたっています。関係会社のうち、連結子会社は78社、持分法を適用している関連会社は2社です。各事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりです。 ビニルアセテート :当社はポバール(PVA)樹脂・フィルム、EVOH樹脂<エバール>・フィルム等の製造・販売を行っています。Kuraray America, Inc.は、北米でポバール樹脂、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂・フィルム、<エバール>の製造・販売を行っています。Kuraray Europe GmbHは、欧州でポバール樹脂及びPVB樹脂・フィルムの製造・販売を行っています。EVAL Europe N.V.は、欧州で<エバール>の製造・販売を行っています。Kuraray Asia Pacific Pte. Ltd.は、アジアでポバール樹脂の製造・販売を行っています。MonoSol, LLC及びその子会社は、北米及び欧州で産業用ポバールフィルムの製造・販売を行っています。可楽麗国際貿易(上海)有限公司は、アジアで当社グループからポバール樹脂、<エバール>等の供給を受け、販売を行っています。Kuraray Specialities (Thailand) Co., Ltd.は、アジアで当社グループから<エバール>、PVBフィルム等の供給を受け、販売を行っています。OOO Trosifolは、 欧州でPVBフィルムの製造・販売を行っています。 Kuraray Korea Ltd.は、アジアでPVBフィルムの製造・販売を行っています。Plantic Technologies Limitedは、豪州で<PLANTIC>フィルムの製造・販売を行っています。 イソプレン :当社はイソプレン系化学品・ファインケミカル、耐熱性ポリアミド樹脂<ジェネスタ>、熱可塑性エラストマー<セプトン>等の製造・販売を行っています。Kuraray America, Inc.は、<セプトン>等の製造・販売を行っています。 機能材料 :当社はメタクリル樹脂及び樹脂加工品、炭素材料等の製造・販売を行っています。 可楽麗亜克力(張家港)有限公司は、アジアでメタクリル樹脂シートの製造・販売を行っています。 クラレノリタケデンタル㈱は、歯科材料の製造・販売を行っています。Calgon Carbon Corporation及びその子会社は、北米・欧州・アジアを中心に、活性炭及び水処理機器の製造・販売を行っています。 繊維 :当社はビニロン、人工皮革<クラリーノ>の製造・販売を行っています。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1878文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは使命である「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」に基づき、創立100周年となる2026年に向けて長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』を策定しました。『Kuraray Vision 2026』で掲げたありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指し、社会との価値共創を図りながら、他社と一味違うスペシャリティ製品及びサービスを世界に提供する企業であり続けます 。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2020年12月31日)現在において当社が判断したものです。 当社グループは、 長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』において、以下3つの基本方針を定めています。 ① 競争優位の追求 顧客ニーズに基づく高付加価値製品・用途の開発推進や、今後、さらに存在感が増す新興国・地域を、新たな機会創出の場として捉え、戦略的に取り組みを強化することや、ITを活用した生産・業務プロセスの革新・改善を行うことで競争力の強化を行っていきます 。 ② 新たな事業領域の拡大 独自技術の研鑽と外部技術の取り込みによる新事業の創出やM&A・アライアンスによる新領域の獲得、技術とサービスを組み合わせたビジネスモデルの確立を行うことで事業領域を拡大していきます 。 ③ グループ総合力強化 ビジネスの拡大に合わせたグローバル経営基盤の構築、世界の多様な優秀人材を惹きつける働きがいのある職場づくり、クラレグループのさらなる一体感の醸成を行っていくと同時に、コンプライアンス徹底の取り組みを強化していきます 。 上記基本方針に基づく具体的な施策の実施を通して、コアセグメントであるビニルアセテート関連事業のさらなる強化と、それに次ぐ第2、第3の柱の確立、将来に向けた新事業の創出を行い、持続的な成長に向けた新しいポートフォリオの構築を目指しています 。 2018年にスタートした中期経営計画「PROUD 2020」期間において、世界最大の活性炭メーカーであるCalgon Carbon Corporationを買収し、さらなる事業拡大を目指して米国での活性炭設備増強を決定しました。また、イソプレンにおけるタイ新工場建設の投資を決定しました。さらに、光学用ポバールフィルムや水溶性ポバールフィルムの設備増強など、成長に向けた戦略の具体的施策についても着実に実行し、将来の安定したポートフォリオ構築への取り組みを行いました 。 最終年度である2020年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で経済活動が停滞し、多くの産業で需要が大きく減退しました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1878文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは使命である「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」に基づき、創立100周年となる2026年に向けて長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』を策定しました。『Kuraray Vision 2026』で掲げたありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指し、社会との価値共創を図りながら、他社と一味違うスペシャリティ製品及びサービスを世界に提供する企業であり続けます 。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2020年12月31日)現在において当社が判断したものです。 当社グループは、 長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』において、以下3つの基本方針を定めています。 ① 競争優位の追求 顧客ニーズに基づく高付加価値製品・用途の開発推進や、今後、さらに存在感が増す新興国・地域を、新たな機会創出の場として捉え、戦略的に取り組みを強化することや、ITを活用した生産・業務プロセスの革新・改善を行うことで競争力の強化を行っていきます 。 ② 新たな事業領域の拡大 独自技術の研鑽と外部技術の取り込みによる新事業の創出やM&A・アライアンスによる新領域の獲得、技術とサービスを組み合わせたビジネスモデルの確立を行うことで事業領域を拡大していきます 。 ③ グループ総合力強化 ビジネスの拡大に合わせたグローバル経営基盤の構築、世界の多様な優秀人材を惹きつける働きがいのある職場づくり、クラレグループのさらなる一体感の醸成を行っていくと同時に、コンプライアンス徹底の取り組みを強化していきます 。 上記基本方針に基づく具体的な施策の実施を通して、コアセグメントであるビニルアセテート関連事業のさらなる強化と、それに次ぐ第2、第3の柱の確立、将来に向けた新事業の創出を行い、持続的な成長に向けた新しいポートフォリオの構築を目指しています 。 2018年にスタートした中期経営計画「PROUD 2020」期間において、世界最大の活性炭メーカーであるCalgon Carbon Corporationを買収し、さらなる事業拡大を目指して米国での活性炭設備増強を決定しました。また、イソプレンにおけるタイ新工場建設の投資を決定しました。さらに、光学用ポバールフィルムや水溶性ポバールフィルムの設備増強など、成長に向けた戦略の具体的施策についても着実に実行し、将来の安定したポートフォリオ構築への取り組みを行いました 。 最終年度である2020年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で経済活動が停滞し、多くの産業で需要が大きく減退しました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6017文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析内容は以下のとおりです。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2020年12月31日)現在において当社が判断したものです。 (1) 経営成績の概況及び分析 当連結会計年度における世界経済は、米中貿易摩擦の長期化や各地域における地政学的リスクの影響により世界貿易が縮小するなか、年初より新型コロナウイルス感染症が全世界に広がった結果、急速に落ち込みました。 かかる環境下、当社グループは、産業のサプライチェーンを支えるべく、安全の確保、感染防止策の徹底を行った上で事業活動を継続してまいりました。 当社グループは長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』のありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」の実現を目指し、当連結会計年度を最終年度とする中期経営計画「PROUD 2020」で掲げた主要経営戦略の具体的施策を実行し、中長期的な視点に基づく、新たな事業ポートフォリオ構築への取り組みを進めてきました。 当連結会計年度においては、電気・電子用途や食品包材用途はコロナ禍においても順調に推移したものの、自動車や建築用途の需要は大きく落ち込み、年後半より緩やかに回復しましたが、通期では前年を大きく下回りました。その結果、 売上高は前年同期比 34,009百万円 (5.9%)減 の 541,797百万円 、営業利益は 9,831百万円 (18.1%)減 の 44,341百万円 、経常利益は 8,530百万円 (17.7%)減 の 39,740百万円 、親会社株主に帰属する当期 純利益 は 2,570百万円 (前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失 1,956百万円 ) となりました。 なお、当連結会計年度において、2018年5月に米国子会社で発生した火災事故など に関し、23,196百万円を訴訟関連損失として特別損失に計上しました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約1196文字
2.セグメント利益の調整額 △11,793 百万円には、セグメント間取引消去1,888百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△13,682百万円を含んでいます。全社費用の主なものは、提出会社の基礎研究費です。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整しています。 4.セグメント資産の調整額 90,529 百万円には、セグメント間取引消去△36,506百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産127,036百万円を含んでいます。なお、全社資産の主なものは、提出会社の余資運用資金、長期投資資金、基礎研究・本社管理部門に係わる資産等です。 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 (注)4 連結 財務諸表 計上額 (注)3 ビニルアセテート イソプレン 機能材料 繊維 トレーディング 売上高 外部顧客への売上高 215,702 26,943 106,650 40,872 122,012 512,180 29,617 541,797 541,797 セグメント間の内部売上高又は振替高 41,412 23,447 18,330 13,536 2,426 99,152 12,089 111,242 △ 111,242 257,114 50,390 124,980 54,408 124,438 611,332 41,707 653,039 △ 111,242 541,797 セグメント利益 40,779 3,808 2,994 2,155 3,606 53,344 214 53,559 △ 9,217 44,341 セグメント資産 391,914 108,852 205,673 70,378 43,422 820,241 48,168 868,410 183,173 1,051,584 その他の項目 減価償却費 (のれん以外) 35,436 3,058 12,395 3,768 97 54,756 1,085 55,842 2,850 58,693 減損損失 4,475 4,475 4,475 4,475 のれんの償却額 1,244 2,521 3,766 3,766 3,766 のれんの当期末残高 14,741 36,363 51,105 51,105 51,105 持分法適用会社への投資額 2,472 2,472 2,472 2,472 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 21,656 26,615 11,323 8,228 314 68,139 2,563 70,702 5,997 76,700 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アクア事業、エンジニアリング事業を含んでいます。