事業の内容
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3 【事業の内容】 (1) 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社27社及び関連会社17社で構成され、化学品の製造販売を主な内容としております。 当社グループの事業にかかわる主な会社の位置付けは、次のとおりであり、事業の区分については、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメント情報の区分と同様であります。 事業区分 主要製品 当該事業にかかわる主な会社の位置付け 基礎化学品事業 アクリル酸 アクリル酸エステル 酸化エチレン エチレングリコール エタノールアミン セカンダリー アルコールエトキシレート グリコールエーテル 当社は、アクリル酸、アクリル酸エステルなどを製造販売しております。 ㈱日本触媒トレーディングは、当社から主として基礎化学品を仕入れ、販売しております。また、同社は、商品・原材料を仕入れ、当社に供給しております。 PT.ニッポンショクバイ・インドネシアは、インドネシアにおいてアクリル酸及びアクリル酸エステルを製造販売しております。 シンガポール・アクリリック PTE LTD及びニッポンショクバイ(アジア)PTE.LTD.は、シンガポールにおいてアクリル酸を製造販売しております。 日本乳化剤㈱は、グリコールエーテル等、界面活性剤・化成品を製造販売しております。また、同社は、当社から界面活性剤の原料である酸化エチレンなどを仕入れております。 中日合成化學股份有限公司は、台湾において界面活性剤等各種工業製品を製造販売しております。 機能性化学品事業 高吸水性樹脂 特殊エステル 医薬中間原料 コンクリート混和剤用ポリマー 電子情報材料 ヨウ素 無水マレイン酸 粘接着剤・塗料用樹脂 粘着加工品 当社は、高吸水性樹脂、特殊エステル、医薬中間原料などを製造販売しております。 ニッポンショクバイ・アメリカ・インダストリーズ Inc.は、米国において高吸水性樹脂、コンクリート混和剤用ポリマー及びアクリル酸系洗剤ビルダーを製造販売しております。同社は、高吸水性樹脂の原料であるアクリル酸をアメリカン・アクリルL.P.から仕入れております。 ニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.は、ベルギーにおいて高吸水性樹脂を製造販売しております。 日触化工(張家港)有限公司は、中国において高吸水性樹脂及びコンクリート混和剤用ポリマーを製造販売しております。 PT.ニッポンショクバイ・インドネシアは、インドネシアにおいて高吸水性樹脂を製造販売しております。 ニッポンショクバイ(アジア)PTE.LTD.は、シンガポールにおいて当社並びにPT.ニッポンショクバイ・インドネシアから高吸水性樹脂及びその他の化学品を仕入れ、販売しております。 日宝化学㈱は、ヨウ素、天然ガス、医薬・農薬原料などを製造販売しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 日本触媒グループ 企業理念「 TechnoAmenity ~私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」のもと、当社は、「人間性の尊重を基本とします」「社会との共生、環境との調和を目指します」「未来を拓く技術に挑戦します」「世界を舞台に活動します」を経営理念として、グローバルな変化に対応できる企業体質及び競争力の強化に取り組んでおります。また、社是「安全が生産に優先する」を企業理念・経営理念と並ぶ最上位に位置づけております。 (2)対処すべき課題、長期的な経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化し、化学製品のグローバル化、コモディティ化が進む一方、求められる機能も多様化しております。当社グループはこれまでも既存事業の競争力強化とそれに代わる新規製品・新規事業創出に取り組んでまいりましたが、大きな成果は得られておらず、既存事業の収益性悪化に伴い業績の低迷を招きました。 世界での競争が激化する中、コスト競争力や求められるニーズへの柔軟な対応がますます必要になり、今までのような企業体質では勝ち残ることが難しくなっております。加えて持続可能な社会の実現に向けて、気候変動問題に対する取り組みも必要不可欠なものとなっております。 当社グループは新たな長期ビジョンのもと、スピード感をもって変革を進めてまいります。 ( 後半中期経営計画「新生日本触媒2020 NEXT」の振り返り ) 4年間(2017-2020年度)の進捗といたしましては、既存事業の競争力強化を目指し、アクリル酸製造設備及び高吸水性樹脂(SAP)製造設備の新増設を行いました。また、吸水性樹脂事業の大規模コスト削減・競争力強化を目的とする「SAPサバイバルプロジェクト」については、コスト削減策を順次実施するとともに、複数の企業との共同研究のもと、SAPの新規リサイクル技術を開発するなど、取り組みを進めました。 新規事業のうち、健康・医療事業におきましては、吹田地区研究所にて国内有数の製造規模を有する中分子原薬合成施設の商業運転を開始いたしました。また、化粧品素材事業におきましては、複数の企業との共同開発を実施すると共に、2019年4月から製品の販売を開始し、ニーズに対応した素材提供による市場拡大を目指した取り組みを進めました。 当社グループは後半中期経営計画「新生日本触媒2020 NEXT」の最終年度である2020年度に売上収益4,000億円、税引前利益400億円、ROA(資産合計税引前利益率)7.…
対処すべき課題
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1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 日本触媒グループ 企業理念「 TechnoAmenity ~私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」のもと、当社は、「人間性の尊重を基本とします」「社会との共生、環境との調和を目指します」「未来を拓く技術に挑戦します」「世界を舞台に活動します」を経営理念として、グローバルな変化に対応できる企業体質及び競争力の強化に取り組んでおります。また、社是「安全が生産に優先する」を企業理念・経営理念と並ぶ最上位に位置づけております。 (2)対処すべき課題、長期的な経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化し、化学製品のグローバル化、コモディティ化が進む一方、求められる機能も多様化しております。当社グループはこれまでも既存事業の競争力強化とそれに代わる新規製品・新規事業創出に取り組んでまいりましたが、大きな成果は得られておらず、既存事業の収益性悪化に伴い業績の低迷を招きました。 世界での競争が激化する中、コスト競争力や求められるニーズへの柔軟な対応がますます必要になり、今までのような企業体質では勝ち残ることが難しくなっております。加えて持続可能な社会の実現に向けて、気候変動問題に対する取り組みも必要不可欠なものとなっております。 当社グループは新たな長期ビジョンのもと、スピード感をもって変革を進めてまいります。 ( 後半中期経営計画「新生日本触媒2020 NEXT」の振り返り ) 4年間(2017-2020年度)の進捗といたしましては、既存事業の競争力強化を目指し、アクリル酸製造設備及び高吸水性樹脂(SAP)製造設備の新増設を行いました。また、吸水性樹脂事業の大規模コスト削減・競争力強化を目的とする「SAPサバイバルプロジェクト」については、コスト削減策を順次実施するとともに、複数の企業との共同研究のもと、SAPの新規リサイクル技術を開発するなど、取り組みを進めました。 新規事業のうち、健康・医療事業におきましては、吹田地区研究所にて国内有数の製造規模を有する中分子原薬合成施設の商業運転を開始いたしました。また、化粧品素材事業におきましては、複数の企業との共同開発を実施すると共に、2019年4月から製品の販売を開始し、ニーズに対応した素材提供による市場拡大を目指した取り組みを進めました。 当社グループは後半中期経営計画「新生日本触媒2020 NEXT」の最終年度である2020年度に売上収益4,000億円、税引前利益400億円、ROA(資産合計税引前利益率)7.…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(以下、当年度)における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (単位:百万円) 前年度 当年度 増減 (金額) (伸び率) 売上収益 302,150 273,163 △28,987 △9.6 営業利益(△損失) 13,178 △15,921 △29,098 税引前利益(△損失) 15,748 △12,926 △28,674 親会社の所有者に帰属する 当期利益(△損失) 11,094 △10,899 △21,994 基本的1株当たり当期利益(△損失) 278.21 △273.33 △551.54 ROA(資産合計税引前利益率) 3.3 △2.7 △6.0ポイント ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率) 3.5 △3.4 △6.9ポイント 為替(USD、EUR) 108.72円/USD 106.12円/USD △2.60円/USD 120.83円/EUR 123.77円/EUR 2.94円/EUR 国産ナフサ価格 42,900 円/kl 31,300 円/kl △11,600 円/kl セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 前年度 当年度 増減 種類別 基礎 化学品 機能性 化学品 環境・触媒 基礎 化学品 機能性 化学品 環境・触媒 基礎 化学品 機能性 化学品 環境・触媒 売上収益 120,068 170,389 11,693 110,261 155,272 7,629 △9,807 △15,117 △4,064 営業利益 6,248 4,839 844 4,535 △19,119 203 △1,714 △23,957 △641 当年度末における当社グループの財政状態は次のとおりとなりました。 当年度末における資産合計は、 前連結会計年度(以下、前年度) 末に比べて 40億2千4百万円減少 の 4,716億1千7百万円 となりました。流動資産は、前年度末に比べて 29億5千3百万円減少 しました。 足元の需要回復により営業債権が増加したものの、現金及び現金同等物や棚卸資産が減少したことなどによるものです。 非流動資産は、前年度末に比べて 10億7千1百万円減少 しました。 保有株式の時価の上昇によりその他の金融資産が増加したものの、減損損失の計上により、有形固定資産、のれん及び無形資産が減少したことなどによるものです。 負債合計は、前年度末に比べて 16億4千1百万円減少 の 1,478億9千1百万円 となりました。 借入金を返済したことなどによるものです。…
セグメント関連
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(3) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1、2 合計 基礎化学品 機能性化学品 環境・触媒 売上収益 外部顧客への売上収益 120,068 170,389 11,693 302,150 302,150 セグメント間の内部 売上収益又は振替高 33,394 5,787 1,550 40,730 △ 40,730 153,462 176,176 13,242 342,880 △ 40,730 302,150 セグメント利益 6,248 4,839 844 11,931 1,246 13,178 金融収益 1,741 金融費用 1,811 持分法による投資利益 2,640 税引前利益 15,748 セグメント資産 151,149 249,813 32,596 433,559 42,082 475,641 その他の項目 減価償却費及び償却費 10,923 16,493 1,236 28,653 28,653 減損損失 有形固定資産及び 無形資産の増加額 16,900 17,111 1,967 35,978 35,978 (注) 1.セグメント利益の調整額 1,246百万円 には、セグメント間取引消去、各報告セグメントに配分していない 全社損益が含まれております。 2.セグメント資産の調整額 42,082百万円 には、当社における余資運用資金(現金・預金)及び長期投資資金 (投資有価証券等)が含まれております。…